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トークセッション(全6記事)

伊藤羊一氏が語る、自分の人生を楽しむための3つの心得

プレゼン界の両巨頭、伊藤羊一さんと澤円さんによる新著『未来を創るプレゼン』の発刊を記念して、激変する環境の中で、悩みながらも一歩を踏み出そうとする人へのヒントとエールを送るイベントが開催されました。本パートでは、伊藤羊一氏が自分の人生を楽しむ秘訣について語りました。

伊藤羊一氏が手がける「リーダーシップ開発」

伊藤羊一氏(以下、伊藤):では、20分ほどお時間をいただきまして、僕の過去や今何を考えているかを話します。

僕はふだん、リーダーシップ開発の仕事をしているんですね。ヤフーでYahoo!アカデミアという企業内大学の学長をしています。それからグロービスというビジネススクールで先生をやっています。それから、いろんな研修や講演がある時にウェイウェイという会社で受けています。

僕のやっている仕事の3分の1以上は、リーダーシップ開発です。要はどうやったらリーダーシップが身につくか。そんな話をしているわけです。その時に僕がよく「これだ」と言っているのが、ちょっと前置きみたいになっちゃうんですけど、要はリーダーというのはどういうことか。

最後の最後は「Lead the Society」。社会を導くようなリーダーになってください。社会を導くと言っても、ジャック・マーとかイーロン・マスクみたいなリーダーになってくださいという大げさな話じゃなくて。「社会に価値を提供するようなリーダーになってください」という話をしています。

それは1人じゃできないので、「Lead the People」。人をリードするようなリーダーになってくださいという話をするわけです。

どうやったらLead the Peopleなリーダーになれるだろう。いろんな要素はあると思うし、1つじゃないと思うんですけど、一番大事な要素はLead the Self、自分がリードされていることが一番の必要条件だろうと。

なぜかと言うと、「チームでこの企画をやろうぜ」と言って、「なんでですか?」と訊かれたときに、(上方を指差しながら)「だって上が言ってるからさ」と言われたら、みなさんどう思いますか? そんなリーダーについて行きたくないと思うじゃないですか。

「俺がやりたい」「俺がこれをやりたいんだ」と熱狂することが大事だなということで、Lead the Selfという話をしょっちゅうしているわけですね。

どんな時でも、「Lead the Self、Lead the Self」と言っています。ちなみに「Lead the Selfって羊一さんが言っている言葉ね」と思われるかもしれないですけれども、もともと野田智義さんという方が、『リーダーシップの旅』という本に書かれています。それを僕がいただいて引用して「Lead the Self」と言っているものだから、野田先生にメールして、一応「しょっちゅう言ってます!」という断りを入れています。

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過去を振り返れば、自分の思いが見えてくる

じゃあどうしたらLead the Selfになるか、Lead the Selfはどういうことかというと、自分が今大事にしている想いが、熱狂するエンジンになるわけです。現在大事にしている想いをもって、未来を作っていくわけですね。

あとで澤さんとも話をしたいと思うんですけれども、これって一人ひとり違うんですね。なぜならば、みなさんが一人ひとり違う人生を歩いてきているからです。一人ひとり違う人生を歩いてきているから、現在のみなさんがいる。一人ひとりが違う、現在のみなさんを元に、自分が考える未来を作っていくということであります。

そうすると一番大事なのは、今の思いは自分の過去を振り返ることによって明確になってくる。逆に言うとね、「今、みなさん何が一番大事ですか」といきなり言われても「え~?」と言って、なかなか答えられないじゃないですか。でも「過去を振り返ってどんなことを考えていました?」と言われると、わかりやすいよね。

ということで、これはライフラインチャートと言うんですけれども、自分の時間と幸福度を書いたものですね。モチベーションが上がったとか下がったということをこうやってチャートにする。自分自身でも「あの時こんなことがあったからこうだった」と、しょっちゅうライフラインチャートを書いて振り返ることが多いです。

