キャンプやアウトドアを快適に楽しむためのアイテムとして注目されているのがポータブル電源です。
スマホなどのデバイス充電はもちろん、照明や調理家電なども使用できるため、デイキャンプから車中泊、さらには防災用まで幅広い活用が期待できます。
そこで今回は、ポータブル電源の容量別におすすめのモデルを紹介します。
200Wh程度の軽量モデルから1,000Whを超える大容量モデル、ソーラーパネル付きモデルまで幅広く紹介するので、自分のニーズに合う1台が見つかるはずです。
さらに、ポータブル電源の選び方のポイントや使用時の注意点についても詳しく解説します。
快適かつ安全なアウトドアライフのために、ぜひ参考にしてください。
200~500Wh|BBQやデイキャンプにおすすめのポータブル電源
BBQや短時間のデイキャンプなどでポータブル電源を使用したい場合は、200〜500Whのモデルがおすすめです。
低容量モデルは小型でコンパクトなものが多いので、荷物を増やしたくない方でも手軽に持ち出して使えますよ。
| メーカー | 商品名 | 容量 | 定格出力 | 充電時間(AC充電) | サイズ | 重さ | 入力ポート | 出力ポート | バッテリーサイクル数 | LEDライト | 防水機能 | パススルー機能 | ソーラー充電 | 保証期間 | 電池 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery | ポータブル電源240New | 256Wh | 300W | 1.9時間 | 約23.1×15.3×16.8cm | 約3.6kg | ・AC ・USB(タイプC) | ・AC×1 ・USB(タイプA×1・タイプC×2) ・シガーソケット×1 | 約4,000回 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| EcoFlow | RIVER 3 Plus | 286Wh | 600W~900W | 1時間 | 約23.4×23.2×14.6cm | 約4.7kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×3 ・USB(タイプA×2・タイプC×1) ・シガーソケット×1 | 約3,000回 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| ALLPOWERS | R600 | 299Wh | 600W | 1時間 | 約28.5×19.5×19.0cm | 約5.6kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×2 ・USB(タイプA×2・タイプC×2) ・シガーソケット×1 ・ワイヤレス×1 | 約3,500回 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| PECRON | E300LFP | 288Wh | 600W | 1.3時間 | 約25.4×17.2×15.4cm | 約4.8kg | ・AC ・USB(タイプC) ・シガーソケット | ・AC×2 ・USB(タイプA×2・タイプC×1) ・シガーソケット×1 ・DC5525出力ポート×2 ・ワイヤレス×1 | 約3,500回 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 2.5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| PowerArQ | mini 2 | 307Wh | 300W | 5時間 | 約25.0×17.7×17.5cm | 約4.7kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×2 ・USB(タイプA×2・タイプC×1) ・シガーソケット×1 ・ワイヤレス×1 | 約3,000回 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 3年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
Jackery|ポータブル電源240New

世界で50万台以上を販売したJackeryの大ヒットモデル「240」がパワーアップしたモデルです。
バッテリーサイクル数が4,000回を超えても工場出荷時の70%の電池残量を維持でき、毎日使っても10年間使える長寿命が魅力です。
USBポートはタイプCが2口あるので、スマホを2台同時に充電することもできますよ。
約3.6kgとかなり軽量なので、簡単に持ち運べます。
使用後は製品の無償回収サービスも利用できるので、買い替えのときも安心です(ソーラーパネル、アクセサリー品は除く)。
EcoFlow|RIVER 3 Plus

EcoFlowの「RIVER 3 Plus」は必要に応じてバッテリーを増設できるのが大きな特徴です。
本体の容量は286Whですが、EB290(286Wh)やEB580(572Wh)と接続することで最大858Whの容量に拡張できますよ。
定格出力は最大600Wですが、X-Boost機能をオンにすると900Wまで対応が可能。
ほとんどの家庭用電化製品をスムーズに動かすことが可能です。
AC出力ポートが3つ付いているため、大きめの電化製品を複数同時に使いたい方におすすめです。
充電はACコンセントから1時間で満充電が可能で、ガソリン式発電機からの充電にも対応しています。
30dB以下の静音設計なので、就寝中でも安心して使用できる点も嬉しいポイントです。
スマホアプリにも対応しており、速度調整やタイマー充電、低バッテリーアラートなどさまざまなカスタム設定ができるので使い勝手が良いでしょう。
ALLPOWERS|R600

