2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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司会:最後のプログラムは「人事部&『WWDジャパン』がジャッジ! 良い面接&悪い面接」というテーマのもと、実際に面談の様子をご覧頂きまして、それぞれに対する面接官の本音を伺っていきたいと思います。こちらでの進行は村上さんにお願いしたいと思います。それでは村上さん、お願いします。
村上要氏(以下、村上):みなさん、今から5時間目の授業を始めさせていただきます。もう少しがんばっていただければと思います。バージョンアップなのかダウンなのかわかりませんが、さきほどから衣装を変えてきました、村上です。よろしくお願いします。
5時間目の授業ですけれども、就職活動をするに際してみなさんが本当に心から心配していると思います、面接についての話をしていきたいと思います。
本日は、みなさんが特に「あの会社に入りたいな」「どんなふうになっているのかな」と思っていらっしゃるであろう、オンワード樫山とエイ・ネット(A‐net lnc.)いう企業で、実際に人事を担当されている2人をゲストにお招きしました。その2人とうちの編集長の向がここに座って面接官の役をやらせていただきます。
さらに2年生の若手記者に受験生の役をやってもらいながら、面接の際に企業はどんなことを質問して、そこからどんなことを読み解くのか。
あとは、受験生はたとえばどんな服装をして、どんなところに気を使って答えていけばいいのか。そんなところをオンワード、エイ・ネットのお2人に聞いていきたいと思っています。よろしくお願いします。
ということで、今お話したとおり、ゲストをお2人お招きしたいと思います。まずはオンワード樫山、人材部人材開発課の長谷部彰課長です。よろしくお願いいたします。
長谷部さんよろしくお願いします。さっそくなんですけれども、ちょっとスライドを変えていただきまして。
長谷部さん、オンワード樫山では毎年の就職活動に際して、いつ頃からどんな人材を求めて、どんな選考をされているのかというところからお話しいただけますでしょうか。
長谷部彰氏(以下、長谷部):改めまして、みなさんこんばんは。オンワード樫山で採用担当をしております長谷部と申します。本日はよろしくお願いいたします。
当社は職種別の採用を行っております。こちらにも書いてありますように、募集職種に関しましては総合職、ファッションスタイリスト。当社は販売職のことをファッションスタイリストというふうに呼んでおりますが、ファッションスタイリスト、それと技術職。デザイナー、パタンナーを中心としたところで採用しております。一応、併願は可ということになっております。
村上:じゃあ、「総合職とファッションスタイリスト、両方受験します」ということでも大丈夫なんですね。
長谷部:はい。みなさんは2017年採用ということになると思いますので、2017年採用に関しましては3月1日からリクナビ、マイナビにてまずはエントリーを受け付け開始させていただきます。 自社内での説明会等のセミナーは4月頃からを予定しております。このあとのスケジュールに関しましては、当社、経団連に加盟していることもありますので倫理憲章をかんがみながら、今後のスケジュールを計画していきます。
村上:たぶんみなさんのなかでも詳しい方がいっぱいいると思いますけど、経団連に加盟している企業というのは、今、就職活動の時期がちょっと変わっているんですよね。
長谷部:そうなんですよね。
村上:具体的に8月?
