海外旅行にVPNは必要?期間・用途別おすすめランキングや選び方、接続手順まで詳しく解説するよ

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海外旅行中はフリーWiFiを利用する人も多いと思いますが、その際のセキュリティ強化に役立つのがVPN(仮想プライベートネットワーク)です。

ですが、VPNサービスの数が多すぎてどれを選べば良いか迷う人も多いはず。

そこでこの記事では、「コスパが良いVPNを使いたい」「セキュリティ機能を重視したい」「日本語で24時間365日対応してくれるVPNが良い」など、ニーズに合わせておすすめランキングを作成しました。

海外旅行におけるVPNの必要性や選び方、注意点や使い方まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

迷ったらコレ!とにかく失敗したくない人におすすめのVPN総合ランキング

「VPNを契約したいけどどれが良いかわからない」「比較検討が面倒」「とにかく失敗したくない」という人に向けて、ここでは当サイトおすすめのVPNサービスを紹介します。

運営会社の信頼度やセキュリティ、コスト、サポート体制などを総合的に判断してランキングを作成したので、ぜひ参考にしてくださいね。

ランキング1位2位3位
VPNサービス名NordVPNMillenVPNExpressVPN
本社所在地パナマ日本イギリス領バージン諸島
料金プラン(月額換算)1ヶ月:1,690〜1,950円/月
1年:650〜910円/月
2年:440〜700円/月
7日間:638円
15日間:1,078円
1ヶ月:1,738円/月
1年:594円/月
2年:396円/月
1ヶ月:約1942.5円/月
1年:約1,000.5円/月
2年:約748.5円/月
※1ドル150円換算
サーバー設置数118カ国7,300台以上137ヶ所2,000台以上105カ国3,000台以上
ノーログポリシー

第三者機関による監査あり


第三者機関による監査あり
暗号化方式AES-256AES-256AES-256
セキュリティ機能
同時接続台数10台無制限10台/12台/14台
対応デバイスの種類
動画配信サービス
支払い方法6種類3種類5種類
無料お試し期間7日間
※Androidのみ
7日間
※モバイルデバイスのみ
返金保証期間30日間30日間
※1年・2年プランのみ
30日間
カスタマーサポート24時間365日対応
ライブチャット
平日10時〜18時
メール
24時間365日対応
ライブチャット
日本語対応

NordVPN|セキュリティ機能・プライバシー保護が充実しているVPN

NordVPNNordVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台
無料版お試し期間返金保証月額料金
あり30日間30日間460円〜
無料版の制限
お試し期間中、通信速度の制限はなし。1アカウント(1契約)においてデータ転送量が月3TBを超えた場合はデータ制限がかかる可能性あり。

NordVPNは、セキュリティ機能とプライバシー保護を重視したい人におすすめのVPNサービスです。

暗号化には強固なAES-256を採用、ノーログポリシー(※1)については第三者機関の監査を受けて合格しているため、安心感があります。

料金プランは利用できる機能に応じて3種類用意されていますが、迷った場合はプラスプランがおすすめです。

キルスイッチ(※2)やDNSリーク対策(※3)、マルウェア対策や広告ブロッカーなど多彩なセキュリティ機能を利用できますよ。

サポート体制も充実しており、ライブチャットは24時間365日利用できます。

さらに30日間の返金保証もあるため、VPNが初めての人でも安心して利用できるでしょう。

  • 1:インターネット上の閲覧履歴などの個人情報(ログ)を一切保存しないという方針
  • 2:VPN接続が切れた場合に自動的にインターネット通信を遮断し、情報漏洩を防ぐ機能
  • 3:DNSリクエストがプロバイダなどVPN外に漏れるのを防ぐ機能

MillenVPN|日本企業が運営しているコスパ抜群のVPN

MillenVPNMillenVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数無制限
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間360円〜
無料版の制限
返金対象となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。
お試し期間中、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。

日本企業が運営しているVPNサービスを利用したい人にはMillenVPNがおすすめです。

日本語でのサポートや銀行振込での決済にも対応しているなど、日本人ユーザーにとって使いやすい点が大きな魅力です。

また、MillenVPNは短期・長期プランともに料金設定がリーズナブルなので、コスパを重視したい人にもおすすめですよ。

日本の動画配信サービスにも幅広く対応している(※)ので、海外から日本国内向けの動画を視聴したい人も検討してみると良いでしょう。

ただし、キルスイッチやDNSリーク対策などのセキュリティ機能は今のところWindowsにしか対応していない点には注意が必要です。

スマホでVPNのセキュリティ機能を使いたい場合は、NordVPNかExpressVPNを検討してみましょう。

ExpressVPN|通信速度の速さ・安定性に定評のあるVPN

ExpressVPNExpressVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台/12台/14台
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間1,263円〜
無料版の制限
お試し期間中、データ量や通信速度の制限はなし。
Androidは30日間の返金保証がついているが、iPhoneユーザーがApple App Store経由で購入した場合は返金保証を利用できない点に注意。

ExpressVPNは通信速度と安定性が高く評価されているVPNサービスです(※)。

料金はNordVPNやMillenVPNよりは割高ですが、海外旅行先で動画配信サービスやビデオ通話の利用を予定している人は検討してみると良いでしょう。

ノーログポリシーやAES-256による強力な暗号化など、プライバシー保護にも力を入れているので安心感があります。

ただし、キルスイッチはiOSで非対応になっている点には注意しましょう。

24時間365日対応のカスタマーサポートや30日間の返金保証もあるため、「とりあえず利用してみたい」という人にもおすすめです。

  • 自社調べ

コスパ重視!短期の海外旅行におすすめのVPNランキング

数日〜1ヶ月程度の海外旅行で、できるだけコストを安く抑えたい人におすすめのVPNランキングを作成しました。

短期間だけ利用できるVPNや、返金保証付きVPNをピックアップしたのでぜひ参考にしてください。

ランキング1位2位3位
VPNサービス名セカイVPNMillenVPNスイカVPN
本社所在地日本日本日本
料金7日間638円
15日間1,078円
1ヶ月1,100円(無料お試し利用で0円)1,738円1,097円
無料お試し期間2ヶ月
返金保証期間30日間
サーバー設置数10カ国137ヶ所2,000台以上45都市50台
ノーログポリシー記載なし記載なし
暗号化方式AES-256AES-256AES-256
同時接続台数3台無制限50台
カスタマーサポートメール平日10時〜18時
メール
平日10時〜18時
ライブチャット
日本語対応

