2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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しみちゃん氏(以下、しみちゃん):そうですね。じゃあまず、お互いの意見をまとめたフリップがこちらにありますので見ていただいて。紙派の方ですね。こちらでどうでしょうか?
山田玲司氏(以下、山田):デバイス持ってないのはお前も同じだよな。
乙君:デバイスを持ってます?
山田:持ってるけど使わない。
乙君:え、なんでですか?
山田:もらったんだよね。
乙君:iPadみたいなの?
山田:かなり前に。Kindleの。でも使わないよね。
乙君:俺なんにも持ってなくてスマホしか持ってないから、デバイスを買う代金を考えると紙の方がお得。
山田:だからあれだろう? ゲームのカードを買うかどうかのところで止まってるんだろ?
乙君:あーそういうこと? いやでも…。
山田:デバイス買うんだったら、まーいいやみたいな。
乙君:いや、でもパラパラと読めない。
山田:電源がいるからね。
乙君:「本屋でラッピングしながら本を選ぶことができない」。これね、これは本当にそう。
山田:でもさ名前聞いて一発で買えるっていうのがすげーよな。
乙君:でも欲しいのがあれば。
山田:本屋で探せないじゃん。本屋の品ぞろえによるからさ。そこ難しいよね。
乙君:「電子書籍の方が発売が遅いことが多い」。そうなんですか?
山田:意図的に電子を後で発売すると。紙を動かすために。実質的に。
乙君:紙の文化を守るために流通とかを。
山田:ていうか、基本的にまだまだ、紙の文化の経済で支えてられる文化なんで、電子で経済的に回るようになると変化していくと思うんだけど。やっぱりその紙がはけないと、ある程度売れないと、それで立ちいかなくなっちゃう世界だよね。今の状態だと。
乙君:プレゼントとかしやすいですよね。
山田:本のプレゼントっていいんだよね。
乙君:「めくる感じがないと内容が頭に入ってこない」。これはすごいわかりますね。「古本にメモやお金が挟まっていたり、出会いがある」。これはちょっとよくわからない。
山田:ロマン派でしょこれ。
乙君:メモやお金が挟まっている。
山田:そうじゃん。
乙君:でも、古本で買ってamazonとかで取り寄せや古本で、アンダーラインとかが引いてたりすると、「前の人こういうところに感動したのか」とか「こういうのを勉強したんだな」とかわかると……。
山田:「あーストリッパー読んでくれたんだ」。
乙君:妙な繋がりがありますよね。
山田:あとなんか…。
乙君:(ニコ生のコメントに)「中国に(紙の書籍を)持っていけますか?」。持っていけないね。
しみちゃん:(笑)。
乙君:なぜ中国に持っていかなきゃいけないのかわからないですけど。
山田:いやいやいやいや、奥野さん。中国に持っていったときに「(『三国志』の)ここで曹操が……」とか、やりたいでしょ?
乙君:それはもう入ってる。
山田:そしたら全巻持ってくるんですか? え、いいんですか?
乙君:ライブラリーに入ってる。
山田:え、いいんですか?
乙君:大丈夫です。
しみちゃん:奥野ライブラリーに。
山田:御意御意ですか?
乙君:御意御意。
山田:御意御意ですか?
乙君:なに、その言い方。
しみちゃん:(笑)。
山田:御意ぎょーい! これわかる人にはわかってますからね。今シーズンも見てまーす、『おそ松さん』。頑張ってねスタッフのみなさん。
乙君:え、見てんの?
山田:見てるよ。「御意御意」だよお前。おそ松さん三国志出てるからね。
乙君:は?
山田:ほら。な、みんな。
乙君:去年あれだけ盛り上がったのに、なんで今年全然なんだよ。
山田:違うよ。ちょっとエンジンかかるの待ってたんだよ。先週ぐらいちょっと来たかな見たいな、今週ちょっとエンジンかかったかなとか。最初から批判的なこと言っちゃったら現場の士気にもかかわるからな。
乙君:批判的なこと…。
山田:あれ、どうしたの? これがおそ松さん? みたいなこと言っちゃだめだからさ。応援はしてるわけだよ。今週になっておそ松さん、スタッフ頑張って(笑)。
乙君:応援が。
しみちゃん:続きまして電子の方ですね。こういう意見があります。いかがでしょうか。
乙君:「場所を取らない」。確かに。これはもう圧倒的にね。
山田:これは本当に深刻。だって30年も本と付き合ってたら大変じゃない。そうするとブックオフとの行き来みたいな感じになっちゃうって人も多いんじゃない。
乙君:「近くの書店が潰れてしまい試してみたら快適だった」。
山田:これもうすごい深刻。近くの書店がみんなブックオフになった後になくなるっていうパターン。
乙君:はいはいはい。ブックオフ自体ももう潰れていってますからね。
山田:そうなんだよね。
乙君「保管場所に困る本がある」とは、どういうことだろう。
山田:全30何巻とかじゃない。
乙君:あーそういうこと?
