CLOSE

会議を見せるテレビ 第27回(全8記事)

キンコン西野「国民全員僕に1回謝ってください」数年前のクラウドファンディングに対する世間の反応を振り返る

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第27回」。今回のゲストは、「シンデレラプロジェクト」などを手がける人気ブロガーのHappy氏です。

不安にならないよう同時に4つのことをやる

Happy氏(以下、Happy):なにかそのサイクルができ上がるまで、たぶん人って難しいと思うんですよね。今、西野さんの完璧なサイクルの中で生きてるから。「仕事がないな~」って時なかったんですか? 

西野亮廣氏(以下、西野):いや僕、売れるのがすごく早かったんですよ。世に出るのがすごく早かったので、あったかな……。梶原が失踪して仕事が完全になくなったのとかは、そういう強制的になくなったのはあったんですけど、あとはあんまりないですね。

Happy:もう小さい頃から明確にお笑い芸人になろうって。

西野:そうです、そうです。もう小学校2年生の時からとにかく芸人になろうって。

Happy:目的がちゃんとあって、それに向かって走って行って、そしてなって、なったらなったですぐにこう売れて、それでこんな感じ? 

西野:そうです。でも、絵本書いたからと言って、絵本がすぐ売れたかっていうと、ぜんぜん絵本は売れてないですよね。10年くらいかかりましたね、ちゃんと売れるまでは。だから、鞍替えしてますよね、その時その時でこう。

のぶみ:だけど、今話を聞いていて、「あ~そうなんだ」って思ったのは、僕、(仕事を同時に)2個よくやることがあるんですよ。2個だとどっちもうまくいかないことがあるんですよ。

西野:2個だとあります、僕も。

のぶみ:「4つにすればいいんだ」って思ったのは、勉強になりましたけどね、今。

西野:絵本書いて、漫才書いて、もう1個くらいあるとね。

のぶみ:しかもいろいろ違うんだっていうこともわかりましたね。「そっか、絵本と漫才でけっこう違うもんな」とか思って。なるほどね。

(Happy氏に)不安になります? (不安な時は)どうします?

Happy:なります。でも今、話を聞いていたら、私も今はもうちょっとサイクルができてるなって、そのウェディングとかジュエリーとか、後イベントのこととか、あとブログとか。

西野:何個かあるとね。

Happy:やっぱりそこに逃げる。

西野:こっちのほうが健康かもしれないですね。精神的に。

Happy:そうなんですよね。

のぶみ:なるほどね。不安がある人は4つなにか同時にやってる。

Happy:見つからないんですよね、まずは。

「社会的になんか怪しい」状態に見えてしまう

のぶみ:これは2分前なんですが、(コメントにて)「有料はなにしゃべるんでしょうか?」っていうのがあるね。どうしましょうか? (コメントにて)「次はいつか」。西野さんのスケジュールで……。

スタッフ:24日は決まっていますけど……。

のぶみ:24日は決まっているけど、その間にもう1回入れられたらいいかな? どうします? 

Happy:ここから有料になるんだ。

のぶみ:僕、明日“のぶみ学”があって。そこで出版社の編集とか、全員呼んでファンの人たちの前で……、(昨年の)9月から1月の末まで絵本を12冊書いたんですけど、そのなかの作品をトーナメント戦にして、一番おもしろいのはどれなのかっていうのを決定する会があるんですね、明日。僕、そのやり方のほうがなにかうまくいくんですよ。

西野:のぶみさんすごいな。

Happy:すごい。

のぶみ:なんか同時にいっぱい書くほうが出るんですね。だから、よかったら会いに来てください。さあ、Happyさんは、有料のほうも出てくれるんですか? 

Happy:お邪魔じゃなければ。

のぶみ:全然いいですよ。

Happy:出ます。

のぶみ:出ますって。じゃあHappyさんなに話す? その時も直感か。

Happy:(コメントにて)「なんかすごい話する」って書いてある(笑)。

のぶみ:すごい話が……有料とるくらいのすごい話がある? Happyさん。

Happy:なにが聞きたいんだろ? なにが聞きたいんすか?

のぶみ:なにが聞きたいか今募集して、そして話してもらうよ。

Happy:じゃあ、それで。

西野:あ~そっかそっか、確かにね。

Happy:ブログに書いてあること、みんなやっているんですよね。本当にそれのドストレートなことをやってくださってるんで、もうみんなキャーキャー言うんですよ。やっぱ私だけの視点の話だと、なんかどうしてもスピリチュアルとか、あと肩書もないんで社会的になんか怪しい……。

西野:怪しい人になっちゃうんすか?

