
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
Why Do Fevers Get Worse at Night?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
オリビア・ゴードン氏:体調不良はいやなものですよね。ところで、体調不良は夜になるともっと悪くなることにお気づきでしょうか。日中、ちょっと体が温かいな、気分が悪いなと感じる程度でやり過ごしても、日が暮れると、発熱街道をまっしぐらです。これは、気のせいではありません。熱は夜に上昇します。というのも、体は自然に、夜に体温を上昇させるようにできているからです。
体温は、脳の基底部の小さな部位である、視床下部が司っています。視床下部は、内部を通る血管の温度や、表皮から体温を検知します。このような情報や、体内で分泌される微量の物質から、適温である37℃以下を保っているのです。
ところで健康体であっても、1日中同じ体温がキープされているわけではありません。体内のリズム、つまり「概日リズム」により、上下0.5℃ほどの幅で、微調整が行われています。このリズムは、視床下部のごく小さな一部分である視交叉上核、略称SCNが、脳の他の部位や、網膜神経を通して送られてくる光や闇などの信号を受信することで統率されています。
通常はこのリズムにより体温は明け方の4時くらいには最も低くなり、夕方6時に、通常の範囲内で最も高くなります。そして、このサイクルは、体調が悪い場合でも変わりません。発熱時に熱が上がるのは当然のことですが、夕方にかけての体温上昇の仕組みにも、忠実に従うのです。
それだけではありません。概日リズムは免疫システムにも影響を与えます。熱は、発熱物質と呼ばれる物質の刺激により発生します。発熱物質は、さまざまな出所があります。白血球は、侵入者を検知すると、発熱物質を血中に放出します。細菌に感染した組織が直接放出することもありますし、発熱物質そのものが放出する場合もあります。
出所が異なっても、機能は同じです。こうした発熱物質は、視床下部に体温の上昇を命じるのです。すると免疫システムも夜間の体温上昇と同様に、動きを見せます。例えば白血球濃度は夜間に上昇しますが、ある研究によれば、ある種の発熱物質も、夜間に同時に急上昇することがわかりました。
ところで、夜間の体温上昇パターンには、例外もあります。例えば、細菌性肺炎や腸チフスであれば、通常であれば1日で体温は上下せず、日中や夜間を問わずにずっと高熱が続きます。マラリアの一種は、1日サイクルではなく2~3日サイクルで急な高熱を発症します。
ですから、だるさが続く場合は、ある程度の期間の体温を測っておけば、診断がつくかもしれません。また、体調をしっかり把握したい場合は、毎日同じ時間での体温測定をした方がよいでしょう。その場合は、体温が一番高くなる、夜6時から8時の間がお勧めです。
もちろん、私は医師ではありませんので、1日のうちどの時間でも、発熱が気になる場合には、ぜひ専門の医療機関を受診してくださいね。
関連タグ:
2025.02.13
“最近の新人は報連相をしない”という、管理職の他責思考 部下に対する「NG指示」から見る、認識のズレを防ぐコツ
2025.02.06
すかいらーく創業者が、社長を辞めて75歳で再起業したわけ “あえて長居させるコーヒー店”の経営に込めるこだわり
2025.02.13
AIを使いこなせない人が直面する本当の課題 元マッキンゼー・赤羽雄二氏が“英語の情報”を追い続ける理由
2025.02.12
マネージャーは「プレイング3割」が適切 チームの業績を上げるためのマネジメントと業務の比率
2025.02.12
何度言っても変わらない人への指示のポイント 相手が主体的に動き出す“お願い”の仕方
2025.02.13
「みんなで決めたから」を言い訳にして仲良しクラブで終わる組織 インパクトも多様性も両立させるソース原理
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.02.10
32歳で「すかいらーく」を創業、75歳で「高倉町珈琲」で再起業 「失敗したからすかいらーくができた」横川竟氏流の経営哲学
2025.02.14
報連相ができない部下に対するコミュニケーションの取り方 「部下が悪い」で終わらせない、管理職のスキル向上のポイント
2025.02.10
A4用紙を持ち歩いて殴り書きでアウトプット コクヨのワークスタイルコンサルタントが語る、2種類のメモ術
着想から2か月でローンチ!爆速で新規事業を立ち上げる方法
2025.01.21 - 2025.01.21
新人の報連相スキルはマネージメントで引きあげろ!~管理職の「他責思考」を排除~
2025.01.29 - 2025.01.29
【手放すTALK LIVE#45】人と組織のポテンシャルが継承されるソース原理 ~人と組織のポテンシャルが花開く「ソース原理」とは~
2024.12.09 - 2024.12.09
『これで採用はうまくいく』著者が語る、今こそ採用担当に届けたい「口説く」力のすべて
2024.11.29 - 2024.11.29
【著者来館】『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』出版記念イベント!
2025.01.10 - 2025.01.10