日本から海外のサイトを見ようとしても、いつものインターネット接続方法ではアクセスできない場合があります。
日本からは見ることができない海外のサイトを見る手段は、主に3つあります。
- VPNを利用する
- Browserling(ツール)を利用する
- Google Chromeの拡張機能を利用する
本記事では、これら3つの方法を利用して日本から海外のサイトを見る方法をわかりやすく紹介します。
とても簡単で、安全に利用できる方法と注意点も解説しているので、気になる人はぜひ最後までご覧ください。
日本から海外のサイトが見れない主な原因
先述の通り、いつものインターネット接続で海外のサイトへアクセスしても、閲覧できなかったり、あるいはサービスを利用できなかったりするケースが多々あります。
これはインターネット接続時、皆さんの機器に割り振られる「IPアドレス」の番号が主な原因です。
ここでは、海外のサイトへアクセスするために重要なIPアドレスの仕組みと、海外のサイトへアクセスできない原因との関係についてわかりやすく解説します。
はじめにIPアドレスを理解しよう

IPアドレスとは、皆さんが使用しているパソコンやスマホといったインターネットに接続するすべての機器に割り振られる番号のこと。
「123.456.789.000」といった4組の数字で構成されており、光回線などのインターネットサービスを提供するプロバイダを経由して割り振られるようになっています。
IPアドレスを見れば、誰でもアクセス元の国や地域の判別が可能です。
「IPアドレスは、インターネットにおける住所のようなもの」と例えられることが多いですが、法的な開示をしない限り、細かな住所や名前まで特定されることはないので安心してくださいね。
また、IPアドレスは、国際的な非営利団体「ICANN(アイキャン)」によって厳重に管理されており、番号が重複しないように世界規模で調整が行われています。
自身が利用するIPアドレスはツールなどを利用することで変更できますが、番号自体は自身で好きなように変えたりすることはできません。
Webサイト側が他国からの利用を制限しているケース

日本から海外のサイトが見れない原因の1つに、Webサイト側が他国からの利用を制限していることがあげられます。
よくあるのは、動画または音楽配信サービスで利用できる国が制限されているケースです。
動画配信サービスや音楽配信サービスでは、著作者とサービス提供者の間でライセンス契約が結ばれています。
著作権のルールは国によって異なるため、それに従って利用できる国を制限していることがあるのです。
また、インターネットバンキングや、マッチングアプリといったサービスも、国によって規制の内容やルールが異なるため、アクセスできる国を制限しているケースが多くあります。
情報統制の厳しい国が利用を制限しているケース

国自体がインターネットの利用を厳しく取り締まっているケースもあります。
情報統制が厳しい国として有名なのは中国や北朝鮮ですが、その他にもエリトリア(東アフリカ)やトルクメニスタン(東アジア)も、インターネットの規制が厳しい検閲国家です。
インターネットの規制が厳しいこれらの国では、現地でのインターネット利用はもちろんのこと、日本からのアクセスも難しくなっています。
日本から海外のサイトを見る3つの方法

ここまでIPアドレスやインターネットの規制について詳しくお伝えしましたが、日本から海外のサイトを見る方法は案外簡単です。
- 方法1.【おすすめ】VPNを利用する
- 方法2.Browserlingを利用する
- 方法3.ブラウザの拡張機能を利用する
これら3つの方法と手順をわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
方法1.【おすすめ】VPNを利用する
「VPN」という通信サービスを利用し、日本以外の国のIPアドレスを使って海外のサイトを見る方法です。
VPNの仕組みやおすすめのVPNサービスは後述しますが、信頼性の高いサービスを選べば街中のフリーWiFiにも安全に接続できるようなセキュリティ性能も持ち合わせています。
日本では見れない動画配信コンテンツや、日本からはアクセスできないWebサイトを見たい人、「フリーWiFiを利用したいけれど安全性が怖い」といった人にもおすすめです。
VPNの使い方
VPNの使い方はとても簡単です。
今回は、当サイトのおすすめVPNの1つ『ExpressVPN』のアプリを使用した使い方を画像付きでご紹介します。
あらかじめVPNサービスに登録し、海外のサイトにアクセスしたいデバイス用のアプリをダウンロードしておきます。

