2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
リンクをコピー
記事をブックマーク
高橋大智氏(以下、高橋):こんにちは。理論スポーツ管理者の高橋です。それでは、今回は、コーナーの曲がり方です。
例えば、400メートル走とか800メートル走を走る人には、このコーナーの曲がり方っていうのは、非常に使えるものかなと思います。コーナーを曲がるときに、いかに体の姿勢を崩れずに、かつ早いスピードで、スピードを殺さずに、コーナーを曲がれるかということをお話しようと思います。
実際にやればわかるんですけども、どういうふうに走るのか。それは、この選手を参考にします。もう答えは分かりきっているんですが、ウサイン・ボルト選手です。ウサイン・ボルト選手は、200メートル走がすごい強いんです。
200メートル走が強い。100メートルで結果を残してますけども、ウサイン・ボルト選手のコーナーの曲がり方は、非常に参考になります。200メートル走にはカーブが入ってきます。カーブを曲がって、最後のストレート、直線に移るときに、とくにこのカーブ曲がるときに、走り方は重要になってくる。
通常カーブを曲がる時、だいたいの人はこんなふうになります。
もしも反時計回りに回るとすると、左肩が下がった状態になることが多いです。左肩が下がると、どうなるかっていうと、顔も必然的に斜めに傾く。そうすると、ちょうど体の軸というのも、斜めに傾く。
ボルト選手の場合、それがどうなってるかっていうと、実はずっとまっすぐなんですよ。これが、カーブを曲がる速さ、カーブを曲がる時にスピードを殺さずに走る秘訣なんですね。
顔の向きが、真正面に揃ってるほうが、コーナー曲がるときの遠心力が、軽減されます。実際やればわかります。顔は斜めに傾くと、遠心力が多くかかって、体が振られちゃうと。
だから顔をまっすぐ向けると、遠心力の影響を受けにくくなるという、ただそれだけの話なんですけれども、具体的な方法として顔だけまっすぐに向けるというのはちょっと難しいかもしれないので、私が実際にやってる方法をお教えします。
それは肩をそろえるんですよ。コーナーを曲がるときに、このように肩をそろえて曲がるのではなくて、
ちょっと左肩を前に出すような感じで。首を伸ばして、肩落として、脇の下の筋肉をはると、肩って自然に前に出るんですね。こっちに。
前に出るので、こういうふうに走るような感じです。肩を斜めに落とすんじゃなくて、肩をそろえる。肩そろえるときにポイントとなるのは、首を伸ばして、肩落とすこと。そうすると、脇まわりの筋肉が硬くなるんですよ。
脇まわりの筋肉が硬くなると、肩を前方に出しやすくなるんですね。首伸ばして、左肩だけ落とすと、左の脇まわりの筋肉が硬くなります。そうすると、こっち右の脇まわりの筋肉はぜんぜん、ぶらぶらですよね。
左の脇の筋肉を硬くすると、肩が前に出しやすいんです。だから、走るときに首を伸ばして、肩落として、左の脇の筋肉をはった状態で、肩をちょっと前に出すような感じで走るんですね。実際にやるとわかるんですが、とても曲がりやすいです。
これは、弓道の世界の物見という動作に似ています。物見を入れるという動作では、顔がちょっと傾いただけで、耳の位置が斜めにズレちゃうんですよ。右耳と左耳の傾きが変わると、それによって三半規管、平衡感覚とか、人の姿勢の安定とかの状態を確かめる器官の機能がちょっと落ちちゃうんですよ。それによって、姿勢がぶれやすくなるんですね。
物理的にいうと、肩を入れると、遠心力ですぐ回れるんですけども、肩を下げてやろうとすると、軸がぶれちゃってどうしても外側に逃げちゃうんです。だから、左肩をちょっと入れて、ここまでまっすぐにすると、早く回ることができると。これを実際にコーナーで応用することができれば、応用することができると言うとおかしな話なんですが、速く走れる。
もっと具体的に言うと、左肩を下げて走ってる人はコーナーを最短距離で回ろうとするんですね。だけどそうじゃなくて、走るときに左肩を前に出しながら、走るようなイメージでいく。そうすると小回りをしようと思わないんですね。左肩を前、前、前、前ってやると、カーブからストレートの切り替わりの部分で、スピードがそんなに落ちなくなる。
私が200メートルを走ったりするんですが、このコーナーの曲がり方でだいぶタイムが変わりました。なので、200メートル走とか、コーナリングですね。コーナリングを使う陸上競技とかでは、非常に有効な方法になると思うので、ぜひみなさん試してみてください。以上で内容の説明を終わります。
ありがとうございました。
関連タグ:
スポーツは感覚じゃない、理論だ! 理想的な“走り方”を徹底解説
「腕を大きく振って走る」は間違い!? 本当に効率のいい走り方
ランニングで大切なのは“首と鎖骨”? 解剖医学に基づいた疲れない走り方
「指使い」で走りは変わる!? ランニングで意外と大切な“指”の使い方
ウサイン・ボルトの速さの秘密はこれ! 走りに超重要な「腸腰筋」を知ってる?