セカイVPN|無料お試し期間が最長2ヶ月

sekaiVPN

セカイVPNには最大2ヶ月間の無料お試し期間が用意されているため、数日〜1ヶ月程度の海外旅行であれば実質無料で利用できますよ。

セカイVPNは日本企業の株式会社インターリンクが運営しているため、日本語によるサポートを受けられる点も安心感があります。

通信速度はそれほど速いわけではありませんが(※)、インターネット規制が厳しい中国での接続実績もあるので中国旅行を予定している人は検討してみてください。

なお、セカイVPNは同時接続できるデバイス数とサーバー設置国が少なめなので、自分のニーズに合うかどうかは事前にしっかり確認しましょう。

サーバー設置国

日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、フランス、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナム

  • 自社調べ

MillenVPN|7日間・15日間の短期プランが充実

MillenVPNMillenVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数無制限
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間360円〜
無料版の制限
返金対象となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。
お試し期間中、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。

MillenVPNは7日間・15日間といった短期プランが用意されている点が大きな魅力です。

必要な期間だけ安く使いたいという人や、短期間の旅行に出かけることが多い人におすすめですよ。

しかも、7日間・15日間・1ヶ月のプラン(ワンタイムプラン)は契約が自動更新されない買い切り型です。

解約申請などは不要なので、手続きをなるべく手軽に済ませたい人にもおすすめですよ。

サーバー設置数は2,000台以上で、ノーログポリシーやAES-256による強固な暗号化も採用されているため、使い勝手の面でも安心感があります。

日本語によるサポート体制も整っているので、VPN初心者の人でも利用しやすいでしょう。

ただし、ワンタイムプランでは返金保証期間は利用できない点には注意してください(1年・2年プランでは利用可能)。

スイカVPN|月額1,097円で返金保証制度も利用可能

スイカVPN

スイカVPNは、月額1,097円というリーズナブルな価格設定が魅力のVPNサービスです。

30日間の返金保証制度が用意されているので、短期の海外旅行で「気軽にVPNを使ってみたい」「満足できなければ解約したい」というユーザーにおすすめですよ。

ただし、Apple App Storeで契約した場合とPayPalで決済した場合は返金対応ができない点には注意が必要です。

そのため、スイカVPNの返金保証制度を利用したい場合は、公式ホームページから契約手続きを行い、PayPal以外の決済方法を利用しましょう。

コスパ重視!長期の海外旅行におすすめのVPNランキング

ここでは、1ヶ月以上の長期旅行でコストを抑えたい人におすすめのVPNランキングを作成しました。

1回の旅行期間が短くても、年に複数回旅行に出かける場合は長期契約のほうがお得に利用できるケースもあります。

自分が利用したい期間と照らし合わせて、コスパの良いVPNサービスを見つけてくださいね。

ランキング1位2位3位
VPNサービス名セカイVPNPrivate Internet AccessCyberGhost
本社所在地日本アメリカルーマニア
料金プラン(月額換算)1ヶ月:1,100円1ヶ月:1,304円
1年:363.25円/月
3年:209.03円/月
1ヶ月:1,790円
6ヶ月:1,000円/月
2年:320円/月
無料お試し期間2ヶ月Windows・macOS:24時間
Android:3日間
iOS:7日間
返金保証期間30日間45日間
サーバー設置数10カ国91カ国100カ国
ノーログポリシー記載なし
暗号化方式AES-256AES-256AES-256
同時接続台数3台無制限7台
カスタマーサポートメール24時間365日
メール、チャット
24時間365日
メール、チャット
日本語対応

セカイVPN|無料お試し期間活用なら5ヶ月間総額3,300円で利用可能

sekaiVPN

セカイVPNは月額1,100円と一見高めですが、最大2ヶ月の無料お試し期間を活用すれば5ヶ月目まで総額3,300円で利用できますよ。

なお、6ヶ月目には総額4,400円になるため、Private Internet Accessの1年契約(総額4,359円)のほうがお得になります。

1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月6ヶ月
総額料金1,100円2,200円3,300円4,400円5,500円6,600円
総額料金(無料お試し利用時)0円0円1,100円2,200円3,300円4,400円

セカイVPNは日本企業の株式会社インターリンクが運営しているため、設定マニュアルやカスタマーサポートが日本語に対応している点は大きなメリットです。

ただし、サーバー設置数や同時接続台数が少なめな点には注意しましょう。

サーバー設置国

日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、フランス、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナム

Private Internet Access|1年プランなら総額4,359円

privateinternetaccess

Private Internet Access(PIA)はアメリカ企業が運営しているVPNサービスで、コスパの高い長期プランが魅力です。

とくに1年プランは総額4,359円と非常にリーズナブルで、1ヶ月あたり363.25円という低価格で利用できますよ。

AES-256による暗号化やノーログポリシー対応の明記があるほか、広告ブロックやキルスイッチも追加料金なしに利用できるため、セキュリティ面でも安心感があります。

カスタマーサポートは24時間365日対応してもらえるので、迅速な対応が期待できるでしょう。

ただし、カスタマーサポートや設定マニュアルなどは英語対応のみである点には注意が必要です。

翻訳ソフトなどを活用すれば対応可能とは思いますが、言語面での不安がある場合はセカイVPNや総合ランキング2位のMillenVPNなど、日本企業が運営しているVPNを検討してみると良いでしょう。

