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Is public wifi safe?(全1記事)

無料Wi-Fiはどこまで安全なのか? 考えられるリスクと注意すべき点

最近では多くの公共施設や空港、カフェ、飲食店など、Wi-Fiに接続できるスポットが増えてきました。気軽にインターネットにアクセスできる一方で、そこにはリスクも存在します。無料の無線LANを使ったインターネットは、誰かに覗き見されてしまう可能性があるのです。注意をする方法は、httpやhttpsで始まるURLのサイトかどうかに気を配ることです。httpsで始まるサイトでは、暗号化されたメッセージを送ることができます。今回のYouTube科学系チャンネル「SciShow」では、無料Wi-Fiの安全性について解説します。

無料Wi-Fiの危険性

オリビア・ゴードン氏:あなたは友達を待つ間、時間を潰すためにカフェでFacebookを見ることにしました。携帯電話を取り出して、お店の名前の付いたWi-Fiネットワークに繋げ、ログインします。

そこで、新しい携帯ケースを注文して、メールを見るために画面をスクロールします。その時、誰かが店員にこのカフェには無料のWi-Fiがあるかどうかを聞くのが聞こえました。カウンターの向こうで、店員が「ありませんよ」と答えました。そして多くの人が困惑した表情をし、いきなり今まで使っていたネットワークが消えたのです。

ラップトップを閉じて、誰かがゆっくり歩き去るのが見えました。あなたの友達がその人のためにドアを開けてあげています。

無料の無線LANを使ったインターネットは、カフェから空港まで、街のどこへ行ってもあると思われているくらい一般的なものになってきています。それは、多くの理由ですばらしいものである一方で、誰かを騙そうとする人がたくさんいるのです。

誰がどこに座っていても、自分のモバイルのホットスポットや無線ランのネットワークを設置して、「Free Airport Wifi」のような名前を付けることができます。そのネットワークを使えば、彼らは送られたどんな記録も見ることができます。ユーザーネームやパスワード、クレジットカードの明細なども見ることができてしまうのです。

こういった情報を盗む人たちを避けることは、自分の身を守る第一歩にしかすぎません。なぜなら多くの公共のWi-Fiネットワークはパスワードがないからです。そして、パスワードなしで送られたデータはすべて、暗号化されていないのです。つまり、なんの問題もなく、誰でもただ座っているだけで、すべてのデータを得ることができるということです。

こういった攻撃を避ける方法の1つが、Virtual Private Network、VPNと呼ばれるものを使うことです。これは、送られた情報すべてを暗号化するプライベートな接続にアクセスする公共の接続を使用するということです。VPNを使えば、ハッカーは情報を読み取ることができません。でもそこにアクセスすることができないなら、注意をする最善の方法はhttpやhttpsで始まるURLのサイトかどうかに気を配ることです。

httpsのサイトにはURLの隣に小さな鍵マークがあることに気づくでしょう。ブラウザの後にこういった鍵があるサイトは本物の企業のみが解読できる暗号化されたメッセージを送ることができます。このウェブサイトに送ったり、送られたりしたデータはすべて安全です。

例えそれがパスワードのないハッカーによるネットワークだったとしてもです。ネットでなにをしているかを覗き見する人がいたとしても、ちんぷんかんぷんでしょう。そして1回安全なウェブサイトにアクセスすれば、小さな鍵マークがずっと守っていてくれます。

ハッカーたちはログインさせるためにポップアップを送りつけてくるでしょう。もしくは、Gmailによく似たウェブサイトに誘導して、ログイン情報をハッカーのコンピューターに送らせようとするかもしれません。もし古いhttpを使用したサイトがあったとしたら、ハッカーに覗かれないように、そこにはなにも入力してはいけません。

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