ALLPOWERS「R600」は機能のバランスが良いモデルです。
ACコンセントでの充電は1時間で完了、キャンプであると便利な各種機能(LEDライト、防塵・防水、パススルー機能、ソーラー充電)にもしっかり対応しています。
出力ポートの数も多く、ACコンセントやUSBのタイプA・タイプCはそれぞれ2口あるのが嬉しいポイント。
ワイヤレス充電も利用できますよ。
40dBの静音設計のほか、出力が10W以下の場合に設定時間が経過すると自動的に電源がOFFになるECOモードを採用しているので、就寝中の使用でも使い勝手が良いでしょう。
保証期間も5年と長く、アフターサービスも充実しているので、ポータブル電源を初めて利用する方であっても安心して使えますよ。
ただし、ほかのモデルと比べると少し重い点には注意してください。
PECRON|E300LFP

PECRON「E300LFP」は容量が288Whながら、600Wもの定格出力が出せます。
出力ポートの数も合計9個と多く、主流のACコンセント、USB(タイプA、タイプC)、シガーソケットのほかワイヤレス充電にも対応しているのが魅力。
さまざまなタイプの電化製品に対応できますよ。
専用のスマホアプリをダウンロードすれば遠隔操作が可能で、電力使用量の確認だけでなくAC・DC出力の切り替えや充電ワット数の設定などもできます。
「パススルー機能」にも対応しているので、本体を充電しながらの使用も可能です。
ただし、同程度の容量の他社モデルと比べて保証期間が最大2.5年と短めな点には注意しましょう。
PowerArQ|mini2

性能だけでなく、デザイン性にもこだわりたい方には PowerArQ の「mini2」がおすすめです。
カラーバリエーションが3種類と豊富で、キャンプギアに合わせて楽しめますよ。
出力ポート数は標準的ですが、ワイヤレス充電にも対応している点が嬉しいポイントです。
ほかのメーカーと異なり、簡易LEDランタンや停電対策BOOKが同梱されている点も特徴的です。
30日間の返品・交換保証や使用済みの商品は回収してもらえるなどサポートが手厚い点もメリット。
ただし、家庭用コンセントからの充電ではフル充電までに約5時間かかる点に注意しましょう。
同程度の容量の他社モデルと比べ、倍以上の時間がかかるため、頻繁にキャンプに出かける場合は他のモデルを検討したほうがよいでしょう。
なお、保証期間は通常は2年で、公式ストアから購入した場合に限り3年という点にも注意してください。
500~800Wh|キャンプ泊や車中泊におすすめのポータブル電源
泊りがけのキャンプや車中泊の場合は、500〜800Wh程度のポータブル電源がおすすめです。
ミニ扇風機や電気毛布を夜通し使ったり、小型冷蔵庫やLEDランタンなどを長時間にわたって使いたい場合でも対応が可能です。
ただし、200〜500Whのモデルよりもかなり重さがあるので、取り扱いには十分に注意しましょう。
| メーカー | 商品名 | 容量 | 定格出力 | 充電時間(AC充電) | 重さ | 入力ポート | 出力ポート | バッテリーサイクル数 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery | ポータブル電源600Plus | 632Wh | 800W | 1.7時間 | 約30.0×21.9×19.7cm | 7.3kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×1 ・USB(タイプA×1・タイプC×2) ・シガーソケット×1 | 約4,000回 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| EcoFlow | RIVER 2 Pro | 768Wh | 800W | 1.1時間 | 約27.0×26.0×22.6cm | 8.25kg | ・AC ・USB(タイプC) ・シガーソケット | ・AC×4 ・USB(タイプA×3・タイプC×1) ・シガーソケット×1 | 約3,000回 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| PECRON | E600LFP | 614Wh | 1,200W | 2.2時間 | 約29.8×19.9×21.5cm | 9.4kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×3 ・USB(タイプA×2・タイプC×2) ・シガーソケット×1 ・DC5525出力ポート×2 ・ワイヤレス×1 | 約3,500回 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 2.5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
Jackery|ポータブル電源600Plus

