2024.12.24
ビジネスが急速に変化する現代は「OODAサイクル」と親和性が高い 流通卸売業界を取り巻く5つの課題と打開策
『セカイ系の終わりと乱世の幕開け(俺たちこそがローグ・ワン!?)〜レイジ的2016総括&みんなで選ぶヤンサンGP!!』中2ナイトニッポンVol.23(全9記事)
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乙君氏(以下、乙君):まず映画もアニメも、小説もそうなんだけど、名作がありすぎる問題なんですよ。
山田玲司氏(以下、山田):そうそう。
乙君:自分がどういうのを見たいかというのもわからないうちに、もうありすぎて逆に見たくないというか。『スター・ウォーズ』とかも全部見るのめんどくせえなとかもあるし。
山田:『ロード・オブ・ザ・リング』とかさ。
乙君:あと、「ヒッチコック見ろ」だの、「コッポラ見ろ」だの、「黒澤見ろ」だの、いっぱいあるじゃないですか。
山田:それもう1個前になると、トリュフォー問題出てくんじゃん。
乙君:あ、フランソワ・トリュフォー。
山田:「フランソワ・トリュフォーとかヌーヴェルヴァーグを見とけ」みたいなのあるんだけど、もうだんだんクラーっとしてくるじゃん。
乙君:そうそう。
山田:で、「タルコフスキー見たか?」みたいな。(いびき)「ンガー」みたいな(笑)。
乙君:なるなる(笑)。タルコフスキーは、出た時点で、俺も「ンガー」みたいになる。
山田:「起きろ、起きろ!」。
久世孝臣氏(以下、久世):美しいよ。
山田:美しいね。美しいのはわかるんだけど、眠い、みたいな感じ。
山田:(コメントにて「ゴダール」)ゴダール、ゴダール。そうそう。(「フェリーニもね」)フェリーニもそうです。
乙君:いや、それも絶対いいに決まってるんですよ。だけど、やっぱり(作品が)ありすぎるんだよね。お笑いもそうだし、漫画もそうだし。映画だけだったら別にいけるけど。ねえ、『ケンガンアシュラ』読んで、『Bバージン』読んで、それでもう1年終わっちゃうので。
山田:「見たいときに見ればいい」っていうコメントあったけど、まったくそのとおりなんだけど、そのきっかけは誰が与えるのかって話なの。
乙君:そう。見たいときに見ればいいんだけど、そのときに見たいときに見るときに、「少しでもおもしろいのがいいじゃない?」という話になってくる。贅沢だけど。
山田:そう。そのときにソムリエが「1964年ものでございます」ってやって。
乙君:そうそう、そうなんですよ。
久世:ちょっとテイスティングさせてもらっていいですか?(笑)。
山田:「ああ、どうぞどうぞ。回して、回して」みたいな(笑)。
乙君:歯茎で味わうんですか?
山田:うるさいよ。お前ら『神の雫』読んでるな(笑)。
(一同笑)
山田:そういう流れきてるなみたいな。で、それで思いました。
乙君:はい。
山田:俺、過去のコンテンツがあまりにも膨大すぎて、大学時代に勉強し直した時期があるわけよ。それで、エイゼンシュテインだっけ、なんだっけ? 映画がはじめてできて、それで『メトロポリス』とかあのあたりからカットとかが変わるようになったとか、パンできるようになったとか、いろいろあってさ。
「ここでこれが変わった」みたいなさ。ハリウッド黄金時代があり、ゴダールが現れ、ヌーヴェルヴァーグとニューシネマが現れ、みたいな。そのあとにスピルバーグが現れてまた変化するみたいな、こういう一連の流れがあるわけだよ。
(乙君に)あんたは、殷、周、戦国、明みたいな、そういうの得意だけど。
乙君:飛ぶね、明まで。漢どこいったの?
(一同笑)
乙君:漢、宋、梁……。
山田:そういうクロニクルが映画にもあるわけだよ。そこを一応ざっくりとでも知っておいたほうがアーカイブしやすいというのがあってさ。ものすごく詳しい人はいいんだよ。町山さんのやつとか見ればいいんだよ。だけど、「ついていけないっす」「もうさすがに本多猪四郎の話を2時間も見れません」みたいな人いるからさ。だから、それだったら俺がざっくりと誰でもわかるように流れだけでも、という回をやりましょう。来年(2017年)。
乙君:あ、やりますか。
山田:やりましょう。映画。
久世:それはいいと思う。
山田:ざっくり映画クロニクルみたいな。よくない?
乙君:けっこう今まで時代とか、その人のあれとかはありましたけど
山田:ついつい「これヌーヴェルヴァーグだからさ」みたいのを言っちゃうじゃん?
乙君:言っちゃう。わかんない。
山田:「ヌーヴェルヴァーグってなんじゃい?」って話。
久世:わかんないの?
乙君:わかんない。「なんじゃい?」と。
山田:知らないでしょ。ヌーヴェルヴァーグをね。じゃあ、ヌーヴェルヴァーグっていつの時代に始まって、誰が起こしてどういう影響を与えたのか、どんな作品だったのかっていうのを、ざっくりでいいから解説するという回をやろうかなと思ったのが。
乙君:(コメントにて)「めっちゃ見たい」って。
山田:本当に? ちょっとそういう……。
乙君:(コメントにて)「つまり、今までどおりだぁあ!」って。
山田:マジか(笑)。
乙君:対象が変わるだけだよね(笑)。
久世:どこからいくんですか。無声映画のところからいくんですか?
山田:いや、ざっくり何回かやって。それで、「今回はここはここを中心に……」みたいなのをやろうかなと。手伝って。
久世:やりましょう。
山田:よし、やろうぜ。
久世:リュミエール兄弟からやりましょう。
山田:リュミエールから?
久世:そうそう(笑)。
山田:やるか。
乙君:ディアゴスティーニか。
山田:一種のね。
乙君:わかりました。それを来年みなさん楽しみにしてください。
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