CyberGhost|2年プランなら総額8,320円で2ヶ月無料特典もあり

cyberghostCyberGhost
おすすめ度5
月額料金290円〜
お試し期間24時間〜
サーバー設置数11,700〜
日本語対応
iPhoneAndroidMacWindows
特徴
45日間の返金保証あり。業界で最も長い。
2年+4ヶ月契約だと、月間最安値が290円、業界最安クラス。
カスタマーサポートは24時間365日対応。
Netflixなどのストリーミング専用サーバーがある。
お試しはWindowsだと24時間だが、Androidは3日、iOSだと7日

CyberGhostは2年プランを契約すると2ヶ月の無料特典が付くため、実質26ヶ月で総額8,320円(1ヶ月あたり320円)という安さで利用できます。

サーバー設置国は100カ国と多いうえに、AES-256による暗号化やノーログポリシーを採用していることからセキュリティ面でも安心です。

各デバイスで無料お試し期間が用意されていますが、期間が短いため、使い勝手は45日間の返金保証制度を活用して確認するのがおすすめです。

なお、CyberGhostは公式ホームページやスマホ用・パソコン用アプリは日本語対応ですが、カスタマーサポートは英語対応になります。

言語に不安がある場合は日本企業が運営しているセカイVPNMillenVPNを検討してみてください。

海外から日本のVOD視聴におすすめのVPNランキング

ここでは、海外旅行中に日本国内向けの動画配信サービス(VOD)を視聴したい人におすすめのVPNランキングを作成しました。

対応しているVODの種類も調べたので、ぜひ参考にしてください(2025年5月時点)。

ただし、実際に視聴できるかどうかはVOD側の都合によって変動する可能性があります。

そのため、渡航前には必ず最新状況を確認するようにしましょう。

ランキング1位2位
VPNサービス名MillenVPNGlocal VPN(動画視聴VPN)
本社所在地日本日本
料金プラン(月額換算)7日間:638円
15日間:1,078円
1ヶ月:1,738円/月
1年:594円/月
2年:396円/月
1ヶ月:990円/月
6ヶ月:825円/月
1年:779円/月
無料お試し期間7日間
返金保証期間30日間
※1年・2年プランのみ
サーバー設置数137ヶ所2,000台以上400台以上
ノーログポリシー
暗号化方式AES-256AES-256
同時接続台数無制限1台
支払い方法クレジットカード
PayPal
銀行振込
クレジットカード
カスタマーサポート平日10時〜18時
メール
平日9時〜17時
メール
日本語対応

MillenVPN|複数デバイスでVODを視聴したい人向け

MillenVPNMillenVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数無制限
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間360円〜
無料版の制限
返金対象となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。
お試し期間中、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。

MillenVPNは、複数のデバイスで日本国内向けのVODを視聴したい人におすすめです。

同時接続台数が無制限のため、スマホやタブレット、ノートパソコンなどで利用できますよ。

MillenVPNで視聴可能なVODは下記のとおりです。

海外から視聴できる日本のVOD

TVer、DMM、U-NEXT、ABEMA、WOWOW、ニコニコ動画、music.jp、TELASA、VideoMarket、FOD、Radiko、カラオケ@DAM、J:COMオンデマンド、dアニメストア、楽天vikiなど

さらに、AES-256による強力な暗号化やノーログポリシーにも対応しているので、動画視聴以外のインターネット通信でもセキュリティを強化できますよ。

1年・2年プランを利用すれば30日間の返金保証制度を利用できるので、使い勝手をじっくり確認することも可能です。

また、銀行振込にも対応しているので、クレジットカード以外の支払い方法を選択したい人にもおすすめですよ。

Glocal VPN|動画視聴に特化したVPN!7日間の無料期間あり

GlocalVPN

Glocal VPNは「海外から日本国内向けのVODサービスを視聴すること」に特化したVPNサービスです。

対応しているVODサービスは下記のとおりです。

海外から視聴できる日本のVOD

Netflix、Hulu、DAZN、Disney+、WOWOW、TVer、U-NEXT、Amazon Prime Video、YouTube、FOD、Paravi、TELASA、dアニメストア、Rakuten TV、Lemino、NHK+、歌舞伎オンデマンドなど

公式ホームページによれば記載されていないサービスでも基本的には利用可能で、視聴できない場合は問い合わせにより調整依頼が可能とのこと。

どうしても視聴したいVODがある場合はGlocal VPNに問い合わせしてみると良いでしょう。

料金も1ヶ月990円と手頃です。

7日間の無料お試し期間が用意されているので、初めてVPNを使う人や短期旅行者でも気軽に利用できますよ。

ただし、Glocal VPNは日本以外のサーバーには接続できないため、日本以外の国のコンテンツを見たい場合は世界中にサーバーを展開しているMillenVPNを検討してみましょう。

プライバシー・セキュリティを重視したい人におすすめのVPNランキング

ここでは、プライバシーの保護やセキュリティ機能の充実度を重視したい人におすすめのVPNサービスを紹介します。

ランキング1位2位3位
VPNサービス名NordVPNExpressVPNMillenVPN
本社所在地パナマイギリス領バージン諸島日本
料金プラン(月額換算)1ヶ月:1,690〜1,950円/月
1年:650〜910円/月
2年:440〜700円/月
1ヶ月:約1,942.5円/月
1年:約1,000.5円/月
2年:約748.5円/月
※1ドル150円換算
7日間:638円
15日間:1,078円
1ヶ月:1,738円/月
1年:594円/月
2年:396円/月
サーバー設置数118カ国7,300台以上105カ国3,000台以上137ヶ所2,000台以上
ノーログポリシー