伊藤羊一氏の人生最悪の時期は26歳

僕のライフラインチャートは本などでも出しているんですけれども。

ここは、会社に入った時です。僕は1990年に会社に入ったんですけど、それまでの人生はここら辺で上下していて、90年から今に至るまでのカーブを書いたものです。

ここでいったん下がって、ここで上がってグググググっとなって、バッっと上がっていった。こういう状況であります。これについてちょっと話をしたいなと思います。

学生時代はいい加減に過ごしていました。会社に入っていきなりドーンと下がってくるんですよ。、会社に入ってから3年ぐらい会社に馴染めず、メンタルがやられていたんです。3年ぐらいかけて、順調に自分のメンタルがやられていったという感じですね。

会社に行くのが楽しくなくて、それどころか毎日生きていると胃がひっくり返っているような感じがするんですね。あともう1つは世界に紗(フィルター)がかかっているような印象があったわけです。

それで、(メンタルが)どんどんやられていって、26歳の時に会社に行けなくなるんですね。謎の吐き気が押し寄せてきて、会社に行けなくなるということが起きます。ライフラインチャートの最低の時が26歳ですね。謎の吐き気は数週間で治まって、「一応会社に行こう」「行ける、行けそうだ」ということで会社に行こうとするわけですよ。

数週間休んでいるので、「俺は今日こそ会社に行かないとまずいわ」「今日は行けそうだ」と、その頃は銀行員だったので着替えてネクタイを締めて。

「うわー、今日は行けるぞ!」と思って、玄関を出ようとした瞬間に、玄関のたたきにウワッと戻したんですね。「うわーちょっと気持ち悪い。今日も行けないのか」と思って。でも、たまたま10分ぐらい休んだんですよ。

そうしたら治ったので、会社に行けたんですね。翌日も「今日はなんか元気だ。俺ピンピンしてるわ」と行こうとしたら、また玄関を出ようとした時にオエッて戻すんですよね。今日も昨日と同じだということで、また5分くらい休んだら治ったわけです。会社に行けたんです。

それで3日目になったら、もうこれはパブロフの犬状態ですよ。玄関に行くとオエッと戻す。5分10分休んだら行ける。これをエブリディ繰り返す羽目になったんですね。

“玄関出れない病”の中でつかんだチャンス

今だから笑って言えるんですけど、これは本当に“玄関出れない病”です。玄関を出ようとすると、ゲッと戻す状態になっちゃったわけですね。

でも、その頃はメンタルがおかしいってわからないんですよ。うつという言葉もあまりないし、土日になるとピンピンしているので、やっぱり何か違うなあということはわかっていたんですけど。でも、なんせ玄関を出られないということを数ヶ月間、毎日毎日繰り返して、ゲーゲー吐いていたんですね。

だから、もう1週間ぐらい経つと、玄関を出るとゲーッと吐くけど10分ぐらい休むと出られるということで、冗談みたいな本当の話なんですけど、風呂桶を玄関に置いて、玄関を出ようとする時に桶に吐く。10分早めに起きるようにしているから、10分休んで行く。

そうすると毎日それで行けるわけですね。だから、吐きながら毎日行っていたということです。26歳の時はそんな辛い時期を過ごしていた。ここが僕の社会人のスタートで、そこから急激に回復したんですね。

それは何かと言うと、会社には行けるようになったんですね。だけど、僕は会社に行っても、さっきも話が出ましたけどポンコツ状態なんです。ポンコツな僕が会社にいるだけです。単に浮遊しているだけだった。

そんなとき、あるマンションデベロッパーさんに「伊藤さんにしか頼めない案件があるんだ」と。「それをやってくれないか」と言われて。何かというとマンションの新規貸し出し案件ですね。

