
2025.03.04
「見送り失注」の7割は、2年以に再検討の可能性あり 継続的な接点作りとアポ獲得につながるメールの極意
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パット・ゲルシンガー氏(以下、ゲルシンガー):いろいろな政府にとって今、問題となっている事があります。日本のデータセンターをソフトバンク、それをネットワーク上で運用する。そして最もすぐれたソフトウェアであります。このVMwareと使って運用するということが、非常に重要になってきます。国内法をきちんと遵守しているということがこれで担保されるからです。
我々としてはVMwareの初期の段階では単純にソフトウェアを配布するということだけでした。そしてバリュー&パートナーということでクライアント、先ほどグーグルともアナウンスしました、エアウォッチも買収をいたしました。ということで、本当にいろいろな領域において、いろいろなパートナーシップをVMwareは築いてきています。
そして現在、今日においてVMwareはソフトウェアスタック、そしてオペレーション、そしてサポートコールを一元化していく。さらにはパートナーエコシステムをさらに強化していきます。ソフトバンクはワールドクラスのデータセンターを持っています。物理ネットワークもあります。
そして、この日本において非常に強力な営業力を既に築いていらっしゃいます。VMwareとソフトバンクが一緒になる。非常に長きにわたって関係があります。我々のナンバーワンのディストリビュータでした。そして2013年では150パーセントの伸び率をソフトバンクさんには示していただいております。クラウド、最近のパートナーエクスチェンジカンファレンスでもそれは認めたことであります。
そして一緒にホライゾンモバイルについても共同でのアナウンスをしました。長きにわたって関係を構築してきた。そして皆様、お客様、そしてパートナーさんとして、これは自信を持っていただけると思います。
これから先のソフトバンク様とのパートナーシップは非常に長きにわたって続いていくと思っております。そしてまた幾つか、例えばホテルカリフォルニアのようなクラウドとハイブリッドクラウドを比べていきたいと思います。
アマゾンはもちろん使っていただけると思います。クラウドのアプリケーションはアマゾンでもつくれるでしょう。でも、エゴソングということで、イーグルスの歌、ホテルカリフォルニアはまさにエゴを示した、つまりチェックアウトをするのだけれども、ずっとそこにとどまらなければならないということで、アマゾンを使うとまさにそれなのです。
本当にダイナミックにワークロードを動かすことはできない。独自のAPIを使わなければならない。さらには単純な一つのサービスにがんじがらめになっています。ということで、ハイブリッドクラウドは対局にあります。
私たちとしては、このオンプレミスのワークロードでランチの後には、それをパブリック、そしてディナーの後にはそれをオンプレミスに戻すということで2つのサービスの間を柔軟に行き来することができます。プライベートとパブリックを組み合わせることによって、そしてそれがハイブリッドクラウドの実現につながっています。
これは疑う余地なく、よりすぐれた本当の意味でのエンタープライズクラウドサービスだといっております。VMwareのハイブリッドクラウドこそが完全なるコンバティビリティ、スケーラビリティ、さらには柔軟性をお客様にそれぞれ提供できるということだといえます。
この4つのベクトル、まず、最初が既存のアプリケーションです。VMでもハイブリッドクラウドでも動かすことができます。ということで9,000の認証済みのアプリケーションがすぐに使っていただける状態になっております。またシームレスなネットワークでもあります。
アプリケーションの互換性がネットワークサービス、ポリシー、VPN、ファイアーウォール全てにシームレスで使っていただける状態になっております。共通の管理もあります。同じ管理ツール、皆さんVMwareのオンプレミスと同じものを管理機能として使っていただいて、そしてオフプレミスのワークロードを管理していただくことができます。
さらには共通のサポート窓口も提供しております。これがハイブリッドクラウドです。ダイナミックに柔軟性を提供してくれます。皆さんのオペレーションにしたがってです。
ソフトバンクとパートナーシップを組むことによって、この市場にこういったサービスを非常にユニークな形で提供できるようになりました。これまで、サービスを提供して3四半期がたちます。そしてお客様が本当にこれを利用していただいているなと思っています。非常にユニークでパワフルな形です。
例えばdev and test。本当にクレイジーな開発者が実際プロダクションサービスで使っていると思います。そうすると本番環境からどうにかしてこれを出したいと思うわけです。
というのは、自分の環境ではなくて、つまり本番環境ではなくてデブアンドテストの環境に彼らは置いておきたい、dev and testの環境で彼らは開発をしてもらいたい。それを実現するのがこちらです。
