2024.10.10
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メンタリストDaiGo氏:みなさんこんにちは。メンタリストDaiGoです。今回の記事ではメンタリズム・ダイエットと題しまして、メンタリズムを使った効果的なダイエット方法を紹介したいと思っています。
まず、メンタリズム・ダイエットについてなんですが、メンタリズムっていうのはもともと占い師や霊能力者たちが使っていた人の心を読み、それを思っている方向へ誘導する技術、これがメンタリズムと言われてます。
ですから、相手が気づかないうちに人の心を無意識に自分の望む方向へ変えていくっていうのが本来のメンタリズムのテクニックなんです。
ですから、この技術をみなさんに使っていただいて、自分の心をコントロールしてもらいたいと思います。
ダイエットを続けやすくする、あるいは自分の彼氏とかにダイエットを続けやすくする、あるいは、痩せやすくするように相手の心をコントロールする方法、これをこれから解説したいと思っています。
少し僕の話をしたいと思うんですが、実は僕すごく太ってたんですよ、昔は。今も50数キロくらいの体重なんですけど、実は小学生のときに今と体重が変わらないんですよ。
ここら辺の僕の過去の話については、最近出させていただいた本、幻冬舎さんの『これがメンタリズムです』という本に、僕の過去の話と、僕がどんなふうに変わっていったかって話を書いているんですけど、今回はダイエットの企画ですから、その部分だけお話したいと思います。
僕はずっと8年くらい、小学校6年間と中1、中2と、いじめにあっていたんですけど、そのいじめから脱却するためにいろいろな方法を使って自分を変えるってことをしたんです。
その中で少し写真も出ていましたけど、ダイエットに挑戦しました。結果はうまくいったんですが、今思ってみると、実はすごくメンタリズム的な方法を使ってるなというふうに思います。
必要なのは「自分はこれから変わるんだ」っていう暗示を自分のまわりの環境とか、行動を変えることによってどんどん暗示を強めていくってことが大事なんです。
例えば僕だったら、部屋の模様替えをしたりだとか、学校まで通う交通ルート、通学路を変えたりだとか、あるいは、メガネをかけていたんでメガネを捨ててコンタクトレンズに変えるとか、髪型を変えるとか、服の趣味を変えるとか。
そういう自分のまわりのあらゆるものを変えることで、これから自分は変わるんだって強い暗示にしていったんですね。その暗示が上手く効いて、太ってる自分が痩せている自分に変わることができたんです。
その中で使われていたテクニック、経験をメンタリズムの技術と照らし合わせて、今日みなさんにお話ししたいなと思っています。
まずは食欲についてお話しましょう。食欲は2つあると言われています。生きていくために必要な食欲と、ストレスを原因とする、生きていくために必要ではない偽物の食欲があります。
実は人を太らせる原因っていうのは、このストレスによる食欲が人を太らせる一番の原因だと一説には言われています。ですから、大事なのはストレスマネージメントが重要なわけです。
どうやってストレスを抑えるかと、ダイエットの中でストレスを軽減していくのかってことが重要になってきます。ストレスマネージメントがちゃんとできているダイエットっていうのは、リバウンドしづらいです。
さらにストレスが無いですから、無理なく続けることができます。ただ、大事なのは例えば1ヵ月で10キロも痩せるみたいな劇的な痩せ方はしません。この方法では。
だからもし、どうしても劇的に痩せたいとか、一瞬で痩せたいと思う方はストイックな方法、激しい運動とかエクササイズを組み合わせたものをやってもらっても大丈夫です。
ただ、激しい運動がよくリバウンドしやすいと言われますけど、この原因はさっきのストレス理論も考えてみるとすごくわかりやすいんです。
例えばすごい強い意思をもって食事制限をして、さらにストイックなダイエット、運動をずっと続けると、確かに痩せられます。
そうするとどうなるかというと、ストレスが溜まるわけですよ。だから運動をやめた瞬間に、そのストイックな方法、食事制限と運動によって溜まったストレスがまた食欲に変換されてしまって、リバウンドしてしまうということなんです。
ですから、どんなダイエット方法をするにしても、ストレスを感じないように、ストレスをちゃんと解消しながらダイエットを続けるってことがすごく重要になってきます。
ですから、この方法を使えばリバウンドもしづらいし、続けやすいっていう理想的なダイエットが実現するわけですね。
ダイエットについてのメンタリズム・ダイエット5ヵ条ということなんですけど、もちろんここに書いてある5ヵ条もいいんですけど、僕としては今回お話したいのは、まずはストレスマネージメントが重要ですよと。ストレスが人を太らせますよって話が1つ目。
