2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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乙君:続きまして、こちらですね。
「女性が結婚相手に求める条件『3高』から『3NO』に変化した?」ということで。
3高というのは、いわゆる高学歴、高収入、そして高身長ということだったんですけれども、これはいつまでぐらいかちょっとわかんないですけど。
山田:いやー、これ、まさに俺の大学時代の時にすっごい言われてたね。
乙君:ああ。
山田:だから、バブル期後半ぐらいからみんな言って。まあ、バブルの頃によく言われていたやつだよね。これってね。
乙君:近年では3平。
山田:うん。なんですか? それ。
乙君:三平じゃないですよ。こっちじゃなくて。
しみちゃん:(笑)。
山田:えー、なにをおっしゃっているんですか?
乙君:こっちじゃなくて平均的な。へいって平なんだけど。平均的な年収、平凡な外見、そして平穏な生活、この3つの3平が理想の条件としてあがることが多いと。「普通に暮らしたいんだ」っていう願望ですかね。
山田:(コメントにて「釣吉」)釣りキチはいいから(笑)。
しみちゃん:(笑)。
乙君:そこで結婚相手に求めるアンケートを婚活会社みたいのがやったときに、最近は「暴力をしない」「借金をしない」、そして「浮気をしない」という3NO。
山田:3ない運動。
乙君:暴力、借金、浮気という、もうそれさえしなければいいみたいな。もう3NOに変わってきたんじゃないかということなんですけれども、玲司さん、このニュースに関しては? 恋愛評論家の山田さん。
山田:うーん……高身長、高収入、高学歴というのを、プラス年収3,000万とか言ってたからね。あの頃のクソ女たちはね。
乙君:マジっすか?(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:お前ら見てっか!? この野郎! あの時はいろいろありがとな(笑)。
乙君:ミサト!(笑)。
(一同笑)
山田:あの時のミサト元気か? いろいろありがとな。感謝かよっ(笑)。いや、大変だったんだよ、あの頃。あの頃大変だったんだよ。本当に。だってネットないじゃん。逃げ場ないんだぜ。だからもうしょうがないよ。狩場に行くしかねえんだもん。
しみちゃん:狩場(笑)。
乙君:ああ、そっか。逃げ場ないから。
山田:そう。本当に逃げ場ないんだもん。恋愛しないとおかしいって言われてた時代なんだもん。「お前なに? 20歳になってまだ童貞なの?」とか信じられないことが。今だとね、50まで童貞でもいいいんでしょ? だって、この国は。
乙君:いつの時代だって別にいいですよ(笑)。
山田:「諦めません」とか言っちゃうんでしょ。だって。
乙君:うん。
山田:そういう時代になってるけど、あの当時は本当大変だったなっていう時代で。その上がりきったハードルというのが、この経済状態で実質的にもう暴落に次ぐ暴落。そして将来、芽はないみたいな。
「そんなこと言ったって寒いよね」という空気は昔から、けっこう前からあって。女たちの選択肢がどんどん変わっていったというなかで、「借金しなければいいじゃん。殴らなければいいじゃん。浮気しなければいいじゃん」。たぶんこれも変わっていくんじゃない。もう最終的には「殴らなきゃいい」みたいになっていく可能性があるよね。もうね(笑)。
乙君:ああ、借金あってもいいし、浮気してもいいけど、もう暴力だけはやめてくれみたいな。
山田:みたいに。でもなんか……。
乙君:じゃあ、もう付き合うなよ(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:いや、でもこれ、ちょっと深い話があるんですよ。これは、ちょっと女の人たちは気の毒だなってちょっと思うところはあって。少女漫画とか読むわけじゃないですか。アニメとか観るわけじゃないですか。壁ドンを待つわけじゃないですか?
乙君:待ってるのかな? 本当に。
山田:「なにお前、本当は俺のこと好きなんだろう?」みたいな。上から来てほしいわけじゃないですか。黙ってノールックで手をつないでほしいわけじゃないですか。女子は。
乙君:はあ。
山田:みたいなさ、そういうコンテンツに完全にやられて、そういう人を待ってるという。昔は「白馬の王子」とか言ってたんだよ。だから3高王子だったんだけど、今は来てくれるのはマイルドオラオラでしょ。言ってみれば。
乙君:マイルドオラオラ?
