2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
クリスティアン・アマンプール(全1記事)
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クリスティアン・アマンプール氏(以下、アマンプール):ありがとうございます。みなさんおはようございます。あなたたちの期待に満ちた顔、これから足を踏み入れる世界への、ちょっと不安が入り混じった顔を臨むことができてとても嬉しいです。夢や希望が満ちあふれた顔がいっぱいですね。
そして、私をこの演壇へと導いてくれたみなさんは、おこがましくも言わせていただくと、実に優秀です。アイオン学長とすべてのみなさんに、私をご招待くださったことへ感謝いたします。関係者、職員のみなさんに感謝いたします。特に卒業生のみなさん、あなた方がこれから足を踏み入れる世界について、ほんの少しばかり話をする機会をくださって感謝いたします。
この24時間の間に、聞いたり、読んだり、私自身の目から見たなかで述べさせていただくと、あなたがたのCo-opプログラム(就労に向けての技術が身につけられる)には驚きを隠せません。世界中の旗の海の美しさは本当にすばらしいものでした。とても画期的なCo-op制度はこの先に待ち構えていることがなんなのか、指し示してくれたことでしょう。そして、お祝いする方々に、よいシンコ・デ・マヨ(メキシコの祝日)を、と言いたいです!
(会場拍手)
アマンプール:私は自分の考えや言葉をしょっちゅう忘れてしまう方ではないのですが、この年、この世界で大事な時にみなさんになにを言おうか格闘しています。この、世界秩序と固定概念を覆してくれる世界国家で。
誰か覚えているでしょうか。2016年版のオックスフォード英語辞典の文句は「真実」でした。
ここに来るまでの間、あなた方の校訓を思い出していました。ちょっと披露させてください。
「光は徳をもたらす真実からやってくる」。
私はそれを信じています。最近、あることがありました。カンタベリーの大司教、英国国教会の元締めの復活祭の説教でのことです。彼は虚偽報道に関して警告を促しました。今日の世の中の真実に対する暴行行為に警告を促したのです。
残念なことに、世間は個人的な意見と化したすり減らされた事実に慣れてしまっています。同時期の週末、私は新聞の日曜版、サプリメント・マガジンに目を通していたのですが、裏に新進気鋭の若い女優のインタビュー記事が載っていました。まあ、そんなに大して興味が惹かれるものではない感じだったのですね。でも、 「私たちにとって、私たちの時代におけるもっとも偉大なる挑戦とはなにか」ということについての話を振られて、彼女はこう答えたのです。「誰を信じるか、です」と。
ガツンと一撃を食らったようでした。それはまるで、私が今まで積み上げてきたものを託した誰か、仲間と共に危険を顧みないで真実のみを追求する誰かのようでした。
ここのところ、明らかに世界中の人々は衝撃を受けています。世界中の何千、何万ともの人が科学を守るため、真実を守るため、証拠を守るための行進を行っています。真実に対する暴力行為に抵抗し、私たちが今日置かれている、この複雑な世界をどうやって乗り切るかを知るために。
(会場拍手)
アマンプール:そんなことがあったなかで、私はある映画を見ました。新作ではありませんし、見たのはロンドンから来る機内ででした。聞いたことがあるのではないでしょうか。『ディナイアル』という映画です。観たことがあるかもしれませんね。
これはイギリス人の歴史学者と呼ばれている人の話です。ダグ・デビッド・アーヴィングはエモリー大学のアメリカ人学者のバーバラ・リップシュタッツが、彼がホロコーストを否定し、嘘をついているとしたことに対し、彼女を法廷に引きずり出したのです。リップシュタッツは法廷では勝利を収めました。が、先月、シアトルのユダヤ教会の壁に書かれていたのは「ホロコーストは真っ赤な嘘だ」というスプレーでの落書きでした。
2日の内に、私は大統領選挙の重要な第2ラウンドの報道のためにフランスに行きます。そこでぶつかり合うのは、劇的で、まったく反対の世界観です。中道政党で、広い視野と寛容性を持つエマニュエル・マクロン対、保守的で極右の国粋主義者マリーヌ・ル・ペン。ホロコーストを否定する国民戦線を設立した父を持つ彼女は、反ユダヤ主義を政治的な強みとしているのです。
彼女の父は増悪犯罪者として、国から有罪を宣告されています。こういったことより、彼女は極端なイスラム恐怖症をつのらせています。エリートとフランスのすべての階級に片棒を担がせて。彼女はこの醜い党を麻痺させ、父親の醜い過去と共に表舞台に出ようとしたのです。
