2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
就活ファール!【ヒーロ#13-2】外資系製薬会社内定者:この会社は本当に第一希望ですか?(ヒーローインタビュー)(全1記事)
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水谷健彦氏(以下、水谷):どんなことを聞かれたの?
内定者:「ここの会社が第1志望ですか?」っていうところから入って(笑)。
水谷:いきなり⁉
内定者:最終面接で聞かれると思っていたので、びっくりして(笑)。
水谷:「第1志望なんですか?」というのは「第1志望です」って言ったら、「そうですか」で終わるの? それとも、そのあとまた質問が続くの?
内定者:質問が続きました。
水谷:それは、本当に第1志望なのかってことを確認する感じ? なぜ第1志望なのかを確認する感じ?
内定者:それもあったんですけど、他社の状況を知りたかったみたいですね。
水谷:なるほどね、「ほかをどう受けていて、どう思っているの?」という話をけっこう聞かれるわけだ。
内定者:けっこう聞かれましたね。
水谷:そこは正直に答えたの?
内定者:答えました。
水谷:そこ、一瞬答えていいかどうかって不安みたいなのは?
内定者:ありましたけど(笑)。
水谷:最終は? そのあとどのくらいの期間で?
内定者:それから1週間後くらいに連絡がきて、「来てください」みたいな。
水谷:相手はどんな人だったのかな?
内定者:人事の部長、偉い方と、あとは自分が行きたい方面の薬、行きたい領域の、希望している領域の所長さん。
水谷:そこではどんなこと聞かれるの?
内定者:学生時代で頑張ったことを事細かに、「あなたはその時どうしたの?」「それをして結局どうしたの?」「そこからどうつなげたの?」みたいな感じで。
水谷:ものすごく深堀られるわけだ。
内定者:はい。
水谷:ほかにはどんなことを聞かれるの?
内定者:主には学生生活で頑張ってきたことについて20分くらい聞かれて、MRについての理解がしっかりしているか。本当に大変だからMRの理解度をすごい質問で聞かれました。
水谷:その入社を決めた会社もそうだし、残り2社からもMRとして内定をもらっているわけじゃない。どこが評価されて内定に至ったと思ってる?
内定者:「親しみやすいよね」「話しやすいよね」と言っていただいたことが多くて、面接の中で。そういったところがきっとお医者さんも話したくなるし、世話をしてあげたくなるような雰囲気なのかなと。そこかなとは思っています。
内定者:自分の可能性を狭めるなと思いますね。
水谷:どういうこと?
内定者:例えば周りみんな、英語を喋れる人っていっぱいいるじゃないですか。英語を使いたいかた商社に行く、みたいな。そういう考えもありだと思うんですけど、その時点で商社って自分の道を狭めている気がします。
ほかにも英語を使いたいなら、通訳って仕事もあったりとか、接客でも英語使えたりとか、バイヤーとかいろんな職種があるから、自分でいっぱい遠回りをして、ルートを最終目的地を決めたほうがいいなって、すごい思うので。
水谷:どうしてそう思ったの?
内定者:私も初めは、メーカーに行きたいと思っていたんですよ。でもメーカーが本当に自分のやりたいことかなって思って、そうしたら途中でMRっていう知らない職業に出会いました。
そこで社会貢献度が、私が見てきたどの職種よりも1番高いと自分は感じて、MRを目指そうと思ったんです。知らないところに意外と自分のやりたい、やれるってマッチングすることはいっぱいあると思う。
水谷:最初から固めていたら出会えなかったってことね。
内定者:はい。
水谷:いざいろんなものを見ていたら、自分が「これだ!」って思うものに就活の間で出会えましたって話ね、今の。
内定者:そうですね(笑)。ありがとうございます、まとめていただいて(笑)。
水谷:なるほどね。
内定者:はい。
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