2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
Meet the World’s Most Terrifying Caterpillar(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
このシャクトリムシは楽園ハワイで菜食主義を放棄し、鋭いカギ爪と繊細な触覚を持つ肉食主義者へと変貌を遂げました。なんと生きた昆虫を捕食するのです。
通常、島では平和で穏やかな生態系が形成されます。海洋によって、外界から隔離されているため、天敵が存在しにくく、安全にのんびりと暮らせるからです。まるでサーフィンでも楽しむように暮らせます。
例えば、ハワイのラスベリーは、自らのとげを捨ててしまいました。天敵となる哺乳類がいないため、身を守るとげが必要なくなったからです。
一方、ハワイ・シャクトリムシは異なる道を進みました。生息地に昆虫の捕食者がいないことをチャンスととらえたのです。周りに昆虫がたくさんいるのに、その昆虫を食べるものはいなかったからです。
ハワイ・シャクトリムシは、葉に付着した花粉を食すため、もともとタンパク質の摂食に慣れていました。そして他の幼虫たち同様に、固い植物でも食べられるように強力なアゴを持っています。
このシャクトリムシは、おそらく1億年ほど前に、昆虫を食すようになったのだと思われます。1970年代に、生物学者のスティーブン・モントゴメリー氏が発見するまで、この昆虫の特異な生態は知られていませんでした。
モントゴメリー氏は、シャクトリムシがハエを捕食しているのを見て驚き、そのシャクトリムシを研究室に持ち帰りました。
シャクトリムシは2日経っても、そばにある葉を食べようとはしませんでしたが、ハエを投入すると、くっついてきたハエを食べてしまいました。
幼虫が防衛のために何かに噛みつくことはありますが、このシャクトリムシは、6つあるカギ爪でハエを襲うと、そのままハエを食べてしまいました。ハエは生きたまま、シャクトリムシのご飯になってしまったのです。
他にもいくつか食虫性の幼虫が存在し、そのほとんどはハワイの固有種です。その中でも、ハワイ・シャクトリムシは最も凶暴な種です。
次に凶暴性が高いのは、H・モラスクボラでしょう。この幼虫は口から吐く絹糸でカタツムリを捕え、動けない状態にして、生きたまま食べてしまいます。こちらは凶暴というより、身の毛もよだつような捕食法です。
それでもやはり鋭いカギ爪が飛びかかってくるほうが怖いでしょうね。そんなシャクトリムシのゾッとするお話でした。
関連タグ:
2024.12.20
日本の約10倍がん患者が殺到し、病院はキャパオーバー ジャパンハートが描く医療の未来と、カンボジアに新病院を作る理由
2024.12.19
12万通りの「資格の組み合わせ」の中で厳選された60の項目 532の資格を持つ林雄次氏の新刊『資格のかけ算』の見所
2024.12.16
32歳で成績最下位から1年でトップ営業になれた理由 売るテクニックよりも大事な「あり方」
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
PR | 2024.12.20
モンスター化したExcelが、ある日突然崩壊 昭和のガス工事会社を生まれ変わらせた、起死回生のノーコード活用術
2024.12.12
会議で発言しやすくなる「心理的安全性」を高めるには ファシリテーションがうまい人の3つの条件
2024.12.18
「社長以外みんな儲かる給与設計」にした理由 経営者たちが語る、優秀な人材集め・会社を発展させるためのヒント
2024.12.17
面接で「後輩を指導できなさそう」と思われる人の伝え方 歳を重ねるほど重視される経験の「ノウハウ化」
2024.12.13
ファシリテーターは「しゃべらないほうがいい」理由 入山章栄氏が語る、心理的安全性の高い場を作るポイント
2024.12.10
メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選
Climbers Startup JAPAN EXPO 2024 - 秋 -
2024.11.20 - 2024.11.21
『主体的なキャリア形成』を考える~資格のかけ算について〜
2024.12.07 - 2024.12.07
Startup CTO of the year 2024
2024.11.19 - 2024.11.19
社員の力を引き出す経営戦略〜ひとり一人が自ら成長する組織づくり〜
2024.11.20 - 2024.11.20
「確率思考」で未来を見通す 事業を成功に導く意思決定 ~エビデンス・ベースド・マーケティング思考の調査分析で事業に有効な予測手法とは~
2024.11.05 - 2024.11.05