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会議を見せるテレビ 第30回(全6記事)

レモンの被り物でPTA会長!? ラジオDJ山本シュウ氏の強烈すぎるエピソード

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第30回」。今回は、ラジオDJ山本シュウ氏が登場。レモンの被り物でPTA会長を務めた仰天エピソードを語ります。

ゲスト、山本シュウ氏が登場

のぶみ:あの、昨日僕、夜の2時ぐらいまでお会いさせていただいて、ラジオDJの山本シュウさんが今日実はゲストで来られてて。まぁこれは本なんですけど、これはもう、ねぇ。帯のところにはトータス松本さんとか、桜井さんとか、伊藤かずえさん、CHARAさんとか。

トンボ:錚々たる。

のぶみ:なぜかっていうと、ミュージック系のラジオ番組をずーっとやってた人なんですよ。もう、昨日聞いたら伊集院光さんのちょっと後ぐらいからずっと始まって、オールナイトニッポンもやってるし。今、NHKのEテレの『バリバラ』というやつの総合司会やってますよね。

西野:あっ、バリバラいいっすねぇ。

のぶみ:バリバラは日本で一番初めの障害者バラエティということで、本当にそれ、聞いたら山本シュウさんがやっぱり企画を立ち上げたみたいなんですよ。

トンボ:すごい。

西野:へぇ~。

のぶみ:この人はちょっと、トークはものすごいうまいですね。昨日、人と会ってんのに、ずっと聞いちゃいますもんね、「おー」って。なんかラジオ聞いてるみたいだと思って。すごい。ちょっとじゃあ、出ていただいて大丈夫でしょうか? すいません。山本シュウさんです。

(一同拍手)

山本シュウ氏(以下、山本):いや~! どうもどうもどうも~! ちょっと待って、西野アキちゃん。

(一同笑)

西野:はい、なんですか?

トンボ:西野アキちゃんって(笑)。

山本:西野アキちゃん。ちょっとそっち行ってもらっていい? もう、ね。こんな真ん中なんかよぉ座らん。

(一同笑)

山本:ごめんなさいね~。

のぶみ:よくわかってるわ(笑)。

山本:ごめんなさい、俺なんか出したらあかん。もう、聞いてておもしろくて。

西野&のぶみ:いやいや(笑)。

山本:もうあかんあかん、もうゲストが入る番組ちゃう。ずーっと2人でしゃべっといたほうがええ。

のぶみ:でも、さっきのしるし書店の話あったじゃないですか。

山本:はい。

のぶみ:まぁ、ああいう話とか、西野さんのやり方がけっこう好きな人が多いんですよ。

山本:そう。

のぶみ:ほんで、お会いしたいと言って、シュウさんも、ね。

山本:そうや、俺、話聞いてて……。ちゃうで、ちゃんと説明しといてほしいのは、昨日一緒飲んでて、ごはん食べてて、俺は西野くんがキーパーソンの1人っていうのがあったわけよ。

西野:いやいや。

山本:それでこないだもあれやで? 和歌山の芸人さんがおったんで、「これから西野くんのコメントはチェックしときや」言うたの。

西野:え~っ、うれしい。

山本:いやもう、ごめんな、上から目線に見えたらごめんな。

のぶみ:いやごめんなさい、レモンの格好だから(笑)。

(一同笑)

We are シンセキ!

山本:はじめまして、知らない人、こう思っといて。

のぶみ:そうですよ。

山本:Wikipediaで後で調べたらわかりますんで。男の顔した、ただのおせっかいなおばちゃん。

(一同笑)

山本:「We are シンセキ!」。キモいでしょ? キモい。わかる。キモい、キモいよ。We are シンセキ。ね。

のぶみ:きれいごと!(笑)

山本:きれいごと、きれいごと。

(一同笑)

山本:自分で言うてますけども。こう思ってくれる? 親戚のおばちゃん。ごめんなさいね、キショい。わかってる。

(一同笑)

山本:ちゃうねん、だから、僕がびっくりしたんは……いい? 今、「長屋みたいな」って言ってたんですよ。

のぶみ:そうなんですよ。

山本:僕は大阪の長屋で育って、近所のおっちゃんおばちゃんに育てられたから、「We are シンセキ」言うてるの。

のぶみ:あ~、そうなんですよね。

山本:俺は、はっきり言うて今、第2の明治維新来てて、もう(西野は)完全に坂本龍馬系。

西野:いやいや(笑)。

山本:いやいや。

のぶみ:日本の夜明けを。

山本:いやいや、別におべんちゃらで言うてんちゃう、ホンマにそういう講演会もやってるから。で、この人の発信とか全部、俺なんかも気になってもうて。

西野:ありがとうございます。

山本:それで、長屋の話やったよね? 結局。

のぶみ:信用とね。

山本:そうそう。インターネットに心を、というか、温かいものを、と。余計好きなったわ!!

(一同笑)

西野:声がでかいな~!(笑)

のぶみ:そんな好きになられた?

山本:いやあ、ねぇ、この子(のぶみ)もそう。まぁ、おばちゃんや、ホンマ。

(一同笑)

幼少期にいい教えを受けるとグレる?

山本:この子も昨日しゃべっとって、なんでチーマーとかになったかって、あんまり気づいてなかったんやろ?

西野:どういうことですか?

のぶみ:何をですか?

