2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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本橋:そもそもなんですけど、フロントジッパーはなぜつけたんですか?
中村:いろいろありまして……グラビアアイドルさんのDVDをあんまり見たことがなかったですけど。
古賀:2代目になって勉強しなきゃいけなくなったんですよね。
中村:衣装としての競泳水着がどういう使い方をされてて、どういうアングルで撮っているか、イコールこういうフェチがいて、こういうところに萌えるんだっていう分析をしてたんです。その時に、前を裂くっていうか、全体的に裂いちゃってたり、競泳水着自体を破壊するっていうのがあって。
古賀:水着屋としては悲しいよね。
中村:これはちょっと悲しいなぁっていうのはあったんですけど。実はその前にコスプレイヤーさんとかで、「胸にすごい自信があるけど、競泳水着を着ると潰れちゃう」っていう悩みがあったりして。
いわゆる乳袋をテーマにした、胸を武器にできるコスチュームを作りたいなーっていうのが根底にあったんです。そこにグラビアでの破壊があったので、じゃあここを絡めていけるんじゃないかというのがあって。
古賀:最初からジッパーだったわけじゃないんですよね。
中村:そうなんです。実はジッパーが付いている水着っていうのは、全然商品としてはあるんですよ。それこそ、ヘソのところぐらいまで開くやつとかあるんですけど、どうしても僕は開口部の上の部分を止めたくて。
というのは、やっぱり胸が寄ってないと意味がないと思ったので。最初はジッパーじゃなくて、ホックみたいなものでもいいんじゃないかと思ってたんですけど、よく考えたら「ダブルジッパーの服はジッパーをいじることで表情がいろいろ変えれるなぁ」というアイデアがストックとしてあったのを思い出して、「じゃあ水着につけてしまおう」ということで、わざわざ別注をかけてこの長さのやつを作ってもらったんです。
古賀:フロントジッパー競泳水着は、ファスナーも一から作ったんですか?
中村:そうです。そこは先代のスピリットを受け継いで、無いものは作れと。
古賀:布の型紙とファスナーから、全部作れと。
中村:今まで従来品は世界シェアトップのYKK社を使ってたんですけど、ちょっとその辺の動きが遅かったので、大阪の工場にわざわざ作ってもらって、この長さを用意したって感じですね。
グラビアDVDのモデルさんの競泳水着の谷間のあたりが開いているものって、よく出てくるんですよね。絶対数がめちゃめちゃ多いっていうのがわかりました。
古賀:あとはハイネックと組み合わせですよね。
中村:そうですね。首元が閉まってるということ自体もすごい重要なファクターだなっていうのは気づいたんで。
古賀:フロントジッパー競泳水着がブレイクする前夜、スリットタートルネックが「例のタートルネック」として大ブレイクしてて、それのハッシュタグと絵がいっぱい上がって、実際服を買ったモデルとかコスプレイヤーの方が自撮りしてバンバン上がる祭りがあったじゃないですか。その直後だったんで、やっぱり首が詰まってて隙間があいてるっていうのが重なったのかもしれませんね。
中村:タイミングも良かったですね。
古賀:横スリットが縦スリットに変わって、その後全員青い紐にやられるという(笑)。
中村:イラストと比べてもらうとわかりやすいんですけど、実際の競泳水着で乳袋は作れないんですよね。
古賀:士郎正宗画伯の。
中村:そうですね。これを僕は本当に作りたかったんですけど。
古賀:これを作ろうとしたら、できあがっちゃったのがフロントジッパー競泳水着。
中村:偶然の産物。いろいろ偶然が重なってっていう感じですね。
古賀:士郎先生のメカ足の女の子は僕が撮ってる世界観とほぼ同じみたいなものなんですけど、攻殻機動隊とかはクールジャパンな感じの頭良さげなことになってるじゃないですか。その一方で最新作でも全然エロエロのまんまなんです。
中村:結構エロいですよね。
古賀:綺麗な乳袋ですよね。ガンメタリックの光沢感とか、やってることはREALISEと同じですよね。
中村:やっぱりちょっとシンパシーが。
古賀:僕もロゴがいらない発言の時、「士郎正宗みたいな」って書いてた。最初にお会いしたときも、「水中ものとか、こういうの作るといいですよね」という話をしましたよね。
中村:これはすごいいいですよね。こういうのをかっこいいとか、かわいいって、女の子が言ってくれる時代になってますよね。
古賀:これ、10年前は女の子に「ドヤ!」って見せられないですよね。「こういう服が作りたいんだけど」って女の子に見せる勇気はないですよ。
中村:ないです、ないです。
古賀:今、ちょっとありますよね。
中村:正直、いけるんじゃないかなって思っちゃいますね。