第三者機関による監査あり


第三者機関による監査あり
暗号化方式AES-256AES-256AES-256
セキュリティ機能
無料お試し期間7日間※Androidのみ7日間※モバイルデバイスのみ
返金保証期間30日間30日間30日間※1年・2年プランのみ
カスタマーサポート24時間365日対応
ライブチャット
24時間365日対応
ライブチャット
平日10時〜18時
メール
日本語対応

NordVPN|ニーズに合わせて必要なセキュリティ機能を選べる

NordVPNNordVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台
無料版お試し期間返金保証月額料金
あり30日間30日間460円〜
無料版の制限
お試し期間中、通信速度の制限はなし。1アカウント(1契約)においてデータ転送量が月3TBを超えた場合はデータ制限がかかる可能性あり。

NordVPNは料金プランによって利用できるセキュリティ機能が異なっており、自分のニーズに合わせて選択できる点が大きなメリットです。

セキュリティ機能ベーシックプランプラスプランコンプリートプラン
脅威対策
脅威対策Pro™

「脅威対策」はAndroid、iOS、Windows、macOSなど多くのデバイスに対応しており、悪質ドメインやフィッシングドメイン、トラッキングや広告のブロック機能を利用できます。

一方、「脅威対策Pro™」はWindows、macOSのみの対応ですが、「脅威対策」機能に加えマルウェアスキャナーや悪質サイトブロック、フィッシング対策機能なども利用できますよ。

プラスプランとコンプリートプランの違いは暗号化されたクラウドストレージ(1TB)を利用できるかどうかなので、迷った場合は1番人気(※1)のプラスプランを選ぶと良いでしょう。

また、キルスイッチやダークウェブモニタリング(※2)などは料金プランに関係なく利用できる点も高評価のポイントです。

  • 1:料金プラン|NordVPN
  • 2:メールアドレスなど個人情報の漏洩を自動で検知し、通知してくれる機能

ExpressVPN|独自のセキュリティ機能も搭載

ExpressVPNExpressVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台/12台/14台
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間1,263円〜
無料版の制限
お試し期間中、データ量や通信速度の制限はなし。
Androidは30日間の返金保証がついているが、iPhoneユーザーがApple App Store経由で購入した場合は返金保証を利用できない点に注意。

ExpressVPNもセキュリティ機能が充実しているVPNサービスです。

AES-256による強固な暗号化や、DNSリーク対策などの基本機能に加え、TrustedServer(※)など独自のセキュリティ対策にも力を入れているのが高評価のポイントです。

ただし、キルスイッチ機能はiOSデバイスで対応していない点に注意しましょう。

ノーログポリシーについては第三者機関による監査を受けて本当にログを保存していないことが証明されているため、プライバシー保護の点でも安心です。

NordVPNやMillenVPNよりも料金が割高な点がネックですが、通信速度の快適さで高い評価を得ている(※2)点も考慮して判断すると良いでしょう。

  • 1:サーバーをハードディスクではなくRAMのみで動作させ、再起動時に全データを消去することで常に安全な状態を保つ独自のセキュリティ技術
  • 2:自社調べ

MillenVPN|日本企業が運営するVPNサービスを選びたい人向け

MillenVPNMillenVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数無制限
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間360円〜
無料版の制限
返金対象となるのはサブスクプラン(1年、2年プラン)のみ。
お試し期間中、データ量や通信速度、接続デバイス数の制限はなし。

MillenVPNはセキュリティ機能で比べるとNordVPNやExpressVPNには一歩劣ります。

具体的には、キルスイッチやDNSリーク対策、マルウェア対策などのセキュリティ機能を利用できるのが現状ではWindowsのみという点に注意が必要です。

海外旅行中はスマホをメインに使う場合には、NordVPNやExpressVPNを検討したほうが良いでしょう。

ただし、日本企業が運営するVPNサービスを選びたい人や、日本国内向けの動画配信サービスを視聴したい人にはMillenVPNはおすすめです。

自分の優先事項を明確にして判断してみてくださいね。

24時間365日日本語でのサポートを利用したい人におすすめのVPNランキング

「トラブル時には営業時間や時差に関係なくサポート対応してほしい」「日本語で対応してほしい」という人向けに、24時間365日、日本語でサポートを利用できるVPNサービスをピックアップしました。

ただし、いずれも海外企業が運営しているVPNサービスなので、ライブチャットでは翻訳ソフトを利用して日本語でやりとりすることになります。

もし言語面で不安を感じる場合は、営業時間は限られますが日本企業が運営しているVPNサービスを検討してみてください。

ランキング1位2位3位
VPNサービス名NordVPNExpressVPNSurfshark
本社所在地パナマイギリス領バージン諸島オランダ
料金プラン(月額換算)1ヶ月:1,690〜1,950円/月
1年:650〜910円/月
2年:440〜700円/月
1ヶ月:約1942.5円/月
1年:約1,000.5円/月
2年:約748.5円/月
※1ドル150円換算
1ヶ月:2,488〜3,328円/月
1年:518〜988円/月
2年:348〜688円/月
カスタマーサポート日本語(翻訳ソフト)
ライブチャット
日本語(翻訳ソフト)
ライブチャット
日本語(翻訳ソフト)
ライブチャット
アプリ日本語日本語日本語
ヘルプガイド日本語日本語英語
サーバー設置数118カ国7,300台以上105カ国3,000台以上100カ国3,200台以上
ノーログポリシー

第三者機関による監査あり


第三者機関による監査あり
暗号化方式AES-256AES-256AES-256
無料お試し期間7日間
※Androidのみ
7日間
※モバイルデバイスのみ
7日間
※Apple App Store、Google Playストアでの契約のみ
返金保証期間30日間30日間30日間

