車中泊におすすめのポータブル電源を容量別にランキング!選び方や注意点も解説するよ

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車中泊を快適に過ごすためにはポータブル電源の利用がおすすめです。

ですが、「どれくらいの容量が必要なのかわからない」「どのモデルを選べばいいか迷う」という人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、車中泊の期間や電化製品の用途に応じておすすめのポータブル電源を容量別に紹介します。

また、充電不足をカバーできるソーラーパネルとのセット商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「そもそも本当に車中泊にはポータブル電源が必要なのか?」というポイントについても触れているので、これから車中泊を計画している人はチェックしてみてくださいね。

目次

~500Wh|短期間の車中泊や小型家電の使用におすすめのポータブル電源

車中泊でどの電化製品をどれくらい使うかによって必要な容量は異なりますが、1泊2日程度の車中泊で小型家電のみの使用を想定している人であれば、〜500Wh程度のポータブル電源がおすすめです。

コンパクトで軽量なモデルが多いため、持ち運びがしやすいポータブル電源を探している人にもおすすめですよ。

スクロールできます
メーカー商品名容量定格出力サイズ重さ出力ポート便利機能保証期間
Jackery240New256Wh300W約23.1×15.3×16.8cm約3.6kg・AC×1
・USB(タイプA×1・タイプC×2)
・シガーソケット×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
5年
EcoFlowRIVER 3286Wh300~450W約25.5 × 21.2 × 11.3cm約3.5kg・AC×2
・USB(タイプA×2・タイプC×1)
・シガーソケット×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:〇
2年
ALLPOWERSR600299Wh600W約28.5×19.5×19.0cm約5.6kg・AC×2
・USB(タイプA×2・タイプC×2)
・シガーソケット×1
・ワイヤレス×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:〇
5年

Jackery|ポータブル電源240New

約3.6kgとコンパクトながら、高耐久LFPバッテリー搭載により長寿命化を実現した「240New」。

ACコンセントでは1.9時間でフル充電が可能ですが、急速充電を使用すれば1時間で完了します(緊急時のみ使用推奨)。

消費電力300W以下の電化製品に対応しており、スマホ(29W)であれば約11回、ノートパソコン(87W)は約2回の充電が可能です。

デュアルPD高速充電に対応しているので、スマホとパソコンの同時充電もできますよ。

もし、電力不足が心配な場合はソーラーパネルがセットになった商品を検討してみましょう。

ソーラーパネルセット(100W)Jackery|Solar Generator 240 100W

ソーラーパネルセット(40 Mini)Jackery|Solar Generator 240 40W Mini

ソーラーパネル100W×1枚では約3.3時間、40Mini×1枚では約11時間でフル充電が可能です。

40Miniはタブレットサイズに折りたためるコンパクト設計が魅力。

充電時間か持ち運びやすさか、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。

EcoFlow|RIVER 3

「RIVER 3」はエントリーモデルでありながらパワフルな性能が魅力です。

定格出力は最大300Wですが、X-Boost機能を使用すると450Wまで連続かつ安定して対応できますよ。

また、充電方法も多彩で、充電時間が短いのも大きなメリットです。

  • ACコンセント充電:1時間未満
  • ソーラーパネル充電:110Wのパネルで最短2.6時間
  • シガーソケット充電:約2.8時間
  • 発電機充電:約1時間

