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【知らなきゃ損】大人なのに“税金”をわかってない人が多すぎる件(税金の仕組みはコレで全て分かる!)所得税はどう決まる?/甘い勧誘 “節税の罠” に引っかからないでください。(全1記事)

FPが教える税金の仕組みを簡単に学ぶ方法 金融リテラシーを高めるために意識したい「全体像を把握する」こと [1/2]

【3行要約】
・税金の仕組みを正確に理解している人は少なく、節税や控除に関する勘違いが多く見られます。
・ファイナンシャルプランナーの井上氏は「税金は全体図の理解が重要」と指摘。
・ 体系的な税金知識を得るには、FP2級テキストでも十分で、一度身につければ税制改正にも対応できる長期的な金融リテラシーが身につきます。

どうすれば税金について体系的に学べるか

井上ヨウスケ氏:どうも、ファイナンシャルプランナーの井上ヨウスケです。今日は、金融リテラシーにおいて「税金」に対する理解って、めちゃくちゃ重要なんだというお話をしたいと思います。過去にiDeCoの制度とかについて解説した時、コメントで「恐らく税制への理解ができていないな」と思われるケースがけっこうあって。

そういう方ほど、iDeCoに対してあまりメリットを感じられないということが多いように感じたので、税制を学ぶことがいかに投資とかにつながってくるか、具体的にどうやれば税金について体系的に学べるかというところをお伝えしようと思います。税金のことを理解されていない方のあるあるも紹介をしていきたいと思います。

今回の内容の4つのポイント

時間がない方もおられると思うので、まずは動画のポイントを解説していきます。ポイントの1つ目ですが、税金に対する理解がないと、iDeCoなどの税が絡む制度を正しく、特にメリット・デメリットを理解することができない傾向があるなと個人的に感じています。

もっと言えば、iDeCoのメリットを説明する時に、FP2級の資格を持っている人だったらパパッと説明できることが、意外と前提知識がないとそこにたどり着くまでの難しさがあったり、それを言ってもなかなか理解していただけなかったりというところで、税の理解ができているかどうかは、物事を理解する上で非常に重要だと感じているというところで、1つ解説したいと思います。

ポイントにも書いてありますが、税金については細かいTipsよりは、全体図を理解することが重要です。それができると節税の意味が本当に理解できます。部分的な理解だと「それってあなたには役立たない節税話なんですけどね」というケースが出てきたりするので。やはり全体を理解するのが重要だというところもお話しします。

そしてポイントの3番目ですが、税に対して理解不足があって、そこから生まれる勘違いとして「これはよく見かけるな」というものをいくつか紹介したいと思います。

最後はポイント4番目にも書いてあるとおり、税金を体系的に学ぶという意味では、FP2級の資格は取らなくてもまぁいいかなと思いますが、FP2級のテキストを使って税金を学ぶというのが、個人的に、自分の経験的にも一番おすすめなので、このあたりをお話ししていきたいと思います。

税金について体系的に学ぶことがなぜ大切か

ではさっそく税金を体系的に学ぶことが、なぜ大切なのかというところをお話ししていきたいと思います。(画像を示して)この図を見た時に、ある程度何が表されているのかがわかれば理想的だなと思います。これはかなりわかりにくい図で、財務省のホームページから利用させていただいています。FPのテキストでは、ほぼ同じような図が載っているんですね。

これは何が表されているかといったら、「収入」と「所得」の違いとか、どういう収入によってどういう所得計算になるかという違いが書かれていたりとか、どの所得同士なら損益通算できるか、要は儲けた分と損した分の利益合算をした後に税金の計算がされるとかが書いてあるんですね。

「総合課税」と「分離課税」の違い

もっと言ったら、これはちょっとわかりづらいんですけど、「総合課税」と「分離課税」の違いですね。例えば、iDeCoとかDC(確定拠出年金)に関係するのが退職金です。(退職金と書かれているところから横になぞっていき)ぴょんと越えているところは分離課税という意味なんですけど、逆に言ったら、他のやつは損益通算後、全部1つにまとまっていますよね。これは総合課税のグループですよ。