しかし、彼女のボロが出てしまい、反ユダヤ主義の汚らしい残党は先週のキャンペーンでさらし者にされ、彼女自身もほかの候補者スピーチを盗用していたことが発覚したのです。彼女が私に行ったのと同じことを言うなら、マリーヌ・ル・ペンは自分自身で、虚偽報道という、彼女が好まないことを引き起こしたのです。真実の科学を排除しているという真実は誰もが知るところです。
この一連の騒動は私の考えを今日のように固め、長きにわたる、証拠を正常化することに対する私の葛藤と、誠実で、しかし中立とする誓いに火をつけたのです。
(会場拍手)
アマンプール:もし人が今日においても、ねじ曲げられたぞっとするような陰謀や論理、ホロコーストのような、類を見ない見下げ果てた犯罪、現人類史上もっとも記録に残っていて、証拠も十分な犯罪に対してですら嘘をつけるなら、なんでもありになってしまうでしょう。一刻も早く虚偽報道、嘘、をたたき潰しましょう。虚偽報道には2通りあります。完全なでっち上げ、そして、私についてあれこれ言われているようなことだって、虚偽報道だと言えるのです。
歴史において、虚偽報道は政治的武器でした。時にはプロパガンダとして、 威圧し、こじつけ、民衆の統括に影響を与えてきました。それは私たち情報世代の者たちに多大なる影響を及ぼしています。ロシア人は別の意味でその道の達人ですし、最近私が読んだBBCのおもしろい記事によると、1980年代初頭にKGBはエイズはアメリカ軍の極秘実験――ここ、アメリカでです――により生み出されたとするニュースを出そうとしていたのです。
最初、KGBはCIAがケネディ大統領暗殺したというニュースを流そうとしていました。KGBは1984年の選挙で、戦争を意味する「レーガン」をうたい文句としたのです。2016年の選挙においてもいまだロシアは介入し、調査中なのです。
私たちはなぜそのことを信じようとしないのでしょうか。ここにいる人たち同様、普通の人々や世界の人々は流行に便乗します。ウィルスのように急速に広まった嘘に。ダイヤルを回し、何百、何千ドルもの広告収入を上げさせているのです。悪者は銀行で大笑いをしているのです。
あるアメリカの虚偽報道記者はレポーターに対して堂々とこう言っていました。人々は一面ニュースを読み解き、本当かどうかを判断するには馬鹿過ぎるか我慢が足らな過ぎるかだ、と。
あなたたちのような若者は、自分が読んでいるものやクリックしているもの、見ているものに対してもっと深く知ろうとしなければいけません。何が問題なのか、そのニュースはどこから発信されているものなのか、知らなければいけないのです。
私が最近読んだ10年前に出版された本で、「グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?」という本があります。インターネットが第一の世界になったら、より多くの真実が引き合いにだされ、より多くの人々に、冷静で先入観のない考えがコンピューターの前に座っている人から出されるでしょう。
しかし、真実は、作者が述べているのは、10年前のことですが、深い分析を以てした見解ではなく、私たちを取り巻く世界の、通り一遍の見解でしかないということです。よく考えられた判断ではなく、大げさな考えなのです。インターネットは誰でも彼でもジャーナリストにしますし、誰にでもオンラインにしたり、サイトを見付けたり、何をどうしたいかを言って回る権限を与えます。私たちの民主社会は真実と嘘との違いを認めることに左右されます。民主社会と独裁制だって違います。
「私について書かれていることが気に入らない」というお題で虚偽報道について話しましょう。報道は政治的な武器です。
アメリカ合衆国大統領が「虚偽報道は人類の敵である」と、つぶやきを行ったら、彼は正しいでしょう。虚偽報道は敵です。私たち、ジャーナリストに対して言っているのではないことだけはわかります。CNNを差して言っているわけではないでしょう。ニューヨークタイムスに対する言葉でもないでしょうし、合法的な報道機関に対する言葉ではないでしょう。
1991年の湾岸戦争のニュースを最初にいち早く知らせてくれたのは誰でしょうか。CNNが生放送で伝えたのです。第二次世界大戦の勃発のニュースをそのまま伝えてくれたのは誰でしょうか。女性のジャーナリストなのですから。
アマンプール:スターリンの残虐行為と何十万人もの国民を死に至らしめた独裁的なソビエト飢饉についてのニュースを伝えてくれたのは誰でしょうか。女性のジャーナリストです! 女性である傾向があるのです。45年前の夏に大統領の力による犯罪の乱用を白日の下にさらしたのは誰でしょうか。この国、そして世界中の、すべての世代のジャーナリストを虜にした、ウッドワードとバーンステインです。
タバコ会社が、喫煙者が中毒になることを知りながらも、国会では嘘をついているということを告発したのは誰だったでしょうか。もちろん、ジャーナリストです。真実で、何百何千万もの人々の命を救ったのです。