さらに、防水性、耐火性、耐落下性も備えているため、車の外に持ち出す機会があっても安全に使えますよ。

30dB以下の静音設計なので、就寝時に稼働していても騒音が気になることはないでしょう。

必要に応じて容量を増設したい場合は、上位モデルの「RIVER 3 Plus」を検討してみてください。

最大858Whまで拡張が可能なうえ、5年間のメーカー保証も付きますよ。

なお、ソーラーパネルとセットで購入したい場合は下記の商品を検討してみてください。

ソーラーパネルセット(110W)EcoFlow|RIVER 3 (230) + 110Wソーラーパネルセット

ALLPOWERS|R600

「R600」は出力ポートの豊富さが魅力のポータブル電源です。

ニーズの高いACコンセント、USBタイプA・タイプCがそれぞれ2口ずつ用意されているので使い勝手が良いでしょう。

ワイヤレス充電にも対応しているため、スマホの充電時にケーブルが邪魔にならないのも嬉しいポイントです。

懐中電灯モードを搭載しているうえ、SOS点滅モードにも対応しているので万が一トラブルが発生した場合でも安心ですよ。

充電時間も早く、ACコンセント充電は約1時間、ソーラーパネル充電は1.5〜2時間、シガーソケット充電は1〜2時間でフル充電が可能。

本体のカラーはブラックとパールホワイトの2色展開なので、車内のインテリアに合わせて選びたい人にもおすすめですよ。

ソーラーパネルとセットで購入したい場合は「R600」の商品ページをチェックしてみてください。

ソーラーパネルの種類や枚数によって値段が異なるため、ニーズに合うものを選びましょう。

ソーラーパネルセットALLPOWERS|ポータブル電源R600太陽光発電セット

500~1,000Wh|2泊程度の車中泊や複数の家電を使う人におすすめのポータブル電源

500〜1,000Whのポータブル電源は、2泊程度の車中泊をする人や、複数の電化製品を利用したい人におすすめです。

スマホやノートパソコンへの給電にもしっかり対応できるのでリモートワークで使いたい人も安心ですよ。

また、容量が大きいものだと扇風機や電気毛布が長時間使えるため、夏場や冬場も快適に過ごせるでしょう。

スクロールできます
メーカー商品名容量定格出力サイズ重さ出力ポート便利機能保証期間
Jackery600Plus632Wh800W約30.0×21.9×19.7cm7.3kg・AC×1
・USB(タイプA×1・タイプC×2)
・シガーソケット×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
5年
EcoFlowRIVER 2 Pro768Wh800~1,000W約27.0×26.0×22.6cm8.25kg・AC×4
・USB(タイプA×3・タイプC×1)
・シガーソケット×1
・LEDライト:✕
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
5年
PECRONE600LFP614Wh1,200W約29.8×19.9×21.5cm9.4kg・AC×3
・USB(タイプA×2・タイプC×2)
・シガーソケット×1
・DC5525出力ポート×2
・ワイヤレス×1
・LEDライト:✕
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
2.5年

Jackery|ポータブル電源600Plus

「600Plus」はJackeryの中容量モデルで、定格出力800Wまでの電化製品に対応しています。

本体は約7.3kgと軽量かつコンパクト、さらに取っ手も付いているので、持ち運びやすいモデルを探している人におすすめです。

ACコンセントによる充電ではフル充電まで約1.7時間かかりますが、緊急スピード充電モードでは最速1時間で完了します(緊急時のみ使用推奨)。

バッテリー寿命を1.5倍に伸ばす「バッテリー節約モード」や自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」も搭載しているので、長期間の使用を検討している人にもおすすめです。

LEDライトも搭載しているので夜間の照明にも使えますよ。

ソーラーパネルとセットで購入したい場合は下記の商品をチェックしてみてください。

ソーラーパネルセット(100W)Jackery|Solar Generator 600 Plus 100W

ソーラーパネル100Wが1枚の場合は約8.5時間、2枚の場合は約4.3時間でフル充電ができますよ。

また、ルーフキャリアの取り付けが可能な車であれば、車体の上にソーラーパネルを設置できる下記の商品もおすすめです。

ソーラーパネルセット(100W)Jackery|Solar Generator 600 Plus 100 Prime

EcoFlow|RIVER 2 Pro

「RIVER 2 Pro」は業界トップクラスの高速充電が魅力で、ACコンセント経由ならわずか70分でフル充電が可能です。

車中泊をする機会が多い人でも準備にかかる時間を短縮できますよ。

そのほか、シガーソケットやソーラーパネル、USBタイプCと、豊富な充電方法がある点も大きなメリットです。

定格出力は最大800Wですが、X-Boostモードをオンにすれば1,000Wまで対応可能。

電気機器など工業製品の安全試験・認証を行っている国際安全認証機関「ÜV Rheinland(テュフ・ラインランド)」からポータブル電源としては初めて認証を取得しているため、車中泊でも安心して使えるでしょう。

