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海外ドラマを字幕なしで1ヶ月で見る方法④(全1記事)

英語を聞き取るコツは「話の展開を読む」こと--現役モデルが教える、かんたん英会話講座

「生きた英語を学ぶなら、参考書を買ったり英会話教室に通ったりするより、海外ドラマを見るのが一番」。そう語るモデル・女優の七瀬アリーサさんが、初心者向け英会話講座を披露。ドラマで話の展開に慣れれば、英語も自然と耳に入ってくる、など英会話のコツを伝授した。

英語教材はどうしても飽きる

七瀬アリーサさん:Hi everyone, How are you? I’m Arisa Nanase. Thank you for watching this video.

ということで、七瀬アリーサです。本日も貴重なお時間、このビデオを見て頂きまして、どうもありがとうございます。今日は前回に引き続き、どのように見ていくか。海外ドラマを字幕なしで1ヵ月で見る方法の第4番目。ということで、どんどん進めさせていただきたいと思います。

前回は、シーズン1のどういう風にドラマを見ていくか、英語の字幕プラス英語の音声で、わからなくてもいいので見てもらうということが、いかに大切なのかについてお話しました。そのやり方で、だいたい5話くらいまで見ていてください。シーズン1を見てください。

毎回、海外ドラマって、シーズンがあるじゃないですか。だいたい1シーズン、たぶんだいたいどのドラマも13~18、23とかかな、エピソードが出てきます。長いやつは長いと思うんですけども、これくらいで出来てると思うんですね。

シーズン1はこうやって見ていただいて、シーズン2になると、今後耳が慣れてくると思うんです。何を言ってるかはまだわからないかと思うんですけども、わかる方もいると思うんですけども、英語に耳が慣れてくるんですね。登場人物の喋り方とか、クセとか、怒ったときこうやって話す人なんだとかっていう感じで。だから、ドラマにも耳が慣れてくるんですね。

結局、音声プラス字幕、これを英語で見て頂くんですね。これがもし、わからなかったら、音声は英語プラス字幕を日本語で内容をしっかり理解してもらえれば、ドラマも楽しめると思うんですね。この2つをくり返してくださいということで。

このくり返すってのが大事なんですけれども、プラス、もし、英語教材とかありますよね。反復で何度も何度もくり返して聞いてくださいっていう、英語教材。私もそうなんですけど、何回もくり返して聞くのって、絶対飽きちゃうんですよ。英語教材はくり返して聞けないです。飽きます。しかもこの英語教材、高いじゃないですか。何万とかしますよね。

ただ、こっち側の方法でドラマを見ていただければ、海外ドラマのレンタルなら1本何十円とかからあってかなり安いですし、英語教材と比べましても、飽きがこないので面白い。中毒性があるお話でしたらね。中毒性があるので飽きがこないので、こういったネックが潰れます。で、繰り返すことも出来ます。

普通に、こうやって見ていただいていると、海外ドラマを見ていくなかで、ちょっと気になった単語とか、例えば、わからない単語どうすればいいの? わかんないままでいいの? 辞書で調べなきゃいけないの? って、いう方がいると思うんですけども、そんなことはしなくていいです、まだ。ドラマを楽しんでください。

気になった単語とか、言い回し、文章。例えば簡単なのが、By the wayとか。あとなんだろうな。この間、私もドキュメンタリーの海外ドラマを見ていて、その中のひとりの女の子が、「I call shower」って言っていたんです。

showerってわかりますよね、普通に浴びるシャワー。「I call shower」Callって、シャワーを呼ぶみたいな感じだったんですけど、場面的にも「ちょっとシャワー浴びますよ」っていう口語かなと思って後で確認してみたら、ポーカーとかでもcallってあるんですね。一番始めに自分が取ったみたいな。つまり、「シャワー取った」みたいな。そういう感じで言う時に、I call shawerっていうらしいんですけど。

そういうのとか、あとは海外ドラマで『フレンズ』ってドラマがあると思うんですけど、よくHow you doing? とか出てくるんです。もし、こういうのが気になったら調べてください。どういう意味なのか、どういう時に使うのか。実際に使えればすぐに使ってみてもいいですし。

語学学習で大切なのは「興味をもつこと」

シーズン3までいくと、多分、かなり見ていただいているはずなので。1、2はだいたいそういう感じでくり返して、英語の字幕と音声でくり返してみてもらって。シーズン3くらいまでになると、多分、キャラクターの性格とか英語のくせとか、あとストーリーもだいたい読めてくるんですね。こういうのがあって、こういうことが起きてみたいな、ストーリーが読めてくる。誰々が浮気して、みたいに。

例えば、英語で何を言っているかわからなくても、語尾を上げてたら何か聞いてるんだな、みたいな。「○○○、○○○、○○○~↑」みたいな。上げるから、聞いてるんだな、とか。質問とか、何か聞いてるのかな、みたいな。それくらいまではわかるようになってると思うんですね。

例えば、基本的に一日にもし、ドラマを見始めていただいて、1日に仮に2話ずつ、だいたい1話が40分なので、これを2話見ていただいて80分。1時間20分英語を聞いてたことになるんですね。1日にもし2話ずつで、1話40分だと1日に1時間20分。

3週目くらいまでいくと、これもう21時間以上ですね、英会話の勉強をしてるっていうことになります。もしこれが日本語の字幕プラス英語の音声で見てたとしたら、さらにまたその2倍ですよね。自然と英語と触れ合う時間が増えていきます。

例えばこの2時間とか1時間とか、プラス日本語でしたら2時間になるんですけれども。例えばもし、2時間勉強してくださいって言われて、キツいと思いませんか。高校とか中学とかでも、2時間とかだとかなりキツいなって思うんですよ。こんなの見たくないと思っちゃう。