山田:もしくは家族に見つかっちゃいけないやつとか。
乙君:そうそれかなと思った。「満員電車で数冊持ち歩くのは苦行」。数冊、漫画だったらね。一気に読めるからね。「なくさない」。
山田:お前だって毎週、湘南から『蒼天航路』を俺に持ってきてたじゃん。こんなやつ、大変じゃん。
乙君:蒼天なんてマジで電子なんかで読んだら、なんの意味もないですよ。
(一同笑)
山田:御意御意~。わかりました。
乙君:はい。「なくさない」。いやーこれ結局データとんだら終わりじゃない。
スタッフ:またダウンロードできますからね。
山田:ダウンロードできるんだって。
乙君:なんかなーそれもなー。「ほしい時にすぐ手に入る」。ネット繋がってればね。
スタッフ:まーまーまー。
乙君:サハラ砂漠でこれ手に入るかって話ですよ。
(一同笑)
山田:お前はサハラ砂漠で本が読みたいのか?
乙君:そうそうそうそう。
山田:そうそうそうそうじゃねーよ。圧倒的少数派だろう。
乙君:「売り切れがない」。これは確かにそう。
山田:本当だよ。
乙君:「紙媒体より安い事が多い」。それはまーそうですよ。コストがね。「防水の機種があるのでお風呂で読める」。
山田:昔な風呂で読めなかったからっていう話があったからね。それがクリアになったっていう話でしょう。
乙君:なるほどなるほど。わかりました。
しみちゃん:というわけでですね、この本の種類による部分なんですけれども。種類ごとに代表者の玲司先生と望さんに札を上げていただいたいと思います。
スタッフ:先にアンケートが出ますので。
山田:先に。はい。
乙君:まずは何からいくの?
スタッフ:まずは漫画。
しみちゃん:まずは漫画ですか。
山田:漫画っすか。じゃあ見てる人がどっちがいいか?
乙君:これさっきやったやつじゃん。あーあーそういうことね。漫画だったらどっちがいいか? あー。
山田:漫画を読むならどっちがいいかを、アンケート取ってから俺たち?
しみちゃん:はい。
山田:俺たちばれてるけど。
(一同笑)
山田:じゃあお願いします。どん。意外とでもさ最近さ。
乙君:あー紙ね。
山田:ほーほーほー電子でしたか。
乙君:ちょっと電子上がったね。
山田:なんか最近、全巻一気に安く売りますっていうのが多いじゃん。それさ本屋で全巻買うの大変じゃない?だから、これわかるよ。
乙君:とりあえず我々も出しますか?
山田:はい。
乙君:漫画を読むなら紙か電子か。せーのどん。
山田:はいごめんなさい。
乙君:お! 出た、司会が。
山田:ありがとうございます。
しみちゃん:僕は松本と東京を行き来してるので、やっぱり漫画を読みたいんですよね。その時に大量に、他の荷物もあるのでやっぱり電子だとたくさん読めるが本当にありがたいので、漫画に関しては僕は圧倒的に電子派ですね。
乙君:なるほどね。結局スタイルの違いってことになっちゃうか。
しみちゃん:そうですね。生活と照らし合わせたらっていう感じですね。
乙君:玲司さんはなんで紙?
山田:俺の方が買ってほしい紙で。
(一同笑)
山田:それぐらいの気持ちで書いてるんで。
乙君:紙で買ってほしい?
山田:紙に書いてるんで。
乙君:紙に書いてるからこそ作家的には紙で読んでもらいたいと。
山田:しかもでかいやつでね。本当はね。だから本当は読書が何かっていう話になっちゃうんだけど。宗教的にあってほしいわけよ。そうでいながらも、娯楽であってもほしいなと。娯楽物もあってもいいんだろうなと思って。
だから本当は住み分けだと思うんだよね。電子の漫画があっても全然いいと思うけどね。あとは流通の問題だね。産業としてもうどうにもならなくなってるんで、それはまた別の問題として俺の気持ちとしては別の問題として電子に行かざるを得ないっていうのはあるね。
乙君:なるほどね。
山田:やっぱ『火の鳥』大版を見ると「これか」ってなるじゃん。この大きさで見てほしくて書いてたんだ。これはあるし、あとは見開き問題ね。いろんな形で解決しようとはしてるけど、電子の見開きに関しては、やっぱりパット。
乙君:漫画に関してはね。その方がやっぱり、それ異論はないですね、紙派なんで。
しみちゃん:なるほどなるほど。じゃあ種類ごとに札を上げていくやついって見ましょうか?
乙君:はい。
しみちゃん:はい。よろしいでしょうか?次のやつですね。
スタッフ:はい。
乙君:エロ本? エロ本は紙か電子か?