ソーラーパネルとセットで購入したい場合は下記の商品がおすすめです。

ソーラーパネルセット(220W)EcoFlow|RIVER 2 Pro + 220W片面ソーラーパネルGen2

業界トップクラスの変換効率25%を備えており、約4時間でフル充電ができますよ。

PECRON|E600LFP

「E600LFP」は容量が614Whながら1,200Wもの定格出力を備えている点が大きなメリットです。

車中泊でもほとんどの電化製品を稼働させることができますよ。

出力ポート数は11口で種類も豊富なうえ、ワイヤレス充電にも対応しているのも嬉しいポイント。

複数の電化製品を使いたいときはもちろん、複数人数で車中泊をする場合も使いやすいでしょう。

BMSバッテリー管理システムを内蔵しているため、過充電や過放電、過電流、過温などからしっかり保護してくれますよ。

充電方法も多彩で、ACコンセントのほか、ソーラーパネル充電、シガーソケット充電、発電機充電にも対応しています。

また、ソーラーパネルに関しては、種類と枚数の組み合わせでさまざま商品が展開されている点も「E600LFP」のメリットです。

ソーラーパネルセット(100W×1枚)PECRON|E600LFP+100Wソーラーパネル1枚セット

ソーラーパネルセット(200W×1枚)PECRON|E600LFP+200Wソーラーパネル1枚セット

ソーラーパネルセット(200W×2枚)PECRON|E600LFP+200Wソーラーパネル2枚セット

ただし、上記の2モデルに比べ保証期間が最大2.5年と短い点には注意してください。

1,000Wh以上|長期の車中泊や高出力家電を使う人におすすめのポータブル電源

長期にわたる車中泊を検討している人や、電子レンジや炊飯器などの高出力家電を使用したい人には1,000Wh以上のポータブル電源がおすすめです。

定格出力が大きいモデルを選べば、ほぼすべての電化製品を使用することが可能です。

ただし、容量が大きくなるほど重くなり、広い保管場所も必要になる点には注意しましょう。

スクロールできます
メーカー商品名容量定格出力サイズ重さ出力ポート便利機能保証期間
Jackery1000 New1,070Wh1,500W約32.7×22.4×24.7cm約10.8kg・AC×3
・USB(タイプA×1・タイプC×2)
・シガーソケット×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
5年
EcoFlowDELTA 31,024Wh1,500W約39.8×20.0×28.4cm約12.5kg・AC×6
・USB(タイプA×2・タイプC×2)
・DC5525出力ポート×2
・シガーソケット×1
・LEDライト:〇
・パススルー機能:〇
・防塵防水:〇
5年
PECRONE1500LFP1,536Wh2,200W約37.7×23.7×30.5cm約18.5kg・AC×3
・USB(タイプA×4・タイプC×2)
・DC5525出力ポート×2
・XT60出力ポート×1
・シガーソケット×1
・ワイヤレス×1
・LEDライト:✕
・パススルー機能:〇
・防塵防水:✕
5年

