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【50代必見】“老後破綻”しないための4ステップ!長生きリスクを過小評価しないで!(全2記事)

老後2,000万円問題は本当か? “老後破綻”を防ぐ、必要な資産を見積もるステップ [1/2]

【3行要約】
・老後の資金計画は漠然とした不安を抱える方が多いですが、具体的な数字で見通しを立てることが重要です。
・ファイナンシャルプランナーの井上ヨウスケ氏は、年金定期便の確認から始まる現実的な4ステップの計算法を提案します。
・同氏は年金額の把握、自分に合った生活費の算出、必要な積立額の計算、60歳以降の働き方の検討などをチェックすることを提言しています。

老後に必要な資金を計算する4つのステップ

井上ヨウスケ氏:はいどうも。ファイナンシャルプランナーの井上ヨウスケです。今日はですね、50代の方向けに「老後の資金がどれぐらい必要なのか?」ということを計算するための、具体的な4つのステップのお話をしたいと思います。

少し長い動画になりますが、最後まで見ていただくと「自分がどれぐらいのお金の準備がいるのか?」「これを投資で用意すると、月いくらなのか?」というところとか。

もしくは、長く働くことによって今どれぐらい楽になるのかというところ。トレードオフとか、自分の選択肢だと思うので、そういったことも含めてお話をしていきたいと思います。

では、時間がない方もおられると思うので、まずは動画のポイントを解説していきます。まずポイントの1つ目ですが、老後の収入源である年金の金額というのは、50歳以降の方はご自身の「ねんきん定期便」を見ると、「65歳から、いくらぐらいの年金の受給額が見込めますよ」というのが書いてあります。

まずは年金額と老後の生活費を自分事で考える

まずは自分の65歳以降の収入をしっかり自分事として確認するというところのお話をさせていただきます。

それができたら、ポイントの2つ目にもあるとおり、老後の生活費を「自分事で考える」ということをお話しさせていただきます。後ほど統計データを使って、65歳以上の夫婦2人世帯の生活費の目安をお伝えさせていただきます。ですが、これってあくまでも目安でしかなくて、僕からしたらめちゃくちゃお金を使っていると感じるような水準です。

このあたりを「ご自身がどうなのか?」っていうところの参考でしかなくて、「自分の場合で」を考えないといけないというところもお話をさせていただきます。そしてポイントの3つ目ですが、その足りない金額を計算することができて「それを投資で準備する場合には、どれだけの積み立てが必要か?」というのを計算する必要が出てきます。

この時に大切なのは、「10パーセントで運用できたら」とか、リターンを高くする方向ばかりで考えるんじゃなくて。「自分がどこまでリスクに耐えられるか?」っていうリスクベースを考えたりして「積み立て投資の金額が現実的かどうか?」をお話しさせていただきます。

最後、ポイントの4にも書いてあるとおり、例えばリスクベースで考えた時に「この積み立て額って、ちょっと現実的じゃないな」とか。「リターンをちょっと下げて現実的に考えたら、金額が大きすぎる」とかっていう場合に関しては、65歳以降も働くというオプションがあります。

長く働くと受取額が1,000万円以上変わることも

最後まで見ていただけるとわかっていただけますが、これを除外せずに考えた時に、少し長く働くだけで、1,000万円以上の効果がある。つまり1,000万円を今準備しなくても済むということは、それだけ今お金を使うことができるということでもあるので、このあたりを解説していきたいと思います。

まずステップの1つ目ですが、まずは老後の収入である年金額を調べるところ。50歳以上の方のねんきん定期便は、49歳までに受け取っていたものと、このようなかたちで書かれている内容が変わるんですね。実際に「何歳から基礎年金はいくらですよ。厚生年金はいくらですよ」っていう感じで、65歳からこれぐらいの見込み額がありますというのが書かれています。

これはあくまでもここに書いてあるとおり、60歳未満の方は現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して見込み額を計算しています。ということなので、60歳まで働いた場合に関しては、65歳から基礎年金と厚生年金がいくらずつもらえて、合計これぐらいになりますよっていう金額が書かれています。これで大切なのはですね、60歳までしか働いていないという仮定です。

60歳以降も働くことの効果

最近だったら雇用継続とかで、60歳以降も厚生年金に加入しながら働く方が増えてきているんですね。60歳以降も厚生年金に加入するということは、(例えば)65歳まで働くつもりの方は、ここに書かれている金額よりも、もうちょっと増えていくと考えてください。

さらにですね、基礎年金の部分が満額じゃない方で、60歳以降、会社員として働く場合に関しては、基礎年金と同じ金額が経過的加算というかたちで、厚生年金に乗せることができます。

これも僕の動画で解説しているので「ちょっと、それは知らないよ」と。60歳以降も働くと未納期間を補うかたちの経過的加算というものがあることを知らない方は、ぜひその動画を見ていただければと思います。(動画の)概要欄にも貼っておきます。

なので、あくまでも「60歳まで働いたら」ではありますが、ねんきん定期便を見ると、その金額が載っています。まずは自分の収入をチェックしてみてください。さらに「自分でもうちょっと詳しくシミュレーションしてみたいな」という方は、「公的年金シミュレーター二次元コード」というところにQRコードが書いてあってですね。

これを自分のスマートフォンとかで読み取っていただくと、公的年金シミュレーターに飛ぶことができるんですね。

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