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乱立する業務改善ツール、社内プラットフォームは“生きた化石”… 創業50年企業を変えたkintone全社導入の舞台裏
Does Ripping Off a Bandage Hurt Less?(全1記事)
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ハンク・グリーン氏:みなさんは、ゆっくりはがす派ですか、それとも素早くはぎ取る派? ばんそうこうのはがし方には、人それぞれ持論がありますね。みなさんは、「強引に引っぺがせ!」陣営でしょうか。それとも、腕の毛を一緒に脱毛しないように、そっとめくりたいタイプでしょうか。
ところで、どちらか片方がより痛みが少ない方法なのでしょうか。少なくとも、ある研究によれば答えはイエスですが、これには大きなただし書きが加えられています。
2009年に発表されたこの論文によりますと、ばんそうこうは、素早くはがす方が、ゆっくりとめくるよりも痛みが少ないというのです。この実験では、65人の健康な大学生が、ピザを報酬として集められました。ここだけの話、大学生を集めるには、これは一番良い方法ですよね。
大学生の上腕部、手、足首にばんそうこうが貼りつけられ、素早く引きはがしたり、ゆっくりめくったりを交互に行いました。痛みは、11ポイント制の指標で評価され、0は痛み無し、10は一番ひどい痛みとされました。これは、医務室の壁によくかかっているあの痛みの指標と同じですよね。
この実験の結果、ばんそうこうを2秒以上かけてゆっくりとめくった場合、痛みのスコアは平均で1.58あったのに対し、素早く引きはがした場合のそれは0.92でした。
しかし、この実験結果をよく見ると、さまざまな違いが垣間見えてきます。
一例を挙げれば、女性の痛みのスコアは、男性より明確に低く、女性0.91に対し、男性は1.64でした。また、体毛の薄い人は、ゆっくりばんそうこうをはがす方が、より痛みを感じることがわかりました。
さらに興味深いことに、痛みのスコアは、痛みに対する被験者の先入観と密接な関係があることがわかったのです。言い換えれば、その人が「痛いに違いない」と考えていることが、実際の痛みのスコアに反映されたのです。
また、痛みの研究そのものにおいて、大きな問題点があります。痛みの感受性は、以前の痛かった経験や宗教、文化、ジェンダー、そして明らかに体毛などのさまざまな要素に影響を受けています。
2015年の実験では、熱い・冷たいを痛みで感じる場合、1日における時間帯で変化があることがわかりました。この実験で対象となったのは男性のみでしたが、一番痛みを感じることが少ないのは朝だということが判明しました。朝にベッドから出ることが苦痛な僕にとっては、皮肉な話です。
究極的には、痛みを感じるのは本人だけなので、科学的で偏りのない研究を行うことは、非常に困難です。前述の0から10までの指標による測定法が、痛みのような複雑なものを、極めてシンプルに他者に伝えうる最良の手段として、何十年も続けられてきました。
また、痛みはたいへん主観的なものです。僕が3だと感じる痛みが、他の人にとっては8かもしれません。他者の痛みを測定する手段が他にないため、痛みに対する治療法を探すことは、さらに難しいのです。
しかし、事態は進歩しています。さまざまな痛みを感受した脳の活動を見るため、脳画像が活用されるようになってきました。痛みをより定量的に測定できるようになりつつあるのです。
ばんそうこうをはぎ取る場合と、ゆっくりめくる場合のどちらが痛いのかを、客観的に判定できる日は近いのかもしれませんね。
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