Jackery|ポータブル電源 1000 New

なるべく軽いモデルを選びたいという人にはJackeryがおすすめです。

「1000New」は約10.8kgと業界トップクラスのコンパクト設計でありながら、ほぼすべての電化製品に対応できる定格出力(1,500W)を備えています。

耐火性、耐衝撃性も備えているので、車中泊でも安心して使えるでしょう。

コンセントからの充電では1.7時間ほどかかりますが、「緊急充電モード」を使えば最短60分でフル充電が可能です(緊急時のみ使用推奨)。

騒音値も30dB以下の静音設計なので、就寝時に使用した場合でも睡眠の妨げにはならないでしょう。

5年間の長期保証に対応しているうえ、修理や製品回収サービスも利用できるので購入後も安心ですよ。

なお、ソーラーパネルがセットになった商品は下記のページで確認できます。

ソーラーパネルセット(100W)Jackery|Solar Generator 1000 New 100W

ソーラーパネルセット(200W)Jackery|Solar Generator 1000 New 200W

Jackeryのソーラーパネルは変換効率が24%と業界トップクラスなうえ、パネルの背面からも発電が可能です。

IP68の防塵・防水機能にも対応しているので、屋外でも安心して使えますよ。

EcoFlow|DELTA 3

高速充電に対応したモデルが良い人や、多彩な充電方法に対応したモデルを選びたい人にはEcoFlowがおすすめです。

「DELTA 3」は業界最速、最短56分(コンセント充電)でフル充電が可能です。

コンセント以外にもソーラーパネルやシガーソケット、発電機、コンセントとソーラーパネルからの同時充電(ハイブリッド充電)に対応しているのも魅力。

定格出力は1,500Wですが、EcoFlow X-Boostテクノロジーを使えば最大2,000Wの電化製品(ドライヤーなど)も使用できますよ。

追加でバッテリーを購入すれば、容量5kWhまで拡張できる柔軟性の高さも大きなメリットです。

IP65等級の防塵・防水・防油・防煙機能も備えているため、アウトドア環境でも安心して利用できるでしょう。

なお、ソーラーパネルがセットになった商品は下記のページで確認できます。

ソーラーパネルセット(220W)EcoFlow|RIVER 2 Pro + 220W片面ソーラーパネルGen2

ソーラーパネルの変換効率は最大25%で、IP68の防塵・防水にも対応しています。

30°〜60°の角度調整ができるため、効率の良い発電ができるでしょう。

PECRON|E1500LFP

出力ポートの種類・数の豊富さを重視したい人にはPECRONの「E1500LFP」がおすすめです。

5種類13個の出力ポートを備えているうえ、ワイヤレス充電にも対応しています。

また、拡張バッテリーを接続すると容量を7,680Whまで増やすこともできるので、複数の電化製品を使いたい場合や家族・友人と車中泊をする場合でも使い勝手が良いでしょう。

充電方法も多彩で、ACコンセント、シガーソケット、ソーラーパネルのほか、発電機の充電にも対応しています。

定格出力は2,200Wなので、電子レンジやドライヤーなどもしっかり使えますよ。

ただし、本体は約18.5kgと重めなので持ち運びの際には注意してください。

なお、ソーラーパネルがセットになった商品は下記のページで確認できます。

ソーラーパネル200W×1枚 PECRON|E1500LFP+200W1枚

ソーラーパネル200W×2枚 PECRON|E1500LFP+200W2枚

変換効率は22%、防塵・防水等級はIP67と上記の2モデルには若干劣りますが、車中泊で使う分には大きな問題はないでしょう。

車中泊にポータブル電源はいらない?不要な人の特徴を解説

車中泊にポータブル電源はいらない?不要な人の特徴を解説

車中泊でポータブル電源があると快適さや利便性が大幅にアップしますが、本当にポータブル電源が必要かどうかは、使用する電化製品や車中泊での過ごし方によって異なります。

