2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
就活ファール!【面接#5-1】J大学 谷田くん:就活への自覚が足りない(究極の面接指南シーズン1) (全1記事)
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ナレーター:就活、それは学生にとって、将来を決定付ける最大の登竜門。そんな就活において、一番の難所となるのが、面接である。今年、就活を始める学生たちが本場を前に、面接のプロ3人衆を相手に面接シュミレーションを行う。いわば、就活”虎の穴”。
面接のプロ3人衆とは。
株式会社フィールドマネージメント代表取締役、並木裕太。大手コンサルティング会社マッキンゼーにて、最年少役員にのし上がった日本を代表するトップコンサルタント。
株式会社サイバーエージェント取締役人事本部長、曽山哲人。圧倒的なスピードで急成長を続けるこの会社の中核を担う、人事のプロフェッショナル。
リクルートOBで、現在は、就活相談BAR「とこなつ家」オーナー、鈴木康弘。良き兄貴分として、就活に挑む学生たちに熱いアドバイスを送る。
水谷健彦氏(以下、水谷):就活ファール!
今日、『就活ファール!』に挑むのは、こちらの学生です。どうぞ。はい、こんにちは。
谷田氏(以下、谷田):こんにちは。失礼します。J大学理工学部3年の谷田と申します。よろしくお願いします。
水谷:はい、よろしくお願いしまーす。簡単な質問を軽くするけど、就職活動にちょっと不安があったり、そんな状態ですか? 今。
谷田:そうですね。やはり就職活動、なにを、どの時期にしていけばいいのかっていうのに関して、自分の無知さに不安を覚えていますね。
水谷:無知さ、ね。なるほどね。
ナレーター:インターンに1社行っただけで、ほかになにも行動できていないことが不安だと、彼は言う。
曽山哲人氏(以下、曽山):それでは、さっそく、1つ質問させてもらいたいと思います。インターンシップはまだ1社だけですよね?
谷田:はい。
曽山:ほかはまだ行動がぜんぜんできてないと先ほどおっしゃってましたけど、それは、なぜできてないんですか?
谷田:なぜ……えーっとですね。行動できていない原因は、えっと、なんだろうなぁ……。まず、もっと自分が社会人になるという自覚が足りないというのが。ふわっとしちゃうんですけども。
自覚が足りないがゆえに、やはり「就活サイト〇〇に登録します」というふうに、自分で情報を入手しようという行動につながってないのは、社会人になるんだという自覚がまだまだ、ぜんぜん足りない点かなと思います。
並木裕太氏(以下、並木):今の質問に対して、今考えてるから。その質問にもっとシンプルに、パキっと答えられるように答えていただけますか?
谷田:はい。自分が、インターンシップ1社しか受けていない、行動のできていない原因としては、社会人になる自覚不足だと思います。
鈴木康弘氏(以下、鈴木):どうやったら自覚できるかな? 周りにそういうのを自覚して、積極的に動いている子がいますよ。谷田くんはぜんぜん意識してませんよ、と。なんでそんな違いが出たと思いますか?
谷田:心のどこかで、就職活動すれば、とりあえず自分を採ってくれる会社があるんじゃないかという安易な考えがある、とは思います。
並木:それ自覚してるんですもんね。
谷田:はい。
並木:なんか行動起こしたほうがいいと思うんですけど。就職活動っていろんなやり方があって、人それぞれだから正解はないんですけど。会社と自分が両想いになるプロセスだと思うので、相手に求めることがクリアじゃなかったら、自分がどうしたらいいかもわからない。
相手の会社になにを求めているかみたいな、求めていることみたいなのはありますか?
谷田:自分のインターンの経験からなんですけれども。協調性ももちろんなんですけど、個々の力なり、表現能力、仕事の能力などがスムーズに反映される仕事がしたいなと思っているので、そういう企業がいいですね。
曽山:そのような自分の意見を言えるような会社って、とっても素晴らしい会社だと思いますけど。その会社は日本にどれくらいあるか調べましたか?
谷田:調べてないです。
曽山:調べてないんだけど、でも、そういう会社に行きたい?
谷田:はい。
曽山:そこにはやっぱり1つ、ギャップがありますよね。そういう意味ではもったいない。せっかくなんで、このイエローカードを出して、見てほしいなっていうふうに思いますね。
並木:正直に言わないとは思うんですけど、言った時点で、もうイライラしますよね。
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