2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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あとは食欲減退色の「青」です。僕は青い色が個人的に好きなんですけど、この青という色を生活に取り入れてみてください。
青は人のストレスを和らげたりとか、集中力を高める効果があったり、あるいは自然界、特に食べ物系ではあまり存在しない色ですから、食欲を減退させる、食欲を抑えてくれる色として知られています。
特に食事をする前に眺めると効果的ですね。だから、たとえば携帯の待ち受けにするとか、リビングに海の写真を飾るとか、あとは調理器具を青にしてみるとか、そういうふうに生活に青を取り入れることによって、食欲を抑えてくれる効果があると言われています。
ストレスを軽減する効果もあります。実際はこれも食欲を抑えるために非常に効果的だと言われています。
人間の食欲って2つあります。1つは生きるために必要な正しい食欲。もう1つは、生きるために必要がない、ストレスを原因とするニセモノの食欲があると言われているんですね。
ですからこの食欲減退色でもありストレスを軽減してくれる効果もある青い色を生活に取り入れることによって、ストレス軽減と、食欲減退色という効果の2つの側面から食欲を抑えるために働いてくれるんですね。
青い色、取り入れてみてください。調理器具とかを青に買い替えるのはいいと思いますね。旦那さんにちょっと頑張っていただいて。
そして、特に美STをご覧のみなさんはファッションだとか美容に非常に興味がある方が多いと思いますから、これは使える方法だと思います。「ワンサイズ小さい高価なドレスで自己暗示をする」。
どういうことだろうと思った方もいらっしゃると思うんですけども、簡単に言うと、人間は数だとか文字で表された情報よりも、目で見る視覚的な情報、たとえば写真とかのほうが強く暗示がかかると言われています。
もっと言えば、平面の写真よりも立体的な物体のほうが強い暗示効果があると言われているんですね。単純に立体のほうが情報量が多いからです、3Dですから。
だから立体物を使って暗示をかけるとモチベーションも誘導しやすいと考えられます。ですから「45kgまで痩せる」とか「ウエストをあと10cm絞る」とかそういう数値的な目標よりも「これが着られるぐらいまでに痩せる」っていうのを常に目につくところに飾っておくことが有効な方法です。
つまりワンサイズ小さい高価なドレスをあえて買ってそれを飾ることによって「自分はここまで痩せるんだ!」っていう強い暗示にするわけですよ。自分に対するごほうびでもありますし、目標を具体的に見えるようにする。
立体物で暗示をかけるっていう効果もありますし、もう1つ大事な効果は、高価なドレスっていうことが大事なんですよ。ワンサイズ小さくて、高価なドレス。
つまり痩せられなかったら大変な損害を被るような高いドレスを買うわけです。そうすることによって、絶対に痩せなくちゃいけない理由を強制的に作り出すわけですよ。そうすることによって痩せるマインドにセットしていくということなんです。
ただ、ワンサイズ小さいドレスを買ってタンスの奥にしまったら意味ないですからね、常に見える場所に飾ってください。そしてなるべく周りの人に宣言する。ご家族だとか旦那さんに「私はこのドレスが着られるぐらいまで痩せるのよ」と。
「3ヵ月後、ちょっと見ててよ」という話をして、ダイエットに挑戦する。そうすると周りのみなさんから見ても目標がすごくわかりやすいですし「これが着られるぐらいまで痩せるならお母さんもっと頑張らないと」とか「お母さん結構細くなってきたね!」とか、そういうふうに周りの方が応援して、興味を持って自分を見守ってくれるようになりますから。
そういう意味でも、ワンサイズ小さい高価なドレスを買う、それによって自己暗示をするっていうのは非常に効果的な方法です。
そしてもう1つ「付箋暗示ダイエット」。これは僕が勝手につけた名前なんですけど、どういうものかというと、生活の中で必ず使うものや場所にダイエットの暗示をかけてしまうんです。
暗示といってもすごい簡単で、人間っていうのは新しい習慣を作るのはすごく難しい生き物だと言われているんです。今まで慣れてきた習慣、なぜ人はそれをやりやすいかというと、安全だからなんですよ。
人間社会はそこまで危険がないようにできてしまっているので問題ですが、基本的に自然界に生きている生き物は常に経験と照らし合わせて自分が生き残るための最適な戦略を立てるわけですよ。