Happy:そう。

西野:なるほどね。

Happy:ぜんぜん普通のこと言っているのに、なにかこう宗教とか……別に組織ないしみたいな。

西野:あーなるほど、おもしろい。

のぶみ:いや、だからちょっとスピリチュアル寄りに見えちゃうと、スピリチュアルがもう無理っていう人はちょっとそれはけっこう……ドンってなってる。

西野:叩きやすいっすよね。要は「いかがわしい」って言いやすい。

国民全員1回謝ってほしい

Happy:熊本の震災が起きて、それで1回あれに行ったんですよ、イチゴハウスの復興作業みたいなの、ファンの人を連れて行ったんですよね。だけど、やっぱり疲れたんですよ。ちょっとこれは向いてないなと。でも「なにかできることないかな?」っていう時に、私は集客力があるから、観光業が落ち込んでいると。復興の人手はもう足りはじめたから、観光業が落ち込んでいるから、その観光の人ってボランティアでも来られないじゃないですか? だから、「一緒に遊ぼうよ」っていうので呼んだんですよね、熊本に。

そしたら、なにか新手のカルト教団のなんたらHappyかなにか、熊本をね、なんかこうあれよ、なんにも利益出さないでやってるのにさ、カルト教団の教祖みたいにされたから、ムカついたんで、もうグラサンはめて黒い蝶ネクタイはめて、もういかにもって恰好してDVD作りました。

西野:それいいっすね。

のぶみ:それもうカルト教団になっていったらいいよ。

Happy:本当にもう叩かれるんだったら……。

のぶみ:いきましょう、もう。

西野:ものすごいな。そういうふうに言われるんですね。

のぶみ:だから、なにかよくわからないとそういうふうに言い出すんじゃないですか? 西野さんもそうじゃないですか。「クラウドファンディングわかんないぞ」ってなったら、「あいつはおかしい」とかいうふうになるんじゃないんですか。

西野:本当に僕、それ言いたいんですわ。トンボいてたらよかったわ。昨日、一昨日、『スッキリ』さんが自分のところに来て、クラウドファンディングのやり方だとか教えてくださいみたいな、クラウドファンディング特集だったんですよ。

のぶみ:それいいじゃないですか。

西野:いや、でもちょっと待って。4年前、5年前に自分がクラウドファンディングした時、世間の人ボロカス言うてましたよ。乞食だなんだ、ファンから金を巻き上げているとか。今になってクラウドファンディングって市民権得たからもうみんな知ってますけど、5年前は僕ボロカス言われて、今になって、「クラウドファンディング教えてください」。

まあ、教えるのはいいですよ。その代わり1回謝ってくださいよ。1回謝ってくれないと僕、気持ちがすみません。確かにそうですよ。得体の知れないものはとにかくまず理解する前に否定に走るから、(Happy氏も)その被害は受けているかもしれないですね。1回謝ってほしいな、あれ。

のぶみ:誰が一番謝ってほしいんすかそれ? 

西野:国民全員1回黙とうしてください、僕に。クラウドファンディングをやるのであったら。5年前どんだけ……。

Happy:(コメントにて)「ごめんなさいごめんなさい」ってみんな(笑)。

西野:コメントしてる人も1回全員謝ってくれないと。

のぶみ:黙とうは違うからね(笑)。

西野:黙とうしてください。どの面下げて言ってるんだ。

のぶみ:本当に。

西野:あの時も言ったんですよ、5年前も。クラウドファンディングって選択肢として持ってたほうがいいよって。

のぶみ:(コメントにて)「ごめんなさい」って、みんなやさしいんだね。

Happy:みんなやさしい。

のぶみ:謝んなくていいよ!

西野:謝ってください。

のぶみ:なんでだよ! (モニターに対して)謝んなよ。ソーリーって言う人もいるわ。

西野:有料のほうは、Happyさんのカルト教団の話。

のぶみ:今後どんなカルト教団になっていくかってっていう。まあまあ、そんなんだな。で、次回は24日で決まっていて……またスケジュールを入れましょう。

西野:有料のほうはそんな話をするってことですね。

のぶみ:カルト教団の話しかしないってことですね。

西野・のぶみ・Happy:ありがとうございます。さようなら~。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!