山田:マイルドオラオラでしょ。マイルドオラオラか、ヤング星野源待ってるわけじゃん。
しみちゃん:ヤング星野源(笑)。
乙君:ヤング?
山田:ヤング星野源を待ってる。
乙君:え、今……えっ? 本物はちょっともう……?
山田:いや、本物はもうおじさんでしょ。あっ、やべ。
しみちゃん:(笑)。
乙君:いや、俺、同い年なので。俺がおじさんだったら、もうあいつもおじさん。
山田:本物もすてきです。本物もすてきです。本物もすてき。3回言いました(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:まあとりあえず、でもね、ここやっぱりね、厳しい時代じゃないですか。女の人も厳しいこと言うじゃないですか。男たちは繊細なわけですよ。「きもーい」とか言われたら死にたくなるわけじゃないですか。「おめえなに? 臭い」とか言われたら学校来れなくなるわけじゃないですか。
そんなガラスの10代の人たちがさ、「もう学校にいけないよ……」っていうさ。壁ドンなんかもってのほかですよ。そんな上からいけるわけないじゃないですか。
乙君:まあね。怖いもんね。
しみちゃん:うん。
山田:というか、このあと言いますけど、スクールカースト問題だよね。やっぱりね。そうなるとさ、それは何回も言ってますけれども、女子たちが見てるのはスクールカーストトップの3人でしょ。2人かな。『君に届け』のあの2人。もしくは野球部加えて3人みたいなさ。
あのトップ3しか女たちは見てないし、逆にいえば、男たちもバーっと「クラス替えです」って入ったときに、パーッと見て、「お、2人だな」みたいな。合コンの会場で「こんにちは」って言った瞬間に「あの子だな」みたいな、もうそういう感じじゃないですか。若い頃って。
しみちゃん:うん。
乙君:まあ、そうかもしれないっすね。
山田:でしょ。
乙君:うん。
山田:でも、人間の魅力とか価値っていうのはそのパッと見では決まらないよね。実際に。
乙君:まあ、確かにそれはそうだと思います。
山田:でも、そうじゃなくて、パっと見で選ばれる時期がけっこう長くあって、その残像に囚われるんだよね。だから、やっぱり見た目がよくなきゃいけないとか、金持ってなきゃいけないとかっていう、そういう条件で価値が決まるという刷り込みがずっと残るの。でも、実際ぜんぜん違うんだよ。そこは違うんだよ。
結局、暴力振るうやつだろうが、浮気しようが、借金しようが、マイルドオラオラだったらモテちゃうんですよ、日本は。これ困ったことなんですよ。なんでかといったら、女子のほうが基本的に待ちの姿勢だからだよね。
なんで待ちなのかというと、女子たちは女子たちで厳しい淘汰のなかに晒されているから、自分からいけないというね。自信がないというか。本当に自信のない人ほど、マイルドオラオラにひどい目に遭います。
乙君:マイルドだけど、ひどいんだ?(笑)。
山田:なぜかというと、一見マイルドなんだけど、本当はぶっ壊れてるんですよ。実は。オラオラ系というのは、基本的に怯えてる男たちのことなんだよ。
怯えてアニメの世界に、だからジャパリパークという岩戸に今みんな逃げてますけど、「出ておいで、ジャパリパークから」という状態になっていますけれども、男たちは怯えて「俺らなんか……」って引いてしまう。
怯えない男って基本的に3種類ぐらいしかいなくて。ヤンキーとDQNと、それからあとこのもう1つがめんどくさいんだけど、ヤンキーとDQNというのは、ナチュラルにオラオラできてきた連中なんだよ。DQNはそこに心がぶっ壊れてるのね。
しみちゃん:(笑)。
山田:だからDQNはブロークンハートね。だから「俺は愛されていない」というところからだんだんおかしくなっていって、「みんなぶっ殺す」みたいになって、「普通にぶっ殺す。というか、このコンビニで最初に目のあったやつぶっ殺す」みたいになっていく状態。
乙君:ただの狂人(笑)。
山田:だから、これが学校とかにいるから大変なんだよ。
乙君:そうなんですよね。
山田:だけど、彼らの問題は闇深いんだよ。だけど、そのDQNは相手を、だから心が壊れっちゃってる場合はどうなるかというと、女の子見たら、人として見てないから、メスだから、「やれっかな?」っていう。それで「ドン」ですから、別にそこで「やめてください」とか言われても「別に関係ねーし」っていうぐらいの。