そして2つ目は、人は目で物を食べてるんです。視覚で物を食べてるんです。ですから、これは後ほどお話しますけど、目に訴えることによって食欲を抑えることができます。
例えば食欲減退食、食欲を抑える色の青い色を生活に取り入れたりとか、甘い物を食べるときにはピンク色のお皿に載せて、甘さを強めてから食べるようにするとか、そういった話をしたいと思ってます。
さらに無理なく自動的に食欲を抑える方法についても解説していきたいと思ってます。頑張って自分の意思で「食べないようにする」ってのはやっぱり難しいですから。
例えばある物を置いたりとか、何かを眺めるだけで、自然と食欲を抑えることができますよ、自動的に食欲を抑えることができますよっていう方法を、みなさんの生活に取り入れてもらいたいと思ってます。
そしてこれも結構重要です。「21日続ければ習慣になる」ということなんですけど。NLPという心理学の一分野の理論によると、人間というのは21日間続けることができれば、それは習慣になって、考えたりだとか、頑張らなくても自然とその行動ができるようになると言われています。
ですから、みなさんには是非ダイエットをする時にはハードな運動はもちろん将来的にはしてもかまわないです。
構わないんですが、いきなりハードな運動をすると続かないですから、自分ですぐ、片手間でできるような簡単な運動だったりとか、簡単な習慣を21日間続けてください。
21日続いたら、じょじょにハードなものに切り替えていくんです。そうすると、ダイエットは続けやすくなります。そういった話ですね。
よくあるのは、時間割が変わったりだとか、バイトのシフトが変わったりして朝早く起きなきゃいけなくなったとき、最初はものすごく起きるのが辛い。なかなか起きられないけど、しばらくそれを続けてしまうと目覚ましが鳴る5分くらい前にハッと目を覚ましますよね。
これがすごく大事なんですよ。つまり、自然に目が覚めると。それはもう自分の身体に染み付いてる、習慣になってるんです。ですから、この習慣を利用してダイエットを続ける方向に持っていくという理論ですね。
そして最後なんですが、回数で満足感を増やす。満腹感を増やすということなんですけど、人っていうのは意外と単純にできていて、人間の脳はすごく錯覚や思い込みに支配されやすくできています。
ですからたくさん食べたっていうのは、量を計っているんではなくて回数を人間の脳は重要視しているんですね。だから1回食べる量を減らして回数を増やすことによって満腹感を脳に錯覚させてあげて、食べる量を減らしてあげるっていう方法が3つ目の方法です。
このことを頭の片隅に置いて、ここから先は記事の内容についても、コメントとか、あるいは補足説明をしていきたいなと思っています。
まずは1つ目のお悩みなんですけど、ここで紹介してるのは青い物を見るという方法です。青い物っていのうは、食欲減退食で、食欲を抑える方向に働くと言われています。
実際、青い食べ物が世の中にあまり無いっていうのも、大事なところなんですが、もう1つ大事なのはストレスを取ってくれる色なんです。青というのは。
だからリラックスをすることができます。つまり先ほどお話した、ストレスによるニセモノの食欲を抑えてくれるのがこの青い色なんですね。ですから、食べ物を食べる前に青い色を眺めるようにすると、いいわけです。
もちろん食べる前に、例えば携帯の壁紙を海の写真にしておくとか。しばらく5分くらい眺めてあげるってのも大事ですし、あるいは自分で料理をする方は、調理器具とか台所を青い色で統一するのもすごくいい方法だと思います。
食べる前に心を落ち着かせて、ストレスによる食欲を無くした上で、食べ物を食べるようにするってことが重要ですね。
そして2つ目です。箸置きは実はダイエットの道具なんですって話をしています。「カチッ、サー効果」って話をしてますけど、簡単に言うと、人間の脳っていうのはスイッチがあるんですよ。
あるスイッチをカチッと押すとサーっと人間が行動を起こしたりとか、思い込みを起こしたりするってのがこの「カチッ、サー効果」です。
例えば高いもの=良いものっていうふうに感じる思い込みってのが、人間の脳にはたくさんあります。お箸にもあって、箸を持つってことは食べ物を食べるってことですよね。
そして箸が何もつかんでいない場合は物をつかみにいきます。物をつかんだらそれを口に運び、口に運んだらそれを食べますよね。
そうするとまた箸が何も持っていない状態になります。こうすると、箸はまた無意識に次の物を探しにいってしまうんですね。これがすごく良くないんです。
どういうことかというと、十分に食べ物をちゃんと噛む前に、お箸が自動的に次の食べ物を探してきてしまうわけですよ。