VPNアプリを開き、現在接続中のロケーション(サーバー)情報をタップ。
アクセスしたいWebサイトの国を選択しましょう。

たったこれだけで、IPアドレスが選択した国のものに切り替わりました。
今回はアメリカのサーバーを選択していますので、アメリカでしか見れないWebサイトも閲覧できるようになっています。

VPN接続を切りたい時は、アプリの電源マークをタップするだけで元のIPアドレスに戻ります。
なお、ExpressVPNは高速接続と安定性に強みを持つVPNサービスです。
高度なセキュリティ性能でビジネス利用にも活躍する、万能なVPNとなっていますので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
方法2.Browserlingを利用する
『browserling』は、URLを入力することで、さまざまなブラウザやOS環境でWebサイトの表示をチェックできるオンラインツールです。
主にデザイナーが表示崩れなどのチェックを行うために利用されていますが、海外サーバーを経由してWebサイトへアクセスすることもできます。
ただし無料版では1回3分間までの閲覧制限があり、長時間のコンテンツ利用には有料版の契約が必要です。
有料版は月額19ドル~となっており、日本円で約2,800円ほどのコストがかかります。
先にご紹介したVPNなら1ヶ月あたり400円以下で利用できるサービスもあるので、あまりお金をかけたくない人にはVPNの利用がおすすめです。
Browserlingの使い方
Browserlingの簡単な使い方をご紹介します。
「Test now!」をクリックします。
これだけで、簡単に海外のサイトを見ることが可能です。
方法3.ブラウザの拡張機能を利用する
Google Chromeを使用している人であれば、拡張機能の追加によって海外のサイトが見られるようになります。
今回は『Browsec VPN』という拡張機能を利用する方法をご紹介します。
無料で利用できますが、無料で接続できるサーバーはオランダ、フランス、ポーランド、シンガポール、イギリス、アメリカの6ヵ国のみとなっています。
利用環境によっては電波があまり良くないケースもあるので、気になる人は試してみると良いでしょう。
Google Chrome拡張機能の使い方
Browserlingのダウンロード方法と使用方法を説明します。
Chrome ウェブストアを開き、検索ボックスに「Browsec VPN」と入力します。


検索結果に表示された『Browsec VPN』をクリックし「Chromeに追加」を選択しましょう。

ブラウザ右上に追加された地球のアイコン(Browsec VPNのアイコン)をクリックし「Accept」を選択。
画面右上に表示されたボックス内にある「Change」をクリックすると、サーバーを変更できます。
また、ボックス右下の「ON」をクリックすれば、IPアドレスを元に戻せます。

