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超高速質疑応答放送:みんなの質問に心理学的答えてみる放送(全4記事)

悪い習慣を断ち切るための「20秒ルール」とは? メンタリストDaiGoが解説

ニコニコ生放送の人気番組メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」。今回の放送では「超高速質疑応答放送:みんなの質問に心理学的答えてみる放送」と題して、ユーザーから寄せられた質問に次々回答していきます。本パートでは、気になる女性へのもうひと押しや、飽きっぽい人が成果を出すための方法について語りました。

飽きっぽい人が成果を出す方法

DaiGo氏(以下、DaiGo):(質問を読み上げて)「楽天的な人間の能力を高める効果的な方法を教えてください。よろしくお願いします」。

楽天的な人っていうのは、楽天的で本当になにも考えていないくらいのパッパラパーな感じの生まれつき楽天的な人はちょっとネガティブなことを考えたほうがいいんですよ。ひとつまみのネガティブを楽天的な人に加えると最高になるんです。

楽天的っていうのは行動力がある。で、悲観的っていうのはどういうことかって言うと、悲観的とかネガティブな人っていうのは逆に言うと、先のことを考えたりとか危機回避能力があるわけです。だから本当に楽天的な人は少しネガティブな人と組んだりとか……、若干ね。超ネガティブとかメンヘラじゃなくて、ちょっとネガティブな考え方があるような、ちょっと批判的な目線を持ってる人と組んであげたりしてその要素を少し取り入れるようにすると、非常に実現するのが高いアイデアが出るんじゃないかなというふうに思います。ぜひ試してみてください。はい次。

「師匠こんばんは。超高速質疑応答放送へのリクエストです。自分の興味を知ってどっぷりのめり込むための心理学を教えてください。あれもこれも気になって少し手を出して飽きてやめてしまいます。どうのこうのどうのこうの……。自分は楽しみたいんだけど自分の興味を知る方法、それにどっぷりのめり込む方法を知っていたら教えてください」。

お答えしましょう。どっぷりのめり込むかどうかっていうのは、フロー状態に入れるかどうかで決まるので、フローになれる環境を整えてやってみるっていうのが1つのテーマです。で、フローの放送は以前にしてるんで、それはぜひ見てもらえればいいかなと思うんですけど。

フローの状態を整えたにも関わらずはまらないということは、はまらないんですね。もっと言うと飽きっぽい人っていうのは、逆に言うと自分で1個芯を持って、それに合わせて飽きっぽいことをいろいろやっていくと、すべてが役に立つと。

僕の知り合いで、お世話になってる人で、おもしろい人がいて。おじいちゃんの遺言で、まず仕事に就く前に100個学生の間にバイトやれって言った人がいるんですね。その人は今その教えを守ってすごくいろんな業界と関わってる仕事をされてる方なんですが、おもしろいのが「いろんな経験を積む」ってことがすごく大事なんです。

ポイントは、飽きっぽくてちょっとやって続けたことをあとで「やめちゃったから無意味なもの」って思うんじゃなくて、短期決戦型で少しだけ手を出してほかの人が知らないようなたくさんの経験を持って、じゃあそれを全部まとめたらどういうことができるのかってことを考えるのがすごく大事なんですね。

だからなにが言いたいかっていうと、飽きっぽくていろいろ手を出してもいいんです。で、いろいろ手を出した、それを最後にコンバインして組み合わせて、なにか新しいことができないかなって考えるのがすごく大事なんですね。だから飽きっぽいのは悪いことじゃないと思います。

もし飽きっぽいなかでも成果を出したいなら、短期集中型にすることですね。もう飽きっぽいんだったら1個のことしか一定期間の間やらないっていうふうに決めてやっていくと、1個1個のことで成果を出していったらこれはマルチな才能がある人ってことになりますから、ぜひそういうやり方を取り入れてもらえればいいかなというふうに思います。次。

「DaiGoさんこんばんは。ニコニコ会員になって初めて視聴します。アドバイスいただきたいです。私は感情がすぐ表に出てしまいます」。不安や緊張、戸惑いとかネガティブな感情がいっぱい出るのね、はいはい。「ネガティブな感情を表に出さないようにする方法はありますか」。

