CLOSE

<対談>はあちゅう×ゆうこす(全4記事)

はあちゅう×ゆうこす特別対談 「やりたいことをやって生きる」SNS・オンラインサロン活用法

2018年2月3~4日、2日間にわたって、六本木で「ホリエモン万博」が催されました。30種類以上のサブカルコンテンツで構成された街中フェスイベントの1つとして、はあちゅう氏とゆうこす氏の特別対談が決定。SNSを駆使し、インフルエンサーとして活躍しているお二人が「自分を仕事にする方法」をテーマに、トークイベントを行いました。本パートでは、はあちゅう氏がインターネット上での活動を始めたきっかけや、ゆうこす氏の新たなプロジェクトについて語ります。

ブログを始めたきっかけ

司会:さっそくですが、ブログを始めたきっかけ、YouTubeを始めたきっかけ、それぞれのSNSを始めたきっかけをお話しいただけますでしょうか? まずは、はあちゅうさんからお願いします。

はあちゅう:はい、ブロガーで作家のはあちゅうです。よろしくお願いします。

(会場拍手)

はあちゅう:ありがとうございます。ブログを始めたきっかけですよね?

mixiとかGREEができた2004年に、私は大学1年生になって、いろんなことをやってみたいと思って。

ゆうこす:うんうん。

はあちゅう:それで、サークルに入った時に、あまりにも上の世代がいないから、いきなり副部長になっちゃって。副部長だから「ホームページ更新してください」って言われたんですけど、ホームページの更新の仕方が難しくてわからなくて。「なにかいい方法はないかなぁ」って思っていた時に、ブログに出会ったんです。

ゆうこす:うんうん。

はあちゅう:私は幼少期に海外に住んでいたことがあって、そのときのお友達はお互いに別の場所に帰国したから、ずーっと文通とかをしていたんです。わりと仲良い子みんなに伝えたい情報を、手紙で生で書いていたんですけど、同じ内容を別の便箋に書いて、名前だけ変えるような状態だったから。

ホームページで自分の日記を配信していったら、お友達に手紙を書かなくても見てくれるなと思って。じゃあ、ホームページでサークルの情報を更新しつつも、日常もこのブログで更新していこうって思ったのがきっかけです。

ゆうこす:なるほど。

はあちゅう:2004年、18歳の時からネット活動をはじめました。

ゆうこす:2004年!

YouTubeを始めたきっかけ

はあちゅう:(ゆうこすちゃんは)YouTubeだよね?

ゆうこす:はい。私がYouTubeを始めたのは、一昨年の11月です。

はあちゅう:あっ、意外に遅いね。

ゆうこす:そうですね。最近ですね。YouTubeを始めて、1年2、3ヶ月ぐらいですかね。私は2年前の1月にInstagramを始めたんですが、そのおかげで、ありがたいことに女性ファンがすごくついてくださって。

Instagramでメイクとかを発信していたんですが、写真よりわかりやすい高画質な動画で見たいっていう声があったんです。あと、私がYouTuberさんが好きだったのと、YouTubeを見るのが好きだったので、始めてみようと思いました。動画の編集はわからないけど、とりあえずカメラ買って、とりあえずSDカード挿してみた、みたいなところからスタートしたんです。ふふふ(笑)。

はあちゅう:動画って全部自分で編集してるんだよね?

ゆうこす:はい、そうです。

はあちゅう:何で編集してるんですか?

ゆうこす:私はFinal Cutでやってます。

はあちゅう:全部独学で?

ゆうこす:そうですね。今は検索したらなんでも出てくるので、「動画は習っていないのでわかりません」というのは、もう言い訳になっちゃうじゃないですか。検索して、「あっ、なんか固まったー!」「あっ、レンダリングなんだ、この固まってるのは」とか(笑)。ググりながらやってます(笑)。

はあちゅう:すごいね。

ゆうこす:あ〜、恥ずかしい!! ありがとうございます。

はあちゅう:すごい、チャンネル登録31万か。すごいなぁ。

ゆうこす:そうですね、31万5,000人になりましたね。でもまだまだあんまり。本当は1週間に3本とかアップしたいんですが、ちょっと今週・先週はアップができなくて、ぜんぜんあれなんですが。

いちばん力を入れているSNSは?

はあちゅう:ならすと、どれぐらいの頻度でアップしてるの?

ゆうこす:今ですか?

