
2025.02.06
ポンコツ期、孤独期、成果独り占め期を経て… サイボウズのプロマネが振り返る、マネージャーの成長の「4フェーズ」
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アキ先生:おや、もうチャイムが鳴ってしまったようですね。それではひとまずここで授業を終わりにします。
やすやす君:たくさんしゃべっていただきまして、ありがとうございました。
おおたに君:そうなんです。トルコは大変だよね。
アキ先生:いやー、ちゃんとしゃべれませんでした(笑)。もっとがんばります。
やすやす君:僕はトルコがすごく好きなので、しゃべりたいことがいくらでもあって、5、6時間は余裕でいけるな。
おおたに君:そうだよね。
やすやす君:食べ物も大好きだから!
アキ先生:嬉しいですね! 特番を組まないとだめですね。
おおたに君:食べ物ね。
まき君:トルコ特番を(笑)。
アキ先生:はい(笑)。トルコ特番を組んでいただいたら嬉しいですね。
おおたに君:時々自分でサバサンドを作って食べていますけれども。
やすやす君:サバサンド(笑)。
アキ先生:ええ!? ほんとですか?
おおたに君:うん。合うよね。
アキ先生:いまでもね。でも、サバサンドもけっこう高くなりましたよね。
やすやす君:いくらですか?
アキ先生:6TLで、今がだいたい1TLが50円くらいですよね。トルコリラが今50円くらいなので、それに6をかけていただくと。
おおたに君:300円。
アキ先生:はい。高くなりました。
やすやす君:うわ、高いな! 僕が最後に行ったのは2005年なんですが、その時は1.5だったと思いますね。
アキ先生:でしょ、でしょ!
おおたに君:ずいぶん違いますね!
まき君:すごい値上がりですね。
アキ先生:すごいんですよ。
おおたに君:それは、住んでいる人はたまんないよね。
やすやす君:経済格差がすごいんですよね。イスタンブールと、それ以外というところで。
アキ先生:ガソリンの金額とかご存知ですか?
やすやす君:わかんないですね。
アキ先生:ガソリンがリッターで4TL以上ですね。200円以上ですよ。
まき君:高いですね!
おおたに君:それはお金持ちじゃないと、車に乗れないね。
アキ先生:そうなんですよ。だけど、金融が緩和されたこともあって、けっこうお金が借りやすくなったんですよ。クレジットカードとかもけっこう使えるようになって、それで借りたお金で車を買ってバンバン乗っていますね。
おおたに君:ローンで。
やすやす君:だから景気がいいんでしょうね。
アキ先生:そうですね。
やすやす君:景気がよければ物価が上がってもみんな給料が上がって耐えられると思うんだけどね。
アキ先生:お給料も上がりましたね。みんな車にバンバン乗っていますね。
やすやす君:旅行者としては厳しいね。イスタンブールは。
アキ先生:そうですね。イスタンブールは厳しいですよね。前は1キロのじゃがいももタダみたいな価格だったといっていましたからね。
やすやす君:僕、世界で一番桃が安かった国はトルコかなと思っていますもんね。
アキ先生:いくらでした?
やすやす君:昔、1ミリオンを切っていましたから。
アキ先生:1TLですね。切ってた。
やすやす君:キロね。1キロ。
アキ先生:キロですもんね。
まき君:安いー!
おおたに君:食べきれない。
やすやす君:トマトとパン、エキメッキ(※トルコ語でパンの総称)と桃は本当に安くて、すばらしい国だったよ。
アキ先生:今も野菜とかは安いですよね。
やすやす君:大農業国ですね。条約のせいかわかんないけど、工業的にそこまで発展できていないから。
アキ先生:そうなんですよ。今、どこに一番行きたいですか?
やすやす君:今、一番行きたいところですか?
アキ先生:トルコの中で行きたいところ。
やすやす君:そうだな。一通り行ってしまっているんだけど、1個いいところだと聞いていかなかったのが、エイルディルというところです。
アキ先生:どこらへんでしょうか。
やすやす君:イスパルタってわかります?