何度も通っているけど外敵がいない道は安全だから、習慣化して同じ所を通るようになるわけですよね、動物だったら。人間も同じ感覚が残ってます。新しい習慣を手に入れるのはすごく難しい行動なんですよ。
ですから、あえてメンタリズムダイエットでは新しくダイエットを習慣化しません。すでに習慣化していることを利用してダイエットに結びつけていきます。
ですから、みなさんが生活の中で必ず使う道具だとか、必ず行かなければいけない場所に付箋を貼っておくんですよ。
「スクワット5回」とか「腕立て3回」とか。その道具を使ったり、その場所に入るために必ずダイエットに効果がある行動をしてからでないと入れないっていうふうにルールをつけてしまうんです。
たとえば僕がやった方法は、テレビのリモコンに「腹筋5回」って書いた付箋をしっかり貼っておくんですよ、外れないように。そうすると、リモコンの電源を押す直前に腹筋を5回やってからテレビをつけるようになるわけです。
最近僕はあまりテレビを見られないですけど、当時は結構テレビ好きでしたから、テレビを見るために、必ずテレビの電源を入れる度に腹筋を5回やるようになるわけですよ。
そうすると、無理なく習慣化することができるようになるわけです。あと、強力なのはトイレのドアですね。トイレに行かないという方はいないですから、なかなか。
トイレのドアに「スクワット5回」とか書いておいて、トイレに入るためにはスクワット5回やらなくてはいけないとルールを決めます。スクワットをやらないとトイレに入れないわけですから、必ずやるようになりますよね。
ご家族がいる方はご家族に対して「私はトイレに入る前にまずスクワットを5回やるから」って宣言しておくのも、これは大事ですね。宣言によって目標を達成しやすくなったりとか、約束を守りやすくなるっていう効果が実際にあります。「コミットメント効果」というんですけど。
ちょっと横道に逸れますけど、結婚式を大々的に挙げた夫婦と挙げなかった夫婦では、結婚式を挙げた夫婦のほうが離婚率が低いんですよ。
なぜかというと、多くの人の前で誓いを立てているから。これも1つのコミットメント効果ですよね。みなさんは同じことをダイエットでも使ってください。
そしてこの付箋暗示ダイエット、場所やものにダイエットの暗示をかける方法としては、なるべく小さい目標を付箋に書いて貼るのが大事です。すぐできるようにハードルを低めにしないと。
たとえば、トイレに入るまでに腕立て100回+腹筋100回+スクワット100回とかにしてしまうと、まずみなさんやらないですよね。
やらないで、もう漏れるからって言ってトイレに入ってしまう可能性がありますから、すぐサッとできるような、5回とかそれぐらいの回数にしておくといいと思います。
最初は少しめんどくささを感じると思いますけど、人は21日間続けばそれが習慣になると言われています。
みなさんもたぶん経験があると思いますけど、仕事のシフトの時間とか、お子さんを朝起こしてあげる時間が変わった場合、最初は辛いですけど、しばらくすると目覚ましが鳴る5分ぐらい前にハッと目が覚めるっていう経験がある方は多くいると思います。
それは、21日以上その行動を続けたことによって、それが習慣になってしまったから苦労しなくてもできるようになった、自動的にできるようになったということなんですよね。
同じことがみなさんのダイエットにも利用できるはずですから、ぜひ使ってみてください。
そして最後の部分は、かなり重要な理論なのですでに何回も話してしまいましたが「パブリックコミットメント」という方法です。
周りの人に協力してもらうために、自分がやっていることをなるべく多くの人に宣言する、宣言することによって約束が守られやすくなる、目標を達成しやすくなるという方法です。
具体的にダイエットに使う場合「今日の食事はヘルシーメニューでこうですよ」とか「今日は腹筋100回やりました」とか、そういうダイエットの様子をブログとかTwitterとかFacebookなどのSNSで公開してしまうんです。
僕も実は目標達成のためにFacebookに何か上げたりだとか、名前は変えてますけどSNSにアップロードしたりしてますけど、これはやっぱりかなり効果が高いですね。いろんな人から見られている、常に見られているっていうことを感じることによって、やらないわけにはいかなくなるということなんです。
もっと言うのであれば、mixiのような限定公開のサービスを使う場合は、友だちのみなさんに「私、ダイエットで夏までに痩せる」と「何kgぐらいまで痩せて、こういう水着を着られるように頑張るから協力して」とか「ちょっと見張ってて」というふうにお願いするわけです。