Jackery「ポータブル電源600Plus」は定格出力800W、容量632Whの中容量モデルです。
長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しており、約4,000回のバッテリーサイクル後でも工場出荷時の70%の電池残量を維持可能。
バッテリーの充電を85%に制限し、80%を下回った場合のみ充電することでバッテリー寿命を1.5倍に延長する機能も搭載しています。
毎日使っても10年間使える長寿命設計が魅力です。
重さも約7.3kgと軽量設計なので、キャンプの心強い味方になるでしょう。
通常のACコンセントによる充電ではフル充電まで約1.7時間かかりますが、緊急スピード充電モードでは最速1時間で完了します(緊急時のみ使用推奨)。
停電などの緊急事態では電源供給をポータブル電源に自動で切り替えてくれるので、防災アイテムとしても活躍が期待できる1台です。
EcoFlow|RIVER 2 Pro

「RIVER 2 Pro」は短時間(約70分)でフル充電できる点が大きな魅力です。
これは一般的なポータブル電源と比べても約5倍速く、EcoFlowでも史上最速。
急なキャンプにも対応したい方や、とにかく短時間で準備したいという方におすすめです。
ここで紹介している3モデルの中ではもっとも出力ポートの数が多く、ACコンセントは4口、USBタイプAは3口も搭載されています。
大人数でキャンプに行く場合でも使い勝手が良いでしょう。
最大800WのAC出力ポートを備えているので、X-Boostモードを有効にすれば電子レンジや電気ポットなどの消費電力の高い電化製品も利用できますよ。
また、「RIVER 2シリーズ」は工業製品における国際的な安全認証機関であるTÜV Rheinland(テュフ・ラインランド)の認証をポータブル電源業界で初めて取得。
安全性能も高いので、ポータブル電源の利用が初めてという方でも安心して利用できるでしょう。
PECRON|E600LFP

「E600LFP」は本体容量が614Whですが、定格出力が1200Wの高出力のため、ほとんどの電化製品を稼働させることが可能です。
そのため、キャンプはもちろん、災害時の自宅用電源としても活用できますよ。
出力ポートが11口と種類も数も多い点が魅力で、複数人での利用も問題ありません。
ワイヤレス充電にも対応しているのが特徴。
E600LFPはBMSバッテリー管理システムを内蔵しており、規定の範囲を超えた場合に過充電や過放電、過温などから本体を保護します。
バッテリーの使用寿命を延ばす仕組みが搭載されているので、長期間安心して使えるモデルを探している方におすすめです。
ただし、保証期間が最大2.5年と短めな点には注意しましょう。
1,000Wh以上|防災利用も兼ねたおすすめの大容量のポータブル電源
「キャンプと防災利用を兼ねたポータブル電源が欲しい」という方には1,000Wh以上の大容量モデルがおすすめです。
自宅にあるほとんどの電化製品を動かせるので、万が一の際でも安心ですよ。
ただし、1,000Wh以上だとかなり重く金額も高額になるため、自分のニーズに合うかどうかしっかり検討してみてください。
| メーカー | 商品名 | 容量 | 定格出力 | 充電時間(AC充電) | サイズ | 重さ | 入力ポート | 出力ポート | バッテリーサイクル数 | LEDライト | 防水機能 | パススルー機能 | ソーラー充電 | 保証期間 | 電池 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery | ポータブル電源1000New | 1,070Wh | 1,500W | 1.7時間 | 約32.7×22.4×24.7cm | 約10.8kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×1 ・USB(タイプA×1・タイプC×2) ・シガーソケット×1 | 約4,000回 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| EcoFlow | DELTA 3 | 1,024Wh | 1,500W | 56分 | 約39.8×20.0×28.4cm | 約12.5kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×6 ・USB(タイプA×2・タイプC×2) ・DC5525出力ポート×2 ・シガーソケット×1 | 約4,000回 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| ALLPOWERS | R1500 | 1152Wh | 1800W | 1時間 | 約41.3×31.2×26.5cm | 約16.7kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×4 ・USB(タイプA×2・タイプC×2) ・シガーソケット×1 ・ワイヤレス×2 | 約3,500回 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| PECRON | E1500LFP | 1536Wh | 2200W | 1.8時間 | 約37.7×23.7×30.5cm | 約18.5kg | ・AC ・シガーソケット | ・AC×3 ・USB(タイプA×4・タイプC×2) ・DC5525出力ポート×2 ・XT60出力ポート×1 ・シガーソケット×1 ・ワイヤレス×1 | 約3,500回 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 5年 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
Jackery|ポータブル電源1000New

