2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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けんたさん氏(以下、けんたさん):どうもみなさん、こんにちは。
野口忍氏(以下、野口):こんにちは。
けんたさん:相変わらず、また、またまた……。
野口:(笑)。
マウンテンバイクの、クロスカントリーという競技。まあ、マラソンみたいな競技ですね。それでアジア選手権3回勝ちました。
けんたさん:その野口さんに、僕、マウンテンバイク超ど素人なので、ちょこちょこと気になることを、いろいろ教えてもらえればなと。
まず、マウンテンバイクって、ロードよりややこしいイメージがあります。
野口:そうですね。
けんたさん:パーツもいっぱいあるし、ホイールのサイズも。ロードバイクは700Cじゃないですか。でも、マウンテンバイクにはいっぱいあるじゃないですか。何が一番ベターなのか、ベストなのか。
野口:自分は10年前に引退してますので、10年前は26インチが主流でした。
けんたさん:26インチ。26インチが一番ベタというか。
野口:そうですね。昔から。本当にマウンテンバイクが出始めた頃からあるホイールサイズです。それがずっと……。マウンテンバイクって、クロスカントリーであったりとか、ダウンヒルですね、下り系。競技で言えばそれがあるんですけど、実はその間にもエンデューロとか、下りながらも登ったりという大会もあったり。
あとは、やっぱりマウンテンバイクの醍醐味って、シングルトラックと呼ばれる、獣道みたいなところをかっ飛ばして。
けんたさん:うんうん。ガーッとね、よくありますよね、こう、映像とかで。
野口:はい。そういうところを走るのが、やっぱり一番楽しいんですけど。そういう路面状況に合わせて、いろんな車種があります。
けんたさん:なるほどね。
野口:今は29インチと27.5インチの2つがメジャーなホイールになります。
けんたさん:なるほど。
野口:29インチに関しては、マウンテンバイクを発明した人というか、グループだったんですけど、Klunkerzというグループがありました。1970年代にその1人で、生みの親でもある、ゲイリー・フィッシャーさんという方がいて。
けんたさん:ゲイリー・フィッシャーさん、聞いたことある。
野口:TrekでもGARY FISHERブランドというのが、数年前までありました。今もTrekのアンバサダー的な活動はされてるんですけど。そのゲイリー・フィッシャーさんから聞いたんですが、コロラドのロッキーマウンテンのロックセクションを走るのに、26インチのホイール径というのが、「これでいいのか?」みたいに思ったらしいんですよ。
けんたさん:自分で?
野口:自分で。もっとホイール径が、サイズが大きくなれば、大きな段差に対してちいさいホイールでいったら乗り越えられないですよね。
それが大きくなれば、ババーンって乗り越えられる。
けんたさん:確かに。
野口:そういう発想で、やっぱりホイールサイズは大きいほうがいいんじゃないか、というところで、15年ぐらい前に29インチのマウンテンバイクを発表されたのが最初です。
けんたさん:あ、つくっちゃったんですね(笑)。
野口:つくっちゃったんですよ(笑)。
けんたさん:「なんか違うなあ。じゃあ、29にしてみよう」(笑)。
野口:そうなんです。それで、最初はあんまり……。ホイールが大きくなるデメリットというのが、やっぱり重量ですね。ホイールの重さです。
けんたさん:うーん、そうですよね。
野口:大きくなって重くなるので、最初はなかなか受け入れられなかったんですが、だんだんだんだんホイール自体も軽くなったり、いろんなメーカーさんもメリットを理解されて、商品開発し始めたんですよ。
けんたさん:なるほど。
野口:それで、完全に26から29インチに移行してきたんですね。
けんたさん:へぇ。
野口:ちなみに、29のメリットっていうのは、やっぱそういう走破性っていいますか。
けんたさん:ちょっとした段差でも、大きくガッといけるっていうことですね。
野口:はい。あとは、一度回り出すと慣性の法則でスピードを維持しやすいんですよね。そういうメリットがあります。
けんたさん:なるほど、なるほど。
野口:でも逆に、考えられるデメリットとしては、小回りが効きづらくなります。小回りが効かないと何が困るかというと、マウンテンバイクで山を下る楽しみというのは、スピードもそうですが、やっぱりバイクをコントロールするという部分。
けんたさん:うんうん、そうですよね。
野口:ジャンプしたりね。
けんたさん:路面状況がどんどん変わっていく、目まぐるしく変わりますよね。
野口:そうなんです。そういう時に、やっぱりちょっとでも扱いやすいという意味で、今は29と27.5っていうホイールサイズがあります。
けんたさん:ちょっとちっちゃくしたってことなんですね。
野口:はい。26と29の間。
けんたさん:間ぐらいにして。
野口:なので、傾向としては、クロスカントリー的な、マウンテンバイクで登りもいきますよというとき。あとは平坦を、速いスピードで走りたいとなったら、29インチがおすすめです。
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