VPNで日本から海外のサイトが見られる仕組み

VPNを利用すると、日本以外の国のIPアドレスを利用して海外のサイトへアクセスできるとお伝えしました。
VPNは、もともとネットワークのセキュリティ性能の向上や、プライバシー保護を目的として開発された通信規格です。
「Virtual Private Network」の頭文字を取って「VPN」と呼ばれており、日本語に訳すと「仮想専用線」といった意味になります。
いつものネットワークの通信網に、VPN専用のトンネルを作ることで、VPN利用者だけがその通信網を通じて安全にインターネットに接続できます。
VPNサービスの提供者は、各国さまざまな地域にVPN専用のサーバーを設置しており、VPN利用者に対して秘匿性が高く、安全な通信サービスを提供しているのです。
海外サイトを見る以外のメリットも多い
VPNの利用には、海外サイトを見る以外にもいくつかのメリットがあります。
- 海外でしか視聴できない動画・楽曲コンテンツを日本でも楽しめる
- 堅牢なセキュリティ性能によりフリーWiFiに安全に接続できる
- 海外から日本のサイトが見たい場合にも利用できる
VPNは、基本的に銀行レベルの強固な暗号化通信規格を採用しているので、ビジネス利用にも適しています。
また、IPアドレスを別の国のものへ切り替えられることから、海外から日本のコンテンツを楽しみたい場面でも利用できますよ。
VPNで見られるようになる海外サイト一覧
VPNを介してインターネットに接続すると、たとえば以下のような制限のかけられているサイトが見られるようになります。
- 海外版の動画配信サービス
- 海外版の音楽・ラジオ配信サービス
- 海外のショッピングサイト
- 海外のマッチングサイト
- 国の公共放送局サービス
- 海外の成人向けコンテンツ
なお、海外からアクセスできない日本のサイトも同様です。
安全なVPNサービスの選び方
VPNサービスは利用料金もサービス内容もさまざまですが、決して「VPNならどれでも良い」というわけではありません。
以下の基準を参考に、安全なVPNサービスを選択しましょう。
- 完全無料のVPNサービスは避ける
- 利用したい国にVPNサーバーがある
- セキュリティ性能が高い(AES-256ビットを用いた暗号化方式が採用されている)
- 「ノーログポリシー」が掲げられている
- 利用料金が高すぎない
- 運営元が明確に公表されている
- 十分な通信速度がある
- 対応デバイスが自身のニーズに合っている
- 返金保証・無料トライアル期間がある
- サポート体制が整っている
意外とチェック項目が多いように思えますが、ここまでの項目をクリアしていれば安全性の高さは判断しやすくなります。
しっかりと情報収集をしながら、安心して利用できるVPNサービスを選んでくださいね。
なお、当サイトがおすすめするVPNサービスはこのあとご紹介しますので、気になる人はぜひチェックしてください。
完全無料のVPNサービスの落とし穴
VPNサービスには完全無料で利用できるものもありますが、基本的におすすめはできません。
VPNを無料で提供する理由はいくつか考えられます。
- 機能に制限をかけ有料プランへ誘導するため「1」
- 個人情報を収集・悪用するため「2」
- セキュリティを含む技術開発にコストがかかっていないため「3」
「1」であればビジネスとして理解できますが、「2」「3」が理由だとしたら非常に危険ですよね。
現代で使われている多くのデバイスには、セキュリティ機能が標準搭載されていますが、それでも不審なアプリやWebサイトからウイルスに感染したり、情報を抜き取られたりするケースが絶えません。
完全無料でIPアドレスを切り替えられるのは魅力的ですが、サービスの安全性については慎重に判断しましょう。
安全・知名度の高いおすすめのVPN3選
VPNを使えば日本から海外のサイトが見られますが、どのVPNサービスを選べば良いのかわからない人は多いと思います。
ここでは、当サイトがおすすめするVPNサービスを3社ご紹介します。
いずれも安全かつ知名度の高いVPNサービスとなっていますので、ぜひお好みで選んでみてくださいね。
MillenVPN:安くて安心の国産VPN
![]() | MillenVPN | ||
|---|---|---|---|
| iPhone | 〇 | ||
| Android | 〇 | ||
| MAC | 〇 | ||
| Windows | 〇 | ||
| 接続デバイス数 | 無制限 | ||
| 無料版 | お試し期間 | 返金保証 | 月額料金 |
| なし | 30日間 | 30日間 | 360円~ |
| 無料版の制限 | |||
| 返金対象となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。 お試し期間中、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。 | |||
今回ご紹介するVPNサービスの中では、唯一日本製の国産VPNサービス。
契約期間が長いほどお得になり、2年プランならひと月あたり396円で利用できます。
また、MillenVPNには短期間専用のプランも用意されており、7日間、15日間、30日間からプランを選択することも可能です。
1年または2年のサブスクプランには30日間の返金保証付きで、万が一「接続の調子が良くない」といった場合には料金を返金してもらえます。
国産VPNなので、完全な日本語でサポートしてもらえるのも嬉しいポイントとなっています。
MillenVPNの口コミ・評判はこちら。

NordVPN:サーバー設置国が多く幅広いコンテンツ視聴に
![]() | NordVPN | ||
|---|---|---|---|
| iPhone | 〇 | ||
| Android | 〇 | ||
| MAC | 〇 | ||
| Windows | 〇 | ||
| 接続デバイス数 | 10台 | ||
| 無料版 | お試し期間 | 返金保証 | 月額料金 |
| あり | 30日間 | 30日間 | 460円~ |
| 無料版の制限 | |||
| お試し期間中、通信速度の制限はなし。1アカウント(1契約)においてデータ転送量が月3TBを超えた場合はデータ制限がかかる可能性あり。 | |||
NordVPNは、世界100ヵ国以上に7,400台以上のサーバーを展開している世界規模で有名なVPNサービスです。
広告ブロック、マルウェア対策などのセキュリティ機能も備え、プライベートだけでなくビジネス利用にもおすすめのVPNとなっています。
通信速度にも強みを持っており、NordVPNが独自に開発したNordLynxプロトコルによって、高速かつ安定性の高い接続サービスを提供。
2年プランの場合、ひと月あたり440円から利用ができ、価格と機能性のバランスに優れている点も魅力です。
NordVPNの口コミ・評判はこちら