反対に、報道記者がなすべき仕事をきちんとしなかったら、例えば、2002年に何の障害もなく戦争、第一、第二のイラク戦争に、突入しようとしている可能性があると承知していたとしたら、もしくはベトナムで政府が報道記者に耳を傾けなかったら、現場からの警告や報告に聞く耳を持たなかったら、嘘がはびこり、共和国に悲惨な結果を導いてしまいます。
アメリカ合衆国大統領が世界に向けて話すと、世界中が聞き入ります。中国からコロンビア、ロシア、エジプト、トルコまでの報道記者は、虚偽報道という武器に頭を抱えています。最近、トルコの下院議員は、アメリカにおける最近の体制的な国民投票は報道記者をとてつもなくがんじがらめにしている、と発言しています。力のある者が報道は犯罪だと考える以上、それはこの先も変わらない、と。
私が気に入っているフィリピン大統領の言葉があります。フィリピン人ジャーナリストが殺されたとき、屈強な男、ロドリゴ・ドゥテルテはこういったのです。「ジャーナリストだから殺されたのだ。ただのロクデナシだったら、暗殺の対象にはなっていなかっただろう」と。それが私たちが1日1日置かれている状況なのです。
この複雑な世界で、あなたの目となり、耳となるために。あなたを完膚なきまでに打ちのめした上で勝利宣言をするゼロサムゲーム、党員を有害にし、政治的な違いは有罪とする、感覚が麻痺した崖っぷちに追い込まれている今日の政治のような。
世界中のあちこちで、ジャーナリストやジャーナリズムはそんな崖っぷちに追い込まれているのです。ジャーナリストとジャーナリズムは道しるべとなり隠し刀となったのです。
世界は殺し合いをすることなく、違いを尊重することでもちきりなのに、なぜ私たちに違いがあるといけないのでしょう。今日における、もうひとつの肝となる文化的な証とこのことについて思い描かせてください。
今、ブロードウェイで公開されている、トニー賞の7部門の候補に挙げられている、『オスロ』という演目があります。指導者に選ばれた人や外交官、会社員、先生、交渉人、あなたたちのように、熟練した世界に足を踏み入れる人はだれでもぜひ観るべき作品です。
その話は、私の友人でもあるノルウェー人の外交官が主役です。一言で言えば、オスロで1993年の9ヶ月間の間に実際に起こったパレスチナとイスラエルとの中東和平合意の為に行った秘密交渉の話です。このことは私たちになにを語りかけてくれるでしょうか。
それは、あらゆることを語りかけてくれます。まず、他者の話に耳を傾けるということです。もしイスラエル人とパレスチナ人のような天敵同士が政府や軍によって話をすることすら妨害されていたとして、もし彼らが閉じられた扉の後ろから寄り添うことができ、平和に向けての大きな一歩を踏み出せたのだとしたら、みなできるはずなのです。
容易なことではないでしょうし、そのことについて要求するわけではありませんが、もしアメリカがイランとのに核合意を退けられたなら、もしイギリスとアイルランド共和国軍が北アイルランドに和平をもたらせられたのなら、コロンビア大統領が50年にも及ぶマルクス主義者のコロンビア革命軍ゲリラに平和をもたらせられたのなら、きっと、きっと北朝鮮問題のような手に負えない争いだってなんとかできる余地はあるはずです。
あなたたちがこれから、どのような分野においても、歩み寄りや譲歩とは無縁の世界に足を踏み入れなければならないというのは諸刃の剣です。
闇の深い、争いが絶えない地域での取材をしてきたこれまでの年月でもっとも私の心を動かしたのは、宿敵同士の間ですら見られた、輝かしい歩み寄りや寛容性、共感、同情の光でした。お互いを克服し、友人、よき相手となるのを見るのは、私にとってとても意味のあることでした。
私が16歳で、イギリスの女子修道会の学生だった頃、カルカッタのマザー・テレサに出会いました。彼女は私を見てインドに訪ねに来て、「よい行いをしてね」と言ったのです。16歳の私は彼女が怒っていると思ったのです。しかし、後に、私はかつて彼女が口にしたことを目にしたのです。「人の状況は、私たちの行動の大きさではなく愛の大きさで決まる」と。
今日ここでみなさんを前にして私が強く願うのは、あなたに火をつけ、情熱と喜びを与えてくれる夢中になれるなにかを見付けられますようにということです。それはあなた自身を良い方向へと導くでしょうし、世界も良い方向へと導くでしょう。
20歳の少女としてとても誇りに思います。イラン人でイスラム教徒の父とイギリス人でカトリックの母から寛容性と参加性の価値を学んだ、イランでの快適な生活からやって来た20歳として。
(会場拍手)
アマンプール:私は双方の価値観を持って、イスラム革命が浸透してきた後に、大学進学のためにここアメリカに来ました。いまだ途切れない難民や移民のように。恐れやためらいから逃れて、夢や志、働く気があればその手で掴むことができると聞いていた場所に来たのです。