山田:ヤンキーは、それのちょっとマイルドなやつで。そこに鍛えられてるというか。連中というか。この一群のなかで探すことになってしまうというと。あともう1個一番おっかないのが、非モテ。モテないやつがリベンジャーになってるおっさんというのはけっこういます。これは危ないです(笑)。
乙君:ああ。
山田:これねー、若い頃に女の子に相手にされなかった数々のなにかをね。あの『∀ガンダム』でさ、核が出てくんじゃん。ガンダムのなかから。あんな感じで。
乙君:ああ、はいはい。
山田:だから、非モテも核武装だから。
(一同笑)
山田:あれ放っておくと自分が爆発するので、戦いに行かなきゃいけないみたいな(笑)。
要するに、そうするとあるところまでいくとね、いよいよスペックが高くなってくるわけだよ。出世しました。役職就きました。名前もちょっと売れています。お金もあります。「おーし、復讐だぞ〜。おーし、集まれー」つって(笑)。
(一同笑)
乙君:なるほどなあ。誰とは言わんけども。
しみちゃん:そうですね(笑)。
山田:そういうこの3種類ぐらいにけっこうな女の人がいってしまう可能性が。
乙君:『∀ガンダム』だったんだね。
山田:『∀ガンダム』。なぜかというと、核が出てきて、もういつ爆発するかわからない。怖いですねー。
乙君:そうなんだあ。
山田:そうなんですよ。だから、壁ドン来たら基本的に3NOというね。だからその……と思ってたぐらい。
乙君:あ、女子はね。
山田:うん。だいたい実際の壁ドン、本当にリアルにある壁ドンというのは、前もこの番組で言ったことありますけど、「やべえこの女、俺から逃げていくかもしれねえ」と思って、テンパって「うりゃ」ってやるやつ。だから「うりゃ」っですからね、「逃さねえ」みたいなさ。それで「ちょっと待てよ。もう1回話そうぜ」みたいな。という、マウントを必須に取ってる。この時はもう彼女の心は離れてますから。これがリアルな一番の壁ドンですよ。
乙君:リアル壁ドンね。
山田:リアル壁ドンはこんなんですよ。だけど、女子が待ってるのは少女漫画に出てくる壁ドンだから。ないですね、これね。基本的にちょっとおかしい人が壁ドンしてますよ。
乙君:壁ドンやるやつは、もうDQNか……。
山田:ヤンキーだと思ったほうがいいよ。
乙君:だから、そういうやつは、結局付き合っても暴力とかの可能性が高いということですよね。
山田:なんか「こうすればお前ら落ちるよな」ってわかっちゃってる。そんな人が愛してくれると思いますか? ダメでしょ。だったらじゃあどうするかというと、岩戸に篭ってる連中のなかに良物件があるんですよ。
しみちゃん:なるほど(笑)。
山田:僕はね、ジャパリパークに行ってほしんだよ(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:ジャパリパークに狩りに行ってほしいんだよ。男たちをね。女子にはがんばってほしいなって思いますね。本当に。これね……大丈夫? ついてきてる?
乙君:ぜんぜんついてきてますよ。
山田:いやだからこれね、本当困ったことに「彼女作れ」とか言われたってさ、あんな学校生活を送ってて、いまさら女の子にグイグイいけるわけねえべっつーの。9割の男が、もう女は怖いかめんどくさいか、どっちかしかないんだから。
乙君:うん。よくわかんないしね。
山田:意味わかんない。「えっ、昨日言ってることとぜんぜん違う」とか。
乙君:そうそう。
山田:「え、なんでこの服ダメなの?」とか、もう大混乱ですよ。男たちは(笑)。だから、こういう男たちのなかにもね、本当に優しい人もいるし、人生かけて守ってくれる人もいるんだよ。なぜならば……。
乙君:怯えてる男のほうが結局やさしいですよね。
山田:そう。痛みを知ってるわけですよ。それを威嚇とかで誤魔化そうとしないわけですよ。だから「そこを見ようよ」ということしかないんだけど、女のほうに言わせればね、「だったら来いよ。うるせーよ!」ってなってると思うんだよね。だから、ここの問題だよなあと思って。で、ちょっと考えました。
乙君:考えましたか!
