アメリカでLINE禁止は嘘!設定方法や注意点を詳しく解説!代替アプリも紹介するよ

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「アメリカではLINEが禁止されている」という噂を聞いたことがあるかもしれませんが、実際にはインターネット環境があれば問題なく利用できます。

ただし、日本のスマホをそのままアメリカで使うのか、アメリカで新たにスマホを用意するのかによって注意点が異なります。

また、利用するインターネット環境(海外ローミングやポケット型WiFiなど)によっても注意点が異なるため、詳しく解説します。

とくにフリーWiFiにはセキュリティリスクが伴うため、VPNの活用が欠かせません。

この記事では、アメリカで安全にLINEを使う方法やおすすめのVPNサービス、LINEの代替アプリなどについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

アメリカでLINE禁止は嘘!ネット環境があれば使える

「アメリカではLINEが使えないのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、実際には法的な規制はありません。

インターネット環境が整っていれば、アメリカでもLINEは問題なく利用できます。

ここでは誤解が生まれた背景や、アメリカでのLINE事情について解説します。

なぜアメリカではLINE禁止と誤解されているのか?

「アメリカでLINEは禁止」と誤解されている理由としては、TikTokやWeChatといったアプリが米国政府の規制対象となった件と混同されている可能性があります。

実際には、アメリカでLINEを規制する法律は存在していません。

また、アメリカではLINEの知名度が低いため、「知らないアプリ=使えない」と認識されている可能性も考えられます。

ただ、世界にはLINEの利用が禁止されている国もあります。

たとえば、中国や北朝鮮、イランなどでは情報統制の一環としてLINEを含む海外のメッセージアプリの利用が制限されています。

VPN(※)を利用すればLINEを使える可能性はありますが、VPN自体も規制対象になっている場合には慎重な判断が必要です。

VPN 仮想のネットワークを利用してプライベートな通信を確立する技術。

アメリカでのLINE事情は?

日本ではLINEの月間利用者数は9,900万人で、人口の約7割以上がLINEを日常的に活用しています(※)。

一方、アメリカ人はLINEをほぼ使用していません。

アメリカ人でLINEを使っているのは日本人の友だちを持つ人くらいで、「LINEは日本人と連絡を取るためのアプリ」と認識されているようです。

そのため、アメリカ人とスムーズに連絡を取り合うには、現地で主流のLINE以外のアプリを使ったほうが良いケースもあります。

おすすめの使い分け方については、記事の後半「アメリカではメッセージアプリの使い分けが重要」で解説するので、ぜひ参考にしてください。

アメリカでLINEを使う際の設定方法は?注意点も解説

アメリカでもLINEは問題なく利用できますが、設定方法によって手順や注意点が異なります。

ここでは、下記2つのパターンについて設定方法と注意点を解説します。

  • 日本のスマホをアメリカでもそのまま使う場合
  • アメリカの電話番号を新たに取得する場合

また、アメリカでLINEを使うにはインターネット環境も必要になります。

そちらの注意点については後述する「アメリカでインターネット環境を用意する方法・注意点は?」で取り上げているので、合わせて参考にしてください。

日本のスマホをアメリカでもそのまま使う場合

日本で使っているLINEアカウントは渡米後もそのまま使うことが可能です。

インターネット環境が整っていれば、特別な手続きなしにLINEを利用できます。

友だちリストやトーク履歴なども維持されるので、アメリカ到着後すぐにチャットや通話が可能です。

アメリカの滞在期間が短いなら、この方法がもっとも簡単でスムーズです。

アメリカの電話番号を新たに取得する場合

アメリカに長期滞在する場合は、日本の電話番号を解約してアメリカで新たに電話番号を取得する人もいるでしょう。

その場合、日本のLINEアカウント内容は引き継ぎができない点に注意が必要です。

というのも、現在ではLINEの仕様上、日本・台湾・タイ・香港・韓国以外の国の電話番号に変更できないためです(※)。

かつてはFacebookアカウントを活用して引き継ぎができたようですが、同機能は2024年1月14日でサービスを終了しています。

実際、Yahoo!知恵袋では「アメリカでLINEを新規登録したら日本の家族・友人とのやり取りができなかった」という相談が見られました。

そのため、日本の家族・友人とLINEで連絡を取りたい場合は、日本の電話番号を保持し続けるほうが無難です。

ただし、LINEの仕様は変更になることもあるため、必ず最新情報を確認してください。

アメリカでインターネット環境を用意する方法・注意点は?

