「過去と他人は変えられるけど、未来と自分は変えられない」
三浦:今、どうするかでしかないということですね。
くるま:もうほとんどわからないですよ。「ふり」でなんとかなるので。渋谷とか歩いていて、めちゃくちゃ胸を張って歩いているやつが遠くから来て、「うわっ、筋肉あるな」っていう感じで来るけど、近づいたら「けっこうちっちゃいな、こいつ」っていう時、あるじゃないですか。
(会場笑)
三浦:ありますね。
くるま:気づかないんですよね。肩甲骨が寄っているとでかい気がするんですよ。それが彼なりの1個の解決策なんですよね。あれででかくなったからそれでいいんですよ。伸ばしてこうやっておけばいいみたいな。「人生、ずっとそれかな」みたいな。俺はそうやって生きてきました。
三浦:未来はないけど過去はありますもんね。
くるま:そうそう。俺、ほうぼうで言っているんですけど、「過去と他人は変えられるけど、未来と自分は変えられない」ってずっと言っているんですよ。
みんなだいたい逆のことを言うけど、未来と自分なんか変えられないですよ。未来のことも、自分のこともわからないんだから。
三浦:誰と出会うかはわからない。
くるま:過去は、「いや、あれがあったから今があるんですよね」とかって言うんですよ。中高男子校であんなに彼女が欲しくて、あんなに「ムキー!」って言っていたくせに、大人になったら、「やはり、あの時の経験が……」とか言い出すんですよ。
今18歳で、もしかして男女別学の人で、「共学がよかったな」って思っている人もいるかもしれないですけど、後からみんな「あれがあったから」とかって言い出すんですよ。うまくいったらすぐそういうことを言うんですよ。周りのやつも「そうなんですね」って評価が変わって、うまくいくと。だから、変えられるのって過去と他人だけなんですよ。
三浦:確かに。
くるま:自分はもうその最前線で走り続けるしかないから(笑)。
三浦:今日がこのみんなの最前線でもあると思うので。
くるま:めっちゃそう思います。
三浦:自分のために、いろんな大変なことがあったとも言えるという。
くるま:そうですね。
小さな成功を「後付け」で肯定する
三浦:ここで、18歳の人も呼びたいなと思いまして。質問をもらっていたので、2人にお声掛けをしています。
くるま:ありがとうございます。これだけ(人数が)いて2人に。すごいね。こんなに2人でくっちゃべっているんだったらもっと呼べばよかった。
三浦:イトウさん。いらっしゃいますか? (観客席を見て)いたいた。いただいた質問を、読み上げますね。「『もう駄目だ! どうしたらいいかわかんねぇ! 死にてぇ!』って思った時、どうしたらいいですか?」。
くるま:すごく強い質問だった!
(会場笑)
すごくドライブ感があるじゃないですか。死ななそう。
(会場笑)
三浦:びっくりマークがいっぱい付いていますから。
くるま:でも、たまにめっちゃ失敗した時とかになるじゃないですか。違うことを用意しておいたほうがいいんですよね。試験中の深夜とかって、マジで無駄なことをするじゃないですか。
三浦:確かに。
くるま:ノートの端にひたすら落書きしたり、無駄なことをしちゃうじゃないですか。俺はめっちゃ保険を用意しています。別に強い人はルーティンできっちり朝は何時に起きて、ランニングして働いている人、いっぱいいるんですけど。俺は弱いのでそう思っちゃうから、「楽しい保険」みたいなものを家中に用意しています。
だから漫画を置いていたり、Netflixが再生途中のテレビを置いてあるんですけど。なんか失敗するじゃないですか。「めっちゃ失敗した、ヤバい! 落ち込みそう!」ってなってから、そのまま漫画を読むんですよ。
三浦:逃げ込むんですね(笑)。
くるま:わかります、これ? 重力を利用して。
(会場笑)
本当に現実逃避ってしまくるしかなくて、現実逃避の脚力だけで生きているんですけど。現実逃避の逃げ足が尋常じゃなく速くて。
三浦:足腰が(笑)。
くるま:でも、ちょっと逃げて離れたままだと、ここに現実があるじゃないですか。ちょっと離れたところの、現実から弾き出されたやつみたいに見えるじゃないですか。
でも、むちゃくちゃ逃げると、こっちはこっちの現実みたいな。逃げまくれば1時間ぐらいで突然、違う現実にたどり着くんですよ。楽しいことをいっぱい「わーっ! わーっ!」って大はしゃぎ。動画を見て、漫画を読んで、ご飯を作って、ご飯を食べた時に、「このパスタ、上手にできたな」って思った時に、お得意の後付けがパーンと発生して、「だから俺、この時間が必要だったんだ」と言える。
(会場笑)
次の成功まで全力で逃げればいい
くるま:「なるほど!」とか言っていると、OKです。小さい成功が絶対に訪れるので、次の成功まで全力で逃げればいいんですよ。考えたら終わりですから止まったら駄目ですよ。
三浦:確かに、変な頭の動き方をしていたらね、体を動かしたほうがいいっていう。
くるま:よっぽど天才とかじゃない限り、てめぇ(自分)で考えたことなんて、ろくでもないくらいですから。
(会場笑)
人の話とか聴いていたほうがよくないですか? 偉い人の話を聴いたほうが影響とかを受けて。
三浦:そうですね。
くるま:1人で考えている時間、よほどのクリエイターじゃない限りは、マジでもったいないと思っています。俺、諦めています。すぐ逃げます。
三浦:「すぐに電話する」とかもいいかもしれない。
くるま:そうそう! 人にも電話したり、なんなりみたいなのをしたら、いいんじゃないかなっていう。イトウさん、こんなあたりでいいですか? ありがとうございます。
三浦:ありがとうございます。拍手をお願いします!
(会場拍手)