NordVPN|サポート体制◎!機能やコストのバランスの良さが魅力

NordVPNNordVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台
無料版お試し期間返金保証月額料金
あり30日間30日間460円〜
無料版の制限
お試し期間中、通信速度の制限はなし。1アカウント(1契約)においてデータ転送量が月3TBを超えた場合はデータ制限がかかる可能性あり。

NordVPNでは24時間365日、ライブチャットによるサポートを日本語で利用できます。

アプリや公式ホームページ、利用規約やプライバシーポリシーも日本語に対応しているので、英語が苦手な人でも安心して利用できますよ。

ヘルプガイドではよくある質問や設定ガイドも日本語で掲載されているので、ちょっとしたトラブルであれば自分で解決できるでしょう。

サポート体制で比較すると後述するExpressVPNと大差はないので、迷ったらセキュリティ機能や料金なども考慮して判断してみてください。

ExpressVPN|サポート体制◎!通信速度を重視したい人におすすめ

ExpressVPNExpressVPN
iPhone
Android
MAC
Windows
接続デバイス数10台/12台/14台
無料版お試し期間返金保証月額料金
なし30日間30日間1,263円〜
無料版の制限
お試し期間中、データ量や通信速度の制限はなし。
Androidは30日間の返金保証がついているが、iPhoneユーザーがApple App Store経由で購入した場合は返金保証を利用できない点に注意。

ExpressVPNもNordVPN同様、日本語でのライブチャットに24時間365日対応しています。

アプリはもちろん、公式ホームページのヘルプガイドも日本語で掲載されています。

よくある質問についても日本語で回答が掲載されているので、契約前の疑問も自力で解消できるでしょう。

NordVPNと比較して迷った場合は、セキュリティ機能の充実度やコスパを重視したいならNordVPN、料金が高くても通信速度を重視したいならExpressVPNという選び方で良いと思います。

両社ともに30日間の返金保証制度を利用できるので、使い勝手をじっくり確認してから判断するのも良いでしょう。

詳しくは記事冒頭の「迷ったらコレ!とにかく失敗したくない人におすすめのVPN総合ランキング」を参考にしてください。

Surfshark|ヘルプガイドが英語表記のみである点に注意

Surfshark
おすすめ度5
月額料金298円〜
お試し期間7日
サーバー設置数3,200〜
日本語対応
iPhoneAndroidMacWindows
特徴
30日間の返金保証あり。
2年契約だと月間298円〜、業界最安クラス。
最安プランでも、同時接続数は無制限
クレジット決済以外に、PayPal、GooglePay、AmazonPayも可

Surfsharkも24時間365日、日本語でライブチャットを利用できます。

オランダ企業が運営しているVPNサービスですが、公式ホームページやアプリは日本語に対応しています。

利用規約やプライバシーポリシーも日本語で確認できますよ。

ただし、公式ホームページのヘルプガイドやセットアップガイドは英語表記のみである点に注意が必要です。

翻訳作業を面倒に感じる場合は上記の2社を検討してみると良いでしょう。

そもそも海外旅行でVPNは必要?利用をおすすめする理由を解説

ここでは、海外旅行中にVPNの利用がおすすめな理由について解説します。

VPNの仕組みやメリットについても触れているので、ぜひ参考にしてください。

  • フリーWiFi利用時のセキュリティを強化できる
  • プライバシーの保護に役立つ
  • 海外旅行中でも日本のサービスやコンテンツにアクセスできる

ひとつずつ見ていきましょう。

フリーWiFi利用時のセキュリティを強化できる

海外旅行中は空港やホテル、カフェなどに設置してあるフリーWiFiを利用するという人も多いと思います。

ですが、フリーWiFiは通信内容が暗号化されていないなどセキュリティが脆弱な場合が多いので注意が必要です。

悪意あるハッカーが同じネットワーク内にいると、パスワード、クレジットカードなどの個人情報が抜き取られてしまうリスクがあります。

その点、VPNでは通信内容が暗号化されるので、通信内容を盗み見られたとしても簡単には解読されません。

ただし、無料で利用できるVPNサービスではセキュリティ対策が不十分なものもあるのでVPN選びには注意しましょう。

この記事では信頼性が高く、セキュリティ機能やプライバシー保護が充実しているサービスを中心にランキングを作成しているので、ぜひ検討してみてくださいね。

なお、フリーWiFiの危険性や利用時の注意点について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。

プライバシーの保護に役立つ

VPNではユーザーの実際のIPアドレス(※)をVPNサーバーのIPアドレスに置き換えることが可能です。

これにより、ウェブサイトやインターネットサービスプロバイダ(ISP)などがユーザーの位置情報や閲覧情報を追跡することが困難になります。

国によっては監視や情報収集が行われている可能性もあるため、VPNはプライバシー保護の強化に有効なツールと言えます。

  • インターネット上で機器を識別するために割り当てられる番号のこと。インターネット上の住所のようなもの。

海外旅行中でも日本のサービスやコンテンツにアクセスできる

通常、インターネットに接続すると利用している国のIPアドレスが自動的に割り当てられますが、一部のサービスやコンテンツでは自国以外のIPアドレスを制限している場合があります(地域制限、ジオブロック)。

ですが、VPNを使えば日本にあるサーバーを経由してインターネットに接続できるため、日本のIPアドレスの取得が可能です。

結果として、多くのケースで海外にいながら日本国内にいるときと同じように日本のサービスやコンテンツを利用できますよ。

ただし、サービスによってはVPN経由でのアクセスが禁止されていることがあるため、事前に対応状況の確認が必要です。

詳しくは下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

海外旅行で使うVPNを選ぶときのチェックポイント

ここでは、海外旅行で使うVPNサービスを選ぶときにチェックしてほしいポイントについて解説します。

  • 運営会社は明確か・信頼できるか
  • ノーログポリシーを採用しているか
  • セキュリティ機能が充実しているか
  • サーバー数が豊富か・利用したい国にサーバーが設置されているか
  • 十分な通信速度が出るか
  • 料金と機能のバランスは良いか
  • 返金保証制度や無料お試し期間があるか
  • 対応デバイスや同時接続台数はニーズに合うか
  • サポート体制は充実しているか

ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

運営会社は明確か・信頼できるか

VPNを選ぶ際には、運営会社の情報が明確に公開されているか、その会社が信頼できるかどうかを必ず確認してください。

とくに、無料で利用できるVPNサービスは運営会社の実態が不透明で、ユーザー情報の管理体制が曖昧なケースがあるため注意が必要です。

セキュリティ対策が不十分な場合は個人情報の漏洩やマルウェアへの感染などの被害も考えられます。

インターネット上の安全性の強化を目的にVPNを利用するのであれば、運営会社が明確で信頼できるサービスを選ぶようにしましょう。

ノーログポリシーを採用しているか

プライバシー保護を重視したい人は、VPNサービスがノーログポリシーを採用しているかどうかを確認しましょう。

ノーログポリシーとは、ユーザーの閲覧履歴などのデータ(ログ)を一切保持しないという運用方針のことです。

ノーログポリシーを採用していれば、万が一外部からサーバーに不正アクセスがあった場合でもログがないため情報漏洩のリスクを低減できます。

とはいうものの、実際にログが保存されていないかどうかはユーザー側から判断がつきません。

よりプライバシー保護を重視したい場合は、NordVPNやExpressVPNのようにログを保存していないことが第三者機関の監査で証明されているVPNサービスを検討すると良いでしょう。

セキュリティ機能が充実しているか

VPNはインターネット上のセキュリティ強化に役立ちますが、実際のところセキュリティ機能の充実度は各社で差があります。

VPN選びでセキュリティ機能を重視したい場合は、主に下記のポイントに注目してみましょう。

  • 強力な暗号化技術(AES-256)を採用しているか
  • キルスイッチを利用できるか(※1)
  • DNSリーク防止機能があるか(※2)
  • 危険なウェブサイトをブロックできるか
  • 広告・トラッカーブロックがあるか
    など
  • 1 キルスイッチ VPN接続が切断された際にインターネット接続を自動的に遮断し、情報漏洩を防ぐ機能。
  • 2 DNSリーク防止機能 DNSリクエストが誤ってインターネットサービスプロバイダ(ISP)など外部に送信されるのを防ぐ機能。

これらの機能があれば、海外旅行中にフリーWiFiを利用する際でも情報漏洩やサイバー攻撃のリスクを低減できるでしょう。

サーバー数が豊富か・利用したい国にサーバーが設置されているか

通信の快適性を重視したい場合は、VPNのサーバー数にも注目しましょう。

サーバー数が多いとユーザーが分散されるため、回線の混雑緩和により通信速度の低下を防ぐ効果が期待できます。

また、地域制限を回避して利用したいサービスやコンテンツがある場合は、その国にサーバーが設置されているかどうかも重要なチェックポイントです。

たとえば、海外旅行中に日本の動画配信サービスを利用したい場合は、日本にサーバーが置かれているVPNサービスを選びましょう。

サーバーが設置されている国や地域は公式ホームページで公開されているケースが多いので、契約前に確認してみてくださいね。

十分な通信速度が出るか

VPNでは通信内容を暗号化する処理が発生するため、通信速度が低下することがあります。

そのため、VPN接続時でも十分な通信速度が出るかどうかは重要なチェックポイントです。

とくに動画配信サービスやビデオ通話などの利用を予定している場合は、遅延などのストレスを避けるためにも高速で安定したVPNサービスを選びましょう。

料金と機能のバランスは良いか

VPNを選ぶ際は、単に料金の安さだけでなく、機能やサービス内容とのバランスを考慮して判断することが大切です。

多少料金が高くても、通信速度が速い、セキュリティ機能が充実しているなどのメリットに魅力を感じるならば検討する価値は十分にあるでしょう。

また、VPNを選ぶ際は契約期間も重要です。

一般的にVPNは契約期間が長いほど割引率が高くなりコスパが良くなりますが、自分の旅行期間と合うかどうかはしっかり見極めましょう。

返金保証制度や無料お試し期間があるか

VPNを選ぶ際には、返金保証制度や無料お試し期間の有無も確認しておきたいポイントです。

というのも、いくら口コミで高い評価を得ているVPNサービスであっても、実際に使ってみないと通信速度や接続の安定性などが自分のニーズに合うかわからないからです。

返金保証制度があれば、一定期間内に手続きすれば全額返金してもらえるのでノーリスクで使い勝手を確認できますよ。

ただし、無料お試し期間があるVPNでは利用できるデバイスや機能・サービス内容などに制限が設けられているケースもあるため、事前にしっかり確認するようにしましょう。

対応デバイスや同時接続台数はニーズに合うか

VPNサービスによって対応しているデバイスや同時接続台数は異なります。

多くのVPNサービスはAndroid・iOS・Windows・Macなどの主要なOSに対応していますが、念のため事前の確認をおすすめします。

スマホだけでなく、ノートパソコンやタブレットなど複数のデバイスでVPNの利用を検討している場合は同時に接続できる台数も確認しておきましょう。

サポート体制は充実しているか

海外旅行中にVPNでトラブルが発生した際、迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているかどうかも大切なポイントです。

具体的には、24時間365日対応してもらえるか、日本語での問い合わせに対応しているか、公式ホームページのFAQや設定マニュアルがわかりやすいかなどを確認しましょう。

とくに、海外旅行中は時差を気にしなくても良いように24時間365日対応が可能なVPNサービスの利用がおすすめです。

海外旅行でVPNを利用する際の注意点は?

