2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
Why Does Getting Water Up Your Nose Hurt So Much?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
今回紹介するティーポットのような形の「NetiPot」は、鼻が詰まったときに鼻に水を入れる道具です。鼻の詰まりを解消してくれ、痛みはほぼありません。
ご存知の通り、鼻の中は神経の末端がたくさんあります。実は、鼻の中はとても温かく、0.9%の塩分を含んでいます。
冷たいプールの真水が鼻に入ってしまうと、鼻の内部の自然な環境とはかなり異なっているため、体のシステムに影響を与えます。気温が低いと、脳が凍っているかのような感覚に陥ります。それは、おそらく鼻の中の血管を収縮させるからです。
真水は鼻の中の食塩濃度と合わないため、それを中和しようとしたり、細胞にその水が入りこんでいくと不快に感じます。その間、鼻の膜は奥まで入ってしまった粘液によってチクチクした痛みに悩まされます。
そのため鼻水が出るようになります。NetiPotは鼻の内部と同じ環境である温かい塩水を使って、アレルゲンを鼻から洗い流し、粘液を減らします。
NetiPot使用と、たまたま水に飛び込んで鼻に入ってしまった場合とでは、状況はまったく違うのですが、両方とも死にいたるような感染症のリスクがあります。
とても珍しいケースではあるのですが、池の水や不適切に洗浄されたNetiPotのせいで、「フォーラーネグレリア」という脳を侵食するアメーバに侵されることもあります。
もう一度言いますが、とても珍しいケースです。アメリカでは毎年3~4例ほどしかありませんが、もし鼻に入ってしまうと、水生の寄生虫が脳まで行きついてしまい、神経組織を破壊し始めます。
「水に飛び込むのをやめろ」と言っているのではありません。だけど、鼻を抑えて水に入りましょう。さもなければ、痛みが広がり、脳を侵食する感染症に見舞われるかもしれませんよ。
関連タグ:
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略