ここでは、車中泊にポータブル電源がなくても問題ない人の特徴について解説します。

  • 車中泊で電化製品をほとんど使わない人
  • 温暖な地域で車中泊をする人
  • なるべく荷物を軽くしたい人
  • 車中泊にコストをかけたくない人

自分の車中泊スタイルに合った選択ができるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

車中泊で電化製品をほとんど使わない人

車中泊をする際に電化製品をほとんど使わない人にとっては、ポータブル電源はあまり必要ないでしょう。

たとえば、スマホの充電くらいしか電気を使わないという人であればモバイルバッテリーやシガーソケットで問題なく対応できます。

最低限の照明で十分という人はランタンやソーラー充電式ライトでカバーできますし、調理の際もカセットコンロを使えば熱源を確保できます。

温暖な地域で車中泊をする人

車中泊の快適さは気温に大きく左右されますが、温暖な地域では暖房・冷房器具がなくても車内で快適に過ごせるケースが多いです。

日中と夜間の気温差がある場合でも、衣服や寝袋で温度調整ができる範囲であれば電気毛布やヒーター、小型扇風機やポータブルクーラーなどを用意する必要はありません。

そのため、ポータブル電源がなくてもとくに問題はないでしょう。

なるべく荷物を軽くしたい人

車中泊でなるべく荷物を軽くしたいと考える人にとっても、ポータブル電源は不要になるケースが多いです。

ポータブル電源は軽いものでも3.5kg〜5kg程度の重さがあります。

電気を多く使えるモデルでは重さが20kg以上になるものもあるので、持ち運ぶのも一苦労という人も多いでしょう。

ポータブル電源の設置場所も必要になるため、軽自動車やコンパクトカーなどでスペースが限られている場合はポータブル電源が邪魔になってしまうかもしれません。

そのため、できるだけ荷物をコンパクトにまとめたい人はポータブル電源を使わなくても過ごせる方法を探すほうが良いでしょう。

車中泊にコストをかけたくない人

ポータブル電源は低容量であれば3万円台で購入できるモデルもありますが、大容量モデルでは数十万円するものもあるため、決して安い買い物とは言えません。

とくに、たまに車中泊をする程度の人や、電気を使わずに過ごせる環境を選ぶ人にとっては費用対効果が低く感じられるでしょう。

ポータブル電源を頻繁に使うという人も、電池の劣化具合によっては数年おきに買い替えが必要になります。

そのため、車中泊にかける費用を抑えたい人にとっては大きな負担になる可能性があるので注意してください。

車中泊でポータブル電源があるとなにができる?メリットを紹介

ここでは、車中泊でポータブル電源を使うメリットについて解説します。

  • 長時間にわたって電気を利用できる
  • 複数のデバイスを同時に充電・使用できる
  • 車の燃料を節約できる
  • 調理家電を使って料理ができる
  • 非常時用の電源を確保できる

ポータブル電源を使うことで、車中泊をより快適に過ごすことが可能になります。

どのような場面でポータブル電源を使うのか、具体例を挙げながら解説するのでぜひ参考にしてください。

長時間にわたって電気を利用できる

車中泊にポータブル電源を持っていけば、長時間にわたって安定的に電気を利用できます。

車のシガーソケットを使えば充電できる電子機器はありますが、エンジンを切っている間は電力供給ができないケースが多いため、長時間の使用には向きません。

その点、ポータブル電源があればエンジンを止めたままでも必要な電力を確保できるため、アイドリングを避けたい場面や就寝時でも安心です。

スマホやノートパソコンなども充電切れを心配することなく長時間利用できるので、リモートワークでも大活躍です。

夜間に電気毛布や小型ヒーター、小型扇風機などを使いたい場合でも夜通し利用できますよ。

車中泊で連泊する場合はポータブル電源の容量が心配という人もいると思いますが、ソーラーパネルで充電できるタイプのポータブル電源を選べば充電も可能です。

複数のデバイスを同時に充電・使用ができる

車中泊でポータブル電源を利用するメリットのひとつは、複数のデバイスを同時に充電・使用できる点です。

一般的な車のシガーソケットでは一度に充電できる機器が限られますが、ポータブル電源ではACコンセントやUSBポート、DC出力など複数の出力端子が備わっているため、複数の端末を同時に扱えます。

