2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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このたびでGirl,s Talk「LOVE&LIVE」は4回目となりました! 本当にありがとうございます。
(会場拍手)
前回は、5月、6月、7月と「LOVE&LIVE」をさせていただきました。その際にもみなさんに来ていただきました。本当にありがとうございました。4ヶ月後にこうして開催していますが、なぜ4ヶ月という期間が開いてしまったかというと、うちの主人の玉置浩二のソロツアーがありまして、そこに同行していました。それも私の仕事のひとつなのです。
彼はうさぎのように1人では生きていけない人なので、いつも同行しています(笑)。結婚して7年経ちまして、7年間寄り添っております。本当に月日が経つのは早いなあ~と思う瞬間です。
そしてこのようにみなさまの前に再び立てていることを、本当に嬉しく思っています。今日は2時間半あまり、前半はトークライブ、そして後半は歌のライブです。最後まで楽しんでいただければと思います。どうぞ本日もよろしくお願いします。
(会場拍手)
ある説がありまして、子供の頃はとても月日が長く感じますよね。大人になると逆に短く感じる。その理由が、子供の頃は見るもの聞くもの体験するもの全てが初めてのことが多いから、初体験の刺激が全部強く記憶にインプットされていくらしいんですね。だから、その量が多いために、1年がとても長く感じるそうです。
でも大人になっていくと、やったことや見たことも、こんなことはもう3度目の経験だとか言っちゃって、経験値が高いというか、逆に初体験が少なくなるから、記憶量が減って1年がすごく短く感じるらしいんですね(笑)。
でもその分、大人になると余計なこだわりなんかが付いちゃって、この鯖にはコショウ……コショウはかけないか。山椒が合うなどね、そんな面倒くさい大人にはなっていきますが(笑)。
子ども時代のことを思い浮かべると、たしかに鮮明に残っている記憶が蘇ります。私はおてんばで活発な女の子だったのですが、よく友達を庭に集めてかけっこをしたり、カン蹴りをしたり、鬼ごっこをしたりしていました。かけっこをしたときに、友達と思いっきり走りきってコンクリートにバッと寝そべって見上げた空の光景はいまでも鮮明に記憶に残っています。
青木:あと、私たちの時代の流行りだったのかな? 砂場でよくお団子を作っていました。
参加者:作ってた、作ってた。
青田:あ、そうですか! 同じ世代ですね(笑)。お団子を作って、それをとっても大事にしていました。単純に砂で丸めて、それをちょっと放置して固まったらサラサラの砂を振りかけて。下手すると金や銀の玉になるんですよ。それを本当に宝石のように大事にしていたものです。その玉の美しさはすごく覚えています。
私はとても偏食家で、ご飯、お米だけではなくて、食卓に並ぶものが本当に苦手で、お菓子ばかり食べている子でした。とくにチョコレート。チョコレートが大好きで。ポッキーのチョコでしょ、きのこの山、チロルチョコレートなど。
1番好きだったのは、アポロチョコ。あ、知っていますか?(笑)。アポロチョコが大好物で! 富士山のようなかたちをしていて、上がピンク色なんですよ。下は普通のチョコなのですが。そのチョコを、ピンクのところだけカリっと噛んでまずはイチゴ味を楽しんだあとに、全体を楽しむんです。本当にハマっていました(笑)。
親に隠れてチョコを食べたりもしていたので、食べすぎで鼻血を出したり。鼻血で親に見つかって「またチョコ食べたでしょ!」と叱られてしまったり。それぐらいチョコが大好きな女の子でした。
青田:その鼻血で思い出したのですが、今度は2017年の、今年の記憶に飛びます。鮮明に覚えているんですが、私は先ほど言いましたように玉置浩二のソロツアーに付いて回っています。
彼は絶対に風邪をひきたくない人なんですね。絶対に! ですから、外に出ると必ずマスクを装着します。そして私も、彼に風邪をうつさないように、自分が風邪をひかないようにマスクを装着しています。ちょっと写真があるのですが、このように。見えるかな? こんな感じでいつもマスクを付けているのです。
会場に着くと、今度はスタッフみんなが待っています。そうするとスタッフ全員がマスクを装着しています。マスク同士で「おはようございます!」と挨拶するので、もう誰が誰だかわからない!(笑)。
スタッフの顔を覚えられないことが難点なのですが。でもそういうスタッフも、私が本当に青田典子なのだろうかと思っている人もいるのではないでしょうか。
(会場笑)
トランプ大統領のメラニー夫人のように、影武者の私を用意しても大丈夫なのではないだろうかと思ってしまう、マスク装着率が高い現場なんです。
彼は楽屋に入ると、これがまた徹底しているんですね。すぐにイソジンでうがいをします。うがいをして、1ミリたりとも菌を入れたくないんでしょうね。ところがある日、ガガガッとうがいをし終わった彼を見ると、鼻血をバーっと出していたんです。
