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庄司智のラノベ編集者NIGHT! SIN 【第6回】(全2記事)

現役編集者が激白 修羅場な進行は「◯◯◯」さえあればなんとかなる

2000万部ものライトノベルを売った編集者、講談社ラノベ文庫の庄司智氏がパーソナリティを務めるWebラジオ「庄司智のラノベ編集者NIGHT!」。アフタヌーン編集部の高橋正敏氏、声優の内村史子氏とともに、編集者に関するさまざまな話題を語り合います。本パートでは、出演者の3名がそれぞれの立場からみた「報・連・相」の大切さについて、業界の裏話も交えたぶっちゃけトークが繰り広げられました。

第6回 庄司智のラノベ編集者NIGHT! SIN

内村史子氏(以下、内村):庄司智のラノベ編集者NIGHT! SIN、 始まりました!

(一同拍手)

内村:みなさん、こんばんは。内村史子です。

庄司智氏(以下、庄司):こんばんは。講談社ラノベ文庫編集部の庄司です。

髙橋正敏氏(以下、髙橋):こんばんは。アフタヌーン編集部の髙橋です。

内村:この番組は、庄司智のラノベ編集者NIGHT! SIN、講談社の編集者お2人がラノベ・コミックの話題を中心におしゃべりしていく番組となっております。

私はこの番組のナビゲーターを務めます、声優の内村史子です。みなさん、改めましてよろしくお願いします。まずはお便りいただいているので、読んでいきたいと思います。最初のお便りは、庄司ネーム「編集者1回やってみたい」さんからいただきました。ありがとうございます。

髙橋:ありがとうございます。

庄司:「編集者1回やってみたい」か……。やめといたほうがいいんじゃないかなあ(笑)。

髙橋:そうね(笑)。

作品の合う合わないはある?

内村:「こんばんは。いつも楽しく聞かせてもらってます。いきなりですが、質問に入らせていただきます。作品を読んでいて、『内容がつまらないわけではない。むしろ面白い。しかし、この作家さんの作品を読むといつもなぜかむずむずしてしまう。純粋に楽しめない。この作家の作品とはどこか合わない』と思ったことはありますか?

髙橋:これは人間的に嫌いって、そういうこと?

内村:いや、わからないですけど、なんでしょうね。

庄司:なんでしょうね。方向性の相性とかですかね。

髙橋:「人間的に嫌いな作家さんはいらっしゃいますか?」ってことなのかなって思った(笑)。

内村:好みとかはあるじゃないですか。この作品自体は世間一般では面白いんだと思うけど、自分としては「ちょっとなあ」という。人気ある作品なんだけど、「いや、でも、う~ん」っていうか。

庄司:「触手が出てないしなあ」とか?

髙橋:なるほどね。

庄司:「裸がないしな」とか。

髙橋:まあまあ、そうね。

内村:「肌色少ないな」みたいな。そういうことですね。

庄司:(ボケたつもりだったのに受け容れられてしまった……)。

髙橋:好みという意味だとありますよね。それはあるんですけど、「面白いんだけど、むずむずする」というのは、なんだろうね。

僕だったら、キャラクターが合わないというのは確かにあるかも。ストーリー展開はたいへん好みで、王道で面白いんだけど、「なんかこの主人公ウジウジしてむかつくな」みたいな。

内村:ああ。それはなんかわかりますね。

髙橋:「こいつがスカッとしてくれれば完璧なのに!」的なのはあります。

庄司:でも、それが作品の持ち味だったり、ほかの人が見たら評価する点だったりっていうこともあるよね。

髙橋:ありますね。

この番組がきっかけで新人賞に応募

内村:はい、じゃあ、次のお便りいきたいと思います。庄司ネーム「ミートンの法則さん」からいただきました。ありがとうございます。

庄司:ありがとうございます。

内村:「第5回の放送拝見いたしました。テーマトークである『やりたいこと、やれること』では、とてもまじめなお話が展開され、業界で働くお三方の愛のようなものを感じることができました。これを機に自分も講談社ラノベ文庫新人賞に応募をしてみようかと思います」。

庄司:おおー。

内村:「いつかナマ庄司をお見かけするためにも、気合を込めてみますので、よろしくお願いします! 一応ペンネームは庄司ネームとは別なものを使用します」ということだそうです。