ここでは、海外旅行でVPNを利用する際に注意してほしいポイントについてまとめました。

  • 事前に渡航先のVPN規制状況を調べておく
  • 日本にいるうちにVPNの契約・設定・接続テストを済ませておく
  • 万が一に備え複数のVPNサービスを用意しておく
  • 無料のVPNサービスは利用しない

渡航前の対策が必要な内容もあるので、必ずチェックしてくださいね。

事前に渡航先のVPN規制状況を調べておく

日本やアメリカ、ヨーロッパなど多くの国ではVPNの利用は合法ですが、海外では一部の国でVPNの利用が制限または禁止されています。

下記に主な規制状況をまとめました。

規制状況主な国名
国が認可したVPN以外は違法とされている国中国、ロシア、イランなど
VPNの利用が違法とされている国北朝鮮、イラク、オマーン、ベラルーシ、トルクメニスタンなど
VPNは利用できるが使用制限がある国トルコ、シリア、エジプト、ウガンダ、アラブ首長国連邦など

現地の規制状況を知らずにVPNを利用した場合は、罰金など処罰の対象になるリスクも考えられます。

規制状況については内容が変わる可能性もあるので、渡航前に必ず最新情報を確認するようにしましょう。

なお、中国でのVPNの利用については下記の記事で詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてください。

日本にいるうちにVPNの契約・設定・接続テストを済ませておく

VPNサービスの契約やアプリのインストール、初期設定、接続テストは日本にいるうちに済ませておきましょう。

現地の空港やホテルのフリーWiFiを利用してVPNのダウンロードを予定している人もいるかもしれませんが、フリーWiFiはセキュリティが脆弱なケースがあるのでおすすめできません。

また、中国などインターネット規制が厳しい国ではVPNの公式ホームページにアクセスができない、アプリのダウンロードができないなどの可能性も考えられます。

トラブルが発生した場合にどのように対応すべきかもあらかじめ把握しておくと、現地でも慌てずに行動できるでしょう。

万が一に備え複数のVPNサービスを用意しておく

中国のようにインターネット規制が厳しい国では、突然VPNが使えなくなる、接続が不安定になるといったトラブルが発生する可能性があります。

そのため、トラブルなどでVPNが使えなくなった場合に備え、予備として複数のVPNサービスを用意しておくと安心です。

なお、予備のVPNを用意する際は、返金保証制度や無料お試し期間があるVPNサービスを選ぶことをおすすめします。

無料のVPNサービスは利用しない

無料のVPNサービスはコストがかからず魅力的に見えますが、セキュリティ機能やプライバシー保護が脆弱な場合が多いため、利用はおすすめできません。

具体的には、下記のような懸念点があります。

  • マルウェアに感染するリスクがある
  • 通信内容の暗号化が不十分で情報漏洩のリスクがある
  • ノーログポリシーを採用しておらず情報漏洩のリスクがある
  • ユーザーや個人情報が第三者に販売されるリスクがある

また、無料のVPNサービスはサーバー数が少ないため通信速度が遅い・接続が不安定など、使い勝手も良いとは言えません。

カスタマーサポートが機能していないケースもあるので、トラブル時に迅速な対応も期待できないでしょう。

そもそも、VPNサービスを安全かつ快適に運用するためにはそれなりのコストがかかります。

念のため、無料で利用できるサービスにはなにかしらの危険性が潜んでいると疑ったほうが良いかもしれません。

どうしても無料でVPNサービスを利用したい場合は、信頼性の高い有料VPNサービスが提供している返金保証制度を活用するのがおすすめです。

無料VPNの危険性や注意点などは下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

VPNサービスの契約方法からダウンロード・サーバー設定方法まで詳しく解説

ここでは、VPNの契約から実際に利用するまでの具体的な手順について解説します。

  • VPNサービスの契約方法
  • VPNアプリのダウンロード方法
  • サーバーの設定方法

今回はNordVPNを例に解説します。

ほかのVPNサービスと細かな部分が異なる可能性がありますが、基本的な流れは同じです。

それほど難しい作業ではないので安心してくださいね。

VPNサービスの契約方法

まずはVPNサービスの契約方法について解説します。

STEP
公式ホームページにアクセスして購入手続きへ進んでください。
STEP
料金プランやオプションを選択してください。
STEP
アカウントを作成してください。
STEP
支払い方法を入力してください。
STEP
注意事項を確認し、問題がなければ「購入を完了」をクリックしてください。
STEP
アカウント作成時に登録したアドレスにメールが届くので、記載されている認証コードを入力してください。
STEP
パスワードを設定してください。

パスワードが設定できたら契約手続きは完了です。

STEP
続いて、アプリのダウンロードに進みましょう。

VPNアプリのダウンロード方法

次に、スマホやノートパソコン、タブレットなど、海外旅行でVPNを使いたいデバイスにアプリをダウンロードしましょう。

ここではスマホ(iOS)へのダウンロード方法を解説しますが、ほかのデバイスでも基本的な流れはほぼ同じです。

STEP
Apple App StoreでNordVPNを検索してください。
STEP
注意事項を確認し、問題がなければダウンロードしてください。
STEP
アカウント情報を入力してください。
STEP
アプリが問題なく起動すればダウンロード手続きは完了です。

サーバーの設定方法

ここでは、サーバーの設定方法について解説します。

STEP
まず、VPNアプリを立ち上げてログインしてください。
STEP
次に、利用したいサーバーがある国を選びます。

国名リストやアプリ上の地図から選択しましょう。

VPNサービスによっては自動で最適なサーバーに接続してくれる機能を搭載しているものもあります。

NordVPNの場合は「クイック接続」を利用すると最適な日本サーバーに接続されるので、ニーズに応じて試してみてください。

海外旅行中にVPNに接続する際の具体的な手順は?

