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乱立する業務改善ツール、社内プラットフォームは“生きた化石”… 創業50年企業を変えたkintone全社導入の舞台裏
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とうとう睡眠マネジメントの具体例ですが、こちらは私の1日です。私はだいたい朝6時半に起きて、8時半頃に仕事を開始して……というのはちょっとかっこつけていて、時々睡眠が22時を過ぎることもありますし、それから8時間寝ても「もっと寝たいな」っていう時もあるんですね。そういう時はできる限り積極的に寝坊します。
今日は19時からこれ(講演)があって、19時というとふだんはもうリラックスモードなので、今日はこのために寝坊しました。なので、さっきのムードメーターはまだギリギリ黄色と答えましたが、ふだんの私は19時にはもう緑になっているかなと思います。
自己啓発セミナーなどではよく朝活と言いますが、うちにもそういうご相談が非常に多いんです。私はAIに朝活のメリットを聞いてみましたが、「集中力が高まる朝に」と言っていますけれども、(集中力は)朝に高まるわけではないんですね。朝か夜かじゃなくて、何度も言っているように起床後10時間は保たれます。
だから、朝早く起きることで使える時間は増えるわけではないんですね。朝早く起きたら、認知機能が落ちる時間が早まるだけなので、使えなくなる時間が早まる。もし今日みたいに夜に大事なことがある方は絶対に朝活しちゃダメ。そうすると夜には認知機能が枯渇しちゃっているので、合理的なことはできません。
睡眠マネジメントは、(一日が)たった24時間しかないのは平等です。8時間の睡眠を確保した場合に、最大で10時間しか集中力が高い時間がないんですね。そうすると残りは6時間しかないので、この10時間をいかに自分の本日一番大事な仕事に当てはめるかが大事です。この10時間も8時間も連続していないと意味がないです。
「脳が最も活性化している朝の時間」というのは大嘘なんですね。さっきも言ったように、覚醒中は脳の電気活動は活性化していますが、認知機能は朝からだんだん減衰していくので、朝がいいということは特にないです。
クロノタイプや睡眠覚醒リズムとかは、私たちが持って生まれたものなんですね。持って生まれた「夜が得意」「朝が得意」というのがありますので、全員が朝にパフォーマンスが高いわけではないんです。
全員が朝にパフォーマンスが高いわけじゃないのはとってもいいことで、なぜなら私たちは集団で生きているから、「朝が得意」「夜が得意」と(それぞれのタイプが)いたほうがチームは強くなるんですよ。特に会社のマネジメントではそういうことを真剣に考えていただきたくて、従業員のクロノタイプとか、睡眠覚醒リズムに合わせた柔軟な働き方を提案してほしいなと思います。
私には(スライドを指しながら)こういったご相談が多いんですけれども、いつもこんな顔(ぼーっとした顔)になっちゃうんです。「朝活が健康や生産性を高める」というエビデンスは本当にぜんぜんなくて、なんでそれをメディアがすすめるのか、私にはよくわからないんです。
大事なことは、朝活が得意な人はすればいいけれども、朝活によって自分の本当に大切なことができなくなるリスクもあることはわかってほしいし、朝活のために睡眠時間を削るなんていう、そんな馬鹿げたことはありませんよということですね。
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