山本:昨日話してて、何にも……。ええお家やんか、お父さんもお母さんもええ人や。

西野:あ~。

のぶみ:まぁキリスト教ですからね、実家。教会の牧師ですから。

山本:そうそう。「せやのに、なんでそんなとこ行ったの?」言うてて、あんまピンときてへんかったみたいやねん。

西野:あ~、なるほど。

山本:今まで「なんでや?」と思ってたっていってな。「なんでそんなちゃんとした家があるのに、そっち行っちゃったの?」って。

のぶみ:でもやっぱり、ちっちゃい頃にいい教えを受けた子どもっていうのは、大概グレるっていうのは(笑)。

西野:へぇ~。

のぶみ:ちょっとあるみたいですよ、お寺の子とか。だからシュウさんが昨日言ってたけど、学校の先生とか、お寺の子とか、教会の息子とか、けっこう。

西野:グレるんですか?

山本:だから、みんなおせっかいで相談に乗るから。ところが本人、今の説明も中途半端やろ?

のぶみ:えっ、そうすか? マジすか!?

西野:ははは(笑)。

山本:ほら、わかってへんやん。

のぶみ:いや、僕、あの、西野さんの方に来るのかなと思ったけど、ちょっと油断してました。

(一同笑)

山本:先に出会ったから、「西野くんありがとう、この子とつきあってくれて」っていう気持ちで聞いてる。

のぶみ:いやぁ、もう大好きですよ。僕は、この人は。

山本:要するに、さみしかった。ぜんぜん「僕」の話聞いてもうてへんかったんや。「こういうもんや、こういうもんや」って言われてきたから。だからあの、きれいごと……きれいごとじゃないねんけど、きれいごとのように聞こえたと思うねんけど。

レモンの被り物でPTA会長!?

山本:それで、西野くんが長屋の話でセキュリティの話してたやん。これ(著書)見て、小学校のPTA会長。

西野:えっ、本当にそうなんですか?

山本:そう、うちの娘の小学校のPTA会長、この被り物で「レモンさん」っていうキャラクターで5年やったんや。

西野:よぉやりましたね。

山本:せやねん。

のぶみ:実際にってことですか?

山本:実際にやった。だからもう恐ろしいのは、想像して? 小学校の入学式で、みんな入学式ピシッとしてるやろ? それで、こっちに、来賓席にスーツ姿でレモン被ったおっさんが座ってんねん!

(一同笑)

のぶみ:え~。

西野:え~。

のぶみ:そう、だから僕、今日勘太郎の、うちの息子の卒業式だったんですよ。

山本:あら!

のぶみ:だから、PTA会長の言葉あるんですよ。

山本:あるやろ?

のぶみ:あれ、やったんすか?

山本:あそこにこの格好で出てくるわけよ。

のぶみ:へぇ~。

山本:大人気やったよ。

物事は逆側から考える

山本:それでセキュリティの話してたやん。それってまさに僕らが言うてる、「地域と家と学校と、三位一体でつながっとかんと守られへんで」っていう話と一緒やってん。

西野:それがインターネットであったらいいですよね。

山本:それは何? 自然とそれ気づいたの?

西野:いつもなんかする時は、なんだろう。例えば今回の場合だったら、こういうサービスを作る時は、まぁ自分が……。なんだろう、例えばもっと言うと、去年とかだったら、ハロウィンのイベントとかやったんですね、渋谷のスクランブル交差点。

ああいう時に、これ盛り上がったほうがいいなってなった時に、まず逆側から考えるんですよ。つまり、テロリストだったらどうか。

山本:(笑)。なるほどね。

のぶみ:テロリストじゃないけどね(笑)。

山本:最悪のことを考えるのね。

西野:テロリストが来たら嫌だなとか、テロが起こったら嫌だなって考えるぐらいだったら、まず自分が1回ここでテロしてみようと思った時に、「あっ、ここ穴あるな」「ここ穴あるな」ってなって。

今回の場合も、やっぱりストーカーに1回なっちゃったほうが絶対早いなと思って。「ここ穴あんじゃん」みたいなので。1回犯罪者になってみるっていうのがいいですよね。

のぶみ:そうやって考えてみるんだ?

山本:犯罪者になることを想定するっていうのは1つのキーワードですけど、要は、防災も防犯も、最悪のケースをできるだけ考えようっていう。

西野:はいはい。

山本:それに理にかなった話をしてはるんですよ。

のぶみ:はぁ~。なるほどね。

山本:天才やな!

(一同笑)

西野:そんなことじゃないです(笑)。

西野とのぶみの共通点は「さみしんぼ」

山本:だから、言うたらITやらなんやら、こういうのいろいろ使って、サロンとか使って、ニコ動使って、もう先行ってるような感じに見えるけど、実は本質は、昔からある大切なもん、変わらんことを言うてはる。

西野:ああいうのがいいですよね。

山本:だって今作ってるプラットフォームも、結局コミュニケーションをしたがってはる。

のぶみ:そうなんですよ。この西野さんは、何やるのでもやっぱり一人ひとりがちゃんと主役になれるようにっていうのを考えるんですよ。

山本:すごいよな。

のぶみ:だから集まってくる人が多くいるんですよ。

山本:だから、もうみなさん気づいてると思うけども、この2人の共通点は「さみしんぼ」っていう。

西野&のぶみ:ははは(笑)。

山本:でしょ? めっちゃ、さみしんぼ。

のぶみ:そんなまとめられ方っすか? そうかもしれへん。

山本:もっとまとめると、これを見てる有料会員の人、僕も有料会員やからね、有料会員の人はさみしんぼ。

西野&のぶみ:ははは(笑)。

のぶみ:そうかもしれない!

山本:間違いないですよ。

西野:なるほど~。

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