ただもし、2時間テレビを見てください、って言われたら? しかもあなたが好きな、興味があって面白いテレビ。続きが気になります、そういうテレビを見てくださいってって言われたら、みなさん、勉強とテレビどっち取ります? テレビ取りたいじゃないですか。ということで、非常に続きやすいやり方かなって、すごくお薦めしているんですけれども。

さらに、なぜそこまで海外ドラマをみなさんに薦めているかというと、英語の音声聞く時に、日本語でもそうなんですけれども、例えば興味が無いことでも、校長先生のお話とか聞いてても、眠くなっちゃうじゃないですか、正直。ただ、自分が好きな人が一生懸命どの子がタイプだ、みたいな話をもししてたら、必死になって聞くじゃないですか。

それと一緒で、話の内容が知りたい。これがすごく面白くて、何言ってるのかなっていう風に思うと、海外ドラマを見て頂いてね、耳を自然と傾けます。聞くじゃないですか。一生懸命注意して聞くじゃないですか。注意して聞かないとわからないです。話の内容を知る為にこれが一番いいんですね。

例えば英会話スクールとか、学校の授業、英語の授業を受けてても、正直つまんないから寝てるとか、そういう人もいたと思うんですけども、要は何でかというと、聞いても左から右に流れていっちゃうんですね。それじゃ意味が無いんです。だから、みんな6年間、英語の授業をうけてても、いつまで経っても喋れるようにならないです。興味が無いからなんですね。

好きな俳優が出てるとか、かわいい、綺麗な女優さんが出てるドラマでもいいので、興味のあるドラマを見ることで、あの人何を言ってるんだろうって知りたくなるので。話の内容も知りたいし。それで、耳を傾けるっていうのが大事なんですね。

シーズン3までいけば、速さには慣れているはず

シーズン3のところまでいったら、さっき言ったように、何となく掴めてくると思うんで。そしたらまず、音声のみを見てみてください。多分ここまでいってるときに、ちょっと自信がついてきてると思うんですよ。

シーズン1、シーズン2と、英語の音声、字幕で見てれば、20エピソードがあったとしたら、計40エピソード見てれば何か英語わかるようになったんじゃないかなって。何か私、英語ペラペラになってる気がするわ、みたいな。そういう感じになってると思うんですね。何言ってるのか目で追えるようになったし、みたいな。

で、ここで初めて英語の音声のみで聞いてみてください。そしたら、かならず皆さん凹みます。え? 全然何言ってるかわからないよ、みたいな。出来てると思ってたのに、みたいな。必ずちょっとは凹みます。それでもし分かればいい事なんですけれども、多分、ここまで来ても英語の音声だけだとまだ難しいかな、と思うんです。

ただ凹んだとしても、ここまでで何が出来たかっていうと、英語の速さに多分慣れてる。ついて行けるようになったと思うんですよ、始めと比べたら。内容も何となくわかりましたね。ここまで見てれば、1話で何が起きて、何が起きて、この人がこういう性格でって内容がなんとなく把握できると思うんですよ。

プラス、始めは10%くらい内容がわかれば、それは上出来です。すごい良く頑張ったと思います。私もだいたいそんなもんだったんです、はっきり言って始めは。内容が何となくわかるかな、くらいまでなれば、それで充分です。シーズン3の段階でここまで行けたら充分なんで。何とかここら辺までは来て欲しいですね。

もし、ここまで行けなかったら、繰り返しシーズン1、シーズン2くらい、まあ20話でも30話でも40話でもいいですけど、何となくここまでわかる、くらいまでなっておきましょう。こうなるには、英語の、聞こえてくるのを目で見て、追う。その練習を何回もくり返してやるってことですね。

シーズン3で音声のみで聞いてみました。ちょっと凹みました。その次、何をやるかって言ったら、英語の音声プラス英語の字幕でもう一回見てください。またもしここでわからなければ、音声このままで字幕を日本語で見て頂いて全然大丈夫です。

場面に、シーンに慣れると英語が耳に入ってくる

ここまでやってもらって、じゃ、ここまで来た時にポイントがまたあります。今回のポイントですね。シーズン3くらいまで、そのドラマに慣れてください。あとは、そのキャラクターにも慣れて、あと場面とか、だいたい出てくるのって決まってるじゃないですか。学校とか、カフェテリアとかクラスのシーンとか、そういったのに慣れてくる。場面とか話の展開、これに慣れてください。ここまで出来るようになって欲しいです。

何が言いたいかというと、ここまで出来れば、例えばもし初めて旅行とかで行った土地で、何がどこにあるのかわからないと。どこに何があるか聞きたいみたいな。それを英語で話しても、わからないです。

でも、もし今の生活をしていて、朝起きて、いつもの決まったカフェに行って、こうやって聞かれて、こうやってこのコーヒーが欲しいって言って、このケーキを食べて、ありがとうございました、って決まったやり取りをしてて、ある日突然、それが英語に全て変わってたとしたら?

英語がもしわからなくても、店員さんがいつも言ってる言葉が英語になってただけなんで、こう来るんだなってのがわかるじゃないですか。話の展開が読めるっていうか。次は「このお砂糖とミルクはいりますか?」って聞いてくるんだな、それを英語でこうやって聞いてきたんだな、みたいな。

多分こう言ってるんだろうなっていう予想がつく、つまり展開が読めるじゃないですか。そういうことなんですね。ドラマって話がいっぱい続いてるので、そういうところなんです。そこが出来るようになって欲しいですね。

じゃ、今日はここで。ちょっと長かったんですけれどもお疲れさまでした。では、いよいよ次はラストになりますので、どうぞついてきてください。また。See you later.Have a a nice day!

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