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【出版記念講演】芦名勇舗×福山敦士「突き抜ける人は感情で自分を動かす技術を持っている」(全8記事)

芦名勇舗氏、マッチョ社長Testosterone氏との出会いを語る「会ってみたら腕が半端なく太い方だった」

『突き抜ける人は感情で自分を動かす技術を持っている』を上梓した芦名勇舗氏と、書籍『自分を動かす技術』を上梓した福山敦士氏。両氏の書籍の発行時期が重なったことをきっかけに出版記念講演が開催されました。大学卒業後に電通からプルデンシャル生命、ハリウッドで俳優業という異色のキャリアを歩む芦名氏と、25歳にしてサイバーエージェントのグループ会社の取締役に上り詰めた福山氏。両者がこれまでの道のりから学んだ人生訓を参加者に語りました。

高校の同級生同士で出版記念講演

司会者:芦名勇舗さん、福山敦士さんでございます。本日はどうぞよろしくお願いします。

(会場拍手)

司会者:それではお2人ともおかけいただいて。それでは、まず今回の出版記念講演の開催にあたり、一言ずつ、芦名さんのほうからよろしくお願いいたします。

芦名:はい。みなさま、おはようございます!

会場:おはようございます。

芦名:あれ、カフェみたいな音楽流れてますけど、大丈夫ですか?(笑)。

司会者:大丈夫です(笑)。

(会場笑)

芦名:みなさま、おはようございます!

会場:おはようございます。

芦名:今回、文響社さんから本が出まして。実は彼とは高校の同級生でして、その彼とたまたま出版の時期がかぶったんで、「じゃあ、一緒に何かやろうか?」ということで、今回この会を設ける運びになりました。

突き抜ける人は感情で動く 結果を出すためのメンタルと行動力のつくり方

本日はみなさんの質問に応じて進行していければなと思いますので、本日はよろしくお願いします!

(会場拍手)

司会者:福山さん、よろしくお願いします。

福山敦士氏(以下、福山):はい。おそらくはじめましての方が多いと思います。

本と重複する話もあるかもしれませんが、せっかくの場なので、本の内容に関係ないことも、赤裸々にお伝えできればなと思っております。今日はよろしくお願いします。

いつも目標達成できない人のための自分を動かす技術

司会者:よろしくお願いします。拍手お願いします。

(会場拍手)

Testosterone氏に編集者を紹介されて

司会者:それではトークセッションに入っていきます。まずお二人、芦名さんは文響社さまからご出版され、そして、福山さんはすばる舎さまからご出版されました。今回の出版に至る経緯をおうかがいできればなと思いますが、芦名さん、いかがでしょうか?

芦名:はい。僕の経緯はTwitterがきっかけだったんですけど。Twitterをやってらっしゃる方って、どれぐらいいらっしゃいますか?

(会場挙手)

芦名:あ、けっこういらっしゃいますね。ありがとうございます。Twitterで、知ってる方いらっしゃるかなとは思うんですけど、Testosteroneという方をご存知の方いらっしゃいます? 筋肉社長みたいな。

(会場挙手)

めっちゃ知ってますね(笑)。その筋肉社長から、たぶん今から1、2年前にメッセージをいただいたんですね。「芦名さん、ぜひお会いさせてください」という。

彼、今フォロワー30万人以上いると思うんですけど、会ってみたら腕が半端なく太い方でした。

その彼と渋谷のホテルでお会いして。彼が、「筋肉が最強のソリューションだ」みたいな、「筋肉でほぼすべて解決する」みたいな本を、一番最初ユーキャンさんから出版することが決まって。その時にユーキャンの編集者さんを紹介していただいたんですよ。そしたら「芦名さん、本つくりませんか?」となって。

ただその方が、もともとはユーキャンの編集者さんだったんですけど、転職して文響社に移ったんで、文響社から今回本が出たという、そんな運びになりました。

なので、僕は本を書きたかったということよりも、本を書くことになったという、そんな流れで出版をさせていただくことになりました。僕からは以上です。

学校で学ばないけど社会で求められること

司会者:ありがとうございます。福山さん、いかがですか?

福山:今回、売り出すのは1冊目なんですけど、実は大学時代に2冊書いています。知る人ぞ知る本なんですけど、ブログをまとめたような内容と、卒業制作で本をつくっているので、2冊書いていました。

もともと学問をつくるというビジョンが僕にはあります。学校で学ばないけど社会で求められることってたくさんあるな、という課題感があるからです。営業もそうですし、ビジネスをつくる起業とか、お金の話とかって学校で学んでこなかったけど、社会に出たとたんにめちゃくちゃ求められて、そこで困るみたいな経験があったので。

このギャップをなくすことが、僕の使命だと勝手に思い込んで。そのために、出版という手段がファーストステップとして必要なんじゃないかと思って、出版をしよう思いました。すごくきれい事なんですけど、限られた人生なので、きれい事をやるために生きてると思ってるので。

そういう学校で学ばないけど社会で求められることのギャップを埋める、そのための手段で本を出版しました。あと、その本の内容をYouTubeとか動画にもまとめていて。本と動画、あと、それを学ぶ場所としてオンラインサロン(営業ゼミ)をつくったりということをしています。なので、ビジョン達成の1つの手段として、出版をやっております。

本を読む人から本の内容を聞いて学ぶ

司会者:ありがとうございます。さっそく私のほうから質問です。みなさん、たくさん本も読まれたと思うんですけれども。まず、芦名さんと福山さん、「本を読まれますか?」ということと、「どんなところに注目して本書を読んでいただきたいか?」ということをおうかがいしたいんですけれども。いかがですか?