アキ先生:イスパルタ。はい、わかります。そのすぐ右上あたりにエイルディル湖があるんですよ。
おおたに君:湖。
やすやす君:湖ですね。イスタンブールからコンヤまでバスに乗って、コンヤで乗り替えみたいな感じで行くと思うんですけど、ここもいいらしいんですよね。
アキ先生:そうなんですね。
やすやす君:昔、イスタンブールにバックパッカーが非常に使った宿があって、僕、そこに泊まっていたんですよ。そこのお姉ちゃんがめちゃめちゃ美人さんで、その子はエイルディル出身で、みんなで「本当にいいところだから」というのを吹き込むんですよ。
アキ先生:そうなんですね。
やすやす君:それがずっと気になっていてね。
アキ先生:なるほど。エイルディルの隣というか、ウスパルタがありますよね。ここは世界有数のバラの産地なんですよ。
まき君:へぇー!
やすやす君:じゃあ、このあたりは気候がいいのか。
まき君:そうですね。ここのバラは農薬を使わなくても良質なバラが取れるということで、ブルガリア。
やすやす君:有名ですよね。
アキ先生:ブルガリアは有名ですよね。
やすやす君:カザンラクが有名ですね。
アキ先生:そうです、そうです! 私、カザンラクにちょっと行ったんですが。
やすやす君:バラ祭り、行きましたよ!
アキ先生:そうですか(笑)。
やすやす君:そうですよ。気になるもん(笑)。
アキ先生:そうですよね! 6月の本当に3週間以内の時期にバラが収穫されるんですけど、バラの液ってものすごく高いんですよ。金よりも高いといわれているんですね。
やすやす君:バラオイルみたいなものを売っていますもんね。
アキ先生:はい。そこのカザンラクと並ぶくらい、このウスパルタって生産量が多いんですよね。
やすやす君:そうなんだ。
アキ先生:このウスパルタは、これもまたどんどん今バラの事業を展開していっている地域なんですよ。あとはモロッコとかですかね。
やすやす君:有名ですね。
アキ先生:モロッコとカザンラクとウスパルタは、バラがすごく有名ですね。匂いを発するバラというのがなかなか。液体にした時に、バラオイル、ローズオイルを抽出するじゃないですか。それでも匂いが残っているバラというのが、数千種類ある中の3種類か4種類だけしかないんですよ。
やすやす君:へぇ! あと、エルズルムでスキーをやってみたい。
アキ先生:私もやりたい! やったことない(笑)。
やすやす君:夏に行って暑かったから、エルズルムに避暑に行ったんですけど、冬はスキーができるらしくてね。これは行ってみたいなと思いますね。
アキ先生:いいですよね。スキーはブルサンのスキーもよくいわれるんですけど、エルズルムはトルコの中で一番寒いところですよね。
やすやす君:そうですね。
アキ先生:いいですね。それも実現したいですね。
やすやす君:行ったことないですからね。でも、どこ見てもおもしろいな。
アキ先生:そうですよね。
やすやす君:ほんと、どこ見てもおもしろいですよね。トルコ、不思議だわー!
アキ先生:本当に不思議な国ですよ。人々も冗談が好きですよね。
やすやす君:人がいいですもんね。
アキ先生:そうですよね。仕事とかお金が絡むと、ちょっと変わるところもありますけど(笑)。
おおたに君:イズミールのトルコ人はすごく話が好きで、毎日夜遅くまで飲んで話してましたよ。
やすやす君:けっこう英語はいけるんですか?
おおたに君:その人はしゃべってましたね。歯医者さんをやっているといっていたな。
やすやす君:レスボス島って行ったことある?
アキ先生:え!? レスボス島ってどこですか?
やすやす君:イズミールのすぐ左上にあるじゃん、レスボス島。
おおたに君:左上にありますね。
アキ先生:イズミールのすぐ隣のレスボス……あ、これ、私行ったことないです! レスボス島行きたいです!
やすやす君:これだってレズビアンのレスボスでしょ?
まき君:へぇー。
アキ先生:ギリシャでしょ?
やすやす君:そう。ギリシャね。
アキ先生:まだここは行ってないですね。
やすやす君:レズビアンの人が集まる。今も集まるらしいけど、すごく気になるよね。
アキ先生:そうかもしれない。
まき君:逆に入りにくそうですね。
やすやす君:どうなんだろうね。
アキ先生:トルコ、3年くらい……。3年もないかな。半年以上はあったと思うんですけど、YouTubeが見られない時期があったんですよ。
一同:へぇー!