その当時はバブル崩壊後で、銀行はどこも(お金を)貸してくれないんですよね。「もうあんたのところしかないんだ」と言われて。僕はたまたまその会社さんのマンションを見たことがあるし、テレビコマーシャルもやっていたし、「すげー!」と思って、「やりたいです」と言ったんです。もう全然ポンコツなんだけど。

そうしたら、その時の上司がイケてる人で、「お前が俺を説得してくれたら、俺が銀行中を駆けずり回ってこの案件を通してやる」と言ってくれたんですよ。「そうか!」と思ってね。

でも、(上司を説得するには)どうやったらいいかなかなかわからないなあと思っていたら、「よし、俺たちも助けてやるわ」ということで、同僚や先輩たちが、よってたかって僕のことを助けてくれたんです。

どん底の状態を経て見出した、働くことの意味

結果、その案件が通ったんですね。これは26歳の終わり頃なんですけども、僕は銀行に入って3年ぐらい経って、初めて仕事らしい仕事をしたんです。とは言っても、(会社からしたら)でかい案件じゃないですよ。2億数千万円の貸し出し案件をやりましたというだけなんですけど、それが僕にとって最初の仕事をしたきっかけですね。

それをやってみると、まあ仕事というのはやってみれば失敗することもあるし、うまくいかないこともあるんだけど、まあまあこれで喜んでくれる人がいるんだなと思ったんですね。そこから先は普通に仕事ができるようになっていったということなんです。

うつ状態を身体的に脱却したのは、その貸し出しが成立した時なんですけど、僕が仕事をやる上でものすごく重要な経験をしたのは、その1年後にあるんですね。

何かと言うと、マンションができました。「伊藤さん、1年前にやってくれた案件で、マンションができたから見に行ってみない? 休みの日にでも見てくれよ」ということで、そのマンション会社から言われたんですね。南万騎が原という、相鉄線の南万騎が原の駅のすぐ近くにあるマンションです。

「そうかそうか、俺が貸し出しをした案件で、この会社さんはマンションを建てた。行ってみよう!」と、休日に見に行ったんです。それは27歳くらいのときで、もう25年前ぐらい前なんですけど、僕にとっては今でもその瞬間のことは忘れられないですよね。

そのマンションができていました。(それを見て)できてる、できてると。その後、ウワーッと涙が止まらなくなったんです。なぜかと言うと、そのマンションに出入りしている人たちの顔が見えたんですよ。ずっと1時間ぐらいボーっと見ていたら、出入りする人が見えるわけですよ。

もう涙が止まらなくなったのは、家族連れが笑顔で出入りしていたんですね。それを見たときに、僕は今もちょっと涙が出てるんですけど、その家族の笑顔っていうのは忘れられなかったんです。

「あっ、俺はひょっとして、このデベロッパーさんに依頼されて、貸出案件を詰めて、手続きをして、融資をして、この会社さんに喜んでもらった。このデベロッパーさんと僕とでやった共同プロジェクトみたいなものなんだけど、その結果、この家族の笑顔を生み出したんだな」ということに気づいて。「これが仕事かー!」って。

それで僕は、自分の仕事によって笑顔になってくれる人の姿を見つけるということを、25年ずっとやり続けています。

銀行員時代の失敗談

ここからちょっとした上下はあるんですけど、基本的にはグワーッとモチベーションが伸びていっているということです。そういう意味でいうと、25年前のその経験があったから、僕は仕事をすることができるようになったんですね。

ここから先、いくつかマイナスがあるんですけど、これは1つは何かと言うと、銀行員の時ですね。銀行員の時に(ライフラインチャートのラインが)落ちたんですけど。これはそうそう、マイナスのことはいろいろありまくりますね。

例えば景気が悪くなって、債権回収というのをしなければいけなくなって。がんばっていたんだけど、潰れそうな先に小切手をいっぱい発行しちゃったんですね。それで小切手をその会社が乱発して、手形詐欺とかに使っちゃったんですね。それで大騒ぎになって、僕はそれでやばいことしちゃったなーということがあったんです。

