2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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のぶみ氏(以下、のぶみ):僕は2ヶ月の間に『世界一受けたい授業』に出て。
山口トンボ氏(以下、トンボ):そうですね。メディアに出演されてた。
のぶみ:それで、中学にウチの子が入ったんです。カンタロウ。
西野亮廣氏(以下、西野):おめでとうございます。
のぶみ:それでカンタロウが反抗期になったんです。
西野:へー、ちゃんとくるんですね。
のぶみ:(笑)。「反抗期きた!」と思って。それで、先日担任の先生から電話あって、「カンタロウ君が水筒で友達のことを殴った」って。
西野:わー。
トンボ:むちゃくちゃ悪いじゃないですか。
西野:悪い。
のぶみ:それでカンタロウに「おまえ、それ本当にやったのか?」って言ったら、「俺、謝んねーよ」みたいなことで。「あいつは、20発イェイ、イェイってやってきて、しつこくて」「だから、俺、やってやった」って。
それで、「どのレベルで殴ったの?」って聞いて。たんこぶがちょっとできるくらいらしくて。「じゃあ、謝る必要ねーか」って(笑)。
西野:そうなんですか。
のぶみ:担任に言って。それでカンタロウが今、バドミントン部に入ったの。それで、けっこうでかい水筒だったから、「あれでやったのか? あれでやるのは、ホントによくないぞ」「2リットルもあるんだぞ」と。
西野:でかいですね。
のぶみ:「アレをバンってやったら、死ぬぞ」って。「いや、違う。俺は500ミリリットルので殴った」って。
西野:はい。
のぶみ:「じゃあ、しょうがねーか」って(笑)。
西野:そうなの? 500ミリリットルならセーフで、2リットルならアウト?
トンボ:ダメです。水筒でなぐるのは。
西野:水筒で殴るのはね。鈍器はアウトです! リットルじゃないね。
のぶみ:(笑)。
西野:容量ではないですよね。
のぶみ:謝るのは、しょうがないじゃない。でも水筒で殴るのは、これからよそうって。「とりあえず、水筒で殴るのはやめろよ」って言って。素手でいけ、ってことにして。
西野:でも来るんですね。ちゃんと反抗期って。
トンボ:ホントですね。
のぶみ:でもカンタロウが反抗すると、うちの奥さんはその倍くらいの速さで、「おめーがいけないんだろ!」って言って、たたきつけるように怒るので。うちの奥さんも早いからキレるのが。
トンボ:母ちゃんが強いのは、いいですよね。
のぶみ:俺、存在を消してる感じですね。
のぶみ:それでまた来るんですよ、夏に。8月3日に二子玉川ライズていう、けっこうでかいところで個展をやらないといけなくて。それはもう修行ですね。(西野氏に)夏はなんかあるんですよね?
西野:夏、何してるんだっけな。
のぶみ:なんかチケットを販売してる的なことが(コメントに書いてある)。
西野:あ、それはふざけたライブなので、全然いいんです。
のぶみ:ふざけた?
西野:それはたいしたライブじゃないんですよ。僕の制作発表をするライブなんで。ファンしかこないような。ひどい、ひどいライブです。(笑)。
トンボ:ひどいライブではない。ひどいライブって。
のぶみ:(笑)。
西野:みなさんみたいな立派なやつじゃなくて、製作途中のものを見せるっていうだけの。「今こんなことやってますよ」っていうだけの。そんな大きいやつじゃない。
のぶみ:でも、自己啓発のやつも出される、2冊目?
西野:あ。そうです、そうです。本を。
のぶみ:2冊目。あれはいつ出るんですか?
西野:今からやって。
トンボ:絶賛執筆中。
西野:ほぼ書き終わってる。
のぶみ:山ごもりで書いたのかな?
西野:そうです、そうです。後半の5日くらい空いたんで、そこでバーッと書いちゃって。でも今から……今6月ですか?
のぶみ:そうです。
西野:だから、9月とか、10月とかだと思います。それが出るのが。
のぶみ:へー。9月とか10月とかですか。内容的にはどういう内容ですか?
西野:いや、えーとね。『魔法のコンパス』って本を出したんですけど、去年の8月に。
(書棚のほうを見て)あ、それですそれです。あれの、仕事の仕方とか書いたんですけど。
(のぶみ氏が書棚から本をとってくる)
西野:この半年とか1年で、ゴロっと状況が変わったので、この1年のことを書こうと。つまり、『えんとつ町』の売り方だとか、お金の扱い方だとか、広告戦略だとか。そういうことをちゃんと書こうと。
のぶみ:お金の扱い方? 広告戦略?
西野:「ここお金いる」「ここお金いらなくね?」とか。「お金かけたほうがよくね?」とか。そういうこと。あと、「こういう広告はいらない」「こういう広告多くしよう」とか。
トンボ:今までのやり方では通用しないぞ、的な。
西野:そうそう。
のぶみ:増えてきてるからなー。YouTubeのあのライブのやつもそうだけどね。増えてるから、知らないっていうのもあるんだよな。
西野:そうなんですよ。
のぶみ:それで、(西野氏が)詳しそうってイメージがあるんだよ。
西野:あー。
トンボ:(コメントより)まほコン(魔法のコンパス)、おもしろかった。
西野:まほコン(笑)。
のぶみ:タイトルは何にするんですか?
西野:まだ決めてないですよ。どうしましょうかね。そこだなと思ってるんです。
トンボ:次の表紙とかも楽しみだ。西野さんの本は表紙とかを楽しみにしている人が実は多い。
のぶみ:オシャレだからな。
西野:(コメントより)広告代理店のゴリ押し芸人、西野。
トンボ:ゴリ押し芸人だったんですか?
西野:いやー(笑)。
のぶみ:そうなんですか?
