2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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はあちゅう氏(以下、はあちゅう):今日はこのちゅうつねセミナーのために、各地から来てくれた人がいるみたいです。札幌から来たという方もさっきお話したんですけど、札幌より遠いとこから来た子とかいないですよね。
参加者:はい、沖縄です。
経沢香保子氏(以下、経沢):いいなあ。
はあちゅう:すごい!
経沢:沖縄に帰るの?(笑) そうか住んでるのか、どの辺ですか?
参加者:沖縄市という、沖縄本島の中部です。
経沢:何か、ほかにお仕事とかご予定が……。
参加者:いえ、特には。
経沢:本当? どうしよう、緊張してきた(笑)。札幌からこのために来た方も……。どうしよう。あとで飛行機代、請求されるかも。ふざけたことばっかり言ってたら(笑)。
はあちゅう:質問しつくして帰ってください。
経沢:そうですね、充実した時間を過ごしていってください。じゃあ、よろしくお願いします。
はあちゅう:最初はいつも近況報告から始めるんですよね。
経沢:そう、はあちゅうは最近、引っ越したんだよね。生活が落ち着いたの、今月じゃないの。
はあちゅう:確かに落ち着いてきたかもしれないですね。今までの家と比べて、駅からすごく近いです。今までは、たまプラーザっていうところに住んでいて、すごい遠かったんですよ。坂道を10分ぐらい登らなきゃなんなくて、寒い日とかはすごいつらかったんですけど、今は駅から歩いてすぐなので。
経沢:都会だしね。
はあちゅう:公共交通機関も近いし。
経沢:どこ行くのも近い。
はあちゅう:本当、どこ行くのも楽で。
経沢:移動の時間というのが私は、1番もったいないと思っていて、皆さんにシェアした人生の目標に、いつか「運転手をつけたい」と書いたと思うんですけど、最近は、その目標を上方修正して、プライベートジェットはどうかなと(笑)。
いろいろ調べてみたら、プライベートジェットって30億ぐらい、10億ぐらいするっていうふうに聞いてました。そしたら、皆さんの大体知っている、某お金持ちの社長さんはプライベートジェットでいつも移動してるって知って。
日本ってプライベートジェット文化があまり広まっていなくて、アメリカだとプライベートジェットが離着陸するための空港がいっぱいあるんだって。みんな、わりと気軽にプライベートジェット。何がいいかっていうと自分の時間に合わせて飛ぶっていうのもそうなんだけど、例えばニューヨークまで12時間ぐらいかかるとしたら、3、4時間短く行けるんだって。
はあちゅう:そうなんですか?
経沢:何かね、ピューって高いとこまですぐ上がって。ガーッとなるので、ちんたらちんたらするじゃない。それがなくて速くて、すごくいいらしいよ。
HONDAかどっかの新しくなったプライベートジェット、知ってますか? ニュースになっていたらしくって、5億円、これはもしかしたら必死で働けば友達と買えるんじゃないとか。
はあちゅう:1人1億ずつってことですね(笑)。
経沢:そうしたら、いろんなとこに行くの。裏話なんですけど、税関とかは通らないんだって。
はあちゅう:えっ!?
経沢:だから、すごくない?
はあちゅう:密輸し放題ですか?
経沢:あくまでうわさですけど(笑)。アメリカ人のアーティストとか、みんな麻薬で捕まるのは、プライベートジェットだからだよ! とかって、また確証のないこと言っちゃうんだけれども。30億だったのが、5億ってすごくない?
私の知り合いの某社長さんは30億のプライベートジェット2台目、今。知り合いの人が一緒に乗せてもらったことあるんだけど、すごい快適で、専用のスチュワーデスとパイロットを彼は雇ってるの。それで彼はやっぱりすごいなと思ったのは、その(プライベートジェットを)使ってないときに人に貸してるそうです。それで収益、出ちゃうんだって。もう金持ちは何でもいつでも金持ちだなと思ったよ(笑)。
はあちゅう:お金持ちの人たちの話を聞くと、そんなビジネスあるんだって思うこと、あります。友達にものすごい車好きな人がいて、、高級車ばっかり持ってるんですよ。駐車場代かかるし、保険もかかるし、もう「超もったいない!!」みたいに思ってたんですけど、その車をタレント事務所に貸してるんですよね。
ドラマとかで俳優さんが乗っている車って、そういうエキストラ事務所みたいな感じの車のタレント事務所みたいな場所に登録しておいて、ちゃんとオーディションがあって、有名俳優さんが乗るために「7日間貸しだして、1日10万」とかで。もちろん趣味で車を持ってるから、普通に車を持たないほうがお金はかからないんですけど、持っていても、そういうふうにお金つくれるんだと思って、すごいですよね。
経沢:私はそれでプライベートジェットに上方修正してみようかな(笑)。
はあちゅう:1億あれば……。
経沢:この間、話してた人も欲しいらしいから、2人で2.5億ずつになる。それで人雇って、貸せばいいんだと。はあちゅう、貸してあげるよ。
はあちゅう:えっ、私もですか……!