長谷部:今年は8月、来年は6月開始ということになります。
村上:なるほど。
長谷部:採用人数のお話なんですが、ちょっと幅がありまして30~40人とか、200人~250人とか。これはその年の欠員状況ですとか、会社の事業政策によって変わってくるんですが、大前提として弊社は人数ありきではなくて、僭越ながら弊社が設定させていただいた採用基準を満たされた方を採用させていただいているということになります。そのため、採用予定も減ったり増えたりということがあると思います。
村上:この人数は目安ということですね。
長谷部:そうですね。
村上:じゃあ具体的な選考の内容はエントリーシートからスタートして。
長谷部:そうですね。職種によって違いますが、総合職に関してはエントリーシートからスタートしまして、説明会場で履歴書等の書類を受け取らせていただきまして、そこから書類選考に入ります。グループディスカッション、面接が集団だったり個人だったりで、選考を重ねていきます。比較的回数が多いのでみなさん、学生さんにはご迷惑をおかけするかなというのが当社の採用です。
村上:オンワードを目指している方、がんばってください(笑)。では、今日は1日、30分ほどよろしくお願いします。
はい、ではもう1人。今度はエイ・ネットで人事、総務人事部を担当されています田中春菜さんよろしくお願いします。みなさん、もう一回拍手をお願いします。
(会場拍手)
村上:よろしくお願いいたします。さきほどは長谷部さんにご説明いただきましたが、御社の選考について少し教えてください。
田中春菜氏(以下、田中):みなさん改めまして、こんにちは。私は株式会社エイ・ネットの新卒採用担当の田中と申します。
エイ・ネットは総合職、販売職、専門職の3職種で募集を行います。総合職は営業ですとか生産管理、MD、プレスとかそういった本社勤務の職種になります。販売職は直営店での正社員の店長なりを目指していただくスタッフというところになります。専門職はデザイナーだったりパタンナーだったり、主に服飾を2年以上専門に学ばれた方が対象になる職種。この3職種で募集を行っていきます。
村上:具体的な選考としては、オンワードさんと似ているところが多いですかね。まずは3月1日からネットを通じてのエントリーが始まって、やはりセミナーを……。ちょっと早いですが予定されている。
田中:そうですね。3月1日からマイナビ2017でエントリーを開始しますので、興味のある方はぜひと思っております。
村上:じゃあ、今日はよろしくお願いいたします。真ん中の席におかけください。ではあともう1人ですね。弊社の編集長であります、3回目? 2回目? 3回目の登壇です。向千鶴です。よろしくお願いします。
向千鶴氏(以下、向井):よろしくお願いします。
村上:では、今日はこの3人が面接官になりまして、一度『WWDジャパン』の若手編集者2人を受験生にたとえ、ここに招いていろんなことを聞いてみたいと思います。なんとなくイメージとしては、最初に出てくる男の子がたぶんみんなから高い評価をもらうのではないかと思います。
その次に出てくる女の子は、「もしかしてこういうところを直せばもっとよくなるかもね」みたいなところがちらほらあるかもしれないです。ぜひそのあたりを念頭におきながら見ていただければと思います。
では、さっそく1人目の受験生を呼んでみたいと思います。スミタくんどうぞ。
スミタタカヒロ氏(以下、スミタ):失礼します。
村上:はい。登場してきました。弊社2年生のスミタタカヒロ君です。では、向さん。今日のスミタの面接スタイルについてぜひ解説していただけますか?
向:パンツの丈、あと靴のかかとの感じからもお気付きの方もいらっしゃるかもしれないんですが、全身THOM BROWNEですね。彼は面接のためにこれを選んできたというより、通常業務からこの格好です。
村上:そうですね。おそらく4月1日入社の時からこの格好で来ていた気がします。
向:なので、自分が好きな格好であると同時に、やはり面接を意識したスーツスタイルみたいなところが合致したというのがポイントだと思います。
村上:なるほど。ありがとうございます。じゃあ、さっそくですが長谷部さん。このスタイルについて。「これはさすがにすばらしい」という感じでしょうか。
長谷部:はい。まず前提として、当社は採用面接に来る時の服装は完全に自由になっております。
村上:リクルートスーツでなくてもいい。
長谷部:はい。ジーパン、Tシャツの方もいらっしゃるというかたちになっております。その理由としましては、それぞれの個の個性ですとかキャラクターを見たいということころがありまして。面接もリラックスムードのなか、普段着慣れているリラックスできる服装を、私たち企業としても希望しています。
村上:なるほど。
長谷部:そんななかで本日のスミタさんなんですけれども、非常に誠実さを感じるスーツです。面接という場でスーツを着てきていただいて、しかもちょっとシックな感じの出で立ちと。そこに誠実さを感じるのと、非常に清潔感があるので、第一印象として不快な感じがまったくしません。非常によろしいのではないかなと思います。
村上:ありがとうございます。田中さんはいかがでしょうか。
田中:長谷部さんがおっしゃったこととほぼ同様です。弊社も「清潔感がある、自分らしい私服でお越しください」ということを一次選考からプレスコードで設けているんですけれども、本当に清潔感がある自分らしい私服ということでぴったりなコーディネートでいらしているなと思います。
働くイメージがすごくわくな、という部分もありつつ、ちょっとリラックスしたコーディネートもみてみたいなと興味を掻き立てられます。
村上:きっと二次面接の時に角田はそういうのを見せてくれると思います。
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