ブログとかやってないっていう方は、もちろんご家族や同僚の方にお願いしてもいいですよね、協力してくれと。いろいろみなさん協力してくれると思います。
そうやって人の目を使う、常に人に見られているっていう感覚を利用することによって、パブリックコミットメントを使うことによって自分のダイエットを続けやすくする。ダイエットをしなければならない理由を1つでも多く作ってくださいということなんですね。
もちろん限定公開でやる場合は、写真をアップロードするのも非常にいいと思います、ごはんを食べる前にカシャッと携帯で写真を撮って「今日はこれぐらいの量に減らします」とか「夜は炭水化物は食べません」とかそういうのをアップしてあげて、パブリックコミットメントを効果的に使ってダイエットに結びつけてください。
具体的な方法をお話しさせていただいたんですが、僕は今ちょうど教育問題とかにも取り組もうと思ってまして、教育誌の連載もやろうと思っているんですが。
僕がすごく言いたいことというか、自分の経験からわかったことは、僕は小学校1年生から6年生、プラス中1、中2とずっといじめられっ子だったんですね。
他人と違ったことをするのは怖くて、自分を変えようという努力を一切しないで、周りが変わることをずっと待ってたんですよ。だから体型を見直すこともないし、自分の見た目を直せばいじめがなくなるんじゃないかとか、そういうことを全く考えなかったんです。
だから、みなさんや、お子さんもいらっしゃる方はぜひ覚えておいてもらいたいのは、もし自分の今の現状に満足していなくて変わりたいんだったら、考えを変えるんじゃなくて、環境と行動を変えてください。
実際、自分が頭の中で考えて自分を変えるっていうのはすごく難しいことです。それこそ修道院に行ったりとか、修験者とかにならない限りは変えられないと僕は思うんですよ。
だから一番簡単なのは、自分の環境とか行動を変えてしまうんです。よく「心」っていうと、脳の中に入ってる、脳が心を作り出してるっていうことはみなさん何となくわかると思うんですけど、脳っていうのは頭の部分だけではないんですよ。
頭の中の脳から全身に伸びている神経、この神経に常に刺激が入ってきます。僕が今話しかけている音声、みなさんは耳からその音を聞いて、その音が脳に行っています。
この識域がなければ人間は脳の形を保てないと言われているんですよ。指先に触れる感覚とか、常に温度を人は感じています。
だから周りの環境、周りから入ってくる刺激や情報を含めて、自分の脳、ひいてはみなさんの心は作られているわけですよ。だから周りから入ってくる情報を変えれば、自分の心を変えることができます。
僕はその頃はそんなことは知らなくて、もう完全に経験則とかいろいろ試して見つけた方法なんですけど、いじめから立ち直って自分のイメージを変えようと思った時に、まずは部屋を弟と取り替えてレイアウトを変えるとか、家具を変えてみるとか、服の色を変えてみるとか。
最もやったのは通学ルートを変えたこと。ちょっと遠回りになったんですけど、全く違うルートに変えて。自分の身の回りの世界、環境、行動、そういうものをすべて変えることによって「これから自分は変わるんだ」という強い暗示にしていったんですね。
ですから、みなさんもそういう方法が使えるはずです。日頃の行動範囲を変えてみるとか、お子さんを迎えに行く方は迎えに行く経路を毎回変えてみるとか、今までと違うファッションに挑戦してみるとか。
そういうふうに自分の身の周りの環境、行動、周りから入ってくる刺激を変えることによって、みなさんの心を変えることができます。だから自分を責める前に、自分の周りの環境とか行動をもう一度考えてみてください。
必ずダイエットを成功させるための手がかりになるはずです。いろいろお話ししましたが、どうでしょうか。みなさん痩せられるような気がしてきましたか?
「痩せられるような気がしてきましたか?」と聞いたんですが、人っていうのは非常に思い込みしやすい生き物だと言われています。ただ、思い込みの力を味方につけることができれば、こんなに強いものはないです。
人の思い込みは本当に絶大なパワーを持っていますから、みなさんもぜひ自分が痩せられると信じて、強い、具体的なモチベーションを持ってダイエットを成功させてもらえればなぁと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。メンタリストのDaiGoでした。
みなさんのダイエットの成功を心からお祈りしております。
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