2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
How Often Do You Really Need to Shower?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
ステファン・チン氏:ハードな運動を終えた後に浴びる熱いシャワーほど気持ちのいいものはありません。また体を清潔にしておくことは、感染を防いだり、臭い匂いで周囲に不快感を与えないようにする点でもいいことです。
では、清潔にするために毎日シャワーを浴びるのは本当に必要なのでしょうか。それとも実は害のほうが多かったりするのでしょうか。
結論から言えば明確なルールがあるわけではありませんが、皮膚の生物学的な観点、つまり皮膚にいる生物を念頭に置いてやり方を推奨する科学者もいます。
皮膚は体に有害なものが体内に侵入するのを物理的にブロックする巨大な臓器です。例えば、微生物、細菌、ウイルス、とても小さな虫などが含まれ、こうしたものは「皮膚マイクロバイオーム」と呼ばれています。
研究者たちは、こうした皮膚にいるマイクロバイオームは大抵無害であると考えています。ですが日常生活では病気の原因となるマイクロバイオームが付着する可能性があります。
その状態で目をこすったり食べ物を口に運んだりすることで、そうした細菌は肌を飛び越えて手から直接体内に侵入するかもしれません。
石鹸で手を洗うことが重要なのはこうした理由であり、とくに医療従事者や食品を扱う人ならなおさらです。
石鹸は界面活性剤、つまり水を汚れや油、細菌と結び付ける分子でできています。このため余計な物質を洗い落とせるのです。細菌が感染できる機会も激減しますね。
ですが、体全体を洗うことはどうなのでしょうか。皮膚には汗や油を分泌する腺があり、体温を下げたり肌を保湿したりして健康的に保つはたらきがあります。ですが、なにごともバランスが大切です。
細菌の中には汗で死んだ後にチオアルコールのような臭い匂い分子を放ちます。また、皮膚が汚くなり、死んだ細胞や油によって毛穴がつまると、ニキビのようなトラブルにつながります。
つまり石鹸でシャワーを浴びれば、余分な汗や油を洗い落として見た目も匂いも清潔に保てるのです。
また、手術の前の晩などには、細菌を殺す物質が含まれた特別な抗菌石鹸を使ってシャワーを浴びるようにと、医師から言われる場合もあります。医師は切開する際に、余計な危険な物質が入り込む恐れがないようにします。
ですが、あまりにもシャワーを浴びすぎるのも考えものです。皮膚には自然に存在する細菌もいます。また石鹸を水は脂分を流れ落としてしまうため、肌が乾燥しすぎてひび割れることもあります。するとその隙間から病気の原因になる細菌が入り込むかもしれないのです。
こうしたことから皮膚科学の専門家は、汗をたくさんかいたりハードな運動をしたりしていないのであれば、毎日シャワーを浴びて全身を石鹸でくまなく洗うことはやりすぎだろうと言っています。
言いかえれば、2日に1回ぐらいが皮膚の細菌にも優しく健康的に過ごす上でちょうどいいだろうということです。
関連タグ:
2024.12.20
日本の約10倍がん患者が殺到し、病院はキャパオーバー ジャパンハートが描く医療の未来と、カンボジアに新病院を作る理由
2024.12.19
12万通りの「資格の組み合わせ」の中で厳選された60の項目 532の資格を持つ林雄次氏の新刊『資格のかけ算』の見所
2024.12.16
32歳で成績最下位から1年でトップ営業になれた理由 売るテクニックよりも大事な「あり方」
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
PR | 2024.12.20
モンスター化したExcelが、ある日突然崩壊 昭和のガス工事会社を生まれ変わらせた、起死回生のノーコード活用術
2024.12.12
会議で発言しやすくなる「心理的安全性」を高めるには ファシリテーションがうまい人の3つの条件
2024.12.18
「社長以外みんな儲かる給与設計」にした理由 経営者たちが語る、優秀な人材集め・会社を発展させるためのヒント
2024.12.17
面接で「後輩を指導できなさそう」と思われる人の伝え方 歳を重ねるほど重視される経験の「ノウハウ化」
2024.12.13
ファシリテーターは「しゃべらないほうがいい」理由 入山章栄氏が語る、心理的安全性の高い場を作るポイント
2024.12.10
メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選
Climbers Startup JAPAN EXPO 2024 - 秋 -
2024.11.20 - 2024.11.21
『主体的なキャリア形成』を考える~資格のかけ算について〜
2024.12.07 - 2024.12.07
Startup CTO of the year 2024
2024.11.19 - 2024.11.19
社員の力を引き出す経営戦略〜ひとり一人が自ら成長する組織づくり〜
2024.11.20 - 2024.11.20
「確率思考」で未来を見通す 事業を成功に導く意思決定 ~エビデンス・ベースド・マーケティング思考の調査分析で事業に有効な予測手法とは~
2024.11.05 - 2024.11.05