
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
就活ファール!【ヒーロ#8-1】大手航空会社CA内定者:客室乗務員のリアルな選考内容(ヒーローインタビュー)(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
水谷健彦氏(以下、水谷):最終面接はどんなシチュエーションで?
CA内定者(以下、内定者):学生が1人、面接官が3人でしたね。
水谷:その3人の面接官っていうのは、けっこう偉そうな人。
内定者:役員の方でしたね。
水谷:最終面接はなにを聞かれるの?
内定者:私はアルバイトで接客をしていたので、「そこで印象深かったことは?」とか。あとは「どうしてこの会社がいいの?」「最後に言いたいことは?」とか、15分くらいでした。
水谷:それで内定が出た理由はなんだと思う?
内定者:中学校の時から入りたい航空会社だったので、うれしすぎて信じられなくなってしまって「最後に言いたいことは?」って聞いてくださった時に、半泣きみたいな感じになってしまったので。これは落ちたなって思ったので、最終に関して自信ははなにもないです。
水谷:じゃあなんで受かったか、正直わからないってことですね。
内定者:わからないです。
水谷:その、半泣きになったっていうのはどういうこと?
内定者:半泣きは「客室乗務員はいろいろ大変なことがあるけど耐えられる?」に加えて「うちの志望動機は?」っと聞かれたんです。
その理由を組み合わせる時に「今まで私は英語に関しても、ホテルの接客業も辛いこともあったんだんですけど、御社に入りたいって気持ちが強かった。御社で頑張りたいって気持ちがありましたので、そのことも耐えることができました」と答えていたんです。
そのとき、会社に入りたい気持ちと、今までしてきたこと……。これは面接ですべきことじゃないんですけど、そのあたりを回想してしまったんです。
そこで「今日で終わるんだ、そういうことが」って思った時に泣いてしまった……。圧迫で泣いたとかではないんですけど。
水谷:自爆でしょ?
内定者:自爆ですね。
水谷:すごく入りたかったとか、すごい努力してきたというのが聞こえてくるんだけど、最初はいつ頃なりたいと思ったの?
内定者:最初は中学生の時です。
水谷:やっぱり、そこまでして「なりたい」が続くと、いろんな努力をするわけ? この就活間際でも。
内定者:就活間際というよりは……もっと前というか。
水谷:どのくらいから努力をしてるわけ?
内定者:例えば、まず体力が必要ですよね、なので高校からバスケットボールを始めました。
水谷:高校でバスケットボールを始めたのは体力が必要で、CAになるためにバスケットを始めたってこと?
内定者:CAだけではないんですけど、体力づくりもあるし、チームワークが必要な仕事だなと思ったのと……。
水谷:ちょっと待って。高校生のバスケットボール部を選ぶ時に、CAは体力も必要だし、チームワークも必要だからっていうのがあったってこと?
内定者:すごい単純な考えでしたね。
水谷:単純というか、その時代にそれを考えたのがすごいと思うんだけど。
内定者:単純にそれを思って、始めて。
水谷:入ったんだ。
内定者:でも初心者だから、本当に辛かったんですけど。周りが支えてくれたので。
水谷:やったんだ。
内定者:やりました。
というのと、英語がまったくできなかったし、育った環境ではなかったので。大学に行って家に帰ってきたら、ほとんど英語のテレビを見たり、ホテルも5星と言われているところで。
水谷:お客さん多いもんね。海外のお客さん多いもんね。
内定者:はい、海外の方も多いですし、日本人の方でも客層が高いので、こういった環境で接客に携わっていれば、CAになった時に役に立つと考えてました。
水谷:それだけの気持ちを持っていた。10年越しの気持ちを持って就職活動に突入していく。
でも、CAって30社も40社も対象があるわけじゃないじゃない? 少ないじゃない、それどういう心境で就活に向き合っていたの?
内定者:普通だったら「2次審査進んでください」と連絡いただいたら、喜ぶと思うんですけど。私の場合は「まだ続くんだ、この苦しみが」みたいな。
進むたびに自分が目指してきたものがどんどん現実に近づいてきてしまって、なんか怖かったんですよね。落ちるのも怖いから、体調が……。(食事も)喉を通らないみたいになっちゃって。あの時期は一番痩せましたね。最終面接までの5月の上旬。
水谷:ゴールデンウイークなんてぜんぜんゴールデンじゃないよね。
内定者:ですね。
2025.02.13
“最近の新人は報連相をしない”という、管理職の他責思考 部下に対する「NG指示」から見る、認識のズレを防ぐコツ
2025.02.06
すかいらーく創業者が、社長を辞めて75歳で再起業したわけ “あえて長居させるコーヒー店”の経営に込めるこだわり
2025.02.13
AIを使いこなせない人が直面する本当の課題 元マッキンゼー・赤羽雄二氏が“英語の情報”を追い続ける理由
2025.02.12
マネージャーは「プレイング3割」が適切 チームの業績を上げるためのマネジメントと業務の比率
2025.02.12
何度言っても変わらない人への指示のポイント 相手が主体的に動き出す“お願い”の仕方
2025.02.14
報連相ができない部下に対するコミュニケーションの取り方 「部下が悪い」で終わらせない、管理職のスキル向上のポイント
2025.02.13
「みんなで決めたから」を言い訳にして仲良しクラブで終わる組織 インパクトも多様性も両立させるソース原理
2025.02.10
32歳で「すかいらーく」を創業、75歳で「高倉町珈琲」で再起業 「失敗したからすかいらーくができた」横川竟氏流の経営哲学
2025.02.13
上司からは丸投げ、部下からはハラスメント扱い、業務は増加…プレイングマネジャーを苦しめる「6つの圧力」とは
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
着想から2か月でローンチ!爆速で新規事業を立ち上げる方法
2025.01.21 - 2025.01.21
新人の報連相スキルはマネージメントで引きあげろ!~管理職の「他責思考」を排除~
2025.01.29 - 2025.01.29
【手放すTALK LIVE#45】人と組織のポテンシャルが継承されるソース原理 ~人と組織のポテンシャルが花開く「ソース原理」とは~
2024.12.09 - 2024.12.09
『これで採用はうまくいく』著者が語る、今こそ採用担当に届けたい「口説く」力のすべて
2024.11.29 - 2024.11.29
【著者来館】『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』出版記念イベント!
2025.01.10 - 2025.01.10