経沢:(笑)。ニューヨークとか行くとき、100万ぐらいで貸してあげるよ。沖縄に行くのに、宮古島に行くのにプライベートジェットで行くと片道120万円とかするよね。
はあちゅう:スチュワーデスが足りないときに呼んでいただければ。
経沢:意外とおもしろいことがいろいろ「わあ?」と思って。話を聞くと、結局そういう人たちって時間をいかに買うかみたいな人生じゃない? だから大体みんな遺伝子検査とかしてたりとか、パーソナルのトレーナーをつけたりしてて、健康状態というものに対してのコスト、あと移動時間もいかに削減するか、それはやっぱりみんな考えてるなと思います。
お金持ちの人の時間削減手段、3つあって、1つは移動時間でしょう、あと快適な暮らしというか家の場所とかもそういうのに含まれる。2つ目は健康状態を最高にして集中力を保って。3つ目はやっぱり優秀なブレーンをいっぱい雇うという。
パーソナルトレーナーもそうだし、あとスタイリストをつけてる人もいるし、お医者さんと、あととにかく社員もいかに優秀な人を見つけて、エンジニアとか。そうすると自分の時間をどんどん捻出できるっていうのを、究極はそこだなということが。結論言ったから解散(笑)。
はあちゅう:優秀な人は、余裕があるなと思っています。
経沢:そうなんだよね。
はあちゅう:社長が暇な会社は儲かってるって言いますよね。
経沢:本当にそう。だから社長に話しかけられなくなったら、ちょっとよくないじゃない。社長が目先の仕事ばかりしているということは、社長の生産能力、未来の生産能力を自ら削っちゃってるということだから。
長いタイムスパンで仕事してる社長の会社はいいと思うよ、自分で言うわけじゃないけど。例えば社長が英語の勉強時間を捻出できてるとかって、絶対にグローバル目指してたりとか。
いまさら話せないのは恥ずかしいかもしれないけど、そういうことだったり、組織改革のためにリクルーティングに時間をかけられるとか、あとは会食を直接取引がなくてもしていて、いつか助けてくれそうな人とか、ちゃんとネットワークをつくってる人だと、どんどん未来に対しての投資、時間的投資をしている社長の会社と、社長が現場で営業ばっかりしている会社は全然違うと思う。
はあちゅう:最近の、見城社長が出した最新刊……。
経沢:『たった一人の熱狂』ね。
はあちゅう:そこにも、高級時計の話が出てくるんです。
経沢:3000万のやつね。
はあちゅう:そうです。「時計が3000万!?」みたいな感じで。もう縁が絶対なさすぎるから、ブランド名もちょっと忘れちゃったんですけど、それを藤田社長とかが次つけてたりしたらしいんですよね、見城さんのを見て。そういうのを聞いて、何かお金持ちにならないと見えない世界がやっぱりあるんだなっていう。
経沢:そうだね、そうだね。本当にあると思う。
はあちゅう:某有名なお寿司屋さんとかも、普通には絶対に予約が取れないはずなんですよね。でも、とあるお金持ちの人のホームパーティーで、そのお寿司屋さんが普通に握ってるんですよね、その寿司職人さんが。出張するんだ! みたいな感じで。
経沢:私も今、食べることにすごい情熱をかけていて、予約が取れないお店の予約をいかに取るかみたいなので、勝手に毎週1回グルメの日をつくって、予約を一生懸命入れてるんですけどね。
とうとう行きたかった「井雪」っていうお店と「さいとう」っていうお寿司屋さんに行けたんですよ。それも井雪は本当に写真も撮っちゃだめだし、なかなか予約も取れなかったのね、いろいろ苦労して。
どうやって取ったかっていうと、井雪の系列店にスッポン屋さんの「六寛」っていうお店が築地にできて、そこはまだ空いているらしいって聞いたから、まずじゃあ六寛から攻めようと思って、私がその日に高級ワインを3本ぐらい持ち込んだんですよ。
そうしたら、たまたまその日は21時か22時ぐらいになったら井雪のご主人が来たんですよ。「来た!」と思って、こっちは何となくわかるじゃない。「ああ、どうも」とか言って「ワイン、一緒に飲みませんか?」って言って、高いワインあげたら、向こうも気分がよくなって、あと誰々さんの知り合いだっていうのもわかったみたいで、その日に井雪の予約くれたんだよ。それで行ったんですけどね。
はあちゅう:ありますよね。
経沢:そう、運がよかった。裏技ね(笑)。
はあちゅう:私たちの知らないお金持ちワールドが。でも知り合いのお金持ちが某クレジットカードを使っていて、カードのクラスによってコンシェルジュがつくんですよね。
それで聞いたらやっぱり、いいホテルだったり、いいレストラン、にはそのカードユーザーのための枠みたいなのがあるっていうふうな噂が立っていて、ちょっと真偽はわからないですけど、そういう高級カードを持っているってだけで予約ができない店に入れるんだなっていうのを知るだけでもちょっとわくわくします。
経沢:今日はざっくり物事を捉えることの大事さっていうことを、ちょっと話したいなと思ってたんですけど、日本ってあんまりカード文化って何かポイントとか、それぐらいじゃない?