アメリカでLINEを使うには、インターネット環境を用意する必要があります。

ここでは主な4つの選択肢について、メリットやデメリットを解説します。

特徴を理解し、自分の滞在スタイルに合わせた方法を選択してくださいね。

海外ローミングSIMカード・eSIMポケット型WiFiフリーWiFi
特徴日本の携帯回線を海外で利用する方法アメリカの通信会社の回線を利用する方法アメリカ向けの小型WiFiルーターでネット接続する方法街中のフリーWiFiを利用する方法
メリット手続きや設定が簡単
日本の電話番号を維持できる
通信料金が安く済む
データ容量を選べる
eSIMなら即日開通も可能
複数デバイスをネットに接続できる
設定が簡単
無料で利用可能
設定が簡単
デメリット通信料金が高額になりやすい
データ容量制限がある場合も
SIMロック解除が必要
日本の電話番号が使えなくなる
バッテリー充電が必要
紛失や破損時に追加費用が発生するリスク
セキュリティリスクが高い
接続が不安定
使える場所が限られる
向いている人短期滞在者
日本の電話番号を維持したい人
長期滞在者
コスパ重視の人
短期滞在者
スマホ以外の端末もネットにつなぎたい人
コストをかけたくない人
VPNでセキュリティ対策ができる人

海外ローミング|通信費に注意!LINE未使用時はオフにしておこう

海外ローミングとは、日本の携帯会社の通信回線を海外でもそのまま利用できるサービスです。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天などの大手キャリアのほか、格安SIMでも利用が可能です。