スマホやタブレット、ノートパソコンを使って仕事をしつつ、調理家電を使ってコーヒーを用意するといったこともできるため、リモートワークも快適にできますよ。

長期間の車中泊をする人や、家族や友人と複数人で車中泊する人にとっても利便性が高いでしょう。

車の燃料を節約できる

車内でエアコンや暖房を使いたい場合はエンジンをかけたままにする必要があります。

ですが、停車中に長時間アイドリングを続けるとガソリン代がかさみ、環境負荷も高まります。

夜間であれば周囲に騒音による悪影響を与えてしまう可能性もあるため注意しなくてはなりません。

その点、ポータブル電源があれば、エンジンを切ったまま車内で安全に電化製品を使うことが可能です。

燃料消費を抑えられるため、ガソリン代の節約にもつながるでしょう。

調理家電を使って料理ができる

ポータブル電源があれば、電子レンジや電気ケトル、ホットプレートなどの調理家電を利用できるため、食事の選択肢が広がります。

車中泊ではコンビニや外食に頼りがちという人も多いと思いますが、毎回の食事代がかかるうえ、健康面を考えると自炊をしたいという人も多いでしょう。

しかし、車内での調理は火を使うと危険なため、カセットコンロなどのガス器具はなかなか使いにくいです。

その点、ポータブル電源があれば安全に電気調理器を使えるため、車内で手軽に温かい食事を用意できますよ。

長期間の車中泊では温かい食事をとれることが心身のリフレッシュにもつながるため、大きなメリットと言えるでしょう。

非常時用の電源を確保できる

ポータブル電源は車中泊の快適さを向上させるだけでなく、非常時用の電源確保にも役立ちます。

たとえば、急なトラブルで車のエンジンをかけられない場合でも、ポータブル電源があれば電気毛布やヒーター、小型の扇風機やクーラーなどを使って体温を維持できます。

地震などの災害が発生した場合でもスマホやライトが使えるため、通信手段や照明を確保することも可能です。

車中泊以外にも自宅での非常時用電源としても活用できるので、災害対策を意識している人にとっては1台持っておくと万が一の事態にも対応しやすくなるでしょう。

車中泊におすすめのポータブル電源の選び方

ここでは、車中泊で使うポータブル電源を選ぶ際に注目してほしいポイントについて解説します。

  • 使用する電化製品に応じた容量・定格出力で選ぶ
  • サイズ・重さで選ぶ
  • 出力ポートの種類と数で選ぶ
  • バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンがおすすめ
  • 充電方法・充電時間で選ぶ
  • 充電しながら給電したいならパススルー充電対応を選ぶ
  • アウトドア利用なら防塵・防水機能やライト機能があると安心
  • 保証やアフターサービスがしっかりしているメーカーを選ぶ

ひとつずつ見ていきましょう。

使用する電化製品に応じた容量・定格出力で選ぶ

ポータブル電源を選ぶ際に最も重要なのが容量(Wh)と定格出力(W)です。

容量は電力をどれだけ蓄えられるかを示し、定格出力はどの程度の電力を安定供給できるかを表します。

ポータブル電源の容量は200Wh程度の低容量のものから2,000Wh以上の大容量モデルまであるので、まずは車中泊で使用したい電化製品をリストアップし、どれくらいの容量が必要になるかを考えましょう。

下記では、車中泊で活躍する電化製品の利用可能時間をまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。

  • 下記の数値は一般的な容量をベースにしています。正確な消費電力を知りたい場合は、お使いの電化製品の取扱説明書や公式ホームページなどで確認してください。
容量別(Wh)の利用可能時間
容量300Wh700Wh1,000Wh1,500Wh2,000Wh
LEDライト(5W)約42時間約98時間約140時間約210時間約360時間
ラジオ(15W)約14時間約32.6時間約46.6時間約70時間約93時間
スマホの充電(18W)約11.6回約27.2回約38.8回約58.3回約90回
扇風機(50W)約4.2時間約9.8時間約14時間約21時間約25時間
電気毛布(55W)約3.8時間約8.9時間約12.7時間約19時間約25時間
小型冷蔵庫(60W)約3.5時間約8.1時間約11.6時間約17.5時間約72時間
ノートパソコン(85W)約2.4時間約5.7時間約8.2時間約12.3時間約16時間
加湿器(200W)約1時間約2.4時間約3.5時間約5.2時間約9時間
小型炊飯器(530W)×約0.9時間約1.3時間約1.9時間約3.2時間
電気ケトル(850W)××約0.8時間約1.2時間約2時間
ポータブルクーラー(900W)××約0.7時間約1.1時間約2時間
電子レンジ(1000W)×××約1時間約1.5時間
電気ヒーター(1120W)×××約0.9時間約1.8時間
ドライヤー(1200W)×××約0.8時間約1.5時間

なお、定格出力については同時に使用したい電化製品の消費電力を合計し、それを上回るモデルを選べばOKです。

容量や定格出力が不足すると途中で電源が落ちたり、使えない電化製品があったりするため、用途に応じて適切なスペックを選びましょう。

サイズ・重さで選ぶ

車中泊ではスペースが限られるため、ポータブル電源のサイズは重要なポイントです。

とくにコンパクトカーや軽自動車で車中泊をする場合は置き場所に余裕がないため、サイズが大きすぎると車内の収納スペースを圧迫し、寝るスペースが狭くなる可能性があります。

また、ポータブル電源を頻繁に車内外へ持ち運ぶ場合は重さもチェックしましょう。

一般的に300Wh程度のモデルなら3〜5kgと軽量で持ち運びやすいですが、1,000Whを超えるモデルは10〜20kgになることが多いため、移動時の負担を考慮する必要があります。

