2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
マイク・トムリン(全1記事)
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マイケル・トムリン氏:こんばんは。個人的に私を知る人たちには、今起こったことがどんなにおもしろいことかわかるでしょう。私は、謙虚で光栄な気持ちです。ハワード博士、理事会のみなさん、スタッフや卒業生の友人、私は、今夜この場にいられることが楽しみで、興奮しています。彼らが見守る中で功績を祝います。
ロバート・モリス大学の2017年の卒業を迎えたクラスのみなさん、私はこの重要な瞬間をあなたたちと共にわかち合うことを素直な気持ちで受け止めています。
私には、素晴らしい仕事があり、その仕事がここ10年ほど、私には過ぎた多くの機会を与えてくれました。今夜、あなたと共に学位を受け取り、この式でスピーチさせていただくことも身に余る機会だと思います。とは言うものの、スピーチすることにしました。
(会場笑)
私は、このように人々に向かってあいさつの言葉を述べた経験が何度かあります。ここにいる人々のように多様な群衆、異なる思考や感情を持つ聴衆に話をする機会が何度もありました。長年に渡って、このような瞬間に備えてきました。
その間に、私は教訓を得ました。今夜はその教訓を役立てて、実のあるスピーチにしたいと思っています。2つのことを勝手に思い込んで進めようと思います。思い込みはとても危ないことです。決めてかかれば、ありきたりになり、(ニューイングランド・ペイトリオッツのように)馬鹿にされます。
(会場拍手)
ですから、慎重に配慮してお話ししたいと思います。この式辞を始めるににあたって、私が前提にするのは、少なくとも1人や2人は、この会場からなんらかのやり方で、このスピーチをネットで生放送しているだろうということです。ですから、それにふさわしい態度で臨みます。
そして、私が果たしてどんな話をするのか、関心の有無はさまざまだろうと思います。私が日々、話しをしている集団から得た経験なので、間違いないでしょう。
先のことが心配になり、それが駐車場で起こることか、もっと大きなことか、将来の不安に思う人もいるかもしれません。あとは、正直に言って、私の話に関心がなく、私が話し終わるのをただ待ってる人もいるでしょう。
(会場笑)
そう思うことも理解できますし、認識しています。このような思い込みを踏まえながらも、みなさんを待ち構えている人生の試合に備えて、いつくかのことをお話したいと思います。
私はこれを信じているだけでなく、これらを実現するために、日々の中で大いに努力しています。私はこれを「真実の粒」と呼んでいます。これを「トムリンイズム」と呼べるのではないか、と誰かに言われたこともあります。
真実の粒でもトムリンイズムのどちらを使って呼んでも、これが、あなたが人生に挑むときの助けになるだけでなく、今、ここに座っているあなたに自信と理解を与えることが出来ればと思います。
最初にお話したい真実の粒は、感情は感情でしかないということです。今までやってきたことを信じることです。日曜の午後に、集団の前に立つことが多いですが、いろいろな感情が幅広くそこにあるのがわかります。
私が日曜日に向かい合う、もしくは傍らに立つ彼らには、さまざまな感情があります。希望に満ちた感情もあれば、興奮したり、そうでもない感情もあります。それは確信がなかったり、将来が灰色に思えるためです。
私も、あなたの座っている場所にいた経験があるのでわかります。多くの感情が入り乱れていると思います。
ここに座っているあなたたちにも同じことで、さまざまな感情があると思います。感情は素晴らしいものです。しかし、重要なのは将来の見通しを持ち続けることだと思います。
今、感じている感情がどんなものであっても、今までの積み重ねを信じることが大事だと思います。卒業するためにあなたが学んできたことにより、これからの人生の挑戦する準備ができたといえると思います。
正式な訓練でも、略式の訓練でも、関係や経験をここ3年ほど重ねてきたと思います。私の場合は5年と2回の夏期講習を必要としましたが。
どちらにしても、ここに座って感じている今の感情を楽しんもらいたいです。今までの積み重ねを信じてください。後ろ向きな感情に縛られてはなりません。経験を信じてください。このロバート・モリス大学での教育によって、充分に準備を終えたはずです。
次の真実の粒は、情熱を追求してもらいたいということです。今夜、ここで授与された学位は、あなたの訓練を確証つけるものです。その学位はなんらかの分野に特化しているかもしれませんが、学位になんと書いてあるかに限らず、情熱を追いかけください。それは、あなたを生産的な人間にし、周りの人間も向上させます。情熱を探求するのです。
数年前、私も歳をとってきているので、正確に何年前とは言いませんが、私はあなたの座っている場所で学位を受け取って、将来を少し不安に思っていました。