西野:押されているとは、あまり思わないですけど。でも、やっぱり友達多いですよ、広告代理店に。こんな活動しているから売れてきますよね。
トンボ:そうですよね。
西野:タイトル、どうしましょうかね。
のぶみ:そうだね。
西野:「タイトルどうしましょうか?」問題と、一番悩んでいるというか、考えているのは、次の本もビジネス書だから、売ったほうがいいなと。絶対に売ったほうがいい。
のぶみ:だって10万部売れたんですよ。
西野:そうなんです。
トンボ:『魔法のコンパス』。
西野:大きいですよ。
のぶみ:しかも、1回10万部売れたっていうことは、次はけっこう部数上がるよね。
トンボ:僕、絶対売れると思いますね。
のぶみ:部数のアレが初版からけっこう変わると思うな。
西野:あー、かもしれないですね。
のぶみ:だから、けっこう2作目って大変だからね、プレッシャーかかるから。実はね。
西野:うん。で、「当てたい」と。
のぶみ:そうだろうね。
西野:どうやって当てようかと、いろいろ考えて、1つは「自分が使える宣伝材料は何だろう」って考えたときに、講演会のオファーすごいんですよ。むちゃくちゃ、くるんですよ。
トンボ:いろんなところで。
のぶみ:くるだろうなー。
西野:講演会がいっぱいオファーいただいているっていうのと、あとビジネス書を掛け合わせたときに、どういう売り方があるかなって。一番ベターなのは、これまでやったみたいにお土産にするっていうやり方。
トンボ:講演会のお土産に。
西野:「個展のお土産に絵本を」っていうのを、講演会のお土産にビジネス書を売るっていうのをやればやるほど、出口でいっぱい買ってもらえるなと。
それで「講演会のお土産にしよう」っていうのが1つあったんですけど、もう1つ、もっと使えるなと思ったのが、講演会のオファーがたくさんきているっていうのを、僕とマネージャーしか共有してないんです。3、4人しか知らなくて。でも講演会のオファーがたくさんきているっていうのは、これは信用であると。
ビジネスマンからあれだけオファーがくるんだっていうのは、これは信用に値するし、それだけオファーきているやつの本って読みたいからって思ったときに、講演会のオファーがきたことは可視化したほうがいいなと。「いっぱいきてまっせ!」って。
トンボ:うたったほうがいい。
西野:見える化した方がいいな、っていうときに、もう講演会のオファーがきてることもオープンにしちゃおうと。クラウドファンディングをやって、クラウドファンディングのリターンで僕の講演会を主催できますよっていう。
リターンを1個作っちゃって、このリターンを買ってくださった方には、この本を100冊プレゼントする、そしたら10個買ってくれたら、その時点で1,000冊。20個買ってくれたら、その時点で2,000冊売れる。確実に1,000冊、2,000冊売れる。それよりなにより、「この人オファー、むっちゃきてるじゃん!」っていうっていうことを一般の方に見てもらえる。
トンボ:そうですね。
西野:そこが一番宣伝になること。それで、それ用のクラウドファンディングをしようと思って。それ用のクラウドファンディングするのはいいんですけど、えーと、お金が集まるじゃないですか。講演会のお金が何十万か集まったのを何に使うか問題。
トンボ:なるほど、なるほど。
のぶみ:何に使うか問題。
西野:はい。
のぶみ:次につなげることにしたいですよね。
西野:これ、このビジネス書がより届くための装置を買えたら一番いいんです。例えば『えんとつ町のプペル』の場合だったら、クラウドファンディングで集めたお金で“光る絵”を買って、この光る絵を全国でまわして、そこで今なお、勝手にどっかで売れている状態。
のぶみ:あれはけっこう広まりましたね。
西野:あれは広まった。
のぶみ:あれは正解だろうね。
西野:ああいう、あれのビジネス版みたいなの。
トンボ:なるほど。
西野:何に使うか。厳密に言ったらですよ、本来は全部僕のギャラです。講演会のギャラだから。クラウドファンディングの売り上げみたいになってるけど、本来は出演料。
トンボ:出演料。
西野:本来は僕のギャラなんですけど、ここのギャラなんか、もはや1円もいらないです。
のぶみ:へー、すごい。
西野:僕ね、生活費ももはや要らない。僕が欲しいのは、製作費。
トンボ:製作費。
西野:つまり何か作るとき10億円かかるっていったときに、10億円集められるようになっていきたい。生活費に関しては、なんとかなるし。もう家買ったし。同じ服しか着ないし、別に生活費そんなに要らない。結婚もしてないし、僕の場合は。
だから、このギャラは一切いらなくて、ギャラっていうことにしなければ、吉本興業がもっていくこともしないでしょ。
トンボ:はい。
西野:だから全額、作品のために使えたらいいな、って思ったんだけど、はたして何を買えば一番いいのか。
トンボ:なるほど。
のぶみ:それはビジネスで発生したものは、ビジネス系のところへやりますって。
西野:それが一番気持ちいいです。そのお金を使って。
トンボ:より売れるっていう。
西野:本当はね。さっきも言いましたが、本当は僕のお金だから、このお金を何に使おうと、僕の勝手なんです。
のぶみ:そりゃそう。
西野:このお金で海外旅行をしたって、誰も何も文句言えない。
トンボ:そうですね。
西野:だけれども、クラウドファンディングをやる以上。
のぶみ:おもしろがりたい。
西野:このお金をこういうことに使うっていうことを、ちゃんと明言して、しかもそれを『えんとつ町のプペル』に使うでもなく、僕の舞台に使うのでもなく、今回のビジネス書のために使っていったら、お客さんは一番気持ちいいんじゃねえかな、と思って。
トンボ:たしかに。
西野:それが何なんだろうな。
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