2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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乙君:くらたまさんに質問のメールです。これ名前ないな。あ、こっちいくか。いとしのれいらさん、女性、26歳の方からです。恋愛相談です。
「友達にも相談できなくて悩んでいます。10代で若さを武器に、恋をしていた有名人と何度か関係を持ち、特に恋仲になるわけでもなく、そのままたまに連絡をするようなくらいで10年以上たち、26になりました。
正直、当時の私は彼に恋をしていて、その有名人に、相手にされないまま、1人もがき苦しみ恋は終わります。その後、他の人に恋をしていたんですが、長く続くような彼氏はできません。集中してその人を好きになれないんです、他の人をね。
原因は有名人の彼です。どこかで忘れられない自分がいて、恋というよりは執着のような形で、どうしたらいいかわかりません。きっぱり忘れることができません。
何年も会っていないのに執着心が収まらないのは、テレビに出ているのが目に入るからなんだと思います。」
山田:誰だ?
乙君:「ネットでもどこにでも現れるので、存在を消すのは無理です」。相当有名人だね、これね。
「ちょっと関係性が複雑で全て説明しきれませんが、彼とどうなりたいのかと言えば、恋人にしてほしい、有名人とどうなりたいのかと言えば、恋人にしてほしいんじゃなくて、忘れないでほしくて、大事にしてほしいのです。
友達のような形でもいいから、みたいな。そんなことはただのわがままでしょうか?
別に大した男でもないのに、彼は私の人生における最後の砦のようにしてきた自分を今では情けなくも思います。
どうすれば私の人生のおける彼をうまく対処できますか? 教えてください。よろしくお願いします」。
ということなんですけども。これ、ちょっと特殊なケースですね。
倉田:そうですね。でもすごく好きだった人をなかなか忘れられないってあるでしょう?山田:男なら誰しもが。
久世:それはそれですよね。
倉田:有名だろうが、なかろうが、ある?
中嶋:うん、ある、ある、ある。
倉田:本当?
中嶋:ごめんなさい、ごめんなさい、なかったです。
(一同笑)
中嶋:ないけど、あるのもわかります。
倉田:私はありますけど。よく話しちゃうから。でもいいんじゃないですかね、それで。ただ、彼女が執着してるのって、すごく自分が彼の心に自分の名前を刻んだなっていう、確信を持ててないからだなって。
乙君:そうそう、だからやり捨てられた。
倉田:そうそう、そうだよね。
乙君:ということがいやなんでしょう?
倉田:彼にとって忘れちゃう、数多い人の1人なんだろうなって思ってるから余計にっていうの、あるかもしれないですよね。
山田:こういうの忘れるの、どうしたらいいんですか?
倉田:忘れられないと思いますけど、すごく好きな男と付き合えたって、めちゃくちゃハッピーなことですよ。そんなにないもん。
乙君:付き合ってないんですよ。
倉田:付き合ってるでしょ、でも。
中嶋:何回か関係持ったんだよね。
乙君:関係を持っただけ。
倉田:関係を持っただけでもいいじゃん!
中嶋:抱いてもらえただけで。
倉田:全然いいよ。
乙君:いいじゃん! そういうのは望むなと。
倉田:それ以上、だって何が? そして彼の心に名前刻めるともっといいけど、普通は体の関係結ぶまでも至らないんだから、こんな素敵なことないですよ。それは、もう素晴らしいことですよ。
倉田:本当にむしろそういうのは、自分はすごく好きな男に抱かれた女っていうことを誇りに思って欲しい。
乙君:なるほど。それは確かにそうかもしれないですね。
久世:1回もないより、絶対1回やったほうがいいですよ。
倉田:そして案外、本当に好きな人と付き合えた人ってそんなに多くないですよ。奇跡みたいなことだもん。
なぜならすごく好きになる人って、めちゃくちゃ競争率が高いんですよ、だいたいね。だいたい競争率高いから、その人と関係結ぶって相当大変なんですよ。
久世:難しいことですよね。
倉田:難しいです。でもそれができたんだから、すごいことよ。
山田:難関大学に入った、みたいな。
倉田:難関大学でビリだったかもしれないけど。
山田:途中退学したかもしれないけど、入学はしたんだぞ。
倉田:ぜんぜん、普通はできない。
山田:試験は受かったぞと。
久世:経歴詐称はいっぱいいますけど、本当に入学してますからね。
山田:入学しましたから、1回。
倉田:なかなかないです。
乙君:でもやっぱその可能性がちょっとでも見えてしまったから、比べちゃうわけでしょう。それを1回リセットして、新しい人をどういうふうに…。
倉田:新しい人はたぶん、前まで好きだった彼ほどは好きになれてないんですよ。まだ出会ってないのね。
乙君:出会ってないだけ。26ですからね、もう。
倉田:これから出会うかもしれないし、出会わないかもしれない。
乙君:でもそこは覚悟して生きていけと。
倉田:いっぱいと出会うしかないよね、こればっかりは。たぶん難しいと思うんですよ、女の人のほうが。男の人が女の人にすごく好きになるよりも。というのも生物的な構造上。
久世:十月十日的なやつですね。
倉田:女の人って、だからさっきの匂いの話だけど、自分とすごく免疫が被らない人の匂いがいい匂いっていう話があるじゃないですか。
自分の持ってる免疫じゃないものの免疫を持ってる男の人の体臭をいいって感じるんだって。
そうすると両方の免疫を持った子供ができるじゃん。でもその能力って女にしかないんですって。男の人にはそれわかんないのね。
だからそういうことも含め、女のほうがいろいろうるさいんだと思います、好みが。
中嶋:男の人は実質的な抱き心地とか、そこで判断して、でも私たちは判断しないじゃないですか、そこで。
(一同笑)
乙君:わかります。言ってることわかります。
中嶋:同じくらい判断、実はもっとされてるってこと、能力違うだけで。
乙君:女の判断基準と男の判断基準が違うっていう。
山田:久世さんはどこで判断してるんですか?