なかには取っ手付きのモデルもあるので、運びやすさを重視する場合は検討してみてください。

車内のレイアウトを考え、ポータブル電源を置く場所を事前に決めた上で、自分にとって適切なモデルを選ぶようにしましょう。

出力ポートの種類と数で選ぶ

ポータブル電源を選ぶ際は出力ポートの種類と数も重要です。

ポータブル電源に搭載されていることが多い出力ポートと対応している電化製品は下記のとおりです。

出力ポートと対応機器
出力ポート主な用途電化製品の例
AC
(コンセント)
多くの家庭用の電化製品ノートパソコン、電気毛布、扇風機、電子レンジ、電気ケトル、炊飯器、ドライヤーなど
DC車載専用の電化製品車載用冷蔵庫、車載用掃除機など
USB
(A/Cタイプ)
モバイル製品スマホ、タブレット、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、USB扇風機、ゲーム機など

使用したい電化製品に応じた出力ポートを備えたポータブル電源を選ぶと、より快適に車中泊を楽しめますよ。

また、各出力ポートの数も必ずチェックしましょう。

たとえば、電気毛布で暖を取りながらノートパソコンで仕事をしたいという場合にはAC出力ポートが2口必要です。

自分がどのように電化製品を使いたいかをイメージして、ニーズに合うポータブル電源を選ぶようにしましょう。

バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンがおすすめ

ポータブル電源のバッテリーには主に以下2つの種類があります。

  • リチウムイオン電池
  • リン酸鉄リチウムイオン電池

車中泊で長く使うことを考えるなら、寿命が長く、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用したモデルがおすすめです。

リン酸鉄リチウムイオン電池は通常のリチウムイオン電池と比べて充放電回数が多いため寿命が長く、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いです。

また、発火するリスクが低く、過充電・過放電にも強いため、安全性の面でも優れています。

充電方法・充電時間の短さで選ぶ

ポータブル電源の充電にはさまざまな方法がありますが、有名なメーカーが対応しているのは主に以下の4つの方法です。

  • ACコンセント充電
  • シガーソケット充電
  • ソーラーパネル充電
  • ガソリン発電機から充電

ACコンセント充電は自宅のコンセントから充電する方法です。

急速充電に対応しているモデルだと準備にかかる時間を短縮できますよ。

シガーソケット充電を使えば走行中でも電力を補充できます。

ACコンセント充電に比べるとフル充電まで時間がかかるのがデメリットですが、車を長時間運転する人であればうまく活用できるでしょう。

ソーラーパネル充電は、ポータブル電源にソーラーパネルを接続して太陽光を使って充電する方法です。

発電量は天候に左右されやすいですが、電源を確保しにくい場所でも充電できるのが大きなメリットです。

長期間の車中泊だとポータブル電源の電気が少なくなってしまう心配がありますが、ソーラーパネル充電に対応しているモデルを選べば簡単に充電できますよ。

また、対応しているポータブル電源はそれほど多くはありませんが、ガソリン発電機を使って充電できるモデルもあります。

それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分のニーズに合った充電方法を選ぶと良いでしょう。

充電しながら給電したいならパススルー機能対応を選ぶ

車中泊でポータブル電源を使う際、「パススルー機能」に対応したモデルを選ぶとポータブル電源本体を充電しながら同時に接続した機器へ給電できるようになります。

たとえば、パススルー機能があるとコンセントやソーラーパネルを使ってポータブル電源を充電しながらスマホを充電することが可能です。

パススルー機能があるとバッテリー残量を気にせず電化製品を使えるようになるので、リモートワークでノートパソコンの充電を途切れさせたくない場合やポータブルクーラーなどを長時間稼働させたい場合も安心ですよ。

