
2025.02.06
ポンコツ期、孤独期、成果独り占め期を経て… サイボウズのプロマネが振り返る、マネージャーの成長の「4フェーズ」
後悔しないための選択方法(全1記事)
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DaiGo氏:こんにちは、メンタリストのDaiGoです。今は休止してるんですが、メルマガを発行してまして。そのメルマガから直接僕にメールを送れることになっているんですが。そこにいろんな方からその手の質問が何回かきたので。
今回ご紹介したいのが、選択についての話です。チョイスですね。物事を選ぶという意味の選択です。
今日お話しするのは、選択肢が増えると実は人間は不幸になってしまう「選択のパラドックス」というお話をしたいと思います。
これは心理学というか高度経済学が有名な話なんですが。皆さん、恐らく選択肢が増えると、例えばお店とかもそうですし、人生で自由が増えていろんな物が選べると、幸せになるような感覚を恐らく持っていると思うんですが。僕も昔は持っていました。
ところが人間は選択肢が増えてしまうと、不幸になるって事がわかっているんです。どういう事か説明しましょう。例えば選択肢が増えるとどうなるかというと、迷って思い悩む時間が増えますよね。
さらに迷って、思い悩んでから1個選んだらどうなるかというと、選ばなかった選択肢をどこかで後悔してしまうんですよね。
ずっと後悔し続ける訳ではなくて、あ~…あっち選んでいたらどうなってたかな~って考える時間がやはりある訳ですよ。
そうするとどうなるかというと、悩んでる時間が、選択肢が多ければ多いほど伸びてしまう訳ですね。選ぶまでに悩み、選んだ後も後悔する時間が、選択肢に比例して長くなってしまう…。
だから選択肢が多ければ多いほど、人間に不幸をもたらすという事がわかっているんですね。
じゃあ、かといって、人から与えられた選択肢あるいは選択を、全部鵜呑みにして受け入れると幸せになれるのかというと、そういう訳でもなくて、やっぱり皆さん選びたいですよね。でもそれが多すぎるとやはり不幸になってしまうと。
ではどうすればいいかといったら「選択の基準を持つ」という事を多くオススメしています。
選択肢を瞬時に3択から5択に絞れる位の、自分の中での基準を作る事をオススメしています。
これは実際の現場に応じてやっていくしかないので、ここで全ての選択の基準のお話をするのは難しいですが、例えば僕がやっている方法を紹介しますね。
例えば皆さんイタリアンレストランとか、パスタとかランチで食べに行って、前菜が3種類、パスタが5種類の中からご自由に選んで下さいと言われたら、結構ポンポンと選べる訳ですよ。経験的に言うと。
ところがパスタの専門店で、めちゃくちゃこだわってるお店でパスタが15種類ありますと。その中から選んで下さいと言われたらどうなるかと言ったら、まぁ選べない訳ですよ。
「選択回避の法則」って言われるんですけど、大体人間は選択肢が3択から5択が適正でそれを越えてしまうと選べないし、選ぶのにすごくストレスを感じることがわかっているんですよね。
じゃあどうればいいかといったら、瞬時に3択から5択に絞れるような選択基準を1個1個作っていくわけです。
でもちろん全部を頭の中に覚えておくのは難しいので、自分でルールを1個決めたらノートとか手帳に書いておく事をオススメしてます。
例えば、僕だったら「今まで食べた事のないメニューを必ず注文する」というルールを自分の中で決めているわけですね。レストランとかだったら。
お店に行ったときにメニューをパッと見たら、恐らく相当変わった料理を出すような、民族料理とかでなければ、食べた事のない料理はさほどない訳ですよ。
その時点で瞬時に3つか5つに絞れる訳です。そこからは自分の直観で、一番先にピンときたものを選ぶ、というのを第2のルールにしてますね。
こうするとどうなるかというと、ほぼ自動的にメニューから選べる事になるんですね。悩む時間も少ないし「自分の決めたルールに従ってちゃんと選んだ」と「自分の自由意思を発揮された」と、意識は入っている訳です。自分の決めたルールを守っている訳ですから。
そうすれば後で選択肢を後悔する事もなくなるので、優柔不断で選ぶのに悩んでしまうという方、選んだ後に「あ~、あっち選んだらよかったな」と後悔しがちな方はこの選択基準を作って、選択肢を絞るというルールを課すだけで、思い悩むこともなく、ストレスを抱えない人生を歩んでいくことができるという方法でした。
全部ルールを作るのは難しいと思いますが、自分が迷った時に考えてみて下さい。
「この場で自分にどんなルールを作ってたら、悩まなくて済んでたかなぁ」と。それで1個ずつルールを作っていけば、いつかは物事をスパッと決められるように、優柔不断とはさようならできるような自分を作れると思います。
ぜひやってみて下さい。メンタリストDaiGoでした。
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