手続きや設定が簡単なうえ、現地到着後にすぐLINEを利用できる点が大きなメリット。

日本の電話番号をアメリカでもそのまま使えるため、日本にいるときと同じ感覚で音声通話もできます。

ただし、料金が高額になりやすいため、基本的には短期滞在者向けの接続方法と言えるでしょう。

LINEやネットを使わない間はローミング設定をオフにするなど、節約対策を忘れないようにしてください。

SIMカード・eSIM|アメリカの電話番号が変わる点に注意

アメリカに長期滞在を予定している場合は、料金を安く抑えられるSIMカードやeSIMがおすすめです。

スマホに専用のSIMカードを挿入(eSIMはデジタル設定)するだけで、アメリカの通信回線や電話番号を利用できるようになります。

利用期間やデータ容量ごとに複数のプランが用意されているため、自分の使い方に合わせて選べるのも大きなメリットです。

ただし、日本の電話番号を解約してしまうとLINEの利用に支障が出る点には注意しましょう。

対策としては、デュアルSIM(※)で日本とアメリカの電話番号を併用するのがおすすめです。

デュアルSIMであれば日本のLINEアカウントをアメリカでもそのまま利用できますし、スマホを2台持つ必要がなくなります。

日本へ一時帰国する際もすぐに回線を切り替えられるので便利ですよ。

デュアルSIM 1台のスマホに2つのSIMをセットして、2社の電話番号・通信回線を併用できる仕組み。

ポケット型WiFi|充電し忘れや端末の紛失・盗難に注意が必要

スマホやタブレット、パソコンなど複数のデバイスでLINEやインターネットを使いたい場合はポケット型WiFiのレンタルがおすすめです。

複数人でシェアもできるので、団体旅行でも活用できます。

ただし、レンタル料金は1日あたり数百円〜1,000円程度と割高なため、長期滞在者には向きません。

また、端末の充電が切れるとインターネットに接続できなくなる点に注意しましょう。

常に端末を持ち歩く必要があるため、紛失や盗難、故障のリスクにも注意が必要です。

フリーWiFi|VPNでセキュリティの強化が必要

アメリカでは日本同様、空港やホテル、カフェなどにフリーWiFiが設置されています。

費用が発生しないため、利用を検討している人も多いでしょう。

ただし、フリーWiFiは通信が暗号化されていないネットワークも多いため、LINEのやり取りなどの個人情報が第三者に盗み見られる危険性があります。

そこで重要なのが、VPNの活用です。

VPNを使うと通信内容が暗号化されるため、インターネット上のセキュリティを強化することが可能です。

次項ではアメリカでLINEを安全に利用するためのおすすめVPNについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

アメリカでLINEを安全に使えるVPNおすすめランキング

ここでは、セキュリティや通信速度、コストなどを総合的に判断し、おすすめのVPNサービスをランキング形式で紹介します。

  • 1位:NordVPN|セキュリティとコスパを重視したい人におすすめ
  • 2位:MillenVPN|日本企業のサービスを利用したい人におすすめ
  • 3位:ExpressVPN|通信速度や安定性を求める人におすすめ

各社の特徴もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

スクロールできます
料金プラン(月額換算)サーバー設置数同時接続台数無料トライアル返金保証サポート窓口セキュリティ
7日間15日間1ヶ月1年2年暗号化方式ノーログポリシーキルスイッチDNSリーク対策
NordVPN1,620~1,870円620~870円390~620円126ヶ国
8,100台以上
10台3日間
(Android)
30日24時間365日
(ライブチャット)
AES-256
(第三者機関による監査あり)
MillenVPN638円1,078円1,738円594円396円140ヶ国
2,000台以上
無制限30日
(1年・2年プランのみ)
平日10:00〜18:00AES-256
(Windowsのみ)

(Windowsのみ)
ExpressVPN1,883.6~2,898.6円724~1,304円
(3ヶ月無料)
506~1.086円
(4ヶ月無料)
105ヶ国
3,000台以上
10~14台7日間
(Android・iOS)
30日24時間365日
(ライブチャット)
AES-256
(第三者機関による監査あり)

(iOS以外)
  • ExpressVPNは1ドル145円で換算。
用語解説
  • ノーログポリシーユーザーのログ(通信内容やアクセス履歴など)を一切保存しないという方針のこと。プライバシー保護の観点で重要。
  • キルスイッチ:VPNの接続が切れた際、通信を自動的に遮断して通信内容が外部に漏れるのを防ぐ機能。
  • DNSリーク対策:DNSリクエストが外部に漏れるのを防ぐ機能。VPN利用時の匿名性確保に重要。

NordVPN|セキュリティとコスパを重視したい人におすすめ

NordVPNNordVPN
iPhone
Android
Mac
Windows
接続デバイス数10台
無料版無料トライアル返金保証月額料金
あり30日間30日間390円~(2年プラン)
無料版の制限
無料トライアル、通信速度の制限はなし。1アカウント(1契約)においてデータ転送量が月3TBを超えた場合はデータ制限がかかる可能性あり。
おすすめポイント
  • セキュリティオプションが充実している
  • サーバー数が豊富
  • サポートは24時間365日対応(日本語OK)
  • 無料トライアル・返金保証あり