はあちゅう:うん、今。

ゆうこす:今は、がんばって週1回ですね。2の時もあれば、1の時もあればっていうぐらいで、週1~2回を目指してます。

はあちゅう:主にメイク・美容だよね。

ゆうこす:そうですね、おすすめのアイシャドウとか、自分がどんな……。

ゆうこす:えーっ! 恥ずかしい(笑)。そうですね、こんな感じでやってますね。はい。

はあちゅう:めっちゃクオリティ高いと思う。

ゆうこす:ありがとうございます。「ゆうこすのチャンネル見たことあるよ」っていう人、もしいらっしゃったら手を上げて……。

(会場挙手)

ゆうこす:あ〜、うれしい!! えーっ、多い! まさかの男性まで! えーっ⁉︎ ありがとうございます、うれしい(笑)。

はあちゅう:うれしかったね。

ゆうこす:ありがとうございます。

はあちゅう:でも、1本の動画のために外ロケしたり、全色試したり、本当に時間もかかってるし、すごいよね。

ゆうこす:いや、本当にありがとうございます。最初の動画を見ると、すごく雑なんですが、やればやるほど使える機能がどんどん増えてくるので、もう、こだわりたくなってきちゃって。止まんなくなってきちゃうんですね(笑)。

動画編集をやられてる方はわかると思うんですが、こだわりだしたらどんどん止まんなくなっちゃいますよね? わ〜、何人か頷いてくれてうれしいです。

はあちゅう:こうやってネットで発信してると、どんどん新しいものが出てくるから、どこにどれだけ時間を割くかという取捨選択が大事になってくると思うんだけど。ゆうこすちゃんは、今、優先順位をつけるとしたら、どこのSNSにいちばん力を入れてる?

ゆうこす:そうですね。今、私は全部平等ですね。

はあちゅう:そうなんだ。今は、Twitter、あとInstagram、YouTube?

ゆうこす:他には、公式LINEとか、LINE@をけっこういろいろやっていたり。あとブログであったり……。

はあちゅう:LINE LIVEもしてるか。

ゆうこす:そうですね、生配信もやっているので。

はあちゅう:生配信のプラットフォームはLINE LIVEと、あとLive SHOPの2つ?

ゆうこす:そうですね、今のところ。たまにインスタライブもやったりとか、YouTubeライブもやったことあるんですが。

はあちゅう:本当に、日常生活全部コンテンツ化だよね。

ゆうこす:そうですね。私は、人生すべてコンテンツにするつもりでいます。ふふふ(笑)。

オンラインサロンを始めた経緯

はあちゅう:それに加えて、最近オンラインサロンも始めたじゃん?

ゆうこす:そうです。

はあちゅう:私、ゆうこすちゃんとプライベートで仲良くさせてもらってて。去年のクリスマスは、一緒にごはん食べたんだよね?

ゆうこす:そうなんです。私の家でホームパーティーで。

はあちゅう:ゆうこすちゃんがグラタンつくってくれて、みんなで生配信して、ごはんを食べたんだけど。その時に聞いていたオンラインサロンとはぜんぜん別のものができあがったから、今日はそれを聞きたいなと思って。

もともと聞いてたのは、1,000円ぐらいで女の子たちをわーって集めて、コスメとかを配るっていう話をしてたじゃん? 最近立ち上げたやつは、先着何名だっけ? 50名?

ゆうこす:はい、50名なんですがすぐ埋まっちゃったので。すいません、宣伝みたいになっちゃうんですが、この後、夜8時から追加募集を開始いたします。

はあちゅう:おっ、すごい。何人にするの?

ゆうこす:それは、まだ決まってないんです(笑)。この後すぐに打ち合わせがあって、すぐに決まるんですが(笑)。めちゃくちゃ急っていう。

はあちゅう:あれは、書籍をつくるためのオンラインサロンなんだよね?

ゆうこす:そうです。はあちゅうさんもされてましたよね?

はあちゅう:うん、してた。ゆうこすちゃんの本はどこから? 幻冬舎?

ゆうこす:幻冬舎さんから出版させていただきます。

はあちゅう:担当編集者さんは誰?

ゆうこす:設楽(悠介)さんです。

はあちゅう:あっ、設楽さんなんだ。へぇ〜。

(オンラインサロンのページが表示される)

ゆうこす:あっ、ありがとうございます(笑)。

はあちゅう:すごいすごい。じゃあ設楽さんが「オンラインサロンを組み合わせよう」みたいな感じで提案してくれたの? それともゆうこすちゃんから「サロンでやりたいです」って言ったの?

ゆうこす:どっちが先だったかは、ちょっと覚えてないんですが……。

はあちゅう:設楽さんもサウナのオンラインサロンとかされてるもんね。

ゆうこす:はい。みんなで、マネージャーと設楽さんと一緒に、おもしろい本の売り方をやっていこうっていうことで、始めました。

新プロジェクト「やりたい事をやって生きたいの」

はあちゅう:へ〜。でも、書籍に関してはどうやってつくっていくの? ゆうこすちゃんが書くか、ライターさんに構成に入ってもらうとか?

