2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
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西岡:さあ、宇佐美選手にお越しいただきました。なんか新マネージャーの佐藤美希さんと同世代だそうで。マネージャーが21歳、宇佐美選手が22歳で近いから頑張って欲しいです、って言ってました。
宇佐美:そうなんですか。ありがたいです。
秋田:どうですか、なんか(キャンプで)長谷川監督に怒られてたみたいで。
宇佐美:そうなんですよ。1回怒られました。
秋田:なんでなんで?(笑)
宇佐美:なんか、練習でけっこう……はい。冷たくされました。
秋田:(笑)。
西岡:でもそれが、宮崎から「(長谷川)健太さんが怒った」ってネットに載ってこっちでも話題になるっていうのは、それだけ宇佐美選手に対する期待があるから。
秋田:そりゃそうですよ。でもなんかおもしろいなと思って(笑)。必ず聞こうと思ってたんですよ。
宇佐美:怖かったです。
西岡:怒られたと。
秋田:またすごいダイエットをしたみたいで。
宇佐美:そうなんですよ。10日間で4kg痩せました。
秋田:僕が(キャンプに)行った時から?
宇佐美:あれって初日ぐらいでしたっけ?
秋田:そうですそうです。
宇佐美:あれからグイグイ減っていきました。
秋田:ほー。なんかご飯ものを止めたみたいで。
宇佐美:夜はご飯、炭水化物とお肉系はあんまり食べないようにして、野菜と魚だけをひたすら食べてました。
西岡:その狙いはなんですか?
宇佐美:ちょっと体重増えすぎてたのもあるし、お昼しっかり食べて、体力は落ちないようにしながらも、余分なものを削ぎ落としていこうっていう。
秋田:甘いものも食べてないよね?
宇佐美:甘いものは、必要最低限と言うか……。
秋田:必要最低限ってなに?(笑)
宇佐美:頭回らなくなってくるんで。
西岡:糖分ね、糖分。
秋田:まあ好きだもんね。
宇佐美:夜になったら、喋るのもしんどくなってくるんで。
秋田:それは寝たらいいんじゃないの?(笑)
宇佐美:そういうためのケアのチョコとかは少し食べながらですね。
秋田:それがちょっとマイナスになってるんじゃないの?
宇佐美:……うーん。
秋田:(笑)。
宇佐美:でもまあ、我慢できないっすね(笑)。
秋田:でも昨シーズン、怪我で出れない部分もあったなかで、けっこう点取れたじゃないですか。今シーズンの目標は、もう得点王ですよね?
宇佐美:はい、得点王です。
西岡:去年はスタート(開幕)いなかったわけですから、今年スタートからいったらやりますよ。
秋田:でもスタートからいったら疲れちゃうかもしれないじゃないですか。
西岡:そのための準備を今、ね?
宇佐美:そうなんです。そのための節制なんです。
西岡:節制して、シェイプして、フルシーズンやると。
秋田:大丈夫ですか?
宇佐美:大丈夫です。
秋田:ガンバのファン、めちゃくちゃ応援してますよ。
宇佐美:よろしくお願いします!
西岡:あ、長谷川健太さん来ました。
秋田:怖い! 呼んでいい? 一緒でもいい?
宇佐美:大丈夫です。
西岡:お願いします、長谷川監督です。
秋田:お疲れ様です。どうですか、このカンファレンスの雰囲気。
長谷川:なんかもう、始まるなっていう感じがしますね。
西岡:(宇佐美選手に)監督からかなりカツが入って、気合いも倍増したみたいですよ。
長谷川:なんかね、5kgくらい痩せたっていう。4kg?
宇佐美:4kgです。
西岡:怒られて痩せたわけじゃないですもんね。ちゃんとダイエットして、節制して。
長谷川:でもオフ中に5kg太ったってことですからね。
一同:……。
西岡:なんか言い返したらいいんじゃないの?(笑)
宇佐美:(笑)。いやまあ、オフはオフですから!
長谷川:ああ、まあね。
宇佐美:だからそれがあるのを見越して、痩せようと決めてたんです。
長谷川:吉道フィジカルコーチが怒ってましたよ。「あいつはブラジル人かー!」みたいな感じで。
宇佐美:怒ってました、だいぶ……。
長谷川:日本人でオフに5kgも増えるやつを俺は知らない! みたいな感じで言ってましたけど。
宇佐美:申し訳ないです。太りやすい体質なもんで。
秋田:でも健太さん、三冠って日本人監督として初めてじゃないですか。どんな感じでした?