NordVPNは世界的に有名なVPNサービスで、126ヶ国に8,100台以上のサーバーを展開しています。

セキュリティ機能の充実度に応じて3つのプランがありますが、迷ったら一番人気の「プラスプラン」がおすすめです。

2年契約なら月額480円で、マルウェア対策や広告・トラッカーブロック、情報漏洩スキャナーなどの機能を利用できますよ。

NordVPNは24時間365日ライブチャットによるサポートに対応しているのも嬉しいポイント。

アメリカ滞在中にトラブルがあっても、時差を気にすることなくサポートを受けられるので安心感があります。

Androidでは3日間の無料トライアルを利用できるほか、30日間の返金保証にも対応しているので、使い勝手をじっくり試せますよ。

NordVPNの評判・口コミについては下記の記事で取り上げているので、ぜひ参考にしてください。

MillenVPN|日本企業のサービスを利用したい人におすすめ

MillenVPNMillenVPN
iPhone
Android
Mac
Windows
接続デバイス数無制限
無料版無料トライアル返金保証月額料金
なし30日間30日間396円~(2年プラン)
無料版の制限
返金保証となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。
無料トライアル、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。
おすすめポイント
  • 日本企業が運営している
  • 料金が安め
  • 短期プランも利用できる
  • 同時接続台数が無制限

日本企業のサービスを利用したい人には、アズポケット株式会社が運営しているMillenVPNがおすすめです。

短期プラン(7日間・15日間)も用意されているため、アメリカに短期滞在予定の人でもコスパよく利用できます。

同時接続台数の制限がないため、複数デバイスでVPNを使いたい人にもおすすめです。

ただし、キルスイッチやDNSリーク対策などに対応しているのはWindowsのみなので、スマホでLINEを利用したい場合は注意しましょう。

また、返金保証が1年・2年契約に限定されていることや、サポート対応時間が限られていることに注意が必要です。

MillenVPNの評判・口コミについては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ExpressVPN|通信速度や安定性を求める人におすすめ

ExpressVPNExpressVPN
iPhone
Android
Mac
Windows
接続デバイス数10台/12台/14台
無料版無料トライアル返金保証月額料金
なし30日間30日間506円~(2年プラン)
無料版の制限
無料トライアル、データ量や通信速度の制限はなし。
Androidは30日間の返金保証が付いているが、iPhoneユーザーがApple App Store経由で購入した場合は返金保証を利用できない点に注意。
おすすめポイント
  • 通信速度の速さ・接続の安定性に定評あり(※)
  • サポートは24時間365日対応(日本語OK)
  • 無料トライアル・返金保証あり