そして先ほど、DRの話しをしました。最も早期の使用事例としてはこのディザスタリカバリでいいと思います。そして既存のアプリケーションが容量をふやしたい、キャパシティを増やしたい、というところでも使えると思います。
そしてさらには既存のアプリケーションを最新したい、新しいサービスなり機能を追加したい。さらに次世代のアプリケーションをつくっていきたい。例えばパースとかあるいはクラウドファンドリー、これから先、また話を聞いていただくことになると思います。こういった使用事例がまさにお客様が想定するシナリオのトップに来ます。これこそが、我々ハイブリッドクラウドがユニークであることのゆえんだというふうに思っております。
では、デモンストレーションをここからお見せしていきたいと思います。金子亨がお話しをしていくと思います。ハイブリッドクラウドの最初のオペレーションをまさに皆様にまさにごらんにいれていきたいと思います。こちらですか? はい。そして宮内さんもステージ上にご登壇いただけますでしょうか? この日本でVMware、ハイブリッドクラウドサービスの初めてのオペレーションをさせていただきます。
VMware・金子亨氏:いかに社内システムと同じに拡張できるか、簡単な仮想マシーンを展開して起動するというデモでごらんいただきたいと思います。今、皆さんに見ていただいている画面は、ブイスラークルウェブクライアントの画面です。
こちらは、社内システムの仮想環境を管理している皆さんには非常になじみのある画面かと思います。こちらに表示されているvCloudハイブリッドサービスと書かれているアイコン、こちらをクリックしていくと、この社内環境を管理するツールの中からクラウドも管理していくことができます。
ご利用いただきますと仮想データセンターという単位でリソースが割り当てられ、あたかも社内システムと同じようにサーバー、ストレージ、ネットワークがコントロールしていただけます。社内システムの仮想マシーンの展開と同様クラウド上でもテンプレートからの展開ができます。クラウド側で用意されているもの、もしくはお客様のほうでクラウド上に持ち込んだイメージといったものから展開していただくことができます。
ここではパッドのテンプレートから仮想マシーンを展開してみたいと思います。このテンプレートは社内のシステムから申し込んできたものになります。仮想マシーンの名前を決め、ここではファーストVMとしていきたいと思います。
そして、どのテンプレートから展開するかの確認をして、仮想マシーンサイズも自由に皆さんのほうで決めていただくことができます。そして最後にクラウド上のどのネットワークに接続するかということを選択した上で、これだけの操作で普段と同じ仮想マシーンがクラウド上に展開できたことになります。
また、使い慣れたこの画面からクラウド上の仮想マシーンに対する、基本的な操作を実施していただくことができます。アプリケーションオーナーの方からするとその仮想マシーンが社内にあるのか社外にあるのかほとんど意識することなく使っていただくことができます。
それでは展開が終わったようなので仮想マシーンの電源をパワーオンしたいと思います。この部分も社内のシステムと全く同じ操作で実施していただくことができます。
このように、vCloudハイブリッドサービスではクラウドサービスでありながら、今現在、社内で使っている全く同じ仮想マシーンが使え、そして今現在使っている管理ツールでそのまま管理いただける、そういったクラウドであるということがご理解いただけたかと思います。
既存の資産を生かしながら、互換性のあるクラウドが日本でも利用いただける時代が今すぐそこに来ているのです。
無事に仮想マシーンが起動しました。日本の皆様、ハイブリッドクラウドの世界へようこそ。
ゲルシンガー:全くソフトウェアディファインドということになりますね。そうです。日本において完全にソフトウェアディファインドされたハイブリッドサービスが日本でも提供されるようになりました。
宮内謙氏(以下、宮内):ジョイベンをつくりましたもので、皆様の前で恐縮でございますが、鏡割りを。
ゲルシンガー:これはお祝いですよね。私たちのハイブリッドクラウドを開始するということで、今日、第一番目のベータカスタマーが日本において入ってくるということで、私たちのパートナーシップのおかげでたくさんのサービスを日本で売るというふうに私はもうお約束しておりますので。
ワン、トゥー、スリー。
宮内:本当に今見ていただいたように、ソフトウェア・ディファインドということはオートマティックといいますか、簡単に操作できる仮想マシーンをすぐ立ち上げる、リンクできる。非常に大きなことです。ぜひ皆さんのところに提案に行きますので、お待ちください。
ゲルシンガー:ありがとうございました。田中さん、デモンストレーションどうもありがとうございました。宮内さんもステージに来てくださって、鏡開きをどうもありがとうございました。これから、皆様方の多くがvCloudハイブリッドサービスを日本で活用していただけることを楽しみにしています。これは私たちにとってとても重要な日です。
