2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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村瀬秀信氏(以下、村瀬):ありがとうございます。じゃあ続いて、時間がもうあれなので、ラストテーマです。「文春野球を書くことでの目標」です。みなさん、まだ6月ですので、7、8、9、10と4ヶ月ほどございます。いろいろありますけれども……。
(会場笑)
村瀬:まず、死亡さんです。
プロ野球死亡遊戯氏(以下、死亡):文春オンラインのサイト上で絶対上にいるのが「松潤“裏切りの4年恋愛”」。あと「モーテル経営者とセックス」。あと「北海道警察の宿直室での不祥事」。不倫ですね。それがベスト3。あと「ガン検診を受けるな」もある。
村瀬:ああ、ありますね。
死亡:なんとか野球のコラムで、そこの牙城を崩したいなと。
(ランキングがスクリーンにアップされる)
(会場笑)
死亡:これです。
村瀬:これですね。でも、村主章枝はありますね。
西澤千央氏(以下、西澤):違いますよ。違います、違います……。
村瀬:違くない、違くない。なに急に謙遜してるの?
西澤:そんな、みんな村主章枝に興味ある?
(会場笑)
西澤:いつもなんか上位に上がっていて、よくわかんないなって。
(西澤氏の記事がアップにされる)
西澤:出さなくていいよ!
(会場笑)
西澤:いいよ、これ。やだよ(笑)。
村瀬:でも、この文春オンラインのランキングを意識してるのって、たぶん死亡さんぐらいじゃないですか。
長谷川晶一氏(以下、ハセガワ):恥ずかしいな、俺のこれ。
村瀬:「優勝 日本一 V旅行」。
西澤:ちょっと1回変えてよ。やだ(笑)。
死亡:これ、でも3ヶ月ぐらい変わってないんです、このランキングが。
長谷川:そうなんですね。
死亡:モーテル経営者ってもう半年ぐらいあるんじゃないかと。
村瀬:文春オンラインのはじめからじゃないですか
死亡:俺、本買いました。
竹田直弘氏(以下、竹田):ゲイ・タリーズというアメリカの超有名なノンフィクション作家が書いている本の紹介なので、まったくゲスい記事じゃありません。
竹田:ありがとうございます。
死亡:おもしろかったです。
村瀬:でも本当にある意味、野球コラムではなく、全体の記事でのトップというところを目指しているんだ。
死亡:松潤がめちゃめちゃ強いじゃないですか。
村瀬:強いですね。
死亡:そこ、ジャニーズを打倒したいなと思いました。野球の力で。
村瀬:野球以外の一般の層にも訴えたいというのは、このコラムペナントレースの目的でもありますからね。
死亡:そうですね。お願いします。
村瀬:長谷川さん、「打倒死亡遊戯」……。
長谷川:もうなんか自分の器の小ささを。
(会場笑)
長谷川:野球以外なんて勝たなくていいんですよ。とにかく死亡遊戯にだけは勝ちたい! これは敬愛する伊藤智仁氏との約束でもあるので。
(会場拍手)
村瀬:これは長谷川さん一貫していますよね。はじめのオファー電話の時から、それはおっしゃっていました。
長谷川:最初に電話をもらった時に、巨人は誰か? まず聞いたんですよ。「巨人、死亡遊戯だ」っていうから、「だったらやります」って。
村瀬:その因縁って前からなんですか?
死亡:いや、ちょっといい話なんです。俺がフリーではじめての仕事が、とあるアプリで長谷川さんと2人で連載をする企画があったんです。
村瀬:おお、いい話っぽいですね。
死亡:その時「誰が書くんですか?」って聞いた時に「長谷川さんです」って言われて、「じゃあやります」と答えている。で、そのアプリがまったく盛り上がらずに終わってしまった。
(会場笑)
長谷川:彼、ずるいの。彼、1年でやめたの。俺、2年やったのに。
(会場笑)
長谷川:俺、もう1年間やったんだよ。
死亡:もうバックレました。最後。
長谷川:そう。2年目の契約更新のとき「死亡さんがバックれたので、とにかく長谷川さんには残ってほしい」って言われた。
(会場笑)
村瀬:押し付けられたんだね。
長谷川:俺もバックレたかったですよ。でも、2年。なので、1年余計にやりました。
死亡:すいませんでした。
村瀬:その時の恨みもあるんですね。
長谷川:その恨みはぜんぜんないですよ。単純に、巨人であり、死亡遊戯であり、とにかく、なんか言うじゃないですか? いつも「世代交代」って。
(会場笑)
長谷川:蒸し返しますけど。
村瀬:たぶんね、みんな「チッ」と思っていますから、大丈夫です。俺も思っていますから(笑)。
(会場笑)
山田隆道氏(以下、山田):いやいや、ほんまに若かったらいいんですよ。
長谷川:そう。
山田:ここで、死亡さんが25やったらいいですよね?