ランニングの時、どこ見てる? ちょっとしたコツで走りが変わる「目線」の魔法
パパ必見! キャッチボールで疲れない、効率のいい球の投げ方講座
効率よく走るために股関節を使え! ※ただし、股関節は意識しないこと
ランニングのひざ痛の原因と対策 気をつけるべきは「肩と目線」
カーブを速く走れないのはなぜ? 人体の構造に基づく傾向と対策
マラソン大会で記録を出したい人が、ランニングマシンを使うべきでない理由
「イメトレって意味あるの?」と思ってる人に知ってほしい、意外とすんごい効果
スポーツで「言われたとおりに」直しても、逆に下手になった気がする理由
野球選手がゴルフするのもあながち間違いじゃない? 異分野のスポーツを練習する意外なメリット
マラソンにおける「体力はまだあるけど脚がしんどい」から解放される方法
弓道の動きで腰痛改善? 人体の仕組みから紐解く、身体にやさしい「姿勢」の作り方
デスクワーカー必見! 肩こり・腰痛と無縁になる身体の作り方
プロの真似をすると逆に下手になる? スポーツの練習法に潜む意外な落とし穴
スポーツ疲れがなかなか取れないなら、「懸け口十文字」を習得せよ
スポーツが苦手な人は知らない「Xの関係」とは?
え、まだ筋トレしてるの? 人間の性能を100%引き出す「筋骨」という概念
すごいピッチャーほど肘や肩を壊してしまう理由
武道の姿勢で肩こり解決? 身体をリラックスさせる「胴造り」の作り方
スポーツの上達には、なぜ「ふくらはぎ」が重要なのか?
スポーツ上達のコツは、あなたの目線の“ちょっと上のほう”にある
身体はガチガチだけど、ストレッチする時間がないあなたへ 体調を整える「帯」の使い方
2024.12.20
日本の約10倍がん患者が殺到し、病院はキャパオーバー ジャパンハートが描く医療の未来と、カンボジアに新病院を作る理由
2024.12.19
12万通りの「資格の組み合わせ」の中で厳選された60の項目 532の資格を持つ林雄次氏の新刊『資格のかけ算』の見所
2024.12.16
32歳で成績最下位から1年でトップ営業になれた理由 売るテクニックよりも大事な「あり方」
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
PR | 2024.12.20
モンスター化したExcelが、ある日突然崩壊 昭和のガス工事会社を生まれ変わらせた、起死回生のノーコード活用術
2024.12.12
会議で発言しやすくなる「心理的安全性」を高めるには ファシリテーションがうまい人の3つの条件
2024.12.18
「社長以外みんな儲かる給与設計」にした理由 経営者たちが語る、優秀な人材集め・会社を発展させるためのヒント
2024.12.17
面接で「後輩を指導できなさそう」と思われる人の伝え方 歳を重ねるほど重視される経験の「ノウハウ化」
2024.12.13
ファシリテーターは「しゃべらないほうがいい」理由 入山章栄氏が語る、心理的安全性の高い場を作るポイント
2024.12.10
メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選
Climbers Startup JAPAN EXPO 2024 - 秋 -
2024.11.20 - 2024.11.21
『主体的なキャリア形成』を考える~資格のかけ算について〜
2024.12.07 - 2024.12.07
Startup CTO of the year 2024
2024.11.19 - 2024.11.19
社員の力を引き出す経営戦略〜ひとり一人が自ら成長する組織づくり〜
2024.11.20 - 2024.11.20
「確率思考」で未来を見通す 事業を成功に導く意思決定 ~エビデンス・ベースド・マーケティング思考の調査分析で事業に有効な予測手法とは~
2024.11.05 - 2024.11.05