このAPJにおきまして、一番、最初のサービスの展開になるからです。5つのオペレーションセンターがアメリカにはありますが、これはイギリスにおいては2番目のオペレーションセンターになります。そして、ベータサービスを日本においてきょう開始するということで、世界への私たちの足掛かりとなっているわけです。
それからまた非常に強力なサービスプロバイダ、それからまたネットワーク、インタープラクティブサービス、こういったものを何千というサービスプロバイダの方たちと世界中で一緒にやっています。そして、これらのサービスに対して今回のスタートがあったということによりまして、
世界の面積のうちの75パーセントをこれで獲得したということになりまして、ほとんどこれで世界中をカバーしたということになるわけです。世界のクラウド市場のほぼ100パーセントです。これは年間80パーセントで伸びている市場です。クラウドといたしましても世界の中で最も早く高く伸びているのがVMwareベースのものです。
サービスプロバイダのパートナーの方たちに対して、私たちはモーメンタム、この勢いを世界だけでなくアジアにも供給したいと思っております。
このハイブリッドクラウドモデルのメリットは私たちだけが認識しているわけではなく、もう既にこれはすばらしいですよ、ということを公にやっていらっしゃるお客様の名前をここに掲載しております。さらにまたこのサービスが世界中で使われる上で、さまざまな賞をいただいております。特に、インターロップからも賞をいただいております。
VMwareというのはvCloudをただ単にもう1つのクラウドサービスというのではなく、本当の意味でエンタープライズのバーチャライズドデータセンターと完全に互換性を持つように努力をしてきました。そういったような努力からインターロップがインターロップ2014の賞を私どもに授与してくださいました。
ということでアナリストたちもまた、このハイブリッドモデルの力を認識し始めました。そして、これこそがクラウドをエンタープライズビジネスカスタマーで将来的につくっていう上で最も適切な方法だということを認識していただけるようになったということです。
最後に私は、エンドユーザーコンピューティングについて話しをしてみたいと思います。
つまりデータセンターからデバイスへ、つまりそれに接続しているデバイスに対して、それからまたそれに乗っているソフトウェア、それを抽象化して、そしてセキュリティをかけて、さらにそれをクラウドに乗せる。そういったことを全部ここでまとめることができるからです。データセンターのオペレーションから、またデバイスのオペレーションまで全てやることができるからです。
ホライゾン、ホライゾンダースの製品にとってこれは非常に大きなプレゼンスになります。PCとかそういったものが、例えばDBIのオペレーションとか、そういったものによって、オン、オフプレミスの両方でこういったものをやってきました。
これをエアウォッチの買収によって、このエアウォッチといえばMDM、コンテンツマネジメント、それからエンタープライズマネジメントの機能としては最先端を走っていたこの会社の買収することによって、これを組み合わせることができました。ソフトバンクが言っていたように、これはこの分野のリーダーであり、そしてそれを今度は日本においても展開するということになります。
私たちは、この両方の分野のリーダーであり、これを組み合わせることができるということは、全てのエンドユーザーのデバイスの要件に対して、そしてまたエンタープライズカスタマーの要件に全て満たすことができる。それは今日のものだけではなく、未来のものも満たすことができるということで、この3つの戦略的な優先事項が私たちVMwareの戦略になるわけです。
そして、繰り返しになりますが、こうして皆様方にお会いすることができて大変誇りに思っております。もう何十回も日本に来ておりますが、日本の方たちのすばらしさ、それから日本のビジネスのすばらしさ、それからまたクリエイティビティと日本の市場のイノベーションというものに関心しております。
しかし、もっと私にとってうれしいのは、こうしてソフトバンクのオーディエンスの方々にお話しをすることができたということです。きょうはその機会をいただいてありがとうございました。VMwareの戦略のお話しができました。それからまたこれから先、長期にわたって私たちのパートナーシップは信頼感のもとに続いていく、そして私たちの間には膨大な機会があるのだと思っています。
それを、機会をとらまえて一緒にこれから先、それを利用しいろいろなことを実行していきたいと思います。今回はVMwareの戦略、そしてソフトバンクとのパートナーシップとのお話しをさせていただき、どうもありがとうございました。
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