だから噛む回数が減って、その結果満腹感をあまり感じられないので食べる量が増えてしまうんですね。これを防ぐために箸置きを使います。
ですから、食べ物を食べ、お箸で食べ物をつかみますよね、そして口に入れる。口に入れたら口に入っている食べ物がなくなるまで箸は箸置きに置いておくんです。
こうすると、どんどん次の食べ物を口に運ぶことができなくなりますから、自然と噛む回数が増えて満腹感が増え、食べる量が減るということなんですね。
さらに消化にもいいですから、ダブルで良い効果が出てくるということなんです。是非試してみてください。これも最初にお話したように、最初は結構めんどくさいです。
ただ、激しい、1日2時間とかのランニングをするとかと考えたら、置くだけですからすごく楽ですよね。しかも先ほどお話したように、21日間これを続けてあげれば勝手にお箸を置けるようになります。
箸置きの上に。ですからこれはすごく簡単に、食欲、食べる量を減らす方法なので、是非みなさんも試してみてください。
そして3つ目の方法なんですが、小さなお皿を使って食べる回数を増やすということが大事ですね。先ほどお話したように、人間っていうのは目で物を食べてるんです。
どういうことかというと、人っていうのはすごく、目、つまり見るっていうこと、視覚に頼って生きている生き物なんです。
実は味や味覚とか満腹感っていうのも、この視覚によって大きく左右されていると言われています。実際にもし、みなさん食べ物が目の前にあるのであれば、目をつむって、鼻をつまんで食べ物を食べてみてください。
こうすると、味がほとんどわからなくなるんです。人間っていうのは、食べ物を食べた、その味を感じるのは、視覚と嗅覚、つまりにおいですね。
あとは味覚を使って食べ物を感じているわけです。つまり、目で見て匂いをかいで、そして味を感じる。それが満腹感につながるということなんです。
ですから、この食欲、満腹感をコントロールするために見た目を変えてあげればいいということがわかります。
一例でいうのであれば、例えば大きいお茶碗で2杯ご飯を食べている人のお茶碗を半分に減らすんですよ。こうすると、まあ、4杯食べたら同じことになりますよね。
半分のお茶碗に4杯ってことは、元のお茶碗に2杯食べたことと同じになりますから。ですからこれ、あまり意味がないんじゃと思う方もいると思うんですが、実際やってみると小さいお皿にすると4杯食べられないことが多いんですよ。
3杯くらいでギブアップする。つまり、お茶碗を小さくしたことによって食べる回数が増え、全体的に食べる量が減っているわけです。
だからみなさんにやっていただきたいのは、今使っているお茶碗だったりお皿がありますよね。半分とまではいかなくても、少し小さいお皿を買ってもらいたいと思うんですね。
そこに少しだけ載せて食べる。もちろんおかわりしてもいいです。でもそうすると、小さいお皿で何回も何回も運ばなきゃいけないですから、自分が結構物を食べてるんだっていう意識が強くなりますし、満腹感も刺激されますから、自然と全体的に食べる量が減っていきます。
ですから食器は小さくしたほうがいいですね。あとは、1人で食べるよりみんなで食べたほうがいいです。なぜかっていうと、1人で食べるとつい作り過ぎてしまった時に自分で全部食べなくちゃいけないって形になってしまいますし。
さらに、みんなで食べたほうが目に映る食べ物の量が多くなりますよね。1人前より3人前のほうが多く見えますから。そうすると、見た目的にも視覚が刺激されて、満腹感がアップするというふうに考えられます。
そして、4つ目のポイントはピンクが甘さを強めるという理論です。実際の色彩心理的にはピンク色っていうのは甘さを強める色と言われてるんです。
ですから、どうしても甘いものとか、間食をしたいと思ってしまうことは、やっぱり人間ですからあると思います。その場合はピンクのお皿に少しだけ甘い物を載せて食べてください。
こうすると甘さが強くなるので少しの量でも満足感が高くなります。さらにわざわざピンク色のお皿に載せなくちゃならないですから、手間がかかります。面倒くさがりな人であればあるほど、自然と甘い物を食べなくなるというわけですね。
これ、ポイントなんですけど、このピンクのお皿に載せるスイーツは小さいものにしてください。どうしても2個食べたいなとか、食べ過ぎちゃうこともあると思うんですけど、万が一2、3個食べたとしてもあまり影響がないくらいの、小さめの物をチョイスしてください。
だから、大きいクッキーよりも小さくて個数がたくさんあるクッキーを買ってきたほうがいいですね。例えばケーキだったりとか、大きいカップに入ったゼリーみたいな、取り分けることが難しいものはやめたほうがいいですね。