アメリカ人はやっぱりカードのステータスに差があるんですよね。やっぱり日本というのは単一民族だから、そんなに差がないじゃない。でもアメリカって、すごくいろんな人がいるので、ちゃんとしたカードを持っている人はサービスをちゃんと受けられるっていう、本当に階級社会なんだよね。
例えばハーバードでも、良家の子ばかりらしい。だからお金持ちの家で推薦状がちゃんとあって、やっと行ける。だから日本も私は結構、階級社会になりつつあるなっていうか、なっていくだろうなってちょっと推測してるから、今のうちに本当、頑張ったほうがいい。
アメリカみたいに明らかな階級社会になっちゃうと、這い上がっていくの大変。マーケットが大きいから1発当てればなれるのかもしれないんだけど、だんだん世界がそうなるというか、なっていくというのはすごく感じていて。
私はデーブ・スペクターさんと、いつも金曜日に仕事をしていて、デーブさんは「いいカードを持ちな」とか、あと今度どこどこに旅行に行くんですよとなると、必ず「どこに泊まるの?」とか言って、シェラトンとか言うと「やめなさい」って、もっといいホテルに泊まんないと……。
はあちゅう:シェラトン、結構いいホテルですけど(笑)。
経沢:1番いいホテルに泊まれっていう、そういうふうに言われるの。
はあちゅう:へえ。
経沢:住む場所とか、ホテルとか、何でも1番いいものを選ぶっていうのは、お金がかかるんだけど、大事なことなのかもと最近思っていて。それで自分の信用価値を上げることもできるし、快適なサービスって、やっぱり1番と2番って全然違うよね。
1番の快適さと2番の快適さと違うので、そういうのをはやめに無理にでも経験すると、この先の人生でプラスになると思って。今、ベビーシッターのサービスをやっているんですけど、値段が安くても、いかにいいサービスにするかっていうのは、やっぱり私が経験したそういう、すごくサービスがいいところから盗めると思ってる。
こうやってやっぱり人は満足するのね、みたいなものは盗めるので。やっぱりできるだけいい経験をしようと努力をすること。同じ空気を吸おうとすること。そこに入ろうとすることっていうのは、すごく重要なことなんだなって、改めて思いました。
はあちゅう:ふだん、そういうのわかんないですけど、でもホテルとか行くと、確かにそういう世界に触れられるかなと思っていて。私、車関係のお仕事をしているお友達と一緒にホテルに車で行ったことがあるんですよ。
1回目は300万円ぐらいの車で行ったんですね。そうしたら地下2階の駐車場にとめてくださいと言われて、同じ人と別の日にすごいいい車で行ったんですよ。3000万ぐらいの車で入っていったら、もうバレーパーキングの人がパッて出てきて、やっぱりホテルの一番見えるところに、そういう高級車をとめたいからだと思うんですけど、ホテルの目の前のところで、すぐ出てくるところにパンってとめてくれたんですよ。ホテルの人って結構、車を見てるんだっていうのを、そのときに初めて知って。
経沢:そうそう。
はあちゅう:何か別にそこに行きたいかどうかっていうのは別として、それを知ってるだけでも楽しいっていうのと、そういう世界があるんだと知ることで自分の世界だったりとか、行きたい場所っていうのが、さらに明確になるような気がするんですよね。知っていて選ぶのと、知らないから選べないのは違いますよね。
経沢:あんまりいいことじゃないかもしれないけど大事にされやすいし、いい車乗ってるとき、駐禁をめっちゃ取られたりするのって知ってる?
はあちゅう:なんでですか?
経沢:嫌がらせでしょう、はっきり言って。ウザいでしょう。あとスピード違反もすごい取られて、今は車乗ってないんですけど、一時期すごい車が好きで、会社に来るのにも車に乗ってて、気分転換に高速流したりしてて、よく捕まったんですよ。上場するから車はやめました。
はあちゅう:経沢さんが運転してたんですか?
経沢:そう。ずっと家から会社に自分の車で通ってて。営業行くのにも車出して、ずっと車で移動してたのね。それで会食も増えてきたっていうのもあるし、あと上場するから準備のために、社長が駐禁で捕まったりとか。
はあちゅう:事故もだめですよね。
経沢:事故もだめだし、もし万が一私が事故を起こしても、自分が事故で死んでもだめだから、それから一切乗ってないんだけど、そうなんですよ、車はすごいなと思ったんです。パワーがある。
はあちゅう:そうですね。
経沢:最近、自分で運転しないけど。
はあちゅう:でも時間を大事にする人っていうのは、運転手をつけてる人が多いんですよね。
経沢:そうだね。
はあちゅう:上場企業の役員の方でも会食とかには、ずっとハイヤーを近くで待たせてますもんね。タクシーを止めるのとか、呼ぶのとかすらしなくていいみたいな感じで、荷物が重くても大丈夫だし。お金持ちの人ってやっぱり時間を大事にしてる人が多いから、ここで何か、セーブしてるみたいな。
経沢:確かに(笑)。私今、頭の中でこれが書き起こしされたら炎上するのかなって思っちゃった(笑)。
はあちゅう:好感度上げる話を今からしましょう……!(笑)
(会場笑)
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