ここでは、海外旅行中にVPNを接続する際の具体的な手順について解説します。

フリーWiFiにはセキュリティリスクが潜んでいる可能性があるので、安全性を高めるためにもここで解説する内容をぜひ参考にしてくださいね。

STEP
渡航先に着いたらVPNをオンにする

VPNがオフのままフリーWiFiで通信を始めてしまうとセキュリティ上のリスクが高まるため、必ず先にVPNに接続するようにしてください。

STEP
VPNに接続する

任意のサーバーを選択し、VPNに接続してください。

日本のサービスやコンテンツを利用したい場合は日本のサーバーを、とくにこだわりがない場合は地理的に近いサーバーを選ぶと良いでしょう。

無事にVPNに接続できると「接続中」「保護中」などと表示されます。

STEP
フリーWiFiに接続する

フリーWiFiのSSID(ネットワーク名)を確認し、信頼できるフリーWiFiに接続しましょう。

安全性が高いフリーWiFiの見分け方については下記の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

STEP
インターネットを利用する

フリーWiFiにつないでいる間は、重要な個人情報(パスワード、クレジットカード番号など)の入力はできる限り避けましょう。

また、ウェブサイトにアクセスする際は「https://」で始まる暗号化されたサイトを選ぶと安全性が高まります。

STEP
インターネット利用後はフリーWiFiを切断する

なお、海外旅行中は不要なフリーWiFiに接続しないよう、デバイスのWiFi自動接続機能をオフにしておくことをおすすめします。

WiFi自動接続機能とは、過去にパスワードを登録して接続したことのあるWiFiネットワークの圏内に入ると自動的にWiFiへ接続する機能です。

とても便利な機能ですが、意図せずフリーWiFiにつながってしまう可能性もあります。

セキュリティリスクを下げるためにもあらかじめ自動接続機能はオフに設定しておき、接続するネットワークを事前に確認する習慣をつけましょう。

海外旅行中にVPNが遅くなった・つながらなくなったときの対処方法は?

ここでは、海外旅行中にVPNが遅くなったり、つながらなくなったりした場合の対処方法について解説します。

  • VPNサーバーやプロトコルを切り替える
  • VPNアプリやデバイスを再起動する
  • インターネット回線の接続状況を確認する

各内容について詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

上記の対策を試しても改善しない場合は、カスタマーサポートに問い合わせてみましょう。

VPNサーバーやプロトコルを切り替える

VPNサーバーが混雑している場合は通信速度が低下しやすくなります。

現在地から地理的に近いサーバーを選ぶと改善することがあるので、VPNアプリを操作して切り替えてみてください。

また、アプリの設定画面で複数のプロトコル(※)を選べる場合は別のプロトコルを設定してみましょう。

プロトコルによって通信速度や安定性が異なるため、切り替えにより接続状況が改善されることがあります。

  • 安全にデータをやりとりするための通信規約や技術のこと。

VPNアプリやデバイスを再起動する

アプリやデバイスの一時的な不調が原因で通信状況に影響を与えている可能性もあります。

まずはVPNアプリを終了し、再起動して接続し直してみましょう。

それでも改善しない場合は、スマホやノートパソコンなどのデバイスも再起動してみてください。

インターネット回線の接続状況を確認する

VPNの不調はインターネット回線の接続状況が原因になっている可能性もあります。

空港やホテルなどに設置されているフリーWiFiは回線が混雑していたり接続が不安定なケースも多いため、フリーWiFiを切って再接続する、または別のフリーWiFiに切り替えるなどの方法を試してみましょう。

海外旅行時のVPNの利用についてよくある質問

ここでは、海外旅行時のVPNの利用についてよくある質問について解説します。

  • VPNを使えばインターネット上の脅威を完全に防げるの?
  • 海外旅行でVPNを使うのは違法?
  • 返金保証制度を利用する際の注意点は?

ひとつずつ見ていきましょう。

VPNを使えばインターネット上の脅威を完全に防げるの?

VPNは通信内容の保護に効果的なツールですが、すべてのインターネット上の脅威を完全に防げるわけではありません。

マルウェア感染やフィッシング詐欺、偽サイトへのアクセスなど、VPNの範囲外の脅威には別途対策が必要です。

セキュリティソフトを導入する、パスワードの使いまわしを避ける、多要素認証(2段階認証など)を活用する、不審なメールやリンク・添付ファイルを不用意に開かないなど、基本的な対策と併用することが大切です。

海外旅行でVPNを使うのは違法?

アメリカやヨーロッパなど多くの国ではVPNの使用自体は合法なので、海外旅行中も問題なく利用できます。

ただし、中国やロシアなど一部の国では政府が認可していないVPNの使用が規制されている場合があります。

このような国でVPNの使用が発覚した場合は処罰対象になるリスクがあるため注意してください。

旅行先でVPNを使う場合は、必ず事前に現地の法律や規制を調べておきましょう。

返金保証制度を利用する際の注意点は?

返金保証制度の利用を検討している場合は、各VPNサービスの公式ホームページで保証期間や対象条件を確認しましょう。

保証期間を過ぎると返金が受けられないため、契約開始日と最終日をしっかり把握しておくことが大切です。

とくに海外滞在中に手続きをする場合は時差に注意してください。

また、Apple App StoreやGoogle Playストアなど公式ホームページ以外で契約した場合はプラットフォーム側の返金規約が適用されるケースもあるので注意しましょう。

まとめ

今回はVPNの利用ニーズに合わせておすすめのVPNランキングを紹介しました。

海外旅行でVPNを利用するとセキュリティを強化できるだけではなく、海外から日本のコンテンツへのアクセスも可能になるので旅行中の楽しみも広がります。

VPNサービスそれぞれに特徴やメリットがあるので、利用目的や旅行期間に合わせて自分に合ったVPNサービスを見つけてくださいね。

  • NordVPN|セキュリティ機能・プライバシー保護が充実しているVPN
  • MillenVPN|日本企業が運営しているコスパ抜群のVPN
  • ExpressVPN|通信速度の速さ・安定性に定評のあるVPN
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