アキ先生:YouTubeが見られなくて、なぜ見られないかということをちょっと調べたんですけど、アタチュルクが、ボソボソと、あまりトルコ人が聞きたくないようなことを言っていた映像が、ギリシャ人によって流されたらしいんですよ。24時間以内で1万2000件のアクセスがあって、それに対して対抗すべく、トルコ側でも「ギリシャはレズビアンとかが多くて」という映像を流して、YouTube上で、ネットで戦っていたらしいのです。
まき君:本当に仲が悪いんですね。
アキ先生:悪いですね、本当に(笑)。
やすやす君:僕、昔2001年か2002年にトルコに行った時、当時旅をしながらホームページを更新していたんですけど、トルコからは更新できなかったのよ。日本のサーバーのところで切られていたね。
アキ先生:え? どういうことですか?
やすやす君:トルコから日本のサーバーにアクセスさせてくれなかった。理由を聞いたら、「世界の中でアクセスを拒否する国もありますので、それがトルコかどうかはお答えできませんが、その国にいる可能性もありますね」という返事をサーバー側からもらいましたね。
アキ先生:けっこうね。今もそうなんですけど、やっぱり暴動でいろいろと弾圧されているみたいですよ。
やすやす君:政変があると、インターネットアクセスを遮断したりとか?
アキ先生:はい。そういうこともけっこう平気でやりますね。
やすやす君:僕の場合は、日本側が蹴っていたという事情ですけどね。
アキ先生:そうなんですか。
おおたに君:日本もそういうことをやるんですね。
アキ先生:日本はけっこう規制されているんですって。
まき君:えー! そうなんですか?
アキ先生:はい。
おおたに君:気がつかないだけなんだ。
アキ先生:気がつかないだけで、日本はやっぱり狭い国だから、悪い事件とかいろいろ起きて、あまりそこの土地のことを出してしまうと来る人が少なくなるという事情とかもありながら、実は日本は行動がすごく規制されているんですって。トルコも中国とならんでけっこう規制されているんですけど、実は日本も規制されていると、マスコミに携わっている人に聞きました。
まき君:規制されているって怖いですね。意外でしたね。
アキ先生:ねー。
まき君:中国とかってそのイメージが強いですけど、まさか日本も、という感じですね。
アキ先生:実は日本もされているらしいですよ。でも、原発の311の時は「そうだな」と思いました。
やすやす君:何で?
アキ先生:私はその時、トルコにいたんですよ。日本のNHKが流している情報と、各国が流しているニュースの内容が若干違っていたというか。
やすやす君:そうなの。どっちがどうだったんですか?
アキ先生:やっぱり外国のほうが鬼気迫る感じでしたね。311が起こってすぐに原発というふうに話題が移っていて。
やすやす君:日本は原発の話になるのは遅かったよね。
アキ先生:遅いですよね。もうその次の日くらいからやっていたんじゃないかな。
やすやす君:へぇー。そうなんだ。
アキ先生:その時点でレベル5とか6とか、それくらいの話をしていましたからね。
おおたに君:あまり日本はメルトダウンのことをいわなかったもんね。
やすやす君:全然いわなかったでしょ。
アキ先生:はい。いわなくて、それが「全然違うな」というような印象を受けました。なので、外国にいて海外のニュースを聞いている日本人は、けっこう日本に帰るのが怖かったんじゃないですかね。
やすやす君:うん。そうだろうね。
アキ先生:そういう例を感じましたね。
おおたに君:例の報道の自由度ランキングは、日本は22位ですもんね。上に行くほど自由だよというのが22位なので。自分たちは1位とか2位とか思っているかもしれないけど、けっこう22番目なんだという。
アキ先生:あー、そうですよね。なるほど。ちなみにトルコはどうなんでしょうね。
おおたに君:トルコは154位ですね。
アキ先生:あははははー! 規制されていますね。なるほど。これはちょっと痛いですね。
おおたに君:政治的なところとか、そういうところなんでしょうね。
アキ先生:はい。
(終了)
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