芦名:僕は本を読まないんですけど、今まで読んだ本が3冊あります。1冊目は、中学生の時に、……高校生ぐらいの時かな、『鏡の法則』という本を読みました。

2冊目が、ついこの間、カナコギさんというFXのすごい人がいるんですけど、その人と知り合いで。本を出したというんで、そのFXの本を読みました。あともう1個は、本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』を、ついこないだ読みました。

……ぐらいですね。あとは基本は本は読まないですね。めちゃくちゃ本を読む人から話を聞いていろいろ学んでます。彼(福山氏)もいろいろ本を読んだり見聞がすごく多いんで、「あれってどんな話?」と聞いて、それを学んで。もう次の日には「実はあの話ってね……」とドヤ顔で自分の話かのように話してます。

(会場笑)

そんなことをしながら学んでます。

今回、僕の本をどんなふうに読んでほしいかというのは、とくにないですけど。ご自身の人生のフェーズによって、その本の感じ方がすごく違うと思うんですね。

例えば、自分が会社員勤めしてるタイミングで読むと、また感想が違うし、転職してから読んでもまた違うし、独立しようと思ってる時に読むとまた違うという。なんというかバイブル的な感じになってくれたら嬉しいなと思います。

パフォーマンスを決める「3つのバランス」

司会者:ありがとうございます。福山さん、いかがでしょうか?

福山:はい。もともと本は大好きなタイプです。母親が出版社出身だったり、奥さんも1回出版社で働いてたり、わりと本に囲まれて育ったということがあるかなと思っています。

最近は正直、あんまり読めてないです。というのは、実は10冊先までもう出版が決まっていて、それをひたすらずっと書いているので。こないだ出した本の内容をあんまり覚えてない、というぐらい書いているので、類書は読んでますが、それ以外の読んでみたい本が正直読めてなくてすごくつらいです。

本ってサプリメントみたいなものだと思ってまして。飲んだからといって、急に筋肉がつく、みたいなことはないと思うんですね。急に仕事ができるようになる、みたいなことはないと思うんですけども、続けるとだんだんじわじわ力がついてくるものかなと。

僕、野球をずっとやってきたんですけども。野球も「運動・栄養・休養」といって、グラウンドでバーッと、走ったり投げたりして運動すること。それに対して、飯を食う、もしくは、ゴールデンタイム中にプロテインを飲んで栄養をとること。ちゃんと寝て休養すること。この3つが伴って、ようやくパフォーマンスを出せる身体に仕上がると思うんですね。

ビジネスも一緒で、「運動(アクション)・栄養(インプット)・休養(アウトプット)」のバランスが重要だと思っています。オフィスで働く(アクション)だけじゃなくて、インプットをする。それが本でもいいし、動画でもいいし、こうやって話を聞くのでもいいと思うんですね。インプットをする。このインプットが栄養だと思うんですね。

休養、寝ることによって、消化される。ビジネスの場合、インプットで得られた知識を自分の言葉にすることで消化されます。その3つのバランスが伴うと、はじめて職場でのパフォーマンスにつながってくる。しかも、それを続けることによって。スポーツも全体練習だけやっていても、他の人との差はつかないように、仕事も他の人と同じように月曜から金曜だけ、会社だけで働いているだけでは差はつきません。

なので、アクションだけでもダメだし、インプットだけでもダメだし、アウトプットだけでもダメだと思うんですけど、その3つのバランスが大事かなと。その1つとして、本読むのが好きな人はやればいいし、「本読むの苦手」という人は動画でもいいと思いますし、オーディオブックもあると思いますし、そんなふうに捉えております。

司会者:ありがとうございます。では今回、冒頭に話があったとおり、みなさまのご質問をもとにこの会をつくりあげていこうと思います。ではさっそく、お兄さん、40分前にこの会場に早くからお越しいただきまして、今日どんな経緯でいらっしゃったんですか?

参加者1:芦名さんと福山さんのセミナーとか、ここでやってるやつをもう4、5回来てて。正直、話の内容とかはかぶってると思うんですけども。

司会者:はい(笑)。

(会場笑)

参加者1:その都度、モチベーションがいただけてるので、今回もそれで来ました。

司会者:なるほど、ありがとうございます。

芦名:さっき、朝(カフェに)いらっしゃいましたよね。

参加者1:あ、気づかれてましたか。ずっとそれを気にしてました(笑)。

福山:あ、ドトールね?(笑)。

参加者1:そうですね(笑)。

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