「えっ、チョコの食べ過ぎ!?」と思いましたが、「いやいや、それは私の幼い頃!!」と思い直して「ねぇ、大丈夫!?」と聞いたところ、「え? 大丈夫だよ。イソジンで鼻の穴を洗ったんだよ」と……。
(会場笑)
「イソジンって鼻の穴洗うものだっけ!?」と驚いたんですが。まぁそのぐらいのプロフェッショナルぶりな愛する夫のお話で、そんな衝撃的な鼻血のシーンのお話でした。
青田:もうひとつが、2017年玉置浩二ツアーの間に、台風に直撃することがありました。9月11日のことです。岡山での公演でして、その前日から私たちは岡山に入っていたんですが、台風の目が九州からまるで玉置浩二に向かってくるかのごとく接近しておりまして。
「外れてください。外れてください」と祈っていたんですが、結局ギリギリのところまでわからない中、前日に岡山に入っていた私たちが何をしていたかと言うと。みなさんツアーと言うと、地元のおいしいものを食べに行ったり、ちょっと観光してみたり、そうした楽しいことをしているのではないかと思われるでしょうが。
実はうちの玉置浩二は、一切外に出ません。というのも、やっぱり風邪をひきたくないから。単純にそれだけなんですが、徹底しているでしょ!? ですから必ずルームサービスを頼みます。その日もいつものごとくルームサービスをいただいて、祈りながら当日になりました。
お昼の12時になって、やはりコンサート開始時間にちょうど合わせるがごとく台風接近ということで、中止という決断になりました。私たちはそのまま岡山に残ってその日をひっそりと過ごしたんですが、また同じようにルームサービスをいただく。カレーライスとオムライスだったかな。これを食べるうちに、とうとう台風が接近してきました。
青木:本当にすごい台風! ひどい台風で。大きなガラス張りのフロアがホテルにあったんですが、そこにまるで人が紙コップに水を入れてパーンと投げるくらい、1000人くらいがバチャーッと投げているような! バッシャー、バッシャー、ドッヒャー、ゴロゴロー! というような。本当にガラス窓が割れちゃうのではないかと。
そんなときに玉置浩二が「もうやめてくれ。俺はなにも悪いことはしていない。歌いたかっただけなんだ。頼む、頼むー!」とうなだれていましたが、私にとっては台風のほうが逆にバッシャーッという音で「玉置ー!」「がんばれー!」「大好きだよー!」。バッシャー、「この気持ち、終わらせてみろー!」と応援歌のように聞こえまして。
「あぁ、台風も玉置浩二をこんなに好いてくれているのだなぁ」「玉置浩二ノッているなぁ」と、勝手にいいほうに解釈したという、そんな激しい夜でした。
(会場笑)
(スライドを指して)その後10月10日に、こんなにきれいな噴水がある美しい岡山の駅前の姿ですが、無事振り替えで素晴らしいコンサートを終えることができました。よかったよかった一件落着! というお話でした。
(会場拍手)
杉田かおる氏(以下、杉田):よろしくお願いします。どうも~。
青田:どうも~、よろしくお願いします!
(2人でハグ)
先ほどもハグして、またしてしまいました。今日は本当に来ていただいてありがとうございます。積もる話がいっぱいありまして。
杉田:うさぎなんですか? ご主人。
青田:うさぎなんです。1人では生きていけないの。
杉田:前からね、青田さんとお仕事の空き時間などにお話をしたときに、私、青田さんの1番の適職は看護士さんかなと思ったことがありました。
青田:本当ですか!
杉田:献身的な感じが。玉置さんと結婚されるずっと前でしたが、そうした人を見守っていくことがすごく。なにかそんな気がしていたんですよ。
青田:杉田さんには「アラブの王国のお金持ちと結婚すればいいのに」などと言われたイメージしかないんですが(笑)。
(会場笑)
杉田:“バブル青田”というキャラを保つためには、どっかの石油王の5番目の奥さんになったらいいんだよという案もあったんですが。でも本質的にはね。そんな印象があったんですよ。
青田:本当~!?
杉田:私も母の介護と言いながら、母とは53年近く一緒に暮らしているんですが、玉置さんがうさぎなら、うちの母は蚕なんですよ。
青田:えぇ!?
杉田:自分1人では生きてはいけないんですね(笑)。母はもともとお姫様だったようで、なにもしないんですよ。本当になにもしないで83年間生きて来れた人で。お酒を飲んで、タバコを吸って、パチンコをしているというのが基本的な時間の過ごし方です。
青田:お母様、パチンコをされるんですか?
杉田:ずっと、パチンコをやっていたんです。つまりは時間を潰すというか。なにかやるとなんでもできるんですよ。母は人形を作ったりするのもすぐに賞を取っちゃったり、書家でもあって、書道の先生としてすごい大家になっちゃったり。
ぜんぜん私よりなんでもできちゃうから、逆になにもやらなかったんですよ。私はなんにもできないから仕事をしているのです(笑)。
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