2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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フローリ:元気にしとったか?
レオナ:みなさんこんにちはー。
フローリ:今日はそばを作りに来たで。お・そ・ば。
レオナ:そばは得意料理だからすごく楽しみ。
フローリ:ホンマに?
レオナ:ええ、そうよ。
フローリ:そば作ったことあるん?
レオナ:一度もナッシング。
フローリ:は? あんたバカ?
レオナ:たぶんうまいから。
フローリ:そんなに自信があるなら見物やな。
レオナ:うん、期待してな。こっちよ。
フローリ:ほな、行きましょか。
レオナ:人生で一番おいしいそばを作るわよ。
フローリ:準備はええか?
レオナ:たぶんね(笑)。
フローリ:行くで。
レオナ:オーケー。
フローリ:メチャでかいボウルやな。
レオナ:人生初のそば作りよ。
フローリ:ウチもや。
そば師匠(以下、師匠):粉とつなぎで……(以下略)。
フローリ:おフランス料理でも作るんかいな。
レオナ:似てるわね。
師匠:それで、手をこういうふうに立てるようにしてぐるぐる混ぜる感じ。
フローリ:あ〜こうな。
ええ匂いやな。
レオナ:ほんとね、ピスタチオみたいなにおいがするわ。
フローリ:大将早すぎるわ。
師匠:今度はこれを1つに。
レオナ:全体重をかけないと。
フローリ:腕だけじゃなく体を使って力を込めるんや。
レオナ:感触がすごいいい。
フローリ:おもろい感触やな。
レオナ:コレ見て!
フローリ:ウケる。ウチまるでこどもやな。
レオナ:見て、巨大なハーシーのキスチョコみたい。
フローリ:彼女の手際が悪過ぎて、大将が手を貸すハメになってんねん。
レオナ:こういう作業本当に苦手なの。
フローリ:そんなことないで。
師匠:そうすると今度は真ん中が高くなるから、真ん中を少し。
フローリ:この棒を見ると昔を思い出すわ。フランスでパイ作る時使ってたんや。まったく同じものではないけど。
師匠:これをこういうふうに持つ。猫の手みたいに持って、こう。
フローリ:やってみるで。猫の手みたいにしてクルクル回すんや。生地も回すんやて。
師匠:お、うまいうまい。
師匠:これで巻きますね。
フローリ:スシみたいに巻き巻きするねんて。伸ばすんや。
師匠:押さえつけちゃうとダメだから、ポンポン投げ出すような感じで。
フローリ:リズムよく、ポンポン……?
師匠:1回手を離しちゃう。
フローリ:もう1回やってみるで。
師匠:そうそう。
フローリ:なるほど。ここまで転がすんやな。ってうまいこといかん(笑)。
師匠:そしたら、これで四角になるから。
フローリ:四角にするんやって。
この音の感じがミソなんやと思う。
レオナ:分かったわ。
フローリ:手を真ん中に置くんや。
師匠:そうそうそう。
師匠:よし、OK。
スタッフ:これはそばを切る用のまな板です。
フローリ:まな板? めっちゃ長いまな板やな。
スタッフ:これはそば包丁といいます。
フローリ:これが包丁かいな。
レオナ:レディが持つにはけっこうな大きさよ。
フローリ:重い?
レオナ:いや、そんなには。
フローリ:持たせて。
レオナ:そっちに……。
フローリ:ホンマや、ごめん。
これめっちゃ重いやん。
レオナ:そう? 私はそうでもないけど。
スタッフ:これは抑える板でこま板といいます。
フローリ:押さえるために使うねんな。
レオナ:楽しそう。
師匠:そうしたらこれを、ゆっくりこう。
フローリ:板の角を利用して切るんか。 こうしてそばが出来上がるんやな。
レオナ:うまく切れる自信がない。これ一番むずかしい。
フローリ:包丁で板を押しとるんやろか?
レオナ:とても難しい作業ね。私ってほら……。英語が出てこないけど“ブキヨウ”だから。
太すぎ……? オーマイガーッ! やだー。
フローリ:問題発生や。 なぜか分からんけど包丁が斜めになってまうねん。真っすぐ切らんと見栄えが悪くなってまう。
レオナ:私のおそばちゃん。
フローリ:うまく切れとるな。
レオナ:包丁の扱いには慣れてるの。
フローリ:コワッ。それってええことなんか?
フローリ:完成やな。
レオナ:できたわ。やった!
フローリ:あんたの真っすぐや。上出来やな。
レオナ:きれいに切れたわ。
フローリはまだ切ってる。慎重過ぎるのよ。私はもう終わってるのに。
フローリ:あんたが切り終わるの待っとたんや。
レオナ:そうだっけ〜(笑)?
フローリ:あんたが切っとったから板がじゃまで切れへんかったんや。
レオナ:切る作業に行きつくまでが難しかったけど、 最後はチャチャッとできた。
すんごい集中してるよ〜。
フローリ:聞こえてんで。
レオナ:初めて作ったそばよ。 これはちょうどいい太さに切れたと思う。
フローリ:なにはともあれ完成したで。一応見た目はそばやな。
レオナ:汗びっしょりになっちゃった。緊張してたせいか、 汗をかくわ髪も乱れるわで大変だった。でもちゃんと作れてよかった。いい経験ができたわ。
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