2024.10.10
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就活ファール!【ヒーロ#6-2】ネット業界内定者:オンナは○○がないと内定をもらえない(ヒーローインタビュー)(全1記事)
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水谷健彦氏(以下、水谷):4次面接はいつ? (3次面接から)どれくらい間が開いたの?
ネット業界内定者(以下、内定者):1週間ちょっと開いています。
水谷:そこも、ちょっと開いたんだね。
内定者:開きました。4次面接をしてくださったのが、人事部長の方だったと思います。聞かれた内容は「うちに来て、なにをやりたいの?」と、ただそれだけでした。
水谷:ふ~ん。そこは平和に終わったの?
内定者:平和すぎる終わりでした。だから私、その瞬間「落ちた」って思いました。
水谷:なんで、そう思ったの?
内定者:「うちに来て、なにをやりたいの?」に対して、一言で「これ、やりたいです!」と言ったら、「それ、需要あるの?」って聞かれて。ちょっと焦ったんですけれど、「あります!」と答えたら、「はい、わかりました」って……。それだけで終わっちゃったんです、面接が。
水谷:うん、うん。
内定者:「もしかしたら終わったかも」「この会社との関係性は、これで終わりか……」「あっけないな」みたいな。
水谷:感想とか言ってよ! と(笑)。
内定者:そうなんです! でも「はい、わかりました」だけでした。
水谷:それで「落ちたな」と思ったんだ?
内定者:「落ちたな」と思っていたところもあるんですけれど、同時に「大丈夫だな」と思うところもあるんです。
水谷:どっちなの(笑)。
内定者:5次面接が……それまでの面接とはちょっと違っていて。「あなたがやりたい仕事をしている、先輩社員とお話ししてもらいます。そこで、『ミスマッチをなくしましょう』という会をします」。そういうお時間をいただきました。
5次面接に行くと「こんにちは~」って、本当に現場で働いている方がいらして。「いいよ、いいよ~!」「フランクになんでも聞いて!」「お金のことも聞いていいよ!」みたいな。
水谷:先輩社員は女性だったの?
内定者:はい、そうです。女性の……すごく綺麗で、めっちゃかっこよくて、「仕事してます!」って感じの方でした。まさに「私が将来こうなりたい像」の女性がいらしたので、「聞いていいですか!」と。
すごくくだらないんですけれど……私の根底に、「自分の好きな格好・スタイルで働きたい」という思いがあったので聞きました。
水谷:服装を重視していたんだね?
内定者:服装とか、ネイルもファッションもメイクも。全部、自分らしい格好で働きたい思いがあったんです。「私、このままの格好で働けますかね?」と聞いたときに、「うちの会社は、ぜんぜんなんでも大丈夫だよ」って言ってもらえたので。一安心して……「よし!」って思いました。
あと、「私、こういうことをやりたいんですけど……」って、まだ学生レベルのことをお話ししたんです。「これをやりたくて、この会社に入りたいって今思っているんです!」と伝えました。そうしたら、先輩社員の方がこう言ってくれました。
「今のレベルでは、ちょっと無理かもしれないけれど。やりたいことに向かって努力している姿を見せて、それをバカにするような人はいないし、むしろ応援してくれるような環境。私も今まで、そうやってきたよ」と言ってもらえました。そのとき、「私が働きたい会社はやっぱり、ここしかない!」って思いました。
水谷:「内定です」ということは、5次面接で先輩社員に会う前に聞いていたの? それとも最後?
内定者:その先輩社員の方とのお話が終わったあとに、人事の方がいらして。ちょっと空白の時間……10分ぐらい、部屋に誰もいない時間があって。「あ、これで決まるのかもしれない」みたいな時間があったんです。
それから、人事の方だけ中に入っていらして。なかなか、マルかバツかを言ってくださらないんです。でも最終的には、「これから一緒にがんばっていきましょう!」と。「これが就活か!」と思って(笑)。握手して、ボロ泣きして……。そんな感じです。
就活を通して、「女は、やっぱり笑顔がなければ、合格はもらえない」。そう思いました。
水谷:おぉ~(笑)、いいねぇ。どういうこと?
内定者:自分が面接をしていた中で、思ったことがあって。「受け答えの内容は、私より隣の子のほうがいいなぁ」「この子の話、結論のあとに説明があって、わかりやすくていいなぁ」「この子はメモをしっかり取るなぁ、すごい吸収力だなぁ」とか。いろいろ思うことがあったんですけれど。
この中で選考を通過するのは私かな? と思うのは、「あ〜、今日は笑顔がピカイチだな、私!」みたいなときです(笑)。そう思っている選考は、やっぱり通過したので。就活の準備で一番大事なことは、“女は笑顔”かもしれないですね。
水谷:それは「顔」じゃなくて、「笑顔」なの?
内定者:はい。「今日の面接の準備、バッチリです!」という笑顔は、人事の方が気づくと思うので。その笑顔で、面接に行ってほしいと思います。
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