LINE以外に日本の動画配信サービスも利用したい場合は、通信速度の速さや接続の安定性に定評があるExpressVPNがおすすめです。

料金はほかの2社よりも高めですが、快適性を重視したい場合は十分に価値があります。

Android・iOSでは7日間の無料トライアルを利用できるので、使い勝手を確認できますよ。

コスパを重視したい場合は、3〜4ヶ月の無料期間が付いてくる1年・2年プランを検討してみましょう。

ExpressVPNの料金プランはセキュリティ機能の充実度に応じて3つに分かれていますが、迷ったら「アドバンスプラン」がおすすめです。

24時間365日サポートや返金保証にも対応しているので、初心者でも安心して利用できます。

なお、ExpressVPNの評判や口コミについては下記の記事で取り上げているのでぜひ参考にしてください。

  • 自社調べ

LINEのセキュリティ対策以外にも!VPNの便利な活用方法を紹介

VPNはセキュリティ対策として利用されるのが一般的ですが、ほかにも下記のような場面で役立ちます。

  • 日本国内限定のサービスを利用できる
  • 社外から企業ネットワークに安全にアクセスできる

VPNの便利な活用方法について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

日本国内限定のサービスを利用できる

NetflixやTVerなどの動画配信サービスやオンラインバンキングなど、一部のサービスは海外からのアクセスを制限しています。

ですが、VPNを使って日本のサーバー経由でアクセスすると日本のIPアドレス(※)が割り当てられるため、相手側には「日本国内からのアクセスだ」と認識されます。

その結果、アメリカにいながら日本国内向けのサービスを利用できるようになります。

ただし、サービスによってはVPN経由のアクセスを制限していることがあるため、事前に確認しておきましょう。

IPアドレス ネットワークに接続したデバイスに割り振られる個別の識別番号のこと。インターネット上の住所のようなもの。

社外から企業ネットワークに安全にアクセスできる

VPNでは通信内容が暗号化されるため、海外出張でも重要な役割を果たします。

たとえば、空港やホテルでフリーWiFiを利用して仕事をする場合でも、VPNを使えば第三者にビジネス情報を盗み見られるリスクが大幅に低下します。

また、アメリカ滞在中に日本の企業ネットワークにアクセスする場合も、安全に接続することが可能です。

アメリカでVPNを経由してLINEを使う手順

ここでは、VPNを経由してLINEを使う際の手順について解説します。

具体的な手順は下記の4ステップです。

  1. VPNを契約する
  2. デバイスにアプリをインストールする
  3. VPNを起動し日本のサーバーに接続する
  4. VPNに接続したままLINEを起動する

今回は、おすすめランキング1位のNordVPNを例にあげて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

STEP
VPNを契約しアプリをインストールする

まず、NordVPNの公式ホームページにアクセスして契約します。

料金プランやオプションを選択し、アカウントや決済情報などを登録すればOKです。

なお、アカウント作成時にはメールアドレスが必要になるので用意しておきましょう。

STEP
デバイスにアプリをインストールする

次に、LINEを利用したいデバイスにVPNアプリをインストールします。

アプリはGoogle PlayストアやApp Store、公式ホームページからインストールが可能です。

インストールしたら作成したアカウントでログインしましょう。

STEP
VPNを起動し日本のサーバーに接続する

次に、VPNアプリを立ち上げて日本のサーバーに接続します。

ホーム画面左下にある地球儀アイコンをクリックすると世界地図が表示されるので、日本を選択しましょう。

または、検索窓に「Japan」と入力して検索することも可能です。

STEP
VPNに接続したままLINEを起動する

次に、VPNに接続した状態のままLINEを立ち上げます。

日本にいるときと同じようにLINEを利用できます。

VPN接続が切れるとアメリカからのアクセスと認識されてしまうので注意してください。

STEP
必要に応じてVPNを切断する

LINEの利用を終えたら、必要に応じてVPNを切断しましょう。

NordVPNでは「接続解除」を押すと解除が可能です。

アメリカではメッセージアプリの使い分けが重要

アメリカではLINEはほぼ使われていないため、連絡を取りたい相手や状況によってメッセージアプリを使い分けるのがおすすめです。

ここでは、下記のパターン別におすすめの使い分け方法を紹介します。

  • 日本にいる家族・友人と連絡を取りたいとき
  • アメリカ在住の日本人と連絡を取りたいとき
  • アメリカ人の友人・知人と連絡を取りたいとき

ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

【LINE】日本にいる家族・友人と連絡を取りたいとき

LINE

日本にいる家族・友人と連絡を取りたい場合、普段からLINEでやりとりしているのであれば、アメリカでもLINEを使うのがおすすめです。

多少ラグはあるものの、音声通話やビデオ通話もできるので、日本にいるときと同じ感覚でLINEを利用できますよ。

LINEアプリをパソコンにインストールすれば大画面でビデオ通話もできるので、家族とのやり取りにおすすめです。

【LINE】アメリカ在住の日本人と連絡を取りたいとき

LINE

アメリカ在住の日本人同士ではLINEがよく使われています。

日本語でのやりとりがしやすいことに加え、グループ作成が簡単で共通の話題を持つ人同士でつながりやすい点が大きなメリットです。

また、日本に帰国したあとも連絡を取りやすいため、人間関係を続けやすいという点でもメリットがあります。

【現地の主流アプリ】アメリカ人の友人・知人と連絡を取りたいとき

facebookmassenger

アメリカ人と連絡を取りたい場合には、現地の主流アプリであるWhatsAppやFacebook Messengerなどの利用がおすすめです。

現地ではiPhoneユーザーが多いため、iMessageも日常的に使われます。

カジュアルな関係であれば、InstagramやSnapchatのように写真や動画を共有できるアプリでつながる人もいるかもしれません。

日本ではあまり普及していないアプリもありますが、アメリカ人と連絡を取り合う際は現地の感覚に合わせてアプリを選ぶとスムーズです。

アメリカでLINEの代わりに使えるアプリについては、次項で詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

