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数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
2倍のYESを引き出す、雑談のテクニックとは?(全1記事)
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DaiGo氏:こんにちは。メンタリストのDaiGoです。たった1つの質問で相手に「YES」を言わせる確率を2倍に高める方法というのを今回ご紹介したいと思います。
どういう方法かというと、何か相手にお願いをする前に、最初に相手の気分とかを尋ねるわけですね。「今日はご機嫌いかがですか?」とか。

この質問のポイントとしては、相手が必ず「今日は気分がいいよ」「調子がいいよ」というふうに答える質問を選ぶということです。こうするだけで、そのあと頼むお願いに対して、相手は責任を感じるわけですよ。
例えば、実際に、ダニエル・ハワードという人が行った実験によると「恵まれない、飢えに苦しむ人たちのためのチャリティーのクッキーを買ってください」という話を電話でします。いきなり、その話をした場合は18%の人が「クッキーを買いますよ」と言ってくれたわけです。

ところが、最初に「今日のご機嫌はいかがですか?」とか「調子はどうですか?」とかを聞くわけです。そうすると、相手が「結構いいですよ」と答えが返って来ますよね。
そこで「実は飢えに苦しむ人のためのクッキーが」という話を切り出して来ると、どうなるかというと、自分は「調子がいい」と言ってしまったので、自分は非常に恵まれているポジションに居るというセルフイメージを作り上げます。

それを守ろうとしますから、自分がすごく調子がいいし、恵まれているのに寄付をしないというのは罪悪感というか、おかしな行動だなという矛盾を感じて、寄付しやすくなってしまうわけですね。
実際に、その実験で「ご気分はいかがですか?」と聞いた場合と聞いていない場合とを比べるとですね、聞いた場合は、2倍近い「OK」が返って来たということですね。

このやり方を応用するのであれば、相手に何かを頼むときは、相手がどれくらい調子がいいか、気分がいいかというのを先に聞いてから、お願いを頼むことによって、相手が「YES」と答えてくれる確率が2倍まで高まるということですね。
是非、試してみてください。メンタリストのDaiGoでした。
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