古賀:ないかな? エロと、かっこいいとかのボーダーもちょっと、メルトしかけてますよね。
本橋:昔はこういう総タイトフィットの光沢のフェチ、エナメル・ラバーフェティッシュの世界の人だけだったんですけど、今はその外部の人ですよね。さっきのコスプレでも、ただそのキャラクターになりたいとかではなくて、「コスチュームを着て遊ぶ」みたいな女の子のプレーヤーが現れてきているというか。
古賀:普通の女の子で、自分でこれをやりたいって言う人がいるっていうことですよね。
中村:はい。ただ、やっぱり仕事モードの時と素になる自分の時があって、素になっているときにエゴサしてしまうと、「俺はなんていうもんを作ってるんだ」って思ったりも。ははははは(笑)。
(会場笑)
古賀:なんてものを作ってしまったんだ、と。
中村:「みんながざわついてるぞ!」っていう。でもその辺も含めてバランスを取る意味もあって、いろいろ新しいものを作ったり、新しいお取引先に繋いでいったりっていう努力も惜しまずやってるんで。
着てても恥ずかしくないとか、REALISE製だというのを胸を張って言ってもらえるように、会社としてベースをちゃんと作ろうっていうのが僕の現在の課題ですね。
古賀:「ガンダムのプラモにバンダイっていうロゴが入っているみたいじゃん」っていう言い方をしましたけど、REALISEをジオン軍ぐらいに持っていかないと。
中村:その辺のブランディングは重要だと思いますね。
古賀:士郎正宗水着も、今はできませんでしたって言ってるけど、この後できちゃう可能性もあるわけですよね。
中村:そうですね。
古賀:士郎正宗水着は、間違った別のアート文脈というか。間違ったというのは違うか(笑)。
中村:さっき話に出た、工場が持て余している生地の「再帰性反射材」を僕はリフレクターと呼んでるんです。再帰性反射って再び帰る反射って書くんですけど、その通りで、スニーカーとかの後についてて、基本的には安全対策用のもので、自転車が後からライトを照らしたら光るみたいなものなんですけど。
基本的には反物で使うものじゃなくてテープで使ったりするものなんですよね。反物であるのは警察とか消防隊員が着てるユニフォームについているようなもので、一般的では全くない。
これが実物なんですが。通常見ると何の変哲もないグレーの水着って感じなんですけど。光を当てると、見えますか? わかりますか? わかんないですよね? あははは(笑)。
古賀:フラッシュを焚いて取ると、光を反射するのでホワイトバランスが狂って背景が全部すっとぶんですよね。
中村:これを商品化するとか、落としどころはまだ全然見えてないところも正直あって。ただ、これに何かを投影すると面白いかなと。ブルーのライトを照らすとブルーのライトが返ってきたりするので。
近いところで言うと、Perfumeがライブ演出の時にプロジェクションマッピングに使うのに、再帰性反射材をベースとして使ってたりもするんですよ。だから例えばクラブでのイベントで着用してもらったりとかが、今一番近いのかなと。
あと、本日お配りしているREALISEオリジナル手ぬぐいのデザインって、僕がたまにデザインするときに使ってるベクターデータで、ここに色んな文字とかを書いたりとかするんですけど。これを配布していろんな人にデザインを描いてもらって、それを水着に投影して、Web上でファッションショーっていうのもできたりするんで、そういうのも面白いかなっていう。
中村:あと水着にかかわらずニーソとか作って、古賀さんにデザインしてもらったりとか。単純にいろいろできそうなんで、面白いかなぁとは思いますね。
古賀:競泳水着愛好家のことはまったく見てないですね(笑)。
中村:もしかしたら怒られちゃうかもわかんないですね。「お前、初代のこと忘れたのかよ」みたいな。僕は正直、こういうのはネタ用って言ったらあれなんですけど、ネットでの拡散を狙って作ってるので。
古賀:ビジネスでもない?
中村:もちろんビジネスは兼ねてますけど。さっき言ってたドメ用のような、全くドメスティックな使い方をされる顧客には、ちゃんとこだわり抜いたものをリリースし続けてるので。
もちろんフロントジッパーやリフレクターもこだわってるんですけど、こういう拡散狙いを、ブランディングじゃないですけど、打ち出していくのも、やっぱり必要なのかなと思うので、楽しみながらやってます。
古賀:乗用車も作るけどコンセプトカーやレーシングカーもつくります、という感じですか?
中村:そんな感じで思っていただければありがたいですね。現にこのフロントジッパーとフルリフレクターを「曖昧☆美少女アート展」で展示していて、それでヴィレッジヴァンガードさんが来てくれて取引が開始して。ヴィレッジヴァンガードさんのほうのWebでもちゃんと売れてるっていうので。
古賀:売れてるんですか。
中村:はい。ある意味市民権が得られたのかなぁと。
古賀:サブカルにもなった。「サブカルにできた」かな?