銀行で「これをやっちゃいけません」という、債権回収虎の巻みたいな小冊子が出たんですけど、その小冊子の一番最初に「こんなこと、やっちゃいけないコラム」というのが出てきて。

そこに僕が出てきて、「潰れそうな会社に小切手帳を乱発してはいけません。詐欺に使われます」というようなことをやって。「これ、なんか羊一がやったんだろう」って、銀行内で話題になっちゃっているとかね。そんなことをやったり。

あとは、これは人に言えないことばかりで、ちょっといろいろ……。失敗しました。

ライフラインチャートから見出した3つの教訓

それで、次のきっかけは2011年なんですけど、2011年から今の今までグワーッと一直線に伸びています。今までの人生は、ここら辺でこうやって上下していたんですけど、その後グワーッと一直線に伸びています。

これは2011年から10年ぐらいで、「今までの人生はなんだったんだ」というくらいの感じで上昇しているわけです。前はそんな(ライフラインチャートの)書き方をしていなかったです。上下動しながらこんな感じかなと思っていたんですけど、どう考えてもこうなっているなと。

結果、今いろんなことがね。例えばグロービスに生徒として入った経験から、今度はグロービスの先生になって、そこで得た喜びが自分のものになっているとか。ソフトバンクアカデミアという孫さんの後継者を育てる虎の穴みたいなところに入って、いろいろやっていたのが、ソフトバンクユニバーシティで先生をやることになって。ヤフーに入るきっかけにもなって。

それに、プラスで、スタートアップ企業と一緒にいろんなビジネスをやっていこうとする中で、スタートアップ企業とのつながりができて、プレゼンのサポートをしたり。そういうふうにどんどんいろんなことがつながってですね。スティーブ・ジョブズが言っている「Connecting the dots」。あとからいろんなことがつながって、どんどん上がっていっている。

これが僕の人生のライフラインチャートですね。要するにここら辺でこう上下していたところから、ドワーッと上がっていったところから、ちょっと大事な教訓めいたものをお話ししておきますと、3つあります。

1つは、「待てよ、他人の人生を聞いていないで、自分の人生を歩くことが必要だ」と気づいたこと。それが、2011年の震災の時なんですよ。

要するに自分の意見をちゃんと出していかないと、いろんな人がいろんなことを言っている中で、何も動かないわということに気づいたわけです。人が反対しようが何をしようが、自分の意見を言っていくんだと気づいたんですね。この気づきというのが大事なんですよ。なんせ「Aha!」というのが大事。

最も大切なのはルーティンを作ること

僕は40歳を超えてから気づいちゃったんですよね。普通の人は20の頃からガンガン働くんだけど、俺は40を超えてから気づいたので「よし、もう気合入れてやっていくしかねえわ」と。「この情熱をみんなぶつけるぜ」という感じで、あえてパッションを持ってやったんです。

そうすると、どんどん上がっていくんですよね。いろんなことを経験したんです。だからやっぱり2番目として、パッション。それは生まれながらに持ってなくていいんですよ。

パッションを持っていられるように自分のコンディショニングを整えようとか。何かあったら「すげー!」とか「やべー!」とか、「やってやるぞー!」とか言うことで、意識的にパッションを持つようにしたということですね。

でもね、そうやっていくと、10年くらい続いていくわけですよ。実はあんまり上下動もないです。正直、この中でもいろんな失敗していますよ。先週の失敗(オンラインイベントの配信トラブル)も失敗だし、もうそんな人に言えないような失敗もけっこうしているんですけど、結果としてわりと一直線にブワーッと上がっているのはなんでかと言うと、ルーティンがあるからなんですねこれが。3番。

パッションを持つのも大事だし、「Aha!」と気づくのも大事だけど、それだけではやっぱり人ってなかなか成長していかない。なので、そのパッションや「Aha!」という思いをとにかく習慣、ルーティンに落とし込む。実は継続が非常に大きな要因じゃないかなということで、ルーティンをすごく大事だなと思うようになりました。