そして5つ目のポイントは、食べる前に携帯で食べ物の写真を撮ってTwitterとかFacebookにアップするということです。
人間ていうのは食欲というものにかなり強く支配されていますから、つい食べ物が出てくると、どれくらい食べられるのかとか、自分の食欲を考えないで衝動的にバクバク物を食べてしまうことが多いんです。
ですから、自分の心を落ち着かせるって意味も含めて、食べ物が出てきたらすぐに手をつけないで、食べ物を見て、写真を撮って、Twitterにアップしたりとかして少し時間をおいてもらいたいんです。
だいたい、そうですね、あまり冷めてしまうのも美味しくなくなってしまいますから、1分くらい食べ物を見て、それから食事に入るようにします。
こうすると満腹中枢がこれから食べ物を食べるんだぞって準備ができた状態で物を食べるようになりますから、ちゃんと満腹感を感じられるようになります。
そうすると自然と食べる量が減るわけですね。見ている1分間は、もちろん、TwitterとかFacebookにあげてる時間もあると思うんですけど、どれから食べようかとか、何が美味しそうとか、外食だったら、どうやって作ったのかなとか、そういうことを想像しながら1分間我慢してみてください。
さらに、TwitterとかFacebookにアップするってことはすごく大事で、みんなが見ますよね。自分がどんなものを食べてるか。そうすると、みんなに見られてるっていう感覚が働きますから、食べ過ぎを防ぐってことにもつながります。
さらに写真をあげるときにコメントを入れるわけですね。「今日はダイエットしてるから、このヘルシーメニューです」とか「今日は焼肉に来たけど、ダイエット中だからお肉は5枚までにしておきます」とか、そういうふうに、これからダイエットするぞってダイエット宣言をコメントに入れてあげるとさらに効果が高くなります。是非やってみてください。
そして最後のポイントなんですが、モチベーションを保つ方法を紹介します。やっぱり、ダイエットってのは続けるのが難しいし、くじけてしまいやすくなるんですけど、続けるための一番良い方法は、正しい目標を立てるってことが大事ですね。
例えば何キロまで痩せるってのは、あんまり良い目標じゃないんです。モチベーションが保ちにくい目標です。何キロまで痩せるっていう目標を立てるのではなくて、何キロまで痩せたら何がしたいか、どんな幸せがその先に待っているのかっていうことを常に想像できるような目標を作ることが大事です。
例えば、痩せたらこのバッグを買おうとか。痩せたらこういうパーティに行こうとか、好きな人に自分の思いを伝えようとか。
そういうふうに、痩せたらどういう幸せがあるかってことを考えながら、それを常に意識できるように目標を設定するとモチベーションが保ちやすいです。
そしてもう1つのポイントとしては、常に目標とか、どんな幸せがその先に待っているかってことは見えるようにしておいてもらいたいんです。
例えば、痩せてこの人に告白しようと思ってるんだったら、その人の写真を冷蔵庫に貼っておくとか。よく見える壁に貼っておくとか。食卓に飾っておくとか。そういうことをすると効果的ですね。
あとは僕がお勧めしてるのは、ワンサイズ小さい服を買っておくんですよ。それをリビングとか冷蔵庫の近くに飾っておくんです。
こうするとどうなるかっていうと、痩せたらこの服を来てどこへ行こうとか、どんなことがあるかっていうのをすごく想像しやすくなりますよね。
文字情報よりも写真のほうが人間ってのは想像をしやすいですし、さらに写真よりは3Dのもの、つまりドレスとかそういうものが目の前にあったほうが、よりリアリティをもって想像しやすくなります。
ですからモチベーションが保ちやすくなるわけですね。さらに安い服は買わないでください。安い服だと、ま、いっかと。捨てればいいやと思うようになってしまいますから、そうじゃなくて後戻りできないようにするんです。
なるべく、ちょっと高めでワンサイズ小さい服を買うわけですね。高価な物を買ってください。そうすると、高い服を買ったことがそれに見合った努力をしなくちゃいけないっていう強い暗示になりますから、みなさんのダイエットを助けてくれるようになります。
目に見えるところ、特に誘惑があるところの近くに置いたほうがいいですね。冷蔵庫とか、お菓子が置いてある棚とか。
そういう所に置いてあげて、ついつい手を伸ばそうと思ったときに、洋服とか目標が目に入って、いや、自分には幸せが待ってるんだから頑張ろうという風に、思いとどまれるようになります。
この6つのポイントを使って、是非ダイエットを効果的にやってみてください。
みなさんのダイエットが無理なく、いい結果に繋がることを祈っています。
メンタリストのDaiGoでした。
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