久世:僕ですか? 僕、匂いはすごい良くわかります。だいたい好きになってひんむいたら似た系統。
中嶋:ひんむいたらって、どこ匂って言ってるの?
久世:似た系統と匂いで、あ、確かにこの手ごたえと思うことが多い。
乙君:俺? 俺はどっちかっていうと倉田さんが言ってた本棚みたいな感じですね。
久世:本棚もすごい良かったんだよな。
中嶋:じゃあ、どこが良かったんですか? 本棚じゃなくて。本棚を見てるんですか?
乙君:本棚というか、その人の言葉が合わないと俺は付き合えないんで。
中嶋:まじ、やべえ、とか言ったらだめなんですか?
(一同笑)
乙君:別にいいですよ。そういう軽さと、ものすごい哲学的な部分とか、幅があったほうが、俺がそういうタイプだから、ついてこれないじゃないですか。
久世:さんは、ほぼ少女みたいな考え方をされるんで。自分の門戸がすごい狭いんですよ。こういう言葉使いじゃないとだめだっていうの。
乙君:そんなことはないですよ。俺を明治の人だと思ってるでしょう。
中嶋:おっくんてなに? 結婚してるんですか?
乙君:してない。
中嶋:彼女は?
乙君:いない。
乙君:怖い、怖い。
中嶋:本当に狭いんだなって思って。
山田:もてあそばれてる(笑)。
倉田:会話の感じって大事ですよね。同じ日本語でしゃべってても、言葉が通じ合う感じってあったり、言葉が通じないものすごい断絶を感じたりとかってありますよね。
そうすると、あまり合わない人だと私も昔付き合った人で、すごく好きだった人とだけ付き合ったわけじゃなくて、あんまり好きじゃなかったな、でも付き合ったな、ってこともあったんですよ。
そういう人に対して、今振り返るとめちゃくちゃ許容のコップが小さいですよね、そういう人の。私基本的に、かなり好きな男に対して許しの度合いが広いんですよ。
山田:母タイプだし。
倉田;すごく、かなり。最近、夫が新婚当時、基本的に何でも私に話すタイプだから「こんなおもしろいメールきてたよ」とかいうのを、ケータイで見せてくれるんですよ。
へーとか言って、女からのメールとかでも見せてくれたんですよ。最近は「こんなおもしろいメールきてたよ」って、ケータイを絶対に手放さない。
(一同笑)
中嶋:それ以上離せないんだよね。
山田:なにそれ? なにそれ?
倉田:私、へーってスクロールするだけなんだけど、なんかたぶんやましいものが入ってるんですけど。
中嶋:他のは見せないんだもんね。
乙君:めっちゃわかりやすいじゃないですか、これ。
倉田:気がつかないふりしてやってますよ。
山田:広いなあ!