他はグループ1個にまとまっていなくて、直線的に合計所得金額に入っていくのは、基本全部、分離課税です。FP2級で勉強される方は、できればそのまま社会保障あたりまで勉強されるといいと思うんですけど。総合課税に入ると毎年の所得に入るから、健康保険の所得割に入ってくるとか、分離課税だったら所得割には入らないとかっていう細かいところですね。

このあたりが理解できると、ニュースとかを見たり、各市町村の健康保険料の所得割の計算の意味がわかったりというところがあるので、この図が理解できるのは非常に重要かなと思います。

会社員が理解しておきたい「所得控除」と「税額控除」

(画像を示して)会社員の方だったら、この図もある程度理解できるようになると強いかなと思っています。給与所得を受け取られている方が、どういう控除を引かれた後に自分の所得税が決まっているのかを学習するオンラインコースを作ったんですけれども、これを理解すると、控除、いわゆる節税になるところを自分事で考えられるようになります。

例えば、「所得控除」というものがあって、「税額控除」というものがあります。つまり、控除はいっぱいあるんですけれども、所得控除のグループに入るのか、税額控除のグループに入るのかで、少なくなる税金ってまったく違うということなんですね。

例えば、「節税になりますよ」とかってよく言われるのは、だいたい所得控除です。寄付金控除はかなり難しいんですけれども、一般的に多くの人が経験するのは住宅ローン控除がわかりやすいですね。20万円の住宅ローン控除があったら、ダイレクトにその年の所得税が20万円安くなるよというのが住宅ローン控除、つまり税額控除です。

所得控除というのは、引かれた金額に所得税率を掛けた分だけ税金が安くなるという効果なので。例えば、「生命保険料控除で4万円控除が付きます」と言われると、「4万円も税金が少なくなるのかな」と思いがちですけれども、所得控除が4万円増えました。その人の課税税率が5パーセントだったら、4万円×5パーセントをした2,000円だけ税金が少なくなるということなので、「1年間で数万円の保険に入って、2,000円しか安くならないんだ」「そんな節税じゃないんじゃないの」とかっていうことが自分事で考えられるんですね。

このあたりを理解するという意味では、FP2級のテキストはトータルで見るとかなり勉強しやすいかなと思います。とっつきにくいところはあるんですけれども、全体図を学ぶという意味ではいいかなと思います。

Xでよく見るあるあるな間違い

Xとかでよく見るあるあるな間違いなんですけれども、ざっくり3つあります。

2番、3番は今触れたとおりですけれども、「節税」というワードに異常に弱い方がおられたりしますね。例えば、年間12万円の保険に入って1万円税金が安くなる時に、「じゃあ11万円でそれを買うんですか?」と言われたら、買わないじゃないですか。「でも、節税だから」というので、意外と入りたがる人がいたりとか。

あと、「節税になりますよ」と言われている投資マンションとかに弱かったり。「それって本当にそこまでのことなのかな?」ということが自分事で判断できない難しさがあるんですね。だから先ほど言ったとおり、「所得控除を税額控除と勘違いしている」というのも、2と3はつながっているところかなと思います。

わりと見るのが、「累進課税」を理解できていないケースがあって。しっかりと累進課税の意味を理解したほうがいいかなということで、ここだけ解説をしたいと思います。

「累進課税」の解説

所得税には累進課税の仕組みが導入されていて、「課税所得」という言葉があります。これは、会社員の方の経費とか諸々を引いたり、あと配偶者控除とかを全部引いたりして、最終的に課税の税金を計算するための所得が課税所得ですね。

この金額が195万円までは、全員5パーセントの税率を掛けます。195万円を超えたら、330万円の金額に対しては10パーセントの税率を掛けます。330~695万円までの所得に関しては20パーセントを掛けますという感じで、所得が高くなっていけば、その高くなったところにだけ高い税率が掛かっていく仕組みなんですね。

なんですけれども、「1,800万円を超えたら税金が一律40パー掛かる」みたいな理解をされているケースをわりとよく見るんですけれども、これは大間違いなんですね。

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