髙橋:ああ、そうなの(笑)。授賞式で会っても誰かわからないじゃない。

庄司:でも、今はたくさん新人賞がある中で、こうやって番組をきっかけに講談社ラノベ文庫新人賞に応募してくださるというのは、すごいうれしいですね。

髙橋:今は選べるもんね。

庄司:「とてもまじめなお話が展開されて」と言っていただいているのも嬉しいですね。

髙橋:その人、別の番組見てるんじゃない? もしかしたら。「とてもまじめなお話」って。

庄司:教育テレビかなにかを見てたと。

髙橋:ありうる(笑)。

声優にも報・連・相はあります

内村:そんなミートンの法則さんから2通目いただいております!

庄司:おおー、ありがとうございます。

髙橋:ありがとうございます。

内村:今回2通目の投稿です。

「第5回の放送では、原稿が落ちた際の影響についてお話しいただきました。『納期を守る』『連絡をこまめにする』『お礼を忘れない』を守れる人がお仕事の優先順位が上昇するのは、社会人として当然ですが、実際心象的にも編集部的にも、報告・連絡・相談によって受けるダメージが軽減されるということはあるのですか?」というお便りです。

庄司:今、お便り読んでくださってる時に、あっちでディレクターさんたちが「うんうん」って頷いてる(笑)。

内村:私の仕事でもやっぱり報・連・相は大事ですね。「今からスタジオ入ります」とか「今、収録終わりました」というのを、私の事務所では会社に連絡するようになってるんですけど。

髙橋:連絡しなくていい事務所ってあるの?

内村:ありますね。入るときは言うけど、終わったときは言わない、とか。

髙橋:あ、そうなんだ。

内村:うちは特に前日連絡といって、前日に「明日、何時から何時までで〇〇の案件があります。間違いないですか?」っていうのを確認して、「大丈夫です」って言われたら、安心して「間違いなく明日仕事がある」と思って行けます。

髙橋:報・連・相は、ないとつらいよね。

報復、連鎖、喪失

髙橋:この間、庄司さんのTwitter見たらさ、「進行はブラック……」みたいなことを書いてた。

庄司:「進行はブラック。顔面は堕天使BLUE」みたいな。

髙橋:そうそう、堕天使BLUEだっけ(笑)。あれ見てめっちゃ面白かったんだけど、俺もあの時超ブラックな進行で、「やべえ、死ぬわ」とかって思ったから、「ああ、みんな同じ思いをしてるんだな」って。

庄司:うっかりすると「ホウ・レン・ソウ」が「報復・連鎖・喪失」みたいになるよね……。

髙橋:なにそれ?(笑)

庄司:revenge/chain/lost.

髙橋:なんかカッコいい(笑)。

庄司:辛い思いをしたら報復して、それが連鎖していって――最後にすべてが喪失する。

内村:いやいや、やめましょう。負の連鎖は断ち切りましょう(笑)。

庄司:でも、つらい進行のものってほんと連鎖していくんだよね。

報・連・相があればなんとかなる

髙橋:逆にこのミートンの法則さんが書いてる、報告・連絡・相談がある場合って、そんなにブラックな進行にならないよね。

庄司:そうそう。どれだけブラックでも、連絡もらってればなんとかなるんだけど。

髙橋:そう。なんとかなるし、本当に体調とか悪くなったりとかあるじゃん。

内村:そうですね。「PC壊れました」とかね。

庄司:それはよくあるね。締め切り間際に(笑)。

髙橋:「PC何回壊れるやねん」みたいな人もいるけど、そしたら最悪ずらせるしね。

庄司:最悪「今月無理です」だったら、「わかった。じゃあ諦めよう。来月にしよう」って。

内村:連絡なしで「無理です」が一番困るっていう話。

庄司:そうそう。

内村:無理なら無理でいいから言ってほしいということですよね。

髙橋:もう本当ね、みんなちゃんとしようねと。いや、してほしいですね。

内村:そういう感じですね。みなさん、お便りありがとうございました。

庄司:ありがとうございました。

内村:はい。というわけで、今晩も庄司智のラノベ編集者NIGHT! SIN、スタートです!

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