倉田:こうやって言いふらしたりはする。
山田:私は気づいてるんだぞと。この世界の片隅で。
中嶋:なるほど。
倉田:でもそういうことも含め、かなり許しが広いんだけど、あんまりのときってめっちゃくちゃ狭くなるんですよ。
乙君:なるほどね。広いっていうんじゃなくて、その人にとって広いってことだね。
倉田:その人だから広いんだと思う。昔あんまり好きじゃないのに付き合っちゃった、ごめんね、っていうときがあったんですけど。
その人が一緒に映画見に行こうっていうので電車乗ったときに、降りるときに改札で切符、切符の時代だったんだけど。
中嶋:今でもありますもんね。
久世:大丈夫ですよ、切符で。
倉田:150円の切符をなくしたの。「あれ、俺の切符がない」とか言って。そのときにめちゃくちゃ腹が立って、なんて頼りない人だろうって思っちゃった。
でも考えてみたら、そんなことで私イライラするなんてことは基本的に友達に対してもあり得ないし、彼に対して不満が常にあって、ちょっと気に入らないところがあると、すぐいらっとしちゃう。だから、そういうのはありますよね。好き嫌いって、やっぱりどうしても。
山田:有料に行く前に最後2人にちょっと聞いてみたかったんだけど、この『カルテット』を書いた脚本家の坂元さんの代表作、この人セリフが上手いので有名なんだよね。名言が多いっていう。
その中に有名な名言がいくつかあるんだけど、この中で俺、ちょっとどうなのかって思ってるのがいくつかあって。
その中で有名なのの1つで、これたぶんこのドラマではないんですけど、「女は好きになると許す。男は好きになると許さない」っていうセリフがあるんだよね。
中嶋:わかる!
山田:同意だ。
乙君:めっちゃわかる、それ。
山田:この2人、同意。
乙君:それはわかる。そうですか?
山田:それはあるかな?
倉田:どうだろうね。
山田:くらたまの場合はね。
中嶋:これ、男が言ったんでしょう?
山田:坂元さんが描いたセリフ。
中嶋:坂元さんは男ですよね、きっと。
山田:坂元さんは…。
中嶋:これ、男的な。
山田:『東京ラブストーリー』書いた人です。
中嶋:ああ、もう、男的な考え。男は許さなくなる、女は本当に何でも許容量が、好きだからなんでもいいんですけど。
男は例えばそれまで「美和子の巨乳が好きだよ」ってみんなの前で言ってた子が、急に付き合うようになって、巨乳が強調される服を着てきたら「着替えてこいや」みたいな。
(一同笑)
中嶋:今更、みたいな。とか、本当に狭くなる。例えば飲み会で、「すっごく飲む美和子が好きだよ」って言ってるのに、「飲み会、何時まで飲んでるつもり?」みたいな。
山田:それをだから、愛されてるとは思えないっていうことね?
中嶋:いや、思えますけど、思えるし、許してしまう自分がいたり、いなかったりもしますけど、その文句は確かにその通りだなって。
それがいやか、いやじゃないかで、続くか続かないか、そのカップル同士。
倉田:男によるんじゃないかな。
中嶋:よりますよ。もちろんそれが全員に当てはまることじゃないけども、そういう男もいるかな。
倉田:確かにいる、いる。
山田:好きになったら許せちゃう?
中嶋:うん。
(一同笑)
山田:これ、来週詳しくやりますんで。
乙君:ということで、ちょっと前半ここまでで、まだまだいっぱいあるんで今日もゆっくり、みなさんおつきあいいただければと思っております。
では、来週の予告から。来週は4月26日ですね。山田玲司のヤングサンデー、通常放送というか、特集会。サザンオールスターズは何故枯れないか、というのをやります。
山田:サザンの謎について(笑)。いや、ずっと一線って、おかしいでしょう、あのバンドっていう。桑田佳祐って何が裏にあるかっていう話を、ちょっと突っ込んで話しましょうというのと、あと坂元さんの話もします。
乙君:そうですね、『カルテット』の話もさせていただきたいなと思っておりますので、みなさん、また正式に何がどうっていうのをお知らせします。そして4月の30日なんですけれども、ニコニコ超会議に我々ヤングサンデー出ます。
ちょっとまだ全然よくわかってないんですけれども、超トークステージというところのミニブースでやるらしんで、2時ころから。1時間ちょいくらいかな。1時間ちょい?
いろんな人からやめとけ、やめとけとか、出るなら行くよ、みたいな人もいるんですけれども、我々も初めてなんで、ニコニコ超会議。どんな感じかね。ちょっと早めに行って会場まわったりして。
久世:時間はかなりばらつくと思います。
乙君:時間はばらつく?
久世:現場の進行で。
乙君;だいたい2時ころだと思っておいてください。正式な時間とか決まったら当日我々のTwitterとかでやるので、お知らせします。
もし来られる方は一緒に楽しみましょう。どういう状況かはわかりませんけど。
中嶋:みんないい人ですね。
倉田:そうですよね、嬉しいですよね。
山田:と言うか、本当にいい人しか見てない。
倉田:そうなの?
山田:そうなんです。そこで1位ですから。これ大事なことです。
倉田:嬉しい。
山田:みんな頭のいい人が見てますから。
乙君:後半はもっと下ネタ全開のやつを出したいので、中嶋さんを戻しましたということで。
中嶋:そろそろ暑くなってきたかな。
乙君:じゃあ後半に行きます。みなさま、また来週お会いしましょう!
(一同拍手)
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