長谷川:そうそう。
山田:25やったらかわいいです。
長谷川:(でも)阿部慎之助と同じですから。
村瀬:ベテランじゃないですか(笑)。
長谷川:ヤクルトでいったら、平本学と同い年。
(会場笑)
長谷川:もう若くないですよ。なのに、ちょっと世代交代というのがイラッとくるから、これでやってやろうと。
山田:世代交代しても知れてるからね。2〜3歳なんて。
村瀬:そうですね。「たいしてしてないから」って話ですよね。20代からすれば。
村瀬:じゃあ、もうその流れで、西澤さんお願いします。
西澤:はい。私は、今までいろんなことを続けられなかったので、これだけはちゃんと最後までやろうと。
(会場笑)
長谷川:なに言ってもおもしろいですね(笑)。
村瀬:もうすべて狙っている感じ(笑)。
西澤:違う。もう挫折の「挫」ってすごい書くの大変……。
(会場笑)
西澤:ちゃんと調べて書いたんだよ(笑)。
村瀬:調べて?
西澤:ちゃんと調べて書きました。でも、文春フレッシュオールスターでしたっけ? 若手というか、いろんな方から募集するって聞いて、おもしろい若い芽はすぐにでも潰さなきゃって思って、それだけを今、気にしています。
村瀬:そうですよね。
西澤:すぐ潰します。
(会場笑)
村瀬:でも、それは普通の感情だと思いますよ。
西澤:はい。そんな若手を育てたい気持ちは一切ないです。
長谷川:死亡遊戯は「育てろ」って言っている。やっぱりちょっと相容れないものがあるよね。
西澤:私、生活がかかっているから。子どもを育てなきゃいけないから、そんなおもしろい若手はすぐ潰します、という気持ちです。
村瀬:ありがとうございました。じゃあ次は山田さん。
山田:僕は、関西の阪神ファンに認知してもらうことが一番です。文春野球でコラムをアップされていて、いつも思うけど、文春野球のTwitterのフォロワーの中で、圧倒的に阪神ファンが少ない。
村瀬:それはわかります。
山田:圧倒的に少ないです。いないですよね。
村瀬:そうなんです。そんなことやり合いましたよね。
山田:本当に関西の阪神ファンって、もう30年前とメディア環境が変わっていない。
(会場笑)
村瀬:すごいですね。85年から!
山田:さっき、中川さんと死亡さんとジャイアンツとタイガースの違いを話した。一緒なのかなと思いつつ、でもジャイアンツってここ10年で劇的にメディア環境が変わりましたよね。
死亡:そうですね。地上波がなくなっちゃった。
山田:でも、大阪で基本的に地上波でのテレビ中継をやってます。阪神中継やってます。もう1つ、関西の情報番組とかバラエティ番組、阪神コーナーが普通にあります。毎日。
参加者:えー!
山田:お昼のワイドショーで阪神タイガース特集を30分、トミーズ雅さんがやった真裏で、別の局が同じことやっています。
そして、DOMIさんはわかると思いますけど、大阪で売っているスポーツ新聞、5大紙。デイリースポーツだけだと思ったら大間違いですよ。全紙一面阪神です。
DOMI氏(以下、DOMI):ちなみに今日は全部、糸井でした。
(会場笑)
山田:ですよね? だからオリックスの情報はJ:COMです。
(会場笑)
DOMI:「糸井、怪我」ですよ。ありえます? 去年ね、オリックスにおったんですよ。
山田:そうだ。さっきDOMIさんがその話をしてた。
DOMI:去年までオリックスにおって「糸井、盗塁王」とか、そんな話題がいっぱいあるのに、「糸井、怪我」「糸井、離脱」、そればっかりですよ。
山田:FAで入った時に、「糸井の特技、木登り」という記事が出たんですよ!
(会場笑)
村瀬:すごいですね! 木登りが。
山田:だって朝7時にコンビニ行って、近所のミニストップに「木登り」って並ぶことある?
(会場笑)
村瀬:ないですね。木登りしてニュースになるのは(笑)。
山田:このメディア環境で、関西のタイガースファンは、要するにまったく枯渇していない。野球情報に関して。
村瀬:そうでしょうね。
山田:まったく飢えてないんです。
DOMI:さっきの話題でちょっと口挟みたかったんです。「糸井、5階席に飛び込むわけないやん」っていう話をしてたでしょ? 糸井、マジでセカンドフライで飛び込みますからね!
(会場笑)
DOMI:かなりやばいです。
山田:おもしろい!
村瀬:そうですね(笑)。
山田:「野球が日常だった時代はいまや昔」みたいな論調が普通じゃないですか? 関西、今でも阪神、日常です。今でも変わっていないです。
だからこそ、こういうニューメディアのカウンターが必要。ただ牙城としてはすごく高いから、これを継続していったらいいんじゃないかな。
村瀬:なるほど。
山田:対デイリースポーツ、対サンスポ……別にデイリーとサンスポが嫌いなわけじゃない!
村瀬:終始一貫していますよね(笑)。
山田:嫌いなわけじゃなくて、ガラパゴス的に進化していってる阪神村といわれているメディアカースト。(その中で)1個、石を投げられるようなものになっていく必要性をすごく感じています。
村瀬:この文春野球が、それになればいいと。
山田:ということでございます。
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