ゆうこす:私が書きます。

はあちゅう:うんうん。

ゆうこす:はい。まぁいろいろなミスとかを直してもらって。

はあちゅう:オンラインサロンで直してもらって、みたいな?

ゆうこす:あと普通に、まぁ編集の方に。

はあちゅう:編集の方っていうことは、設楽さん?

ゆうこす:設楽さんが直してくださって。なんか私、頭の中で勝手に設楽さんのことをタレント化しちゃってるんですけど(笑)。幻冬舎の有名な編集の方で。

はあちゅう:有名な。

ゆうこす:ふふふ(笑)。

はあちゅう:前に言ってた、女性を集めてメイクを一緒にするみたいなオンラインサロンはしないの?

ゆうこす:えっとですね、実は今やっています。オンラインサロンではないんですが。

はあちゅう:どこで?

ゆうこす:「やりたい事をやって生きたいの」って……。なんか私の話ばっかになっちゃって、本当申し訳なくて……。

はあちゅう:いやいや、ぜんぜん、いい、いい。みんな聞きたいと思う。

ゆうこす:すいません。今、「やりたい事をやって生きたいの」っていう企画をスタートしました。Twitterやブログを見てくださっている方はもしかしたら知ってくださっているかもしれないです。ブログに書いてますね。

はあちゅう:オーディションしてるんだよね?

ゆうこす:応募フォームになっています。

はあちゅう:めっちゃ応募が殺到したんでしょう?

ゆうこす:ありがとうございます(笑)。そうなんです。どういう企画かと言いますと、これだけのインターネット社会で、「クリスタルガイザー」を検索したらたぶん2億件ぐらい出てくるのに、芸能の世界って、お金の件とかいろいろ不透明なところがあったり。事務所の選び方や、モデルという仕事の内容、なにをどうがんばればいいのかとか、わからないことってたくさんあるじゃないですか。

わからないからこそ、実際に私のファンが騙されてたり。「私の事務所には、ゆうこすちゃんが入ってます」って勝手に名刺に使われてて(笑)。私もけっこう騙されていたことがあったので、私の経験をすべて使って、夢がある女の子たちをバックアップしていくプロジェクトをスタートいたしました。

広告費をサンプリングに充ててもらう

はあちゅう:なんか、厳密には芸能ではないのかなって思った。

ゆうこす:芸能って、どういう言葉で説明したらいいかわからなかったんですけど……。

はあちゅう:たぶん、既存の芸能界ではないよね。

ゆうこす:そうですね。

はあちゅう:本当にやりたいことをやって生きる方法というか。

ゆうこす:うんうん。なんかもう、今までのモデル・歌手問わず、「やりたい職業をみんなでつくっちゃおう」みたいなのもあるんです。そのワークショップを開催したりするプロジェクトをスタートしたんですね。

今まで私のInstagramとかYouTubeの広告案件みたいな感じで、ありがたいことに何十万円、何百万円っていただいていたものを無料にする代わりに、「みんなに配りたいからサンプリングしてください」みたいなことを今後やっていこうとしています。

はあちゅう:それ、めちゃめちゃ画期的だと思う。インフルエンサーって、だいたいInstagram1投稿、フォロワー数×1.5円から×2円みたいな相場で、何十万円ってもらうわけじゃないですか。それがけっこうな収入源になってるけど、それを全部0円にするっていうことでしょ?

ゆうこす:はい、そうですね。それで、サンプルにしてもらって配りたいなっていうのがあって。みんなのことを全面バックアップしていこうっていう。

はあちゅう:全面バックアップにはなるけど、そこでゆうこすの収入はどうなるの?

ゆうこす:ゆうこしゅのしゅうにゅう……(笑)。ゆうこすの収入は、ぜんぜん他のところでもやっていきますし、実は今、プロジェクトの中で、私の事務所の所属タレントオーディションもやっていて。タレントを雇って、みんなでがんばっていくんですけど。

たぶん今まででも、私が広告で稼いでいたお金は、言うても月にどのぐらいですかねぇ? ……あっ、すいません、マネージャーに話しかけてます。まぁ、数百万……ぐらいだと思いますけど、それぐらいだったら他でがんばろうっていう(笑)。

はあちゅう:「他でつくっていくぞ」っていう。

マネージャー:他の子たちに稼いでもらうっていう。

はあちゅう:あ〜、なるほど〜。チームになっていくっていうことですね?

ゆうこす:そうです、みんなでがんばろうっていう。

マネージャー:ゆうこすがチーム化していくイメージです。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 好きなことで起業、赤字を膨らませても引くに引けない理由 倒産リスクが一気に高まる、起業でありがちな失敗 

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!