ということなんですが、ネガティブな感情を処理してるのはこの前頭葉という場所です。みなさんはネガティブな感情は大脳辺縁系や偏桃体っていうところから生み出されるんですね。どうすればいいかっていうと、ネガティブな感情を処理するための前頭葉の機能を高めることっていうのがすごく大事なんです。

どうやって前頭葉の機能を高めるかっていうと、いつも言っている瞑想です。瞑想することによってその機能を高めることができるので、瞑想を行ったりだとか、あとは有酸素運動ですね。1日20分から30分くらい有酸素運動を行うことによって脳を成長させるBDNFという物質があるんですけど、これを分泌させて脳を成長させることができるので、有酸素運動とか瞑想を取り入れることによってネガティブな感情を処理しやすくするっていうのがおすすめですね。次。

好きな女の子への“もうひと押し”

「DaiGoさん、明日好きな女の子とご飯を食べに行きます」。おめでとう。「好きバレしていて進展するにはもうひと押し必要なのですが、どんなふうにしたらいいですか、お力を貸してください」。

あ、相手が好きってことがわかって、その子とご飯に行けることが決まりましたと。それでバレてるんだけど、どういうふうに進展すればいいですかって話ですね。

いいことを教えましょう。女は打算的です。女は打算的なので、興味がない人と2人でご飯とか行かないから、もうその時点で気があります。気があるんだから、普通にストレートに行けばいいと思います。で、ストレートに行くんだったら、本気で付き合う気があるんだったら好きです、「付き合ってください」っていう……。

(猫の鳴き声)

ぬこさま? ぬこさま、来るかい。ちょっと待っててぬこさま。

ぬこさま、駆け抜けて上にいらっしゃいます。ぬこさまはね、上にいるよ。見たいかい。ぬこさま! チラ(笑)。ぬこさまの半透明キャットウォークがあって、ホットカーペットが実装されているんですけども、ホットカーペットのいと高きところにおられますね。

いいねいいね。入門者のみんなにサービスしちゃう? ちょっとじゃあ見ちゃおっか。はい。見えないね、あんまうまく。どうやったら見えるかな。二窓にしたら見えるかな。

ぬこさま、お言葉をちょうだい。ぬこさま。

……はい、以上ぬこさまでした。わざと閉鎖的な空間にしてるのは、ここから出なければずっと本読めるじゃん。だから出づらくしてるんです、わざと。

はいじゃあ続いて、なんの話だっけ。ああ、なるほどね。進展するにはもうひと押し必要だからもうストレートに行ったほうがいいと思いますよ。あのね、「好きです、付き合ってください」でもいいし、なんでもいいですけど。すごくいいと思いますよ。一緒にご飯に来てくれたってことはそういうことですから。

ちなみに口説くんだったら、ご飯食べたあとのほうがいいですよ。なんでかって言うと、最新の研究でわかったんですけども、女性は満腹中枢と性中枢が近くにあるんですね。性中枢の隣に腹内側核と呼ばれるそこが満腹中枢なんですけど、その満腹中枢が刺激されると性中枢も刺激される。だからつまり満腹のとき性欲が高くなるんですよ。

だから、いわゆるご飯を食べたあと2軒目とか、ご飯を食べたあとにちょっと話す時間を設けたり、デザート食べる時間を設けてあげて、そこでそういう話をするっていうのはすごくいいかなというふうに。で、ポイントとしてあんまりお酒を飲まない女の子が最近増えてると思うんで、お酒を飲まない女の子のために、夜中とかご飯を食べたあとでスイーツとかデザートだけ食べるお店を用意しておくことをおすすめします。

こうすると、「じゃあちょっとデザートだけ食べに行こうか」とか「いいちょっとスイーツのお店があるんだけど」っていうお話をしていただくと、いわゆるお酒を飲みに行けるバーとスイーツが食べれるちょっとオシャレなお店とかを決めておくんです。で、これが完璧。本当にめんどくさかったら、気がなかったら一緒にご飯食べに行かないから大丈夫、そこは。はい、そんな感じですね。