私は機会に恵まれ、多くの素晴らしい機会がありました。私の両親は、この5年と2度の夏期講習に理解を示し、支えてくれました。法律学校にいくことや、アメリカの企業やいくつかのビジネスの機会が訪れました。私が両親と進路の話をしているときに、私がヴァージニア軍事学校でのワイドレシーバーのコーチの仕事に就くと話し、年収1万2,000ドルだと告げました。
(会場笑)
それが両親の反応でした。目先のことに捕らわれてはいけません。情熱を追いかけてください。私が成人してから学んだのは、私たちは素晴らしい国に住んでいて、お金を稼ぐための機会は数知れないということです。さまざまな分野で努力がなされています。
あなたの情熱がなんであれ、それが獲得した学位と少しかけ離れていても、追いかけてください。どこまでも追い続ければ、相応の祝福が得られます。
もう1つお話したいトムリンイズム、また真実の粒は、試合だけでなく、人生のゲームにおいても当てはまることです。それは、プレッシャーは常に存在するということです。プレッシャーを感じているか、うまく使っているかのどちらかです。個人的には、うまく活用する方を選びます。あなたも、同じよう使うべきです。
それは、どういう意味かというと、あなたの人生の中で難しい瞬間があると思います。それは仕事かもしれませんし、個人的なことかもしれません。もしくは、その両方かもしれませんし、そうなる場合が多いと思います。それは、仕事でよくやっていれば、私情が絡んでくるからです。プレッシャーは困難な時期の要因であるということを覚えておいてください。
そして、これにどう対応するかは、視点によって変わってきます。同じ状況を見て、問題だと思うか、挑戦だと思うかという見方にかかっています。そして今夜、その捉え方に目覚めてほしいと思います。
人生の与える試練に乗ずる人々の一員になって欲しいのです。困難に反応するのではなく、対応するように意識的に選択するのです。常に、最高の自分であるように決断するのです。常に自分らしくあることですが、困難に直面したときにこそ、最高の自分であるべきなのです。
また、苦境にあるときほど、自分自身について学べるように、目を見開いているべきです。困難なときほど自分を知り、成長することができるというのは本当です。 確実に待ち受けているプレッシャーに負けてはいけません。それを利用するのです。戦いに備えてください。多くの意味で、あなたの正式な教育は終了したと言えます。
しかし、この世界でさまざまな挑戦に恵まれ、成長する機会を与えられ、学んでいくことでしょう。その覚悟をして、プレッシャーを感じるのではなく、活用していけるようになることです。
私は11年もの間、(スティーラーズの)素晴らしい会長であるダン・ルーニーと共に働けたことを素直に光栄なことと感じでいます。彼は、少し前に彼の良き妻であるパトリシアと共に表彰されました。私は、長年に渡り、彼らから数えきれないことを教わりました。
彼らが私にとってどんな存在であったのかや、彼らから学んだことを言い表すことは、おそらく、私の今夜のスピーチの中でもっとも難しいことだと思います。どのように短い言葉で表せばよいのか熟考し、このような言葉を考えました。
ダン・ルーニー会長に関して、彼の素晴らしさについて多くのことが語られていると思いますが、そのほとんどは真実だと思います。最近、私が思い出す多くのことは、彼がどんなに思慮深い人であったかということです。私はそれを手本にしようと格闘しています。
みなさんも同じように彼を見習ってほしいと思います。ダン・ルーニー会長は力強く、人に大きな影響を与える人でした。
彼は、彼の会社のためだけではなく、地域や市や国のために、やるべきこと、成し遂げたかったことが多くありました。これらを追求する中で、彼は驚くほどに思いやりがあり、ここでその思慮深さのすべてを列挙することはできないほどです。
電話や、事務所にふらっと現れたり、世間話や彼らと昼食を食べた後に受け取った手書きのメモなど、今日、一体どれほどの人が、大事な人に自分の気持ちを表し、手書きの文章で伝えているでしょうか。数行の言葉で思いやりを表し、仕事に対するねぎらいや励ましの言葉をかけるでしょうか。それが、ダン・ルーニー会長という人でした。
彼は私個人の人生や仕事において、そのように影響を与えたと思います。この場を旅立つ身として、恵まれた才能を役立てること、正式な教育やそれ以外で得た技術を活かすこと、持てる感情の見方、これまでの積み重ねを信じること、情熱の追求、プレッシャーを活用することなど、私はたくさんのことを要求していると思います。
しかし、生きていくうえで、どうか思慮深くなってください。自分の行動や、自分の住む地域にいる周囲の人々のことを考え、彼らに与える影響をじっくりと考えてください。そして、それを日々の決断の一部として取り入れてください。
今夜、ここで式辞を述べられたのは、大変に光栄です。みなさんの幸運を願っています。ありがとうございました。
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