中村:なんとかできたっていう感じですかね。
古賀:サブカルじゃないんですもんね。
中村:全然違いますね。
古賀:そもそもサブカルの定義が難しいといえば難しいですけど。曖昧☆美少女アート展は、僕が浅草橋のTODAYS ART GALLERYさんに企画を打診されて、「一緒に出たい作家いるんですけど」ってその場で電話したのが、展示の1ヶ月前ぐらいでしたよね。凄いのは中村さんはこの電話の後から撮り下してるんですよね。
中村:はい、まぁ僕が撮影した訳ではないんですが。1つはフロントジッパー競泳水着の発売の時に赤根京さんにお願いして撮ったものです。もともと撮影が決まっててプロダクトが間に合ったんで、もうそこで撮っちゃえということで撮った感じですね。
古賀:超かっこいいですね。
中村:かっこいいです。この写真を撮影してくれた雨慶さんという作家さんもTwitterでお会いして。REALISEを使って女性の美を表現してくれてて、お会いしませんかと話を持ちかけたところから、とんとん拍子に進んでいって。
次のやつは七瀬さくらさんというコスプレイヤーさんで、週プレのグラビアに出たり、人気があるレイヤーさんです。さっきの1ヶ月間の間に、また雨慶さんにお願いしましたら。場所は例のプールです。
古賀:例のプールで例の水着が撮りたいっていうプロジェクトなのに、例のプールで例の水着を撮り忘れるっていう。
中村:撮らない(笑)。こんな感じで展示にはなんとか間に合わせて、「僕たちが行っていいのかな?」ってちょっと戸惑ってたんですけど。会場に来てくれたお客さんから「フォトブック無いの?」とか「なんかグッズはないの?」と聞かれることがありまして。水着じゃなくて。
古賀:自分で着れないので、REALISEのグッズが欲しいと。
中村:何かものをって言ってくれたので、ある種成功だなというふうには思えました。ありがたかったですね。
古賀:水着を買いたいんじゃなくて、ブランドとしてのREALISEのファン出てきたっていう感じですね。もちろん水着は今後も作っていかないと、何のブランドかっていう話になるんですけど。
本橋:水着ではあって、競泳水着という体裁ではあるけれども、これで競泳をするわけではない。
中村:そうですね。一応1本太い軸として競泳水着っていうのがあって、僕が離れていくのを磁石でひっつけてくれるみたいなものなので。それは根底には持っておかないと、とんでもない方向にいっちゃうことがあるんで。
だから、「形」と「求められている部分」は忘れないでおこうというのが、競泳水着ですね。
本橋:こっちのプロダクトって、きゅんくんとかと一緒で、いわゆるテクノロジー系アートファッションの接点で、共鳴するものだと思うんですよ。
REALISEさんの話って、今回はフェティッシュと絵のイメージで語られがちなんですけど、今中村さんが作っている方向って、割とメディアアート的なところにあって。さっきPerfumeの話も出てきましたけど、そっちにも繋がってきたんじゃないですか?
古賀:フロントジッパー競泳水着っていう言葉が先行したっていうことからも、メディアを使ってるという。意図的に使ったわけではないと思うんですけど。曖昧☆美少女アート展でもテックアート的な扱いをされて。
中村:ありがたいことに、そうですね。
本橋:そうですね。曖昧☆美少女アート展にはもう一つテックアート的なもので絶対領域が光るスカート(天野清之さん)がありましたけど。やっぱりそういったものを期待されている方も多いと思うんですよ。
古賀:思わぬ収穫というか。
本橋:そうです。だから、僕はあそこから今度ヴィレッジヴァンガードに繋がったっていうのはすごい面白いですよね。作り手の中村さんの思惑と全然違うところで広がっていく感じが、すごく今っぽいなぁと思って。
古賀:わかんないけど、今クリエイトしている人は、自分がテック系に所属しているとか、エロに所属しているとか、オタクに所属している自覚があると思うんですけど、SNSがもたらしていることって、村上隆さんいわくスーパーフラットなところで、全部等価に陳列されてしまうということで。
だから、実は自分の所属ドメインってどうでもよくて、見てる人はそれをネタとしての強度でしか見ていない、というと言葉が悪いですが、クリエイティブな強度の強いものと弱いものみたいな感じで、等価に見るんで。
なので、「自分はテックアートです」って言ってる人より、エロ水着メーカーの方がテックアートとして強度のあるものを出しちゃったってこともありうるってことですね。
本橋:そこにコミュニケーションが埋め込まれている、ってことだと思うんですよ。この間もファッション系の話でミキオサカベさんと話をしていたときに、いまハイクオリティといっても、それなりの値段でハイクオリティなものがユニクロに作られちゃう。