山田:せーのーどん。
乙君:早くない? 大丈夫? もうちょっと……。
スタッフ:じゃあ出しまーす。
乙君:あー。
山田:強いて言えばでしょこれ?
乙君:え、どういうこと?
山田:だから紙のエロ本は死んだんだよ。8割。
乙君:死んだんですか?
山田:死んだんですよこれは。でも紙のエロ本評論家の清水さん…。
しみちゃん:でもこれ、我々はやらなくていいんですか? 紙派か電子派かっていう(笑)。
乙君:じゃあやりますか。
しみちゃん:やります?
乙君:せーのーどん。
山田:紙じゃないんじゃない?
乙君:え?
山田:っていうか、みうらじゅんさんのために? っていうのはわかるけど、実質的にもう無理かなっていう気もするんだけどね。
乙君・しみちゃん:うーん。
山田:なんか解体してしまった気がするんだけどね。
しみちゃん:解体。
山田:だからエロ本っていうコンテンツ自体が異常にあいまいなものになってしまったっていうか、電子が出てきたせいでエロ本文化って80年代すごかったんだけどね。それがだからなんていうの。
ちょっとATGのポールの映画みたいなとこあったじゃん。「エロがあれば、なんでもできるぜ」みたいな、そういう時代があってそっから文化が生まれた時代があったんだけど。
それが全部丸ごと電子に行っちゃったんで、エロ本自体の力がここ20年ぐらいでガクンって落ちちゃって久しいんじゃないかなって。だからエロ本の思い出、個人的な思い出の話になってくるんはないの。
山田:しみちゃんはどこがいいの? じゃあ。
しみちゃん:いあ、もうやっぱりコレクションですね。
山田:コレクション! コレクター?
しみちゃん:残しておきたいっていう。そうですよ(笑)。
山田:そうなの?
しみちゃん:コレクターとしてはそうですね。だから僕はそのダウンロードとかはせずに、ちゃんとセルを買います(笑)。電子って袋とじ的なものがないじゃないですか。
山田:そういうのありましたって言ってるもんね。そうだよね。そういう世代はあるよね。
しみちゃん:あとは先生が言われたように大きさですよね。電子で見るって、大きいのがあればいいんですけど。
山田:しみちゃんなんか、拡大するよりも顔を近づけたいって言ってたよね?
しみちゃん:いや、先生。それはちょっと……(笑)。
(一同笑)
山田:おっしゃってましたよね?
しみちゃん:それはちょっと。
山田:違う?
山田・乙君:なるほどねー。
山田:言ってましたからね。
しみちゃん:それはちょっと危険な。
山田・しみちゃん:(笑)
山田:しみちゃん最高だな。
乙君:そういうふうに使うんだ。
(一同笑)
山田:ほらまた男のファンが増えていくじゃんこれって。
乙君:だからしみちゃんが紙がいいのは、例えばタブレットでエロ本を電子で見たとして、その機械を汚してしまうかもしれないと。
山田:はい、踏み込みました。
乙君:そうなんですか?
山田:はいこれ今週のおそ松さんでやってるネタです。見てください。応援しましょう。
乙君:いや俺やってることしか知らなかった。
山田:本当ですよ。やってますよ。
乙君:俺がエロ本が紙がいいなって思うのは…。
しみちゃん:言ってくださいよ。
乙君:なんかその、なんていうんだろうな。みんな同じものを見てるっていうのがちょっと嫌かな。
山田:え?
乙君:だから、データじゃん電子だと。だけどこれは別にエロ本関係ないんだけど、紙で印刷された八の方がなんかクローズドな関係というか。
山田:俺とお前の関係?
乙君:大量生産されたものなんだけど、それを買った時点で俺のものになったっていうかたちが…。
山田:ほら、『ブレードランナー』出てきたじゃん。
しみちゃん:わかるはそれ。
山田:ほらお前もケーじゃん。お前もケーディックじゃん。ケーのディックじゃん。
乙君:繋がってる。
(一同笑)
乙君:今日そういう会なの? 下ネタかい。
しみちゃん:全部そっち(笑)。
山田:だめだ。司会引っ張られた。だめだ。
乙君:これはエロ本だけじゃないけどね。所有欲の問題ね。
しみちゃん:それはそうですね。
乙君:じゃあ次行っちゃう?
しみちゃん:次のやつお願いします。ケントをお願いします。
山田:わかっちゃいましたね。
乙君:女子もいるんですか?
山田:すいません。ご迷惑をおかけしまして。
乙君:女の子、エロ本買うでしょ?
山田:そういうこと言わなくていいから。
乙君:ていうかさ、コンビニとかのエロ本って、いったい誰が買ってるんだろう。
山田:おっさんです。
乙君:誰かが買うところ見たことないんだけど。
しみちゃん:買いますよ。
山田:お前おっさん見たとこないだけだろ。
しみちゃん:買いますよ、別に。
山田:ほら、おっさんが買ってんじゃないかよ。
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