アメリカでLINE代わりに使える主流アプリを紹介!機能比較も

アメリカ人と連絡を取りたい場合は、アメリカで主流のアプリを検討しましょう。

ここでは、LINEの代わりに使えるメッセージアプリを紹介します。

具体的な機能や注意点などについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

メッセージグループチャット通話(音声/ビデオ)写真・動画の送付特記事項
Facebook Messenger〇/〇Facebookアカウントと連携が必要
WhatsApp〇/〇
iMessage〇/FaceTimeを使用Apple IDが必要
FaceTime〇/〇Apple IDが必要
Instagram〇/〇
Snapchat〇/〇

Facebook Messenger|圧倒的なユーザー数を誇るアプリ

facebookmassenger

Facebook Messengerは、Facebookアカウントと連携して利用するメッセージアプリです。

Facebookはアメリカで1億9,090万人(総人口の56.0%)のユーザーがおり、年齢層を問わず幅広く使われています(※)。

Facebookは日本でも利用者が多いため、使ったことがある人も多いはず。

操作に慣れているアプリであれば、アメリカでも連絡手段としてスムーズに活用できるでしょう。

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WhatsApp|アメリカ版LINE!シンプル機能でビジネス向けにも◎

whatsapp

WhatsAppはアメリカで広く使われているメッセージアプリです。

チャットや通話、写真や動画のシェアもできるため、LINEに近い感覚で利用できますよ。

通信はエンドツーエンドで暗号化されるため、安全性が高い点も大きな特徴です。

LINEのようにスタンプを多用することはできませんが、シンプルな操作画面でビジネス用途としても幅広く活用できます。

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iMessage・FaceTime|iPhoneユーザー向け!定番メッセージ&通話アプリ

facetime

iMessage、FaceTimeはiPhoneユーザー向けのアプリです。

どちらも標準搭載されているため、新たにアプリをダウンロードしなくてもすぐに利用できる点が大きなメリット。

メッセージはiMessage、通話はFaceTimeと主な機能は分かれるものの、アメリカではiPhone普及率が高いためLINEに代わるアプリとして十分に利用できます。

ただし、Androidユーザーとは利用できないため、相手のデバイスに合わせて柔軟に対応してください。

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Instagram|幅広い年齢層と写真や動画でつながるアプリ

インスタグラム

Instagramは写真や動画のシェアが主な用途ですが、DM機能を利用すればチャットや通話ができるため、アメリカではメッセージアプリとしてもよく使われています。

Instagramは同様の機能があるSnapchatよりもユーザーの年齢層が広いため、とりあえずの連絡手段としても活用できます。

アカウントがわかれば電話番号を知らない相手とも通話できるので、番号を教えたくない場合でも使い勝手が良いでしょう。

ただし、ベースはSNSなので、ビジネスやフォーマルなやり取りにはあまり向いていない点には注意してください。

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Snapchat|アメリカの若者に人気のSNS+メッセージ一体化アプリ

Snapchat

Snapchatはアメリカの若い世代に人気のアプリで、Instagram同様、SNSとメッセージ機能が一体化している点が特徴的です。

送信したメッセージや写真が一定時間で自動的に消えるため、日常を気軽にシェアする用途に向いています。

ARフィルターやスタンプなど遊び心がある機能が豊富なので、カジュアルなやり取りを楽しめますよ。

ただし、履歴が残りにくいため、ビジネス用途や重要な会話などには違うアプリを活用しましょう。

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アメリカでのLINE利用に関するよくある質問

ここでは、アメリカでのLINE利用についてよくある質問に回答します。

  • 無料VPNを使っても良い?
  • VPNの通信速度が遅いときの対処方法は?
  • アメリカでLINE利用時のデータ通信量を抑えるコツは?
  • VPN・メッセージ以外に用意しておくべきアプリはある?

ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

無料VPNを使っても良い?

無料で利用できるVPNサービスはコスト的に魅力ですが、セキュリティリスクが高いため利用はおすすめできません。

暗号化技術に対応していない、ユーザーのログ情報を外部に販売するといった事例もあり、個人情報保護の観点から非常に危険です。

また、無料VPNはサーバーの数が少ないため、接続が不安定で通信速度が遅い傾向にあります。

広告表示も多いため、使い勝手は悪いでしょう。

アメリカから日本のLINEやサービスを安全かつ快適に使いたい場合は有料VPNサービスの利用をおすすめします。

もしどうしても無料で利用したいなら、無料トライアルがある有料VPNの利用がおすすめです。

詳しくは下記の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

VPNの通信速度が遅いときの対処方法は?

VPNの速度低下にはいくつか原因が考えられます。

まずは、別のサーバーへの切り替えを試してください。

混雑していないサーバーを選ぶことで通信速度が改善する可能性があります。

また、通信速度が速いと言われるプロトコル「WireGuard」「IKEv2」への変更も試しましょう。

VPNアプリや接続しているデバイスを再起動することで状況が改善することもあります。

どうしても改善しない場合はVPNのサポートセンターに相談してみましょう。

もし、アメリカ渡航後の接続不良に備えたい場合はあらかじめ複数のVPNサービスを用意しておくと安心です。

返金保証期間内であればコストをかけずに試せるので、検討してみてください。

アメリカでLINE利用時のデータ通信量を抑えるコツは?

LINEのデータ通信量を抑えたい場合は、下記のコツを実践してみましょう。

  • 通話はなるべくWiFi環境下でおこなう
  • ビデオ通話の画質を下げる
  • 写真の自動ダウンロード・動画の自動再生をオフにする など

テキストメッセージは通信量が少ないため、そこまで気にする必要はありません。

なお、LINEの設定法以外には、アプリの自動更新や位置情報サービスをオフにしておくことも重要です。

VPN・メッセージアプリ以外に用意しておくべきアプリはある?

アメリカ滞在を快適にするためには便利なアプリを用意しておくと安心です。

ここでは、VPNやメッセージアプリ以外のおすすめアプリを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アプリ名特徴
Google翻訳会話・テキスト・音声・カメラ・写真などさまざまな方法で翻訳が可能。オフラインでも使える。
MAPS.MEオフラインでも使える地図アプリ。ネット環境がなくても使えて便利。
Waze渋滞や交通事故、取り締まりなどの情報をリアルタイムで共有できるアプリ。車を利用する予定の人におすすめ。
Uber、Lyftアメリカで主流のライドシェアアプリ。タクシーよりも安価で利用できるケースが多い。
Grubhub、Uber Eatsオンラインのフード注文アプリ。デリバリー・ピックアップの両方に対応可能。
Yelpレストランやお店のレビューサイト。口コミの検索に便利。
Venmo個人間の送金アプリ。割り勘や友人への支払いに便利。

まとめ

「アメリカではLINEが禁止されている」と誤解されがちですが、実際はインターネット環境があれば問題なく利用できます。

ただし、日本のスマホを持ち込むか、アメリカで電話番号を新たに取得するか、どの通信手段を使うかで注意点が異なります。

とくに、通信手段としてフリーWiFiを使う場合はセキュリティリスクが高いため、VPNでの対策が重要です。

VPNがあれば通信の安全性が高まるうえ、日本国内向けのサービスも利用できますよ。

なお、アメリカではFacebook MessengerやWhatsAppなどのアプリが主流なので、必要に応じてLINEと使い分けましょう。

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