私がアメリカに来た頃は、ちょうど危機的状況でした。70年代の終わり頃から80年代初頭にかけて、私の国、イランは多数のアメリカ人を捕虜に取っていたのです。私は何十回も自分の身の潔白を証明しなければなりませんでした。
今日では、私は自分が国を離れたイラン人としての誇りを持っています。イラン革命から37年、革命は功を制しています。全ての難民は自分たちの成し遂げたことと、それに報いること、今いる場所で新たに私たちの共同体をここまで引き上げることができたことを誇りに思っています。
(会場拍手) アマンプール:ロードアイランド大学を卒業してから、私はテッド・ターナーと共に働けるというすばらしい運命に出会いました。とても、とてもすばらしい、彼自身のためのみならず、もっと世界のためにすばらしい行いをした伝説的なアメリカ人です。スポーツにおけるヒーローであり、グローバル通信の革命家であり、アメリカの新しいかたちの慈善家であり、私たちが置かれている環境と情勢の援護者でもある。
最近、彼に聞いたことがあります。「あなたのような人が、どうやって何十億もの富を得るのかを若い人に話してほしいと言われたら、どんな話をするのですか」と。彼は間髪を入れずにこう答えたのです。「アメリカのビジネスのために悪になることのない新エネルギーだ、新エネルギーはいい」と。
成功を収めている別のアメリカ人で億万長者でニューヨーク市長、マイケル・ブルームバーグがちょうど今週のインタビューで言っていました。将来は環境保護だ。それまでがどうであれ、これからはその道でいくだろう。環境保護は何百、何千ものアメリカの仕事を生み出す。ちょうど今、この場所で、と。情勢というもの、政治的な、そして社会的な問題は若者に火をつけるものです。
ここのフレイザーは科学技術と自動操作です。アイオン学長がおっしゃったように、私たちの仕事を脅かす存在です。どこで働くかを決める時が来たら、co-opでのすばらしい経験を生かしてください。そして、才能や力、意思を注ぎ、上手に、いい仕事をしてください。なにをしようと、世の中に貢献してください。
また、この世の中で女性であるということについて言わせてください。人はいつだって私に、「男性のように振る舞え。その方がうまくいくから」といってきます。
(会場拍手)
アマンプール:数日前、ロンドンのジムにいた時です。髪は後ろに撫で付けていて、全身汗まみれでリバース・クランチの最中に、ジムの別方向から声がしたのです。「こんなところに? ジムに来ているんですか?」と。私は「ええ、まあ……」なんて感じだったんですが、彼女が続けてこう言ったのです。「あなたは私のような女の子に希望と力、そして夢を持っていいんだと思わせるものをくれた」と。
彼女は湾岸戦争のころから私に注目してくれていて、わかるでしょう? 私の何年にもわたる年月です。その少女の言葉はとても嬉しかったのです。私はあなたたちみんなに、外に出て行く女の子や男の子、若い男性に女性に、夢や希望を与えたいのです。女性であるか男性であるかは関係ありません。あなたの行く手を遮るものはなにもありません。外に出たいと願う強い意思と思いがあれば、どんなことも悪くはありません。それができる世代です。
私の17歳の息子の世代です。やがて高校を卒業し、大学へと入る。女性と男性の基本的な権利を押し上げ、最終地点まで到達させることができる最後の世代になることを願って止みません。少年少女、男性女性、みなで成し遂げるのです。女性だけがなんとかするのではありません。女性優位ではありません。もっと単純な公平さの話です。
(会場拍手)
アマンプール:このことを話すのに、真実や憶測、GDPの話をする必要はありません。世の中すべてを高めてくれる話です。ビヨンセが言うように、私たちはみな男女同権主義者になるのです! 男女同権主義は口にするのもはばかられる言葉ではありません!
(会場拍手)
アマンプール:女子に向けた言葉を贈ります。今直ぐ外に出て、先駆者の女性から仕事を貰いなさい。平等な仕事に対して、平等に支払われる世代になってください。
みなさん、私たちがどっぷりはまっている、私たちの生活と民主主義、そして社会を脅かす長引く対立の歴史の風向きを変えていきましょう。善良な者がなにもなさない時、悪ははびこります。なにかを成し遂げる、善良な者になりましょう。
公民権運動のすばらしい指導者で、現役議員のジョン・ルイスの言葉を借ります。「若者は、よい苦労をする道徳上の義務と任務、そして権利がある」。みなさん、今日、この日から、よい苦労をたくさんしてください!
(会場拍手)
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