大容量でもなるべく軽いモデルを探している方におすすめなのがJackery「ポータブル電源1000New」です。
重量は約10.8kgで、業界トップクラスの軽量設計。形状もコンパクト。
自宅の保管スペースを節約できるうえ、キャンプへの持ち出しも手軽にできますよ。
通常のコンセント充電ではフル充電まで1.7時間かかりますが、「緊急充電モード」を使えば最短60分でOK。
独自のバッテリー保護システム「ChargeShield2.0」を採用しており、安全性を向上させつつ10年間毎日使用しても劣化しにくい長寿命バッテリーを採用。
テストするモノ批評誌「MONOQLO(2025年1月号)」においてベストバイ・オブ・ザ・イヤー2024ポータブル電源部門のMVP1位(※)に選ばれていることからも、間違いのないモデルと言えます。
EcoFlow|DELTA 3

EcoFlow「DELTA 3」は業界最速の高速充電が魅力です。
独自のX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力との組み合わせにより、40分で80%、56分で100%の充電が可能。
バッテリーの持ちも良く、最大4,000回のサイクルでも工場出荷時の80%の容量を保持。
IP65等級の防塵・防水性能も備えているため、キャンプでも安心して使用できます。
約10年間長期にわたって安全に利用できるでしょう。
本体は約12.5kgのコンパクト設計でありながら、出力ポートが13口もあり多用途に使える点も魅力です。
専用のエクストラバッテリーと合わせると容量の拡張ができるため、ニーズに合わせて稼働時間を延長できるのも嬉しいポイントです。
ALLPOWERS|R1500

ALLPOWERS「R1500」は、コンセントからの充電では約1時間でフル充電が可能です。
定格出力1,800Wなので幅広い電化製品に対応できるうえ、出力ポートも11口と豊富なのがメリット。
最大11台のデバイスに同時給電ができるため、家族や友人との大人数でのキャンプでも使い勝手が良いでしょう。
ワイヤレス充電は2口対応しているため、スマホなど配線を気にせず充電できるのが嬉しいですね。
1,800Wで稼働しても約55dBの静音設計なので、夜間でも安心して利用できますよ。
PECRON|E1500LFP

PECRON「E1500LFP」は容量の拡張に対応している点が特徴的です。
通常時は1,536Whですが、 専用のバッテリー(EP3000)を最大2台接続することで、7,680Whまで拡張できます。
定格出力も2,200Wなので家庭用の大型家電も問題なく稼働でき、防災用に備えておきたい方におすすめです。
出力ポート数も多く、ワイヤレス充電にも対応しているので使い勝手が良いでしょう。
本体側面にハンドルが付いており持ち運びしやすい工夫がされていますが、ここで紹介しているモデルの中では約18.5kgと重めなので、移動の際には注意しましょう。
おすすめのソーラーパネル付きポータブル電源
ここでは、熱交換率が高く、防塵・防水性能を備えたソーラーパネル付きのポータブル電源セットを紹介します。
サイズや重さはモデルによってさまざまなので、自分のニーズに合わせて検討してください。
| メーカー | 商品名 | 定格 | 変換効率 | 防塵・防水 | 収納サイズ | 展開サイズ | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery | SolarSaga 100W | 100W | 25% | IP68 | 約61.0×55.2×3.5cm | 約122.0×55.2×2.0cm | 約4kg |
| EcoFlow | Gen2 | 220W | 25% | IP68 | 約60.0×57.1×3.2cm | 約212.3×60.0×2.5cm | 約7.2kg |
| PECRON | 200Wソーラーパネル | 200W | 22% | IP67 | 約59.7×61.0×4.2cm | 約224.0×61.0×2.7cm | 約6.3kg |
- ソーラーパネルのみ性能を比較
Jackery|Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

1,000Wh以上の大容量モデルでおすすめした「ポータブル電源1000New」と、ソーラーパネル「SolarSaga 100W」がセットになった商品です。
Jackeryのソーラーパネルは業界トップクラスの変換効率25%を実現しています。
パネル背面からも発電する両面発電に対応しており、より多くの太陽光を電力に変換することが可能。
ソーラーパネル本体はIP68の防塵・防水に対応しており、衝撃にも強い設計になっているため屋外の利用でも安心して使えますよ。
このほか、容量256Wh、632Wh、1,070Whのポータブル電源とソーラーパネルがセットになった商品も販売されているので、ニーズに合わせて検討してみてください。
EcoFlow|DELTA 3 + 220W片面ソーラーパネルGen2セット

1,000Wh以上の大容量モデルでおすすめした「DELTA 3」と、220Wのソーラーパネル「Gen2」がセットになった商品です。
Jackeryのソーラーパネル同様、変換効率は最大25%で、IP68の防塵・防水に対応しています。
EcoFlowのソーラーパネルは30°〜60°の角度調整が可能な点が特徴的です。
太陽光角度ガイドが付いているので、発電量を向上させる最適な角度がわかりますよ。
収納サイズはコンパクトなので、持ち運びも簡単です。
よりソーラーでの入力レベルを上げたい場合は上位モデルの「DELTA 3 Plus + 220W片面ソーラーパネルGen2」を検討してみるとよいでしょう。
PECRON|E1500LFPポータブル電源+1枚200Wソーラーパネルセット

1,000Wh以上の大容量モデルでおすすめした「E1500LFP」と、200Wのソーラーパネルがセットになった商品です。
変換効率や防塵・防水等級はほかの2モデルに若干劣りますが、キャンプや防災目的で使う分には十分な性能を備えています。
ソーラーパネルの角度も調整できるので、充電効果を高めることもできますよ。
PECRONではほかにも288Wh、614Wh、1920Whとさまざまな容量のポータブル電源とソーラーパネルのセット商品が提供されているので、自分のニーズに合う商品をチェックしてみてください。
キャンプにポータブル電源は本当に必要?持っていくメリットを解説

「アウトドア環境を楽しむためにキャンプに行くのに、ポータブル電源は本当に必要なのか?スマホ充電用のモバイルバッテリーがあれば十分なのでは?」と思う方も多いかもしれません。
ですが、ポータブル電源があるとキャンプの快適さが数段レベルアップするのは事実です。
ここでは、キャンプでポータブル電源を使う際の3つのメリットについて解説します。
- 屋外でも電化製品の使用が可能になる
- 緊急時に役立つ
- キャンプ初心者は電気があることが安心感につながる
屋外でも電化製品の使用が可能になる
まず、なんといっても屋外で電化製品を使えるようになることが大きなメリットです。
キャンプなどで、以下のような楽しみが増えます。
- 調理家電で料理を時短
- スピーカーで音楽鑑賞
- プロジェクターで映画鑑賞
- ドローンやカメラの充電
- 暖房器具の利用(夏場の扇風機、冬場の電気毛布)
- 照明
大容量タイプのポータブル電源やソーラーパネルで給電できるタイプであれば、長期間のキャンプにも対応できますよ。
ポータブル電源があれば、自然を満喫しながらも自宅のような快適さを保つことができるでしょう。
緊急時に役立つ
キャンプなどのアウトドア環境では突然の天候悪化や体調不良など、予期せぬ事態が発生する可能性があります。
そんなときでもポータブル電源があれば冷静に対応することが可能です。
たとえば、連絡を取るためにスマホの充電ができますし、電気毛布やヒーター、扇風機などがあれば体温調節にも活用できます。
ライトやランタンがあれば夜間の安全性も確保できますよ。
停電や災害時の備えとしてもポータブル電源は役立つため、キャンプ用に購入したとしても日常生活での利用価値が高い点も大きな魅力と言えます。
キャンプ初心者は電気があることが安心感につながる
ポータブル電源はキャンプ初心者の精神的・技術的な負担を軽減してくれる側面もあります。
初めてのキャンプでは火の扱いやテントの設営などに不安を感じることが多いですが、ポータブル電源があれば調理や暖房、照明の準備が容易になります。
夜間にトラブルが発生した場合でも、充電されたライトやスマホがあれば安心して対応できるでしょう。
容量が大きいポータブル電源であればパートナーや友人と複数人でキャンプに行く場合でも十分使えるので、自然の中での時間をより楽しく過ごすための助けになるはずです。
キャンプで使うポータブル電源の選び方6つのポイント

ここでは、キャンプで使うポータブル電源の選び方について6つのポイントを解説します。
- 利用シーン・家電の消費電力に合わせて容量を選ぶ
- 定格出力は消費電力以上のものを選ぶ
- 出力ポートの種類や数がニーズに合うかチェックする
- ソーラーパネルでの充電ができるか
- 防塵・防水機能やライト機能があるか
- 製品寿命が長いものを選ぶ
ひとつずつ解説します。
利用シーン・家電の消費電力に合わせて容量を選ぶ
ポータブル電源を選ぶ際は、利用シーンや使用したい家電の消費電力に合わせて容量を選ぶことが重要です。
容量が大きければその分さまざまなシーンで活用できますが、価格が高くなる・サイズが大きくなる・重量が重くなるなどのデメリットもあるので、自分のニーズにぴったり合うものを選ぶのがおすすめです。
基本的な容量別のおすすめ用途は下記のとおりです。
| 容量 | 200~500Wh | 500~700Wh | 1000Wh以上 |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | ・BBQ ・デイキャンプ | ・宿泊キャンプ ・車中泊 | ・防災対策 |
次項では各容量で家電がどれくらい使えるのかを紹介します。
ただし、正確な使用時間・回数は実際の家電の消費電力量や使用状況により変動するため、あくまで目安としてください。
また、ポータブル電源は各家電に出力する際に電力のロスが発生するため、容量のすべてを使えるわけではないことも理解しておきましょう。
BBQ・デイキャンプ
BBQやデイキャンプでは200〜500Whのポータブル電源が良いでしょう。
複数台のスマホ充電のほか、LEDランタン、ポータブルスピーカー、ミニ扇風機などを十分な時間使えますよ。
| 使用例 | ||
|---|---|---|
| 消費電力の目安 | 使用可能時間の目安 | |
| スマホ充電 | 5W〜15W | 約13~85時間 |
| LEDランタン | 5W | 約28~85時間 |
| ポータブルスピーカー | 10W | 約20~42時間 |
| ミニ扇風機 | 20W | 約10~20時間 |
キャンプ泊・車中泊
泊まりがけのキャンプや車中泊であれば、500〜800Wh程度のポータブル電源がおすすめです。
就寝中に使いたいミニ扇風機や電気毛布も長時間しっかり使えるでしょう。
ポータブル冷蔵庫や炊飯器なども使えますが、調理家電系は消費電力が高い傾向にあります。
使用する場合は事前に正確な消費電力を把握しておくと安心ですよ。
| 使用例 | ||
|---|---|---|
| 消費電力の目安 | 使用可能時間の目安 | |
| ミニ扇風機 | 20W | 約21~30時間 |
| ポータブル冷蔵庫 | 40W | 約10.5~15時間 |
| モバイルプロジェクター | 50W | 約8.5~11.9時間 |
| 電気毛布 | 60W | 約7~9.5時間 |
| ホットカーペット(1畳サイズ) | 100~150W | 約2.5~6時間 |
| 炊飯器(1合炊き) | 200W | 約2~3回(炊飯回数) |
防災目的
防災目的であれば、1,000Wh以上のポータブル電源を確保しておくと安心です。
1,000Wh以上であれば自宅でよく使う家電もまかなえますよ。
ただし、エアコンのような消費電力が大きすぎる家電では長時間利用は期待できないので注意しましょう。
| 使用例 | ||
|---|---|---|
| 消費電力の目安 | 使用可能時間の目安 | |
| 扇風機 | 30~50W | 約17~28時間 |
| テレビ | 100W | 約8.5時間 |
| 冷蔵庫 | 150W | 約5.5時間 |
| こたつ | 200~400W | 約2~4時間 |
| エアコン | 400W | 約2時間 |
定格出力は消費電力以上のものを選ぶ
ポータブル電源を選ぶ際は、定格出力が使用する電化製品の消費電力以上のものを選ぶことが重要です。
定格出力とは、ポータブル電源が安定して供給できる電力の上限を指します。
出力上限値を超えた電化製品を利用すると電化製品が正常に動作せず、バッテリーが損傷する危険性があるため注意しましょう。
また、複数の出力ポートを同時に使う場合は、合計した消費電力が定格出力内になるよう確認してください。
出力ポートの種類や数がニーズに合うかチェックする
ポータブル電源を選ぶ際には、出力ポートの種類と数が使用したい電化製品と合うかどうかをチェックすることが重要です。
ポータブル電源に搭載されている主な出力ポートは下記のとおりです。
- ACコンセント用
- USBポート(タイプA、タイプC)
- シガーソケット
小型のポータブル電源だとACコンセントが1つだけのものも多いので、電化製品を同時に複数使いたい場合はACコンセントが2口あるものを選ぶとよいでしょう。
USBポートはタイプAとタイプCに分かれているため、自分が使う予定の電化製品に合うか確認してください。
ソーラーパネルで充電ができるといざというときも安心
ポータブル電源本体はコンセントを使って充電するのが基本ですが、ソーラーパネルで充電できる機能があるといざというときでも安心です。
ソーラー充電は天気に左右される点はデメリットですが、太陽光だけで充電が可能なので長期間の宿泊キャンプや災害時など電源の確保が難しい場面で重宝しますよ。
ソーラー充電はポータブル電源本体とソーラーパネルを専用ケーブルで接続するだけで利用できるので、とても簡単です。
ソーラー充電を利用したい場合はポータブル電源とのセット購入がおすすめですが、あとから追加購入することも可能です。
バラバラに購入する場合は、ソーラーパネルの接続や出力、充電スピードなどを確認してください。
キャンプで使うなら防塵・防水機能やライト機能があると便利
キャンプでポータブル電源を使う場合、防塵・防水機能やライト機能があると非常に便利です。
アウトドアでは天候が急に変わる可能性もあるため、防塵・防水機能があると万が一の際でも故障のリスクを下げられます。
防塵・防水機能をチェックしたい場合はIPコードの値を確認しましょう。
IPコードの1桁目は防塵等級、2桁目は防水等級を表しており、数値が高いほど性能が高いことを示しています。
また、ポータブル電源にライト機能があれば夜間の明かりとして役立ちます。
テント内の照明としても使用できるため、別途ランタンや懐中電灯を用意する手間も省けます。
とくに防災目的でポータブル電源を使用したい場合は、大型ライト付きのものを選ぶとよいでしょう。
製品寿命が長いものを選ぶ
ポータブル電源を選ぶ際は製品寿命が長いものを選びましょう。
注目すべきはバッテリーの種類で、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した製品がおすすめです。
リン酸鉄リチウムイオン電池は熱安定性が高く、高温環境でも熱暴走を起こしにくいので発火などのリスクを抑えられます。
保管時に電池残量が減ってしまう自然放電も少ないため、長期間の保管にも優れています。
バッテリーサイクル(※)も2,000~4,000回と数が多いため、長期間利用できますよ。
キャンプによく出かける方は充放電の回数が多くなるため、バッテリーサイクルが長いものを選びましょう。
- バッテリーサイクル:バッテリーを1回充電して完全に放電するまでの過程。回数が大きいほどバッテリーの寿命が長いことを表す。
キャンプでポータブル電源を使う際の3つの注意点

ここでは、キャンプでポータブル電源を使う際の注意点について解説します。
- 適正な環境下での使用を心がける
- 本体を充電しながら接続機器に給電したいならパススルー機能が必須
- 使用後はお手入れをして適正環境で保管する
いずれもバッテリー性能や安全性に関わる内容なので、しっかり確認しておきましょう。
適正な環境下での使用を心がける
キャンプなど自然環境下でポータブル電源を使う際は、メーカーが指定する適正温度範囲(通常0〜40℃程度)を確認し、高温や低温、湿度の高い環境を避けることが重要です。
極端な温度や湿度はバッテリー性能を低下させたり、故障の原因となる場合があります。
夏場は直射日光の下や、高温の車内に長時間放置するのは避けましょう。
ストーブや焚火など火の近くに置かないことも重要です。
冬場はポータブル電源を毛布にくるんで使う方もいるかもしれませんが、ポータブル電源使用時は排気口や通風孔を塞いでしまわないよう注意してください。
また、雷が鳴りだしたら電源プラグに手を触れない・充電をしない、防塵仕様でない場合は砂ぼこりがたつ場所に置かないなどの配慮も必要です。
本体を充電しながら接続機器に給電したいならパススルー機能が必須
パススルー機能とは、ポータブル電源本体を充電しながら同時に接続機器へ給電できる機能です。
この機能があれば、ソーラーパネルやコンセントでポータブル電源を充電しつつ、スマホやパソコン、ライトなどに同時に電力を供給できますよ。
長時間のキャンプや災害時など、電源を切らせない連続使用が必要な場面で非常に便利です。
すべてのポータブル電源がパススルー機能に対応しているわけではないので、購入時に仕様を確認してください。
なお、パススルー機能に対応していないポータブル電源で充電と給電を同時にした場合はバッテリーが劣化する可能性があるので注意しましょう。
使用後はお手入れをして適正環境で保管する
キャンプでポータブル電源を使用した後はお手入れをし、充電管理をして適切な場所に保管しましょう。
まずはポータブル電源本体の砂ぼこりや汚れを乾いた布で優しく拭き取り、端子部分やケーブルに異常(曲がり、汚れ)がないかをチェックしましょう。
ポータブル電源を長期間使用しない場合は満充電(100%)にするのではなく、60〜80%程度の充電状態で保管するとバッテリーの劣化を防いで長寿命を保てます。
ポータブル電源を保管する場合は直射日光や湿気の多い場所を避け、涼しく乾燥した場所に保管してください。
ホコリがたまりやすい場所も避けましょう。
ポータブル電源は保管しているだけでも徐々に放電してしまうため、3ヶ月に1回を目安に充電を行い、60〜80%程度の状態を維持することが理想です。
まとめ
今回は容量別におすすめのポータブル電源を紹介しました。
小容量モデルは持ち出しが簡単で手軽に使えますし、大容量モデルは長期間のキャンプや防災用途としても活用できるのが大きな魅力です。
ソーラーパネル付きのモデルなら電力供給の不安も軽減されます。
今回紹介したポータブル電源の選び方や注意点も参考にしながら、自分のスタイルにぴったりな1台を選んでより便利にアウトドアを楽しんでくださいね。