長谷川:なんかもう「獲っちゃった」ってぐらいの感じでしたよ。選手がほんとにノッて、獲れる時ってこんなもんなんだなって感じがしましたよ。
西岡:最後のほうは全てがうまく回ったというか、選手交代もばんばんハマっちゃって。
長谷川:やっぱりナビスコ杯(の優勝)が大きかったですね。
西岡:あの大逆転勝利。
長谷川:あれを獲れなかったら三冠はまず、っていうか一冠も獲れなかったんじゃないかと思いますね。
秋田:広島戦、2点取られてからの逆転勝利。すごかったですね。
西岡:選手交代もハマる、(広島の)森保(一)監督もパトリックには注意していたみたいですけれども、それ以上にガンバが良かったと。先に点を取られても、なんかひっくり返しそうだなっていう雰囲気がガンバに、埼スタにあったじゃないですか。
長谷川:そうですね。また、やらかしたのが宇佐美選手の親分である岩下なんで、親分のやらかしを子分の俺たちが取り返さないといけないな、って気持ちにはなったんじゃないかと思いますけどね。
宇佐美:子分の俺が(同点)アシストをして、もう1人の子分の大森が(決勝)ゴールを決めるっていう(笑)。
西岡:じゃあ監督が言われたように、その雰囲気で残りのタイトルもいけたって感じ?
宇佐美:そうです。あそこで手応えはあったし、チームとしての勢いも一気に出た気がしますね。
秋田:でも最初の頃、すごく苦しんだじゃないですか。17位でしたっけ、16位でしたっけ?
長谷川:16位ですね。
秋田:16位。あの頃はどういう精神状態だったんですか?
長谷川:ただ最後広島に負けて16位に順位が落ちたんですけど、ちょうど5月に入って内容もよくなってきて連勝もあって、というなかでチーム状態は上向いてたんですよね。
その後代表選手が抜けて、ナビスコの予選が3試合あったんですけど、内容も非常に良くて結果も良かったんで。まあ順位的には苦しかったですけど、手応えっていうのは充分感じてたんで、中断期間のうちに選手も気持ちを入れてトレーニングしてくれたと思いますんで。で、中断を終えて7月のうちに3連勝くらいバババッてリスタート出来たんで、それが良かったのかなと思ってます。
秋田:昨シーズンは三冠っていうことでこれ以上ないシーズンだったと思うんですけど、今シーズンはなにを目指してやるんですか?
長谷川:今シーズンはJリーグの連覇と、アジアのタイトルと。
秋田:アジアですか、ACL。獲ってほしいですねー!
長谷川:頑張ります。宇佐美が頑張ると思います。
秋田:本当ですが? 得点王になるって言ってましたけど。
宇佐美:Jリーグで。まあACLでもなるべく多く、点を取りたいと思います。
西岡:JリーグとACLでボールが違って多少戸惑いがあったって話も伺いましたけど、だいぶ慣れてきましたか?
宇佐美:そうですね。慣れなんで、そういうものは全部。問題なくやれると思います。
西岡:後は監督、移動の大変さですかね?
長谷川:そうですね、それはあるかなと思います。特にタイのチームとやる時は、バンコク着いてから更に移動があるみたいなんで、ちょっと大変かなと思ってますけど。
西岡:そこから更にですか。
秋田:頑張って欲しいですね。
西岡:それでは最後に、宇佐美選手、監督からファンの皆さんに今シーズンの意気込みを一言お聞かせいただければと。
宇佐美:今シーズンは去年を上回る成績とサッカーをお見せ出来るように、僕自身ピッチ上でそれを表現できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!
長谷川:今シーズンも皆さんに喜んでもらえるような、そういうシーズンにしていきたいなと思ってますから、どうか応援よろしくお願いします。
西岡:秋田さん、我々も現場で精一杯盛り上げていかないと。
秋田:本当ですね。ガンバファンには悪いんですけど、宇佐美選手も代表になってほしいし、長谷川監督も日本代表の監督になって欲しいです。お願いします。
長谷川:がんばりまーす(笑)。
西岡:ということで、ありがとうございましたー!
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