山田:女の子たちがどうしたらそういう被害に遭わないかというのを、やっぱり散々書いてますけど、1個はね、まあナウシカになるしかないでしょう。「怖くないよ」。
乙君:出た(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:もう何回も俺ずっと言います。これは。ずっと言いますよ。
乙君:詳しくは、『モテない』を参照。
山田:そう。『モテない女は罪である』という本でかさねて書いてますけれども、「怖くないよ。おいで」っていう、この姿勢をどんだけの王蟲たちが待っているか(笑)。寂しき王蟲たちが。
しみちゃん:確かに(笑)。
山田:ジャパニーズ男子王蟲たちがさ。
しみちゃん:そうですね(笑)。
山田:大量にやってきますから(笑)。「おいで」て言ったら。「もういいよ」ってぐらい来ますから。王蟲たちが(笑)。
しみちゃん:大群が(笑)。
山田:王蟲たちは待っていますよ。本当に。ねえ。
あとは、『エヴァンゲリオン』ってアニメ今観てるわけですけど。はじめて。アスカっていう人が出てくるじゃないですか。あれも1つの男の夢というか。あれぐらいグイグイ来て、「ねえ、シンジ。キスしようか?」(笑)。
しみちゃん:(笑)。
山田:もうね、俺、あのシーンでたぶんレジェンドになってるんじゃないかな。あのアニメって。
乙君:かもしれないな。
山田:だからみんなアスカ好きなんでしょ。ずっと。あれを待ってるんでしょ。こうやってやりたいんでしょ(笑)。
乙君:やりたくないかと言われれば、まあちょっと……ねえ。
(一同笑)
山田:やりたいんだ(笑)。
しみちゃん:(笑)。
乙君:うん……それはまあね(笑)。
山田:レイでしょ。レイはメンヘラの型になったというパターンで。あれはあれで、支配できそうな雰囲気、許してくれそうな雰囲気みたいなものを持ってるから、やっぱりあの2つのパターンって男たちと合ったなというのはあるよね。
乙君:いや、なるほどね。なんかそれ……これちょっと話長くっちゃうからもう。今度またくらたまさんのときにやりましょう。
山田:うん。まとめてみると、基本的ハイスペ、3高とかって、収入が高くて、見た目がよくって。見た目がいいということは、背が高いとかさ。
見た目がいいというのは、要はメスたちのなかの話なんだよ。だから「友達よりもかっこいい彼氏と一緒にいたい」みたいな。男たちだってそうじゃん。「少しでも友達よりもかわいい彼女を連れて歩きたい」みたいのあるじゃん。女もそうでさ。それとさ、「あとできれば、私の生活を一生にわたってめんどう見てほしい」。
乙君:そう。それね。
山田:そのためには、学歴というカードがあると強い。で、実際に結果を出して……。
乙君:信頼性の問題なんですか?
山田:いや、これなにかというと、相手のことなんか愛してないってことですよ。
乙君:ウェーイ。スペックのみ。
山田:ウェーイ! 言ってしまった。でも、これは「カワイイから付き合う」って言ってる男たちも一緒なんだよ。
乙君:そうなんですね。
山田:そう。要はだから愛なき恋愛というものが日本蔓延しちゃってるということなんだよ。それは双方、どうしてかというと、「私を助けてくれ」って両側が言ってるんだよ。「俺の人生を助けてくれ。ぬくもりをくれ」って言ってる王蟲たち。女たちは「私をあなたのステキな船に乗せて」という、「溺れちゃうわ」という。
そういう両方ともが「自分を助けてくれ」って言ってる。だけど、両方ともが、助けを待ってて、助ける気がなかったら話にならないよね。
だから、やっぱり女たちがこの時代どうするかつったら、やっぱり「男に助けてもらう」というよりは、「男を助けてやろう」というスイッチになった瞬間に、未来は開けていくんじゃないかと。そうすると、本当に自分のことを好きな人と会える可能性がありますよっていうことですよね。本当に。
乙君:ありがとうございます。
山田:はーい。ありがとうございます。
乙君:ということで、詳しくは『モテない女は罪である』という玲司さんの名著を参考にしていただいて。
山田:名著がありますので。効果抜群です。
乙君:あとくらたまさんも来ます。春に来ます。春に。
山田:そうね。くらたまはまた来てくれるって言ってたので。そういう話しよう。
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