
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
Why Does Being in the Sun Make You So Tired(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
ハンク・グリーン氏:ビーチで一日を過ごした後は、けだるく感じますよね。数時間日光浴を続けてから、「運動もしていないのに、なんでこんなにぐったりするんだろう?」と思ったことはありませんか? 日光を浴び続けると、なぜ疲労を感じるのでしょうか。
実は日光を浴びた人体は、高温、脱水、紫外線などのダメージから身を守り、長時間活動するため、日光を浴びる前に比べて疲労するのです。
深部体温を一定に保つ仕組みを「体温調節」といいます。この体温調節は、実は人体に大きな負荷をかけます。人体は体温を巧みに一定の温度に保つために、活発に活動します。正常範囲内であれば、その負荷は「ちょっとうたた寝をしたくなる程度」に収まります。
ところが、危険なレベルにまで体温が上昇すると、熱中病(heat exhaustion)となり、心拍の上昇、異常な発汗、吐き気などが生じます。
体温が40℃を超えてしまうと、重度の熱中症、つまり「heat stroke」となり、意識を失ったり反応がおかしくなったり(例:声をかけても反応しない、おかしな返答をする、ガクガクとひきつけを起こす、まっすぐ歩けないなど)して、最悪の場合は死に至ります。
太陽の下で長時間過ごして体温が上昇すると、人体は発汗し体温を下げます。これはたいへん巧妙な仕組みです。
ところが発汗すると代謝が上昇し、体内の水分が表皮へ運ばれて体外へ放出されるため、脱水症を起こすことがあります。水分の補給をすれば脱水は治まりますが、発汗が危険なレベルに至ってしまうと、深刻な状態に陥ります。
まず、体内の水分が減少すると、わずかですが血液量も減少します。すると心臓は心拍を上げて、これを補おうとします。つまり、高い気温の下では心臓と肺に負荷がかかります。日光を浴び続けることで人体にかかる負荷は、温度調節と脱水だけではありません。紫外線によるダメージにも対処しなくてはなりません。
日光にはさまざまな波長の紫外線が含まれるため、人体の細胞に変異を起こしたり、抗体反応を抑制したりなどの悪影響を及ぼします。紫外線が照射されると、表皮細胞のDNAが切断され、「塩基置換」が発生します。
DNAを構成する塩基の1つである、チミンのシトシン(RNAおよびDNAの必須構成要素)が置き換えられ、俗に言う「フィンガープリント(個体ごとのDNA断片のユニークなパターン)変異」を引き起こします。皮膚がんの原因は、半分以上がこうしたDNA変異だと言われています。
とはいえ、ビーチで一日過ごした程度では、こうしたダメージは心配ありません。しかし無防備に繰り返し日光を浴び続けると、皮膚がんの原因となる危険性があります。
人体は、こうしたダメージを受けてしまった細胞を処分する必要があります。免疫システムの活動により、表皮の血流が増加して白血球が運び込まれ、この白血球がダメージを受けた皮膚細胞を処分します。日焼けをすると、表皮が赤くなって触れるとヒリヒリするのは、これが原因です。日焼けしてむずがゆいのは、こうした免疫細胞が活動している証拠です。
また、温まった血液を体内深部から流動させることにより、深部温度を低下させることもできます。つまり、紫外線ダメージの修復と同時に体温調節もできるのです。
こうして免疫細胞が活発に活動するので、疲労感を覚えるのです。脱水や、日光の高温に晒されて受けたダメージの修復を効率的にする休息が必要となるためです。
こんなにも忙しい活動だとわかると、日光浴の後にけだるく感じるのは、もっともだと思えますね。良いニュースは、涼しい日陰に移動して失われた水分を補給すれば、重症でない限りこうしたダメージからは簡単に回復できることです。
関連タグ:
2025.02.13
“最近の新人は報連相をしない”という、管理職の他責思考 部下に対する「NG指示」から見る、認識のズレを防ぐコツ
2025.02.06
すかいらーく創業者が、社長を辞めて75歳で再起業したわけ “あえて長居させるコーヒー店”の経営に込めるこだわり
2025.02.13
AIを使いこなせない人が直面する本当の課題 元マッキンゼー・赤羽雄二氏が“英語の情報”を追い続ける理由
2025.02.12
マネージャーは「プレイング3割」が適切 チームの業績を上げるためのマネジメントと業務の比率
2025.02.12
何度言っても変わらない人への指示のポイント 相手が主体的に動き出す“お願い”の仕方
2025.02.13
「みんなで決めたから」を言い訳にして仲良しクラブで終わる組織 インパクトも多様性も両立させるソース原理
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.02.10
32歳で「すかいらーく」を創業、75歳で「高倉町珈琲」で再起業 「失敗したからすかいらーくができた」横川竟氏流の経営哲学
2025.02.14
報連相ができない部下に対するコミュニケーションの取り方 「部下が悪い」で終わらせない、管理職のスキル向上のポイント
2025.02.10
A4用紙を持ち歩いて殴り書きでアウトプット コクヨのワークスタイルコンサルタントが語る、2種類のメモ術
着想から2か月でローンチ!爆速で新規事業を立ち上げる方法
2025.01.21 - 2025.01.21
新人の報連相スキルはマネージメントで引きあげろ!~管理職の「他責思考」を排除~
2025.01.29 - 2025.01.29
【手放すTALK LIVE#45】人と組織のポテンシャルが継承されるソース原理 ~人と組織のポテンシャルが花開く「ソース原理」とは~
2024.12.09 - 2024.12.09
『これで採用はうまくいく』著者が語る、今こそ採用担当に届けたい「口説く」力のすべて
2024.11.29 - 2024.11.29
【著者来館】『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』出版記念イベント!
2025.01.10 - 2025.01.10