なので、1番には、「Aha!」と気づくことが大事。2番目に、パッションを持つということが大事。僕なんかね、「パッションですよね」とよく言われるんですけど、パッションは意識的に出そうとしているだけで、本当の僕は別にそんなにパッショネイトな人じゃないんですね。

それでもこうやって成長してきているのはなぜかと言うと、3番目、意識的に自分のルーティンを作るようにしていることがやっぱり一番大事かなと思います。

自分なりの人生を楽しめるようになる方法

このあとでも話せたら話したいと思いますけど、どんなルーティンをするかと言うと、散歩して、日記を書いて、瞑想して。こういうことを繰り返しているだけなんですけど、そのルーティンを積み重ねることによって、自分の力がじわじわ上がっているような気がするんですね。

あと、例えばコメントにも書いていただいていますが、「すげー!」とか「やばい!」とか、パッションを持つために、「すげー」とか「やばい」って(感じることを)習慣として口にだすとか。そんなことをすることで、どんどん自分の人生が楽しくなっているということですね。

こうなっていくと、もうどんなになっても怖くなくなってくるんですよね。別に人が何を言おうがいいやとか、自分が好きな人生を送れるようになるよって。どんどんそうなってくるので、そういう意味で言うと人生を楽しめるようになってきたなというのが、ここ数年の出来事です。

なので繰り返し申し上げますと、まず何より気づきというのが大事。それからパッションを持つことが大事。でもそれよりもっと大事なのは、パッションだって気づかないこともある、続かないときもあるのでルーティンですよね。

ルーティン。とにかく毎日毎日同じことをし続けて、積み重ねていくということが大事だなと、自分でライフラインチャートを書きながら思ったことであります。それが今、現在の僕の気づきということです。僕の方からは以上でございます。

起きている時間の7割をルーティンにしたい

辻貴之氏(以下、辻):ありがとうございます。今のお話、メモしまくりでした。マンションディベロッパーの方と一緒に仕事をされた後に、実際に家族の顔を見て、仕事で笑顔を作ることが自分の仕事なんだと気づかれた。それが今も続いているという感じですよね? 

伊藤:そのときは銀行員という仕事を通じて、(自分の直接の)お取引先の先にある、そのマンションを購入された顧客の人たちが喜んでいるという笑顔が、うわーっと(心に)来たわけですよね。イソップのレンガ職人の話にもありますが、それ(人を笑顔にするに)は手段としてはなんでもいいんだと。

銀行員の仕事であったり、例えば前職ではプラス(株式会社)で文房具や必要品を届ける仕事であったり。それから今で言うと、人前でこうやって話をする仕事であったり、もう何でもいいんだなと思うようになったということですね。

あと、1点だけ。「ルーティンの見直しは定期的にしたりするのでしょうか?」という質問にお答えすると、ルーティンは常に見直しというか積み上げていく感じですよね。イメージで言うと、僕は起きている時間の7割方をルーティンで構成したいと思っているんですよ。

これは普通の人と言っていることが違うと思うんですけれども。7割方ルーティンで積み上げるからこそ、残りの3割がものすごくクリエイティブで、ものすごくオリジナリティがあるような、そんなことになるんじゃないかなと思っています。だから、見直しじゃなくて積み上げていくということですね。

:スポーツ選手のイチローさんもインタビューの中でそういうことをおっしゃっていますよね。朝起きたら同じことをやる。

伊藤:そうなんです。今のうちに言っておくと、歯磨きと同じなんですよ。モチベーションとかパッションで歯磨きする人なんて誰もいないですよね。でも、歯磨きをすることで歯の健康が維持される。それと同じように、基礎的な行動・筋トレのように常にルーティンとしてできることをやり続けようとしています。

:なるほど。ありがとうございます。

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