ExpressVPN:ビジネス利用・海外旅行にもおすすめ
![]() | ExpressVPN | ||
|---|---|---|---|
| iPhone | 〇 | ||
| Android | 〇 | ||
| MAC | 〇 | ||
| Windows | 〇 | ||
| 接続デバイス数 | 10台/12台/14台 | ||
| 無料版 | お試し期間 | 返金保証 | 月額料金 |
| なし | 30日間 | 30日間 | 1,263円~ |
| 無料版の制限 | |||
| お試し期間中、データ量や通信速度の制限はなし。 Androidは30日間の返金保証がついているが、iPhoneユーザーがApple App Store経由で購入した場合は返金保証を利用できない点に注意。 | |||
セキュリティ機能やオプションが充実しているExpressVPN。
マルウェア保護やトラッカーブロック機能はもちろんのこと、VPN接続が切れた際に自動でインターネット接続を遮断してくれる「キルスイッチ」、パスワードマネージャーなど、IPアドレスの切り替えにとどまらず、総合的にサポートしてくれるのが大きな特徴です。
また、パソコンやスマホだけでなく、ブラウザの拡張機能やスマートテレビ、ゲーム機にも対応しており、幅広いデバイスのIPアドレスを切り替えられます。
ExpressVPNでは、スマホアプリのみ7日間の無料お試し期間が用意されています。
2年プランの場合はひと月あたり4.99ドル(約740円)から利用できますので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
ExpressVPNの口コミ・評判はこちら

日本から海外のサイトを見る前に知っておきたい注意点
日本から海外のサイトを見る際、注意しておきたいポイントもあります。
- 利用するサイトやサービスの規約をチェック
- 見たいサイトの国にサーバー設置のあるVPN
VPNを利用する際は、完全無料のサービスは避けるべきです。
有料のVPNを契約した後に後悔しないためにも、ぜひあらかじめ目を通しておきましょう。
利用するサイトやサービスの規約をチェックしよう
VPNを利用すると、IPアドレスを他国のものに切り替えることによって日本から海外のサイトが見られるようになります。
しかし、利用するWebサイトによっては、実際に住んでいる場所と異なる国のIPアドレスを使ったサービスの利用を禁止していることもあるため注意が必要です。
中でも動画配信・音楽配信サービスは、著作権などの都合で利用を制限しているといった背景があったりしますので、VPNを使う前に必ずサービスの利用規約をチェックしておきましょう。
見たいサイトの国にサーバー設置のあるVPNを選ぼう
VPNサービスによって、VPNサーバーを設置している国やサーバー設置数は大きく異なります。
たとえば、A社はアメリカに50台のVPNサーバーを設置していて、B社はアメリカにVPNサーバー自体を設置していないといったケースもあるのです。
「日本では閲覧できないアメリカのWebサイトが見たい」となった時、A社のVPNなら見られる可能性が高いですが、B社は見れない可能性があります。
VPNの選び方でも触れましたが、見たいサイトの国にVPNサーバーが設置されているサービスを選ぶようにしましょう。
日本から海外のサイトを見る時のQ&A
ここでは、日本から海外のサイトを見る時によくある質問と回答をいくつかまとめています。
- 日本から中国(中国から日本)のサイトを見ても大丈夫?
- iPhoneやAndroidでもVPNは使えるの?
- 海外のサイトに危険性はある?
- 日本から中国のサイトが見れないのはなぜ?
気になる項目があればぜひ参考にしてください。
まとめ
本記事では、簡単に日本から海外のサイトへアクセスする方法を3つ画像付きでご紹介しました。
ご紹介した方法は次の3つです。
- VPNを利用する
- Browserling(ツール)を利用する
- Google Chromeの拡張機能を利用する
中でもVPNを利用した方法は安全性が高く、アプリで簡単にIPアドレスの切り替えができるためおすすめです。
フリーWiFiを安全に利用したい人にも最適なので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
初めてVPNを利用する人は、料金が安いMillenVPNがおすすめです。