「恋愛対象外でも行くよ」って、2人っきりで行かねえだろ。2人っきりで。まったく気がなかったら2人きりじゃ行かないでしょ。行く? 行くとしたらそれはなにかちょっと、おかしなというかなんというか。ただまあ、押せばなんとかなります。

ポイントとしては、なにを狙ってるのかわからないけど、真面目に付き合いたいんだったら真面目にちゃんと自分の気持ちを伝えればいいし、やりたいだけだったら言い訳を作ってあげることが大事です。その日、ついついしてしまう原因になるような言い訳を作ってあげるってことがすごく大事なので、そこらへんも考えとくといいんじゃないかなと思いますね。

じゃあ一番オススメなのはね、おいしいスイーツを出してくれるんだけどお酒も飲めるバーっていうのがときどきあるんですよ。こういうのが完璧。はい、次行きましょう。

悪い習慣をやめるための20秒ルール

「いろいろな方の助けがあって今のキャリアですので、基本的にgiverでいるのですが、依存度が高い人に近寄られる傾向があり困っています」。

なるほど、なんかよくわかんないですね。明らかなクレクレなタイプの人にgiverしてしまうんだけど、どうすればいいですか。なるほど。与えることを守ってる時点であなたはgiverではございませんので、多分待っちゃうんだと思うんで、そうやって考えてもらえると自分の態度がわかるんじゃないかなというふうに思います。

別に断りたい人は断って、giverって全員に対してgiveする人じゃないですからね。嫌なときは嫌って言えばいいわけなので、見返りを求めないで自分がいいなって思う人にはどんどんしてあげるっていうのがgiverで、誰も彼もの言いなりになる人はbottomgiverなんですよ。

giverとtakerとmatcherの話をしたことありますけど、bottomgiverっていうのは誰彼構わず与えるというか、奪われまくる人で、topgiverってのは自分が信頼してる人には与えたりとか、あるいは全員に与えて、いい関係になった人にはどんどん与えていく、微妙だった場合はもうさよならするっていうのができる人がtopgiverなので、そういうのをちゃんと考えるといいんじゃないかなというふうに思いますね。次。

「DaiGoさんいつも楽しく勉強させてもらっています」。ありがとうございます。「どうしても毎日している悪い習慣をやめるには一体どういうことをしてやめさせればいいんでしょうか。2、3日は我慢できるけどなかなかやめられません」。

お答えしましょう。これは、どういうふうに、ショーン・エイカーだったかな? 20秒ルールっていうのがあって、これはなにかって言うと、今までやってきた悪い習慣がありますね。やめたい悪い習慣は、なにか行動を起こす、例えばついついスマホで動画を見ちゃうとかネットサーフィンしちゃうとかっていうのがあるんだったら、それを今までに比べて20秒以上余計に時間をかかるようにするんです、それに取り掛かるまでに。

だからお菓子を食べるときも、目の前にお菓子を置いておくんじゃなくて、空けるのが大変な缶とかに入れて、中に入ってるお菓子が見えないようにして棚とかに入れておくんです。狙ったお菓子屋や狙ったものを食べたいのに、どのケースを開ければいいかわからない状態にして、棚に入れておくんです。

こうすると取るのがめんどくさくなって、口に、いわゆるお菓子を見つけて口に入れるまでに20秒以上かかりますよね。こうするとやめやすくなるんですよ、圧倒的に。

実際にお菓子っていうのは目の前に出ていると、棚にしまってある場合に比べて場合に比べて6倍も食べちゃうっていう傾向があるんですね。だから見えないようにするってことがすごく大事なんですね。

逆に、続けたい週間っていうのはすぐ見えるようにしておくべきで、例えば僕なんかはジムに行ったりとか、体動かしたりしますけど、必ずこういうジムセットみたいな袋があって、ジムセットをドアにかけておくんですね。ドアノブとかにかけておくんです。

こうすると外に出るときに絶対見えるじゃん。で、見えるとこれをパって取って行けるから、非常に行動しやすくなりますよっていうふうに、やるべきことは20秒早くできるように、やっちゃいけないことは20秒遅く時間がかかるようにするっていうことがすごく大事ですね。やってみてください。

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