だから今は、ファッションが目指すものはハイクオリティじゃなくて、ハイコミュニケーションであると言われていて。まさにREALISEさんのプロダクトもそうですよね。
古賀:REALISEは先代がクオリティを高めるために、すごい量の型紙を作ってて。
本橋:そうですよ。追っかけて来れないぐらいのクオリティを作ってる。
古賀:このトークを始める前に、自分の中でREALISEをどう料理したいんだろうと思ったときに、「REALISEってエロ水着屋さんだけど、エロ抜きでもすごいクリエイティブなんだよ」ということを、みんなに言いたいと思ってたんですけど、なんか中村さんから返ってきた答えがスゲェかっこよくて。「だってクオリティ低かったら、ダサいじゃないですか」って(笑)。
中村:いやいや(笑)。
古賀:これはエロに限らなくて、例えばオタクにとってでもいいし、クオリティ自慢じゃない世界のものにとって、クオリティって大事で当たり前で。いいグラフィックデザインが、その存在に気がつかないデザインであったりするのと同じで、縫製が綺麗だからエロいって、おかしな言葉じゃないですか。
中村:そうですね。
古賀:ただ、あとから出てくるけど、縫製が汚いとエロくないじゃないですか。
中村:うん。エロくないですね。
本橋:貧乏臭くなっちゃいますよね。
古賀:だから、減点法ですよね。
中村:じゃあ、出しますか? これが、偽物と言っていいのかどうかわからないですけど、フロントジッパー競泳水着っていうのを取引先さんが楽天市場で検索して、見つけたのがこれで。「中村さん、これ大丈夫ですか」って来たんですけど。偽物と言っていい証拠として、僕たちの写真を勝手に使っていました。これは偽物です。
古賀:おいくらですか?
中村:これは3,500円です。本物は12,600円ですね。これ、一応フロントジッパーでダブル仕様になってるんですが、すごいネチャネチャしてて。今メーカーが恐れているのは、先ほど先代の時に話した型紙とかパターンとかって、糸をほどくとすぐにパクれちゃうんですよ。
でもこの偽物はパターンが全然違うので、たぶん写真を見て、「こんな感じだろう」って作ったんですね。だからすごいところに切り替えが入ってたりするんですけど。ちょっとスク水っぽいっていうか。まあ、1回着させてみましょうか。
これ、ここからが中国製の怖いところでビリビリいう。あっ! 壊れました。
(会場笑)
中村:偽物はジッパーを閉めても布が余ってて、全然立体的に作られてないんですね。ウエストの部分が全然浮いちゃって、ボディーラインが出ない。
本物はほとんど浮いてないし、多少手荒に扱っても破けないというのが、今、目の前で実証されました。これも置いておくので、もしよかったら後でネチャネチャの質感を触っていただければわかりやすいかと思います(笑)。
古賀:フェチ水着にとって手触りが悪いって最悪ですよね。
中村:このネチャネチャのやつと一緒に置いていて、色移りしちゃったものもあります。なので、この偽物は買わないでください。
中村:もう1個偽物があって、それはSSW素材っていうのに近いですけど、うちの水着は基本的にパットとか全然入ってないんですが、パット入りのフロントジッパーが出てたんです。さらに、うちのはフロントジッパーがダブルジッパーなんですが偽物はフロントジッパーが1つ。パット入りで、生地自体は全然悪くは無いんですが縫製がプチプチ千切ちゃう。股のところは裏地がついてて、変なとこにこだわってる。
古賀:一応、シングルジッパーですけど下から開くんですよね。
中村:下から開くけど、開くだけっていう。だからジッパーの向きを変えただけですね。そしてなぜか肩のところにも裏地が入っているっていう謎の仕様。これは買うか買わないかはお任せしますっていう感じですね。悪いものじゃないです。
古賀:それはおいくらなんですか?
中村:これは2,800円プラス送料950円。たぶん某国から直送で送られてきます。台湾のレイヤーさんで、たぶんうち製じゃないフロントジッパーを使ってて、「台湾のレイヤーもフロントジッパー競泳水着を」みたいな記事になってたのは、たぶんこれじゃないですかね。
古賀:話題になって、もういくつかパクリが出てくるって、すごいっちゃすごいですね。
中村:3カ月というか、2カ月ぐらいで出てるっていうことで、すごいスピードですね。Twitter上で2つのトルソーにREALISE製と中国製を並べて着せて「どっちがREALISE製でしょう?」というツイートをしたところ、みんなが正解するという、ものすごいことがあった。
一眼で撮った写真じゃなくて、iPhoneでわざとぼやかして撮ったんですけど、シルエットでわかる人がいてくれたので、ある意味勝ちだなと思いました。
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