車中泊でのニーズと照らし合わせて検討してみてくださいね。

アウトドア利用なら防塵・防水機能やライト機能があると安心

ポータブル電源を車外に持ち出す機会が多いなら、防塵・防水機能があるとアウトドア環境でも安心して使えます。

砂ぼこりや水分を完全に防げるわけではありませんが、急な雨など天候の変化にも慌てずに対応できるでしょう。

機能レベルをチェックしたいときはIPコードの数値をチェックしてください。

IPコードの1桁目は防塵、2桁目は防水等級を表しており、数値が高いほど性能が高いです。

また、ポータブル電源にLEDライトが搭載されていると車内での照明や災害時の緊急用ライトとして使えてとても便利です。

SOSモードを搭載しているモデル なら緊急時に周囲へ知らせることもできるので、ニーズに応じて検討してみてください。

保証やアフターサービスがしっかりしているメーカーを選ぶ

ポータブル電源は高価な製品も多いため、長く安心して使うためには保証やアフターサービスがしっかりしているメーカーを選ぶことが重要です。

保証期間が長く、バッテリー交換や修理依頼が可能なメーカーを選ぶと安心して長く使えるでしょう。

また、メーカーによっては不要になったポータブル電源を無料で引き取ってくれるサービスを実施しています。

ポータブル電源は自治体によっては廃棄可能な場合がありますが、適切な方法で廃棄しないと火災や環境汚染をまねく原因になります。

バッテリーはリサイクルできるため、回収サービスを実施しているメーカーを選べば安心ですよ。

車中泊でのポータブル電源の使い方についてよくある質問

ここでは、車中泊でのポータブル電源の使い方についてよくある質問にお答えします。

  • 真夏や真冬でも車内でポータブル電源を使える?
  • ポータブル電源を車内に置きっぱなしにしても大丈夫?
  • 車内にポータブル電源を置くならどの場所がいい?

ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

真夏や真冬でも車内でポータブル電源を使える?

一般的にポータブル電源では適正な使用温度(-10〜40℃など)が設定されています。

使用温度を超えるような極端な状況ではポータブル電源の性能が低下したり、最悪の場合は故障や事故につながる可能性があるため使用を控えましょう。

とくに注意してほしいのは夏場です。

夏場の車内は外気温以上に高温になり、炎天下では車内温度が50℃以上になることもあります。

高温環境下ではポータブル電源のバッテリーが膨張してしまい、発火する危険性もあるので注意しましょう。

とくに高温環境下での充電は非常に危険なので控えてください。

最近では春や秋でも高温になる日が増えているので、車内での使用を検討する際は十分に気を付けましょう。

なお、冬場は車内が寒すぎるとバッテリーの出力低下や充電不可の状態になることがあります。

冬場に使用する際はできるだけ車内を温めてから使用するなど工夫してみましょう。

ポータブル電源を車内に置きっぱなしにしても大丈夫?

上記で解説した使用温度と同様に、ポータブル電源では適正な保存温度(0℃〜45℃など)が設定されています。

この範囲内であれば車内に置いても問題ないとはされていますが、結論から言うと、極端な温度環境での長時間放置は避けるべきです。

繰り返しになりますが、とくに真夏や真冬の過酷な環境下ではバッテリーの劣化や故障、最悪の場合発火などのリスクがあります。

ポータブル電源は精密機器のため、直射日光を避け、適切な環境下での保管を心がけて下さい。

車中泊で車内にポータブル電源を置くならどの場所がいい?

ポータブル電源を車内に設置する際は、直射日光を避け、風通しの良い場所に置くことが重要です。

それにプラスして、安全性・使いやすさ・充電のしやすさを考慮して置き場所を選ぶと良いでしょう。

主な候補は下記のとおりです。

①助手席の足元

走行中にシガーソケットを使ってポータブル電源を充電したい場合に向いています。

エアコンに近い場所なので、高温を避けられる点もメリットです。

ただし、足元に置く場合は乗り降りの際に邪魔にならないようにしましょう。

②後部座席の足元

走行時でもポータブル電源が倒れにくい点がメリットです。

ただし、シートをスライドしたときにポータブル電源にぶつからないよう注意しましょう。

③ラゲッジスペース

ただし、通気性が良くない場合は扉を少し空けるなどの対応が必要です。

④助手席や後部座席の上

そのほか、振動や揺れが気になる場合は滑り止めマットや固定ベルトを、コードの散乱が気になる場合は結束バンドやケーブルホルダーを活用すると良いでしょう。

まとめ

今回は車中泊で役立つポータブル電源を容量別に紹介しました。

ポータブル電源は車中泊の快適さを左右する重要なアイテムです。

各メーカーのポータブル電源はそれぞれ特徴が異なるので、使い勝手に大きく影響する重さや充電速度、出力ポートの種類などをじっくり比較しながら選ぶのがポイントです。

ただし、車中泊での過ごし方や使いたい電化製品によってはポータブル電源